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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2001
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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21.  世界にひとつのプレイブック 《ネタバレ》 
病院に通ってなくたって、人はみんなどこか欠損した部分を抱えて生きているものですよね。主人公の父親のデ・ニーロのジンクス依存症も相当なレベルだし、家庭の不満をガレージでぶちまけるより他に方策の無い友人も登場する。 “本物”の患者であるところのB・クーパーとJ・ローレンスを囲むこういった周囲の人たちもどこか、がたぴししていてそれ故に皆傷ついた物に生暖かくて優しい。そんなゆるい空気の中で元気を取り戻す二人は微笑ましく、さらに言うならもっと笑みを誘うのは、やはり生きるのに必死なデ・ニーロ父さん。この人の滋味溢れるすっとこどっこいぶりは名優の仕事そのものです。
[DVD(字幕)] 7点(2014-10-13 00:05:05)
22.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
“映画を観る”という行為において、これまでに必要としてきた見る・聴く・考える、といった感覚のほかに、運動神経まで使わなくてはいけないという全く新しい体験をした。G・クルーニーとS・ブロックと共に宇宙に、無重力空間に投げ出されたワタシ。映画感で観てたら宇宙酔いしただろう。もの凄い映像技術だ。 圧倒されるのは、眼前に繰り広がる光景だけでなく、“常に絶体絶命”のシチュエーションによりもたらされる著しい緊迫感。ああー苦しい、息苦しい~~で90分が過ぎ、登場人物がわずか二人だけだった、ということにエンドロールでやっと気付く。はあはあ。 恐ろしくて、生き延びるのに必死で、正直サンドラの幼くして亡くなった娘さんのエピソードとか、咀嚼するような余裕はありませんでした、はい。
[DVD(字幕)] 8点(2014-09-20 23:09:46)(良:1票)
23.  ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 
K・ビグローの前作「ハートロッカー」とも共通して流れるのは厭戦の思想。 テロ相手に奮戦するCIAの面々が描かれる。容疑者を拷問する描写があったり、オサマの潜伏先に突入した際に巻き添えの死者が出たり子供の泣き声を挿入したりと、とてもCIA万歳とはいえない作りになっている。けれどこれは米映画なのだった。 女性捜査官マヤは米国そのものの象徴にも思える。意見を通すべく上司に食ってかかるヒステリー気味の精神状態も、オサマが死体となって終幕を迎えた際の疲れた表情も、どれも対テロへの米国のそれに重なる。 テロと、報復行為と、憎悪の連鎖。悪循環を断ち切れずにもがき続ける勝者無き戦争。K・ビグローの訴えは今まさにリアルに進行していて、誰も答を持っていなくて途方にくれる。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-15 23:28:44)(良:1票)
24.  戦火の馬
やっぱり上手いなあ、感動のさせ方が。技巧的ではあると思うけど、この手練れ感はさすが巨匠。ジョーイをめぐる様々な人々のドラマを、細切れではあるけれど目一杯きちんと描きこんで消化不良にさせない。馬が相手だと、イギリス人もドイツ人もフランス人も分けなく愛を持って接する描写が多く、そのたびにああ、ありがとう、とほっとする。馬にあれだけの演技をされては、飼い主とめぐり合う場面すら「どんだけ驚異的な確率だ」と茶々を入れる気も失せる。馬すごいな。これは特撮なのかしら。馬同士の友情にぐっとくるなんて初めてだ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-04 00:44:17)
25.  戦場のピアニスト
150分もの間ひたすら見せつけられるのは、ナチの残虐非道ぶりと一人のユダヤ人の男が逃げ隠れする様。これでもかこれでもか。ナチスの人を人とも思わない鬼畜な様はこれまでも数多のジャンルで描きつくされてきたけれど、ポランスキーの粘着質なタクトは克明にしつこく糾弾し続ける。気分は良くないしドラマの展開も意外性はほとんど無い。このピアニストさん、本当に「逃げてるだけ」なんですもん。けれど、実話の持つ衝撃の大きさ、覚悟を決めたうえでのピアノ演奏の芸術の崇高さ、作り手の「何が言いたいのか」が100%伝わる明確なメッセージ性、やはりどれをとっても一級品の作品であるかと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-08-28 00:23:09)
26.  セイ・エニシング
ジョン・キューザックが若い!このいかにも人の良さそうな、無害で汎用性の高い顔が抜擢されて生き残ることができてるのが、ハリウッドの懐深いところですね。相対するヒロインもいまいち垢抜けないアイオン・スカイを持ってきたので、どこにでもありそうな高校生カップルの青いお話としてうまく成立しました。十代の繊細さを思い出すには格好の映画です。
[ビデオ(字幕)] 6点(2013-06-17 22:52:54)
27.  戦火の勇気
