1. 誰が私を殺したか?
スカパーの「町山智浩のvideo shop UFO」で鑑賞。 現在、日本では未DVD化です。 これは「何がジェーンに起こったか?」と同じくらい面白い作品です。 ベティ・デイヴィスが一人二役を演じています。 かつて自分が愛した男を奪った大富豪の双子の妹を殺して、その彼女にすり替わるという奇抜な始まりなんです。 つまり「自分を殺したのは誰か?」という展開になるのですが、その結末がとてもドラマティックなんです。 番組でも、町山さんが言っていましたが、ちょっとした感動が待っているんです。 これは意外です。 大富豪の妹になりすましたヒロインがボロを出すのは当然のことなんですが、問題はそこじゃないんです。 ヒロインを追い詰める刑事は、犯行前の彼女を愛していたのですが、彼の愛の矛先はずっと変わらないんです。 刑事は死んだと思われるヒロインと、妹に成りすましているヒロイン、つまり同じ人間を重ね合わせようとするのですが、彼の心の天秤が大きく揺れるのです。 そしてその先は意外な方向へ進んでいくのです。 ヒロインはその刑事のことは愛していませんでした。妹と結婚していた男性を愛していたのです。 ですが、その刑事の愛を受け入れようとするヒロインの心境の変化で、この作品の価値も大きく変わるのではないかと思うのです。 ちょっと変わった作品ですが、「愛」というものを描いた素晴らしい作品です。 因みにサスペンス要素もあるので、メロドラマとは全く違います。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2021-02-17 15:54:54) |
2. 007は二度死ぬ
途中で見るのやめようと思うくらい、つまんなかった。 これで007シリーズは卒業しようと思う。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-12-06 19:25:41) |
3. 戦う翼
突撃隊と続けて見たのですが、なんとなく似たような作品です。 マックィーンの魅力はあまり感じませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-09-15 13:55:34) |
4. 大魔神逆襲
《ネタバレ》 現在、アマゾンで「大魔神三部作」の海外版ブルーレイ(リージョンA)が、1600円で販売されています。値段変動が激しいので、購入するタイミングを間違えないように。 ところで、本作ですが、三部作の最終作ということで、力が入っているかと思えば、実はそうではなく、似たようなプロットにしないよう、ヒロインをなくして、子役たちに全てを任せてしまっています。 子供向けの映画だから…ということでしょうか?でも、子供は自分以外の子供には感情移入は出来ません。 こうなると、もう大魔神が登場するだけが期待の綱となり、早めに現れた大魔神の遅い動きもマンネリ化して、つまらないだけのものになります。 やはり、同じようなプロットでも、美人の女優さんにヒロインになってもらったほうが、 成功したのではないかと思います。 [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-11-17 16:01:12) |
5. 大魔神怒る
現在、アマゾンで「大魔神三部作」の海外版ブルーレイ(リージョンA)が、1600円で販売されています。値段変動が激しいので、購入するタイミングを間違えないように。 ところで、本作ですが、前作とほとんど内容は同じで、では何を楽しむかと言えば、やはりCGでは表現できない特撮技術を堪能することですね。 ヒロインの藤村志保さんの祈りで大魔神が動き出すのも前作と同じですが、特撮のハイライトといえば、水を使っていることです。 水はミニチュアにできないので、よくここまで頑張ったと思います。 [ブルーレイ(邦画)] 6点(2013-11-17 15:50:56) |
6. 大魔神
《ネタバレ》 現在、アマゾンで「大魔神三部作」ブルーレイ・海外版(リージョンA)が、1600円で発売されています。 値段は2400円に上がったりと変動が激しいので、購入するタイミングを間違えないように。 ブルーレイは、画質が素晴らしく、時代劇の設定もあってか、特撮が素晴らしくリアルです。 大魔神シリーズは、どれも同じような話ですが、本作が一番でしょう。 戦国時代に祀られた魔人の声に怯え、村人たちが祭りを開くのですが、魔人を信じる武将と信じない裏切り者の武将、勧善懲悪がはっきりしていて、わかりやすいです。 高田美和さん演じるヒロインの涙で動き出す大魔神、額に刺された杭を悪者に指すシーンは刺激的です。 荒れ狂う大魔神に、これまたヒロインの涙で、穏やかな表情になり、砂と化し消えていくエンディングもグッドでした。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-11-17 15:39:06) |
7. 007/ゴールドフィンガー
《ネタバレ》 秘密道具やハロルド坂田のような男との決闘のシーンなどが、これからマンネリ化していくボンドシリーズの先駆けと言えるかもしれません。 魅力あるボンドガールの中でも、今作で姉のかたき討ちに来た女性が一番可哀相…。 「え!、これで終わり?」って感じ。 それに加えて、オナー・ブラックマンの声優さんが、かなりのオバサン…もうちょっと考えてよ。 [地上波(吹替)] 6点(2011-12-03 00:45:20) |
8. 007/ロシアより愛をこめて
邦題のセンスもテーマ曲もボンドガールもシリーズ最高だと思う。あまり腕組んで、しかめっ面顔して観る映画ではない。楽しんで観よう。 [地上波(吹替)] 8点(2011-12-02 22:26:07) |
9. 007/ドクター・ノオ
DVDの吹き替えに対して、途中で主音声に変わってしまうことにメーカーにクレームを言う人がいるらしいですが、お昼のロードショーでCMカットすれば、そのようなことがないDVD‐Rが完成できます。 でも、CMカットだと90分で終わってしまうから、「ああ、ここんとこカットしてるんだなぁ」って思う事もしばしば。 ボンド役の声はやはり昔の声優さんで決まり! でも、今回観直して、韓流映画顔負けのセリフで観てるこっちがはずかしくなりました。 一度だけなら観る価値はあります。 [地上波(吹替)] 8点(2011-12-01 00:21:36) |
10. 魂のジュリエッタ
《ネタバレ》 ストーリーは単純なものです。 夫の寝言に聞いた事のない女の名前。 その女が誰なのか、本人に問い詰めてみたり、占ってみたりと、それが延々続くわけです。 夜、眠れない時にオススメします。 DVDの映像が綺麗でジュリエッタ・マシーナがとても綺麗に見えます。 日本人みたいな顔をしてるような…例えると音羽信子さんと美空ひばりさんを足して2で割ったような…。 こういう60年代のポップ・アートみたいなフェリーニは「世にも怪奇な物語」は面白かったけど、私個人としては苦手だなぁ。 [DVD(字幕)] 6点(2011-10-30 20:45:45) |
11. 太陽がいっぱい
《ネタバレ》 何十年ぶりの鑑賞だろうか? 今回リマスターDVDでの鑑賞だが、画質がどうであれ、子供の時に観た時の印象は全く変わりない。 殺人を犯した主人公の行動を追いかけながら「いつまでも誤魔化せる訳ないだろう…」と思ったのも、あの時と同じ。 恋人も奪い取って、砂浜でサングラスを掛けながら陽射しを受ける主人公の姿は映画史上に残る名シーンだと思う。 コレクターズ・エディションを手に入れたので、死ぬまでにあと何回か鑑賞したい。 ところで最近鑑賞した殺人映画のほとんどが、金持ちに妬みを覚えた貧乏人の犯行というのが現代の無差別殺人とどことなく繋がっているようで怖い。 [DVD(吹替)] 9点(2009-08-03 05:14:59) |