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ドラえもんさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  探偵[スルース](1972)
先日亡くなった劇作家アンソニー・シェーファーの大ヒット舞台劇の映画化作品。世界的に有名な推理作家アンドリュー・ワイクが妻の浮気相手マイロに自分の巨額の宝石を盗ませ、自らも保険金サギの片棒を担ぐというもの。2人が虚々実々に展開するゲームはピストルで射殺するという事件にまで発展していき、その後二転三転のどんでん返しが続いて、やがてこのイギリス色強い趣味的ゲームは遊びのドラマからいつしか互いに傷つけ合う迫真的な人間ドラマとなっていく。舞台の殆どが室内で展開され、ストーリーの面白さもさることながら、ローレンス・オリビエとマイケル・ケインの新旧名優の丁々発止の火花散る演技がなによりも見もので、2人の主人公の立場や経歴が、当時の彼らとだぶって見えるという点でも実に興味深い。
8点(2001-11-10 23:34:27)
22.  大陸横断超特急
長距離列車を舞台にしたサスペンスやアクションは映画の格好の材料だが、それが全編に渡ってとなると案外数えるほども無い。それは例えば「オリエント急行殺人事件」のような原作があるか、そうでなければ余程しっかりとした脚本がなければ一本の映画として成し得ないからだろう。本作はそういう意味で言うと、よく練られた脚本と洗練された演出、そしてH・マンシーニの名人芸のようなスコアの軽快なテンポに乗って、エンターティンメントとして見事なアクション・コメディに仕上がっている。ブレーキがきかない状態で暴走する列車を、本来なら危機一髪でストップさせるところが、この作品では駅構内を破壊して、悲鳴をあげて逃げ惑う群集の真ん前に土煙と共に轟然と姿を現し、やっとの思いで(まるで息絶えた生き物のように)止まるというド迫力のシーンがラストに用意されている。
8点(2001-10-26 23:50:49)
23.  黄昏(1981)
フォンダ父娘の共演は本作以外には無かったように記憶していますが、やはりそれだけ確執があった二人の顔合わせというものには、何か大きな意味があったように思います。この作品で病床に臥せっている父親の代わりに、壇上でオスカーを握り締めて涙ながらに狂喜していたジェーンの表情が今でも忘れられない。ヘンリーとしてもこの“黄金に輝く湖”に身を委ねるが如く、生涯最高の至福を迎えたに違いない。
8点(2001-10-05 23:52:13)
24.  太陽の帝国(1987)
大人にとっては大変な悲劇である戦争でさえ、子供にとっては意外と胸ときめかすことだってある。この作品は今までのどの戦争映画とも違い、少年の視点で描いたところがユニークで、又、そこがいかにもスピルバーグらしい。捕虜となった上流階級育ちの少年が、日々の糧を得るため収容所で狡すっからく立ち回り、生きていくための処世術を身につけていく。この少年の嫌らしさこそ戦争が生んだ不幸の象徴で、ラスト、彼の変貌に気づかない母親に抱かれ、虚ろな目をした少年の表情が印象的だ。
8点(2001-03-09 23:28:45)
25.  ダーティハリー
刑事としての能力に優れていて腕も立つが、警察という枠に収まりきれず一匹狼で、ときには暴走してしまうという今日のはみだし刑事モノの“ハシリ”となった記念すべき第一作。暴力には結局、暴力でしか解決できないという、一人の刑事の無力観を漂わせたラストが心に染みる。
8点(2001-02-23 15:33:29)(良:1票)
26.  007は二度死ぬ
日本が舞台ということもあって、そのロケ中に、お城の壁を手裏剣で傷をつけた事が新聞記事にもなった程、特に我が国ではなにかと話題に事欠かない作品であった。追っ手の車をヘリで工業用磁石を使って吊り上げ、そのまま海へ捨て去るといったシーンや、“リトル・ネリー”なる、組立て式小型ヘリと敵側のヘリとの空中戦といった楽しさもあるが、メカや仕掛がだんだんマンガチックになってきたのもこの頃で、あまりにも奇想天外でまったくリアリティを感じない。劇中登場する幻の名車“トヨタ2000GT”が、今では懐かしい。
8点(2001-02-04 15:36:41)
27.  007/ドクター・ノオ
