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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  テス
冒頭、演奏と踊りの一団を延々と定点で捉える長回しのど迫力で、掴みはOK。その後も、じわじわと進んでいきながら、そして主たる登場人物は3人しかいないのに、決してダレないし、単調に陥らない。様々な風景のインパクトとか、ナスターシャ・キンスキーの凜とした美貌とかのアドバンテージはあるにしても、やはり、行き着くところは、一つ一つのステップの描写が丁寧だということでしょう(一方で、省略できるところはどんどん省略しています)。3時間クラスにふさわしい重量感ある内容を持った作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-11 01:19:42)
22.  デイジー・ミラー
ボグダノヴィッチ/シェパード/リーチマンの顔合わせとなると、どうやっても「ラスト・ショー」のイメージが頭をよぎってしまいますが、やはりそれには遠く及びませんでした。いや、登場人物のどことなく荒涼とした諦念ある空気感はあの作品に近いといえなくもないのですが、それとこの壮麗な衣装や大仰な設定は合ってないのですよ。それぞれの内面を隠してしまうかのように衣装と美術がすべてを覆ってしまい、結局は似たような単調なやりとりに陥っています。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-10-10 00:05:52)
23.  手紙は憶えている 《ネタバレ》 
前提の設定が実に巧妙なんですね。「主人公は依頼を達成できるのか?」「それ以前に、認知症の主人公が無事に目標に到達できるのか?」「いやそもそも、手紙には一体何が書かれていたのか?」という三重の謎を冒頭であっという間に提示し、そのハラハラを最後まで維持させる。そして途中の見せ方も巧妙で、次々に想定外のターゲットを登場させてスリルをつなぎ、一方で認知症の表れ方も、進行を阻害しないぎりぎりのラインに抑えられている。最後は、それまでと打って変わった明るく健康的な家にたどり着き、着地寸前まで「まだここに裏があるのでは?」と思わせておいて、いったんストンと落とした上で、さらにあの二段オチ。その上で、ある登場人物の「執念」が作品の底流だったことが分かる仕掛けです。後で見返すと、いろいろなシーンが別の意味に見えてきます。
[DVD(字幕)] 7点(2018-09-28 01:47:20)(良:1票)
24.  テレフォン
キーワードによる後催眠効果でテロを実行させるという設定は面白すぎるのですが、それが全然生かされてないかなあ・・・。被催眠者が単に「狩られる対象」にしかなっていなくて、いつ、誰にそれが起こるか分からない恐怖とか、実生活の中でいきなりそれが起こるギャップとかが表現されていないのです。したがって、主人公カップルがあれこれやっていても、何に向かっているのかが不明なのです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-16 13:43:06)
25.  天使の涙
ひたすら雰囲気と切り取りシーンばかり、カメラも変なズームを多用していてものすごく変。つまり、登場人物が、言われたとおりに動いているだけでしかないので、発展があるようで何もないのです。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2018-04-17 22:41:17)
26.  天使と悪魔
何というか、ミステリーになってないのですよ。主人公は勝手にわーわー騒いであっちにこっちに走っているだけ、何を謎と考えて、それをどういう根拠で