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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  ソフィーの選択 《ネタバレ》 
最初に見たときは、現在の妙な三角関係の描写ばかりで話が前に進まないとか、ケビン・クラインが1人で切れすぎではないかとかいろいろ拍子抜けした部分があったのですが、よく見てみたらとんでもない。あの三角関係の中にこそ、ソフィーが背負ってきたものの重さが全部に滲みまくっているということが今頃になって分かりました。ネイサンはひたすら自己中心的でコミュニケーション不全なのですが、解放後に魂を抜かれたような状態になっていたソフィーとは、きっとお互いに同じものを感じ合ったはず。そうすると、ケビンの切れ具合も必須の描写であったことが分かります。また、一気に話を飛ばすことなく、一枚一枚薄紙をめくるように明かされるソフィーの過去も、強力な現実性をもって迫ってきます(「嘘をつきすぎてどれが本当か分からなくなった」というソフィーのさりげない一言が重い)。これこそが人間ドラマの描写です。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-09-27 01:24:44)(良:1票)
42.  そんな彼なら捨てちゃえば?
登場人物のほとんど全員が、要するに、自分のことしか考えていない。なのに勝手に話が進んでいくから、説得力もないし、ドラマにもなっていないし、制作側の都合だけで結論が出ることになってしまっているのです。このシーンだけ入れておけば見る側は満足するんだろう的な、制作側の発想の底の浅さすら透けて見えます。この程度の出来の作品に、これだけ豪華キャストが集まっているのも何とも不思議。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2014-08-03 03:56:56)
43.  ソナチネ(1993) 《ネタバレ》 
ヤクザものの皮を被っているが、中身は鬱屈挫折系裏青春映画。例えば港の沈めシーンなどは、クレーンの向こう側とこっち側との切り返し、無表情なオッサンたちが密着して直立している構図など、ただならぬセンスを感じさせるのだが、他方において、ぶら下げられている彼は、死の恐怖に直面している演技はまったくつけられていないし、1回目に沈められる前と後でも、違いが見えない。この辺に象徴される詰めの甘さが、何とももどかしい。肝心なところでのインパクトを結局は銃声音と爆発音に頼っているのも、ちょっと惜しい。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2014-06-15 00:58:11)(良:1票)
44.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
作品がもたらす問題意識、そのテーマの今日性と普遍性、制作におけるメッセージの強さと揺るぎなさという点においては、間違いなく10点。2時間20分を緩まず見せ切るテクニックも文句なし。しかし、理不尽な評価で本当に申し訳ないのだが、描写があまりにもリアルで生々しくて、この社会に対する絶望がひたひたと押し寄せてきてしまうところから、この点数とさせていただきたい(それでも、最後の主人公の静かな強い意志には、幾分か救われるのだが)。なお、捜査や公判の描写の仕方もいちいち丁寧なのだが、さらに鳥肌が立ったのは、小日向文世演ずる裁判官の、弁護側証人や被告人に対する、口調は丁寧で表情も穏やかながらも、言っていることは物凄い揚げ足取りな尋問の仕方。そして、判決理由においては、「被害者」が若年女性だからというだけでその供述を無条件に全肯定するダブル・スタンダードっぷり。これ、誇張でも何でもなく、「現実に」そうなんです。
[DVD(邦画)] 7点(2014-01-30 01:29:32)
45.  ソルジャー・ボーイ 《ネタバレ》 
冒頭、4人の若者が除隊するところから始まるんですけど、みんな何も考えてなさそうで、言動ははらはらさせるほど危なっかしくて、もうこれはまともには帰還生活はできないという雰囲気が立ちこめまくっているのです。はたして、あれこれトラブルをまき散らしながら道行きが進行し、リーダー格の家に無事戻れたと思いきや、何か居心地が悪くてすぐ飛び出してしまう。結果、最後は悲劇が待ち受けているんですが、この行程ならば、うまくいくはずのことがうまくいかないという「追いつめられ感」をもっと出してほしかったと思います。ただし、この時期には「ベトナム帰り」を正面からテーマにした映画というのはほとんどなかったはずで(もしかしたら初めて?)、その先鋭性と予見性については心から讃えたい。
[DVD(字幕)] 6点(2013-12-16 02:26:58)
46.  そして、私たちは愛に帰る 《ネタバレ》 
個別にはよくあるかもしれないストーリーをさらに複合的に組み合わせて、交錯する人間模様を描き出した点はなかなか新鮮である。ただ、そうであればこそ、決めの部分はもっと表現に気を配るべきではなかったかな・・・。展開が巧妙であるからこそ、筋を追いかけているだけのようにところどころ見えてしまうのが惜しい。
[DVD(字幕)] 7点(2013-10-29 00:43:15)
47.  卒業白書
いかにも魅力的な青春アホ映画の設定なのですが、中途半端に真面目な演出を取り込んだりしているので、えらくテンポが悪くなっている。こういうのは、深く考えずにガンガン行った方が面白いのに・・・。主人公がひたすらジメジメおどおどしていて、少しも成長がないのもマイナス。
[DVD(字幕)] 5点(2013-08-21 00:04:03)
48.  その土曜日、7時58分 《ネタバレ》 
多角視点モノはもともと好きなのですが、それ以上に、このキャスティングだと、演技アンサンブルだけで十分楽しめますね。大御所アルバート・フィニーが最初あまり目立たないんだけど、途中から地響きを立てるようにせり上がってくる流れなどは、演出側と演技側の双方の風格を感じさせます。マリサ・トメイは、裏で絶対に何かやってるだろうと思っていたら何もなかったのは拍子抜けだったのですが、脱ぎっぷりのよさには力強く拍手。
