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枕流さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 496
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 皆様のレビュー、いつも参考にさせていただいております。私のレビューも参考になれば幸いです。

2012年以降忙しくなったので、レビューを一言にしています(上半期分は6月末にまとめて投稿)。参考にしにくいかもしれませんが、あしからずご了承ください。採点基準は以前と同様です。

私の連絡先はこちら⇒えむいーあーる75jp[あっとまーく]yahoo.co.jp

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1.  ウォール街 《ネタバレ》 
僕は映画を観るときには基本的に減点法(尋常でないほど、素晴らしいシーンやストーリーであればその部分に加点)で観るが、この映画は、特に減点すべき点が見つからないという意味で傑作だ。ストーリーの眼目はバドの成長であり、金融界のすさまじいばかりの殺伐ぶりであり、ゲッコーの怪物的存在感なのだが、これらのとっ散らかった要素をうまくまとめあげたオリバー・ストーン監督の力量が最も素晴らしい。ものづくりに生きる実直なバドの父、金融の権化のようなゲッコー、老練な投資家のラリー、昔ながらの金融マンのルー、金に群がる女達のone of themでありながらそれが自覚できないダリアン等々、見事なまでに登場人物のキャラクターを際立たせ、彼らを巧みにストーリーの範囲内で暴れさせる監督の手腕は将棋の名人の駒捌きを見るようで、驚嘆せざるを得ない。 マイケル・ダグラスの演技力ははもちろんだが、脚本に惚れた。金融マンを父親に持つ監督の面目躍如。20年以上を経て作成された続編への期待も膨らむ。
[DVD(字幕)] 9点(2010-10-31 17:13:16)(良:3票)
2.  裏切りのサーカス
原作既読。こいつら、なんてかっこいいんだ。
[映画館(字幕)] 8点(2012-07-02 20:36:08)(良:1票)
3.  ウディ・アレンの重罪と軽罪 《ネタバレ》 
数あるアレン作品の中でも、特にシリアスものとして位置づけられる作品。この映画を包み込む重苦しい雰囲気の中で、冴え渡るアレンのジョークはうまくスパイスの役割を果たしている。これがないと、この作品は重厚だが、若干平板な物語になってしまっただろう。 アレンはこの作品の中で人間の「罪」(sin)についての考えを観客に披露するが、それはおそろしくペシミスティックなものだ。最終的にこの映画が言いたいことは、「因果応報など存在しない」ということではないか?純愛は報われず、愛とも呼べぬ欲望に身を任せた者が繁栄するラストは絶望的で泣きたくなる。 厳しい視線で人間の哀しみ、滑稽さを鋭く捉え、絶えず自己の客体化を繰り返すアレンのコメディが面白くないわけが無い。この作品はアレンの卓越したコメディセンスを逆説的に証明している。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-27 02:40:03)
4.  ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう 《ネタバレ》 
けっこう優れていると思いますけどねえ、これ。下ネタ好きじゃないと絶対無理な話たちなんだが、私の一番好きなネタが下ネタというのも影響し、かなりの高得点です。全体を通じて楽しめましたが、やはり最後の体内(精子)ネタがベストかと。でも、このネタならアレンじゃなくても面白く作れそうな気もしますから、巨大化したおっぱいの話を押したいと思います。ブラの模型って!まじ最高でした。羊の話での羊を前にした時の医者の顔の変わりかたもウケる。彼女や友達が笑えなかったらアレなので、一人で見てくすくす笑うのが、この映画の正しい見方だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-06 22:12:06)
5.  裏窓(1954) 《ネタバレ》 
人間観察が趣味とか言う奴にろくな奴はいないと思う。たいていそんな人間は、自分が観られて笑われた時にヒステリックに反応するものだ。人を観るのは結構だが、自分のことも笑い飛ばせるような人間でなければ、そもそも人を「観る」資格などありはしない。。。 とかそういう話はどうでもよくて、これは単なる覗きの映画です。精神的に圧倒的に有利な「覗く」側が「覗かれる」側に転落した時、何が起こるのか。まあ、結局たいした事は起きないんですが、きれいにまとまっていて個人的には大好きな作品です。グレース・ケリーが尋常じゃなく綺麗です。こんな設定ありえね~!!
