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tottokoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2008
性別 女性
自己紹介 周りに映画好きな人があまりいない環境で、先日はメリル・ストリープって誰?と聞かれてしまったりなのでこのサイトはとても楽しいです。
映画の中身を深く読み解いている方のレビューには感嘆しています。ワタシのは単なる感想です。稚拙な文にはどうかご容赦を。  

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  セントラル・ステーション 《ネタバレ》 
この映画の熱量の高さにすっかりあてられてしまった。ブラジル社会へのカルチャーショックといってもいい。21世紀、この情報化社会になっても映像で迫る”極端さ””すべての物事の濃さ”には一日本人としてただ圧倒されるのみ。駅にあふれる人人人、万引きしただけで射殺され、駅に子どもが一人寝ていても誰も顧みない。代筆屋が商売になる識字率の低さ、臓器売買の闇。まず舞台となるこの社会が容赦ないのですっかり肝を潰された。なんとゆるくないことか。 ドーラは、皆ひどいオバサンだと言うけれど、たぶんかの国では「普通の」平均的な大人なのだと思う。社会そのものがサバイバルな状況では、山といる孤児一人ひとりにかまっていたらキリが無いのだ。 男の子が良い。私が少年にめっぽう弱いということを差し引いても。ジョズエはサバイバル社会の子らしくめそめそはしないけど、そこは子ども、若い頃のジュリエット・ビノシュに似たキレイな顔を時々ふっと曇らせる。ドーラとけんかし、だけど頼りにもし、彼女がへこんだら逆に励ます。ああ泣ける。 まったく予想もつかなかった終盤の展開は素晴らしかった。奇跡的に見つかった暖かな血のつながりと、ドーラ曰く「飲んだくれ」父親のおぼろげな実像。ああ良いラストだった。もうドーラは他人の手紙を投函せずにしておいたりはしないだろう。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2017-01-22 18:18:51)(良:2票)
2.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り
盲目の不良中年と悩める若者が意図せずして互いを窮地や絶望から引っぱり上げるんですね。大佐は培ってきた人生経験で チャーリーは若者らしいまっすぐな誠実さで。A・パチーノが見事に造形したスレード大佐の人物像が深い深い。光を失ってすっかり偏屈になりながら、弱点であるところの女性が絡んできたときの隙のみせっぷり。チャーリーでなくても脱力するこのゆるさ、この可愛げ。男のひとのこの種の愛らしさを演じたらA・パチーノは天下一品だと思うのです。講堂での大佐の演説は全ての大人必聴。
[地上波(字幕)] 10点(2011-07-27 17:17:43)
3.  セブン 《ネタバレ》 
後味の悪さ、という点では五指に入るサイコ・サスペンス。グロいにも関わらず、映像の美しさで魅了してくるのは「エクソシスト」や「羊たちの沈黙」を彷彿とさせます。こちらにまで湿度が漂ってきそうな雨ばかりの描写とうっそりと暗い現場、空気中に漂うチリ、耳障りな音。画面の怖げな統一感が見事です。一転してからりとしたラストの砂漠の空気が、これまた奇妙な居心地の悪さ。あと二つ残ってる、という不吉な思いがそう思わせるのかな。この頃はまだケビン・スペイシーを見ると怪しい、という条件反射ができていなかったのですんなりと脚本に翻弄されました。超有名なラストは驚愕必至。未見の人に語る時は絶対に明かさないようにしてもらいたいものです。
[DVD(字幕)] 9点(2011-08-21 18:45:48)
4.  セイント
うわー安易だなーB級だなーとひしひし感じつつ、退屈しない程度には引っ張ってってくれます。そこそこ面白い、とも言えます。 でもさほど魅力を感じないのはなんでかというと、やっぱりキャスティングかなあ。ヴァル・キルマー、やっぱ彼は主役を張る器ではなかったですよ。何変化しようがヴァルキルじゃん、と客に思われては企画倒れ。そもそもヴァルキル七変化が見たい客は何人いるのか。ルックスどうこうという問題でもない気がする。マット・デイモンがジェイソン・ボーンを見事にやってのけた例がありますから。この差は演技力かそれとも役者の持つ華の有る無しなのか。 エリザベス・シューも問題だ。”リービング・ラスベガス”でオスカーを獲っていれば後に来る仕事のオファーの質もだいぶ違ってきたんだろうになあ。軒並みB級作が続く近年の仕事っぷりを見ていると、”ベスト・キッド”から見守って(?)いる身としては大変残念な思いがするのだった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-10-09 00:17:30)
5.  戦火の勇気
タイトルとオープニングからしてベタなアメリカ万歳ものかと思ったら、ちょっと毛色が違って“湾岸戦争版藪の中”的なテイストだった。この当時は米軍人は本気で「合衆国の平和維持のため」「軍人の義務を果たすべく」戦地へと赴いたんだろうか。十数年後の“ハートロッカー”では軍務は生活の為の仕事であり、戦地での激務を麻薬のような中毒性にも例えていたけれど。それに比べりゃまだずっと牧歌的(?)なこの作品、同胞を誤射してうじうじ悩むデンゼル・ワシントン。同胞殺しなら心が痛むのか。イラク人ならなんともないのか。「間違って殺してしまいました。すいません」と米国人には謝罪に行く。しかし後に結局大量破壊兵器が見つからなくてもイラクには謝らないアメリカ。なんだ結局アメリカ万歳だったのか。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-05-30 00:33:57)
6.  潜在殺意 《ネタバレ》 
サスペンスはこういうことが起こるわよね、と皆が合意しそうな脚本、すなわち2時間サスペンス。特に粗が目立つわけではなく、話が破綻してるわけでもない。ただおもしろくない。ご都合主義はとても感じるが。都合よく殺害計画が進み、都合よく女がばかで、警察も無能。人種問題をわざわざちょこっと入れて、問題意識高いでしょ的な脚本家のドヤ顔が目に浮かぶ。 豪邸内の逃げる、追う、女の逆襲、ともうお約束な画のオンパレード。ラストでの女二人で、実はもう一回分どんでん返しがあるのよ、とつまらない小手先のやり口には怒りすら覚える。伏線も何も無いのでは反則というものだ。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-02-08 00:14:59)
7.  絶叫屋敷へいらっしゃい
いやこれ併映で観たんですよ。この前後5年くらいを通して思い出しても自分の中では断トツのワーストワンでしたね。時間もったいなかった。
[映画館(字幕)] 0点(2012-01-30 17:01:08)
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