この時、S・コネリーは確か弱冠29歳だった筈。(この頃から老けてました!)しかしすでに貫禄は十分で、その後の彼の活躍ぶりを暗示しているかの如く、不敵な役柄を実に憎々しげに、そして颯爽と演じきり、今日のJ・ボンドというキャラクターを見事に創り上げたという点でも、まさに記念すべき作品である。さすがに風俗的な意味においては古さを感じないわけではないが、その独特のオリエンタルでミステリアスな雰囲気や新機軸のサスペンスの面白さは、些かも衰えていない。
8点(2001-02-04 15:17:06)(良:1票)
28.  ダンス・ウィズ・ウルブズ
ヴェトナム戦争以降、アメリカの、とくに正義というものの価値観が大きく変化した事で、映画の中でも西部劇というジャンルが衰退していった。その中で本作は、忘れた頃にやってきた大型西部劇で、長尺であるにも拘わらず良く出来たエンターティンメントとして、素直に楽しめたし感動もした。しかし一方で冷静になってみると、インディアンに擦り寄っていく白人という図式に、なんとなく胡散臭いものも感じてしまうのも正直なところ・・・。
8点(2000-11-11 17:26:47)
29.  ダイ・ハード2
輸送機に閉じ込められて機銃攻撃を一斉に浴びせられる中、緊急脱出装置で危機を逃れるという場面を、俯瞰で見せてくれるシーンが印象的で、レニー・ハーリン監督は前作の雰囲気を継承しつつ、尚且つ新しいアクションの見せかたに腐心していることが良く分る。アクション監督としてマクティアナンへの強烈な対抗意識ともとれるんですが・・・。ただ中盤の爆弾をセットした教会での攻防戦は、ちょっとした演出上のミスで盛り上がりに欠けたようにも思えます。前作以上にド派手なシーンが多い分、ちょっと節操がないようにも思えますが、PART2ものとしては良く出来ているほうです。ただ愛すべきキャラクターのパウエル巡査長の出番が少なかったのが残念です。
8点(2000-09-21 11:38:21)
30.  タイタニック(1997)
ほとんど外れのないJ・キャメロン監督の一世一代の入魂の一作。これぞ万人受けする映画の中の映画と言えるでしょうね。歴史的事実をよくあれだけ創作できるもんだと感心すらおぼえます。こんなスゴイのを撮って、アカデミー賞をも独占してしまったあと、彼はいったいどんな作品を用意するんでしょうか?。
8点(2000-09-14 12:57:30)
31.  007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
このシリーズの売りで、大好きなスキーとボートチェイスの出来がよく、◎。
8点(2000-03-01 00:14:01)
32.  ダニー・ザ・ドッグ
ピアニストの母を持つお坊ちゃま少年ダニーが、自分の生い立ちを何故覚えていないのか、そしてどのようにして、これ程までに強靭な肉体を有するファイターに成長できたのか。さらに飼い犬の如く借金取立ての強力な用心棒として彼を育て上げた親方の思惑や真意など、基本的な部分に何かと説明不足な作品だ。「所詮アクション映画なんだから、クドクドと説明するまでも無いだろう!」とベッソンは言うかも知れないが、物語の根幹に関わる事だけに、もっとじっくり脚本を練って欲しかった。ディテールをきっちり抑えていればこそ、ドラマにも説得力が生じるというものだろう。しかし、本作はそういった脚本の欠陥をL・レテリエのテンポのいい演出で補っているのが救いだ。アクションにおけるスピード感溢れる歯切れの良さは「トランスポーター」で立証済みだが、主役を引き立てながら見せ場を作る上手さでは無類の才人だと思う。彼には是非とも「007」の監督をやらせてみたい。ただ、あの世へ行っている筈のB・ホスキンスがゾンビのように生きているのはどう考えたって不自然で、その部分だけはアクションの過激さが裏目に出たようだ。さらに周囲の観客に囃し立てられて、已むを得ず闘鶏場のようなリングで死闘を繰り広げるといった、使い古されたパターンや、J・リーの女性にはウブでストイックという設定には、もぅそろそろ卒業したい。
[映画館(字幕)] 7点(2005-07-13 16:48:18)
33.  ダリル/秘められた巨大な謎を追って