[DVD(字幕)] 8点(2007-07-22 01:21:11)
6.  ウォッチメン
ユニークかつおどろおどろしい設定に惹かれて、劇場公開時から気になっていたのだが、このたびようやくDVDで鑑賞した。面白かったので、鑑賞後に原作の日本語訳も買って読んだが、その微に入り細を穿った構成や背景ゆえに、まずは原作を読んでから映画を観るべきだったかもしれないと思った。もう一度、映画も観てみようと思う。  さて、映画は、さすがは映像で売るザック・スナイダーだけあって、ビジュアル面がものすごい。ドクター・マンハッタンの圧倒的な存在感やラスト付近の描写は凄まじい。ダイジェスト版としても良くできているが、いかんせん初めて本作を見る人は、正直何が何やらというところだろう。少なくとも一定レベルの現代アメリカ史は押さえておきたい。個人的には面白かったので7点をつけるが、少なくとも日本では万人ウケしそうにはない。観る人を選ぶ作品だと言えよう。  エンディングの「Desolation Row」がその歌詞と相俟って痛快。しばらくこの曲ばかり聞いていた。   <再鑑賞後>評価は変えないが、やはり原作を読んでから見たほうがよいと思う。やはり映画だけだと細部の理解が難しい。結末の表現方法が原作と映画で異なるが、映画のほうが意外にすっきりとまとまっていて良いかもしれない。
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-16 21:43:20)
7.  運命じゃない人
脚本がとっても面白い!時間軸をずらした巧妙な構成で、最後まで飽きずに楽しめました。でも、その一方で何かこう今ひとつガシッと来るものが無いのも確か。テンポが若干遅いのと伝えたいテーマが散漫なところがアレなのかな。新しい監督さんらしいので、これからが楽しみです。 それにしても、邦画はこういう小規模な映画だと面白いのができるのに、ちょっと大作になるともう手に負えない感じになっちゃうのはなぜなんだろう?製作費の問題なのか監督の技量の問題なのか。小粒でピリッとした映画もいいけど、日本発のパワフルな大作もいつか見てみたいなあ。
[DVD(邦画)] 7点(2007-10-31 00:23:56)(良:2票)
8.  ウディ・アレンの夢と犯罪 《ネタバレ》 
一緒に観た人には不評でしたけど、意外と悪くないと言うかむしろ良いと思いました。でも、とてつもなく暗い話なので、そこは覚悟できる人と観ることをお勧めします。  主演の二人がうまいので、安定感のある作品に仕上がっています。クラシカルなサスペンスを好むいつものアレンの作品から頭が抜ける感じはないのですが、きっちりと仕上げた感はあります。  実際、これを自分に依頼されたらどうか?と考えると結構身につまされます。僕ならやるでしょうし、その後平然としていられる自信もありますから、物語として成り立たないでしょうが。。。いずれにしてもかなり深刻な話なので、女性と観る場合は暗い話が大丈夫か確認してもしすぎることは無いと思います(笑)
[映画館(字幕)] 6点(2010-04-18 22:57:05)
9.  ウォール・ストリート 《ネタバレ》 
国内の予告編はイマイチだったけど、海外の予告編は印象的な音楽と絶妙にマッチしていて期待感はいやがうえにも高まるばかり。で、実際に観て、映画が終わった瞬間、「うーん」と何ともつかない声でうなってしまった。そしてエンドロールが終わるまで呆然としてた。 何が拙かったんだろうなあ。意味不明なラストかな。何で急に主役2人が仲直りしたのか全くわけが分からなかった。1億ドルを返してもらっても娘は喜ばないはずでは?むしろ、拝金主義に嫌気がさしてた側ではなかったっけ?あのシーンでお金以外に彼女の気持ちを融かす何かがあったのかなあ。サッパリだった。赤ちゃんの使い方もよく分からない。