[DVD(字幕)] 7点(2013-03-31 02:09:28)(良:1票)
49.  早熟 ~青い蕾(つぼみ)~ 《ネタバレ》 
まさか2005年にもなって、こんなベタベタの作品を堂々と発表してしまう根性に驚嘆。これに対抗できるのは、関根恵子のデビュー直後の一連の作品くらいではないか。ただ、ベタなのは嫌いではないのだが、全体的にいろいろと都合良すぎというか、登場人物の人格よりも進行の便宜の方を優先してるっぽい箇所がいくつか目についた。
[DVD(字幕)] 6点(2013-03-20 01:04:42)
50.  ソウル・キッチン 《ネタバレ》 
前半はやや未整理でもたつき気味、話が動き出してからの後半は割と面白くなるのですが、この種の作品の常套手段を行儀よく踏んでいきましたという無難な感じもしなくもない。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-31 03:04:03)
51.  そして、ひと粒のひかり 《ネタバレ》 
肝心の麻薬運びの描写は途中からフェイドアウトしてしまって、ロードムービー風になったり、その後は変に雰囲気が落ち着いたり。せっかくこの素材を選んだのであれば、もっとディテールも含めて踏み込んでほしいところでした。母性の目覚めによって主人公がいろいろ考え直すという筋書も、解決として安直。
[DVD(字幕)] 5点(2012-12-05 00:50:05)
52.  ソフィーの復讐
何がびっくりしたって、チャン・ツィイーの劣化ぶり。最初のほうはずっと、「いつになったら出てくるんだろう?」と思いながら見ていた。ヘアメイクや衣装も最低だし、こんなふうにしか撮れなかった制作側の責任は大きい。内容的にも、笑わせようとしているっぽい場面がことごとく滑っている。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2012-01-31 01:54:44)
53.  その男ヴァン・ダム
こんな設定なんだから、いっそ徹底的に明るく楽しく馬鹿馬鹿しくやったらいいと思うのですが・・・何を中途半端に格好良く作ろうとしているのかという感じです。力の置き方を誤っています。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2012-01-28 22:00:24)
54.  続・黄金の七人/レインボー作戦
何か無意味に話が広がりすぎて、お洒落でも粋でもなくなってしまっているんだよなあ。前作は、限られたスペース内(多少の移動はありますが)で全部を完結させたところに意義と美学があった、ということが今になって分かりました。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-08-08 03:42:52)
55.  その男ゾルバ
主人公のキャラクターはなかなか面白かったのですが、しかし、その彼がああだこうだと蘊蓄を並べるのを、エピソードはあってもドラマのない展開の中で延々と聞かされるのは、途中からは苦痛でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2011-03-23 02:18:27)
56.  それでも恋するバルセロナ 《ネタバレ》 
ペネロペ・クルスにあれだけの出番でオスカーをあげてしまうのは、かえって彼女に失礼なのではないだろうか。作品の素材は悪くないので、邪魔なナレーションを7割くらいカットしたらちゃんとした内容になったと思う。ラストの2人の浮かない顔のアップは良い締め方だったので2点、ペネロペとヨハンソンをキスさせてしまった根性に+2点。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2011-01-04 00:36:37)
57.  続・菩提樹 《ネタバレ》 
こちらが、アメリカ入国後のトラップ・ファミリーのお話です。実に意外だったのは、いつまでたってもハッピーにならないこと。まず、仕事がなくて食うにも事欠く生活が延々と描かれ、やっと仕事があっても、今度はお客さんがいません。やっと満員っぽくなっても、今度は歌う曲がまったくウケません(涙)。「この辺でそろそろ運が上向いて順調な営業になるだろう」という予想は全部外されます。途中で救世主っぽく現れる人たちも、期待に反して機能しません。はっきりいって、オーストリア脱出とかよりもはるかに危機的な描写です。ラスト近くでやっと何とか成功みたいな感じになります。ですが、こっちの方が史実に近かったのかもね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-08 00:55:36)
58.  宋家の三姉妹
政治の動きの方は流れを分かりやすく整理しているが、逆に肝心の人間ドラマの方が未整理で、どこがポイントなのか今ひとつはっきりしていない。ミシェル・ヨーやマギー・チャンも、実力の発揮のしようがないという感じ。現在の部分の出し方も中途半端だと思う。本来は映画よりも連ドラ向きの作品。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-24 02:40:24)
59.  存在の耐えられない軽さ
とにかく長い作品であり、行けども行けども話が少しも前に進まないのですが、それでも意外に退屈しなかったのは、主演の3人の静かな名演によるものでしょう。邦題も秀逸です。
[DVD(字幕)] 6点(2005-08-29 02:38:04)
60.  ソフィー・マルソー 恋にくちづけ
まあまあ面白い話なのですが、何となく詰めが甘くて笑い切れないような感じです。男性の方の演技が力が入りすぎて空回りしているのも難点です。
5点(2004-06-09 02:02:24)
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