自分で新規登録をしておきながら、投稿そのものをすっかり忘れてしまっている作品の何と多いことか。本作もその不幸な(笑)一本で、要は超能力を持った少年の冒険物語というSFっぽい作品。その作品世界のイメージから、どうしても「A.I.」のようなSFXバリバリの大型SFファンタジーを連想しがちだが、これ見よがしの特撮などは皆無に等しく、むしろアイデアの面白さと撮影テクニックで見せるサスペンス・アクションといったところ。“SFっぽい”と述べたのもそういう意味からで、SFと言うよりもアドベンチャーものに近い。で、その少年には隠された秘密があって、彼を狙う影の組織との追跡劇が後半のハイライトとしてスリリングに展開される。超能力といっても「Xーメン」のような現実離れした神がかり的なものではなく、あくまでも大人顔負けの天才ぶりを発揮するというレベルであって、なかなかその部分にはリアリティを感じたもの。ただ、こじんまりと小器用に纏められた作品だけに、今の映画ファンからは物足らなさを覚える人もあるかも知れないが、ファミリー・ピクチャーとしても、このほのぼのとした味わいは棄て難いものがある。
7点(2004-07-22 18:00:16)
34.  タイムリミット
警察署長という身分や立場を見誤ったが為に自ら罠にはまり、殺人事件の容疑者として窮地に追い込まれて悪戦苦闘するという物語。次々と生じる不利な証拠を先回りして揉み消していくというサスペンスは、佳作「追いつめられて」以来だろうか。優等生的イメージからの脱却を図ろうとD・ワシントンはここでも頭脳明晰ながら女にだらしない男を好演。自ら招いた事とはいえ、この何とも情けない人物に身につまされて、ついつい感情移入してしまう。設定に強引さが目立つものの、見ている間はほとんど気にならず、主人公と共に味あわされるハラハラ・ドキドキのスリルと、流れるような筋運びで一気呵成に見せる。ラストのオチのつけ方まで、C・フランクリンのソツのない演出テクニックには堪能させられる。派手なアクションがなくても面白い映画はできるのだという証明でもある。
7点(2004-07-15 17:46:38)(良:1票)
35.  ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー
スーパー強盗に押し入った男女三人が、警察の追跡をかわしながら逃避行を続けるという、一種のロード・ムービー。P・フォンダ主演という事もあって、いわゆる反権力を謳ったアメリカン・ニューシネマのようなテイストもあるが、むしろこの頃の主流である「田園郊外型アクション」の代表作の一本と位置付けたい。物語の性格上、全編が凄まじいカー・アクションで貫かれていて、とりわけ地元警察の保安官が乗るヘリとの攻防が最大の見せ場となる。この保安官フランクリンに扮するのがV・モローで、そのクレイジーさはラリーと好一対をなし、追う側としてのインパクトは強烈で本作をより面白くしている。追われる側の三人だが、フォンダ演じるラリーは元レーサーという事もあって、その抜群のドライバー・テクニックを駆使して、カーチェイスを楽しんでいる野放図な男として描かれる一方、相棒のディーク(=A・ロアーク)は自分たちの行動に何かと疑問を抱く良識派として対比させていく、その妙味には捨てがたいものがある。そして、この二人に絡むチャーミングだがいかにも粗野で頭の弱そうな娼婦メリーを、この頃の売れっ子S・ジョージが好演という様に、アクション以上に登場人物のキャラが際立った作品でもあった。後半のある小さな事故が衝撃のラストの伏線としても効いていて、本作はこの時代の無軌道な破滅型の若者の青春を鮮やかに浮び上がらせている。
7点(2003-11-13 11:47:07)(良:1票)
36.  旅立ちの汽笛
これは珍しいキルギスから届けられたホロ苦い青春ドラマ。一人の少年が兵役に就くまでのひと時のエピソードが切々と綴られた、詩的で叙情的な佳作。いつの時代にもそしてどこの国にでもいる、ごく普通の思春期の少年が抱く夢や希望そして苦悩や挫折というものは普遍的であり、我々に懐かしい日々をよみがえらせてくれる。個々のエピソードが総花的で、やや散漫な印象は拭えないが、小さな山間の村から様々な青春の想い出を胸に列車に乗って、まさに大人へと旅立つ少年の初々しい姿には、熱いものが込み上げる。美しく雄大な自然を捉えたカメラが秀逸。
7点(2003-08-03 16:13:29)
37.  007/ダイ・アナザー・デイ