タイトルとオープニングからしてベタなアメリカ万歳ものかと思ったら、ちょっと毛色が違って“湾岸戦争版藪の中”的なテイストだった。この当時は米軍人は本気で「合衆国の平和維持のため」「軍人の義務を果たすべく」戦地へと赴いたんだろうか。十数年後の“ハートロッカー”では軍務は生活の為の仕事であり、戦地での激務を麻薬のような中毒性にも例えていたけれど。それに比べりゃまだずっと牧歌的(?)なこの作品、同胞を誤射してうじうじ悩むデンゼル・ワシントン。同胞殺しなら心が痛むのか。イラク人ならなんともないのか。「間違って殺してしまいました。すいません」と米国人には謝罪に行く。しかし後に結局大量破壊兵器が見つからなくてもイラクには謝らないアメリカ。なんだ結局アメリカ万歳だったのか。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-05-30 00:42:58)
28.  セルピコ
アル・パチーノは反社会の象徴みたいな役以外にも、こんな真逆なキャラクターも上手いんだあ、と唸る一作。汚職を糾弾する役回りですもん、人はそれを“正義”と呼んだり、立場が違えば“変人”であったり。一人きりで闘うことのなんと孤独で困難なこと。作中ずうっと思いつめたようなパチーノの瞳が印象的。考えさせられることは多い映画だったけれど、なんかこうお尻がもぞもぞして居ずまいが悪いのは、もしも組織の中にいたら自分も賄賂を断る勇気なんか無いのではないかと自問してしまうからなのかしら。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-11 00:12:42)
29.  セックス・アンド・ザ・シティ 《ネタバレ》 
TVドラマの方は見ていません。女4人の誰一人にも共感できない。40才になっても自分大好きでなんだか幼稚。更年期だって近いのに考えることは「男とファッション」しかないのだろうか。そんなことないだろ。広いクローゼットをブランド品で埋め尽くすのが幸福だと思ってる価値観がいまだに健在なのにも軽く驚くけど、それがうまくいかないと突然ジミ婚へベクトル急転換するのにも鼻白む。いい大人なんですから自分の恋愛が行き詰ってるからって4才かそこらの子に「王子様なんて絵本の中だけのことよ」とか言うなや。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-10-25 01:04:53)
30.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 《ネタバレ》 
ダニエル演じるごうつくばりのオヤジがどんどんモンスターになってゆく・・この酷薄なことったら。もともと息子にも愛なんて無かったんだろうな。障害を負ったことを恥じ、自らは手話を学ぼうともしない。嫌な奴。このキャラクター、破滅へ向かう道筋は同じなれど、トニー・モンタナのような色気とか美学が無い単なる強欲親父なので魅力を感じられず、単調。ただ、ラストの欲深い二人の対決シーンでのダニエルのキレっぷり、ボウリングのピンまで振り回しちゃってもう、裸足で逃げ出したくなるような迫力でしたな。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-09-04 18:54:12)
31.  1000年女王 《ネタバレ》 
わあ懐かしい。当時宣伝の熱気に当てられて映画館で買ったパンフレットまだあるなあ。メーテルは1000年女王なのか?と煽るだけ煽られ、わくわくしながら映画館に足を運び、で子供心にずっこけて帰宅した思い出。件のメーテルと女王様の相関図なるものがご丁寧にパンフに載ってるんだよ。なんか大人の商売ってズルイよな、と思ったもんだった。
[映画館(邦画)] 3点(2012-07-15 13:09:43)
32.  絶叫屋敷へいらっしゃい
いやこれ併映で観たんですよ。この前後5年くらいを通して思い出しても自分の中では断トツのワーストワンでしたね。時間もったいなかった。
[映画館(字幕)] 0点(2012-01-30 17:01:08)
33.  戦場のメリークリスマス
これを観た時の衝撃。それこそ頭をハンマーで殴られたようだった。何もかも美しくて切なくて呆然とした。まだ柔らかかった心に(笑)ざっくり突き刺さった、数々のシーン。脱走兵がボウイと知って一瞬怯む坂本。剣を捨てるボウイ。埋められて首だけ出ているボウイ。音楽。ラストシーンに至ってはたけしすら美しい。安易な涙すら出なかった。この映画を観た後、憑かれたようにこの曲を練習し、D・ボウイを追い求める日々が続いた。気恥ずかしいですが、これほど身も心も持ってかれた映画は後にも先にもこれだけです。
[映画館(邦画)] 9点(2011-12-14 00:06:34)
34.  潜水服は蝶の夢を見る 《ネタバレ》 
難病を扱った作品はやはり見ていてつらいのだけど、主人公の元ELLE編集長の彼の独白がドライで、からりと話が流れてゆく。「子供を見られるのは幸せだ」としみじみ言ったかと思うと、「自分を憐れんでるな、僕は」と自らを客観視する。元妻に愛人へのメッセージを言わせるくだりには、あんたねえ、とこちらが突っ込む余地も与えてくれる。彼の憎めない性格と、想像力の翼にのって波間に遊ぶ海辺のシーンの美しさに救われた。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-20 16:22:24)
35.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り
盲目の不良中年と悩める若者が意図せずして互いを窮地や絶望から引っぱり上げるんですね。大佐は培ってきた人生経験で チャーリーは若者らしいまっすぐな誠実さで。A・パチーノが見事に造形したスレード大佐の人物像が深い深い。光を失ってすっかり偏屈になりながら、弱点であるところの女性が絡んできたときの隙のみせっぷり。チャーリーでなくても脱力するこのゆるさ、この可愛げ。男のひとのこの種の愛らしさを演じたらA・パチーノは天下一品だと思うのです。講堂での大佐の演説は全ての大人必聴。
[地上波(字幕)] 10点(2011-07-27 17:17:43)
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