主人公は取引材料として赤ちゃんのエコー動画をゲッコーの元に持ち込むんだけど、ゲッコーはそれを1回断って結局ラストで受け入れる(受け入れたのか?)。「これだけは受け入れられない」みたいなことを最初言ってなかったか?どういう心境変化があったのかがわからない。もしかしたら和訳が拙いのか?DVDが出たら再鑑賞必須だ。 「わが子を食らうサトゥルヌス」とか絢爛豪華な小道具も特に要らなかった。もっとシンプルな人間ドラマが見たかった。ゲッコーかっこいい!と言っていたかった。カネ対ココロの行き着くところを描いて欲しかった。残念な出来と言わざるを得ない。 いや、でも役者陣の演技は良かった!特にキャリー・マリガン!「わたしを離さないで」に期待が膨らむ。シャイア・ラブーフも、もちろんマイケル・ダグラスも、ワル顔ブローリンも良かった。だから点数は5点です。だからこそ脚本の不出来が気になる。
[映画館(字幕)] 5点(2011-02-11 00:56:56)
10.  ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
不倫に対する価値観はさておき、この映画の致命的な点はラブストーリーにありがちな絶対善V.S.絶対悪というパターンに堕してしまっていること。ヴィヴィアンがかわいそうだし、ジューンは本当にこんなにいい女性なんか?ということも気になる。こんなに立派な女性だったら、何回も離婚しないで済むと思うんだが。男を見る目が無いのかな。ただし、生まれながらのショービズ娘!という役どころはウィザースプーン姐さんが好演している。 一方でジョニーの位置づけも微妙。亡くなった兄に対する劣等感は分かるが、それだけで全てを説明してよいものか。似たような体験をした人はいっぱいいると思うし、要は彼が弱いだけではないかと。 刑務所でのライブシーンは良かったですが、後はなんとも不完全燃焼な映画でした。ウィザースプーンの顔立ちは「美しい、かわいい」というより「愛嬌がある」に近いものがあると思いますが、こういう女優さんがギャラトップというのは面白いですね。
[DVD(字幕)] 5点(2008-04-20 23:54:51)
11.  うつせみ 《ネタバレ》 
とても中途半端な映画。最初は音楽が入らない中で物語が静かに進行し、映像も綺麗だったため期待したが、中盤以降、突然抒情的な音楽が入りはじめ、話もどんどんくだらない方向に流れてしまった。テソクがソナの家に戻るのも簡単に読めるし、ソナの旦那が超分かりやすい悪人なのもどうかと思う。そもそもなんであんなやつと結婚したんだか。ソナが気の毒とも思えないし、笑うのも憚られるし、対応に困る。 また、キャラクター造形でも、テソクが極端に無口なので、心の動きが何がなにやら分からない。あんだけ人の家で寛いでたら、これまで何度も逮捕されていて可笑しくないのだがなぜか初犯扱い。ゴルフボールで人を殺しといて逃げる。当然ああなることは予測すべき。頭の悪い男だとしか思えなかった。こういうお馬鹿さんな上に辛気臭い二人が主役だと俄然鑑賞のテンションが下がる。 あとはコメディかと思えるほど酷い箇所も何箇所か。まず、3番アイアン(邦題も邦題ならこの原題も原題だ)をああいう風に思うがままに振るのはかなり難しい。これは経験者として言えるが、あんなに一瞬でゴルフは上達しないし、テソクのあのフォームできちんとボールが標的に当たると思えない。他には監獄の気配を消すシーンも笑えた。実際は監獄で死んだという解釈も出来るのだろうが、それにしても香港映画みたいな妙な動きで看守の後を付回したり、スパイダーマンみたいにドアの上の壁に張り付いたり。もうちょっと観念的な撮り方は出来なかったか。期待していただけにガックリ来た。
[DVD(字幕)] 4点(2011-12-05 21:03:47)(良:1票)
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