007シリーズをリアルタイムで接してきた者にとっては、S・コネリー版で既にその役目は終えていると認識しています。従って、彼以降の007=ボンド映画は、まったく“似て非なるもの”と割り切って鑑賞しています。そういう意味においては、本作のライブアクション主体の前半などは実に良く出来ていて、久々に歯応えを感じたほどだが、後半になってくると話に大風呂敷を広げ過ぎたせいか、アクションもスペクタクル性を帯びてくる。しかもほとんどCGに頼りっぱなしの映像に終始して、それまでのスパイ映画としての趣もがらっと変わってしまう。昨今のSFX流行りに、時代の流れとは言え「007よ、お前もか!」と言いたくなるほどだが、目の肥えた観客を楽しませる為には、これも致し方の無いところなのか。さらに秘密諜報員がコンピューター制御されたサイボーグにしか見えないブロスナン=ボンドにもまったく魅力を感じず、結局、いかに荒唐無稽であっても、どこかに真実味がないと、単なるよく出来た絵空事に終わってしまうという見本のような作品だが、良くも悪くもこれが007シリーズの宿命なのだろう。
7点(2003-04-11 15:30:30)
38.  太陽の雫
タイトルはおそらく“ゾネンシャインの子孫”という隠喩だろうか。本作はそのゾネンシャイン家の親子三代を通しての、ハンガリー激動の近代史を描いたもの。常識的な感想としては、長尺でありながら一大叙事詩としてよく纏め上げられている。が、しかし3時間という上映時間の中にエピソードを詰め込みすぎた為か、場面展開が目まぐるしく変わり、“何故”という疑問の余地を挟むことも、また余韻に浸る間もなく、ストーリーは忙しなく流れていく。だから話の繋がりが解り難く、肉親や家族らそれぞれの登場人物の描き方やその消息など、実に曖昧な印象となってしまっている。おそらく実際はもっと多くのエピソードを入れたかったに違いない筈で、いっその事あと1時間ほど長くしていれば、もっとゆったりとスッキリした作品になっていただろうに。なかなかの力作であり、またレイフ・ファインズが見事に三役を演じ分けていただけに、惜しいと思う。つくづく長編歴史ドラマの難しさを感じた。
7点(2003-02-13 18:16:05)
39.  タイムマシン(2002)
過去・未来を問わず、一瞬にして自由に時間移動できる事は、まさに人間の究極の夢であり願望でもある。その驚異の体験をしているにもかかわらず、何故か主人公(G・ピアース)の表情は冷静そのもの。やはりここは、例えば「ジュラシック・パーク」で初めて恐竜に遭遇した時のL・ダーンの表情を見習うべきで、或いは「コンタクト」の異空間でのJ・フォスターの陶酔したような表情こそが本来の在るべき姿なのではないだろうか。この作品の最大の欠陥は、本来思い入れたっぷりに描くべきところを、まるでタイムマシンで次々と瞬間移動しているかのように、個々のエピソードと画像を流してしまっている点にある。「2001年宇宙の旅」での導入部からモノリスが登場するまでの、荒涼とした太古の自然をじっくりと収めた撮影の素晴らしさを思い浮かべてみれば、本作の(超)未来の自然描写などほとんど一瞬でしかないのは、上映時間の問題もあるのだろうが、S・ウエルズ氏は監督として余りにも拘りがなさ過ぎるのではないか。後半のご都合主義でつまらないドラマにウエイトをかけるよりも、前半にもう少し木目細かで丁寧な描写が欲しかったと思うのは私だけではない筈だ。「時間」をテーマにしている作品だが、どうやら映画そのものが時間のバランスを崩してしまったようだ。ただ、オリジナル版にオマージュを捧げたようなレトロなタイムマシンの美しさに魅せられ、敢えて評価を高くした。
7点(2002-09-09 00:48:36)
40.  タイム・マシン/80万年後の世界へ
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のスポーツカー型タイムマシンとは違い、その位置を動かない極めてオーソドックスな固定型のマシーンだけに、時空を越える瞬間がいかにも解説的で実に分かりやすくて説得力がある。原作は読んだことはないが、おそらく忠実に視覚映像化したその部分においては、一応の成功をみせているのではないだろうか。とりわけマシーンに乗った主人公の周囲だけが光速で変化していく様(例えば太陽と月とが交互にぐるぐる回転していく様子や、或いは洋品店のショーウインドウに飾ってある服のファッションの変わりよう等々)を、フイルムのコマ落としによる手法で表現した視覚効果は、当時としては斬新でありスリリングでさえあった。ただストーリーそのものは、かなり陳腐な内容だったように記憶している。
7点(2002-05-24 23:23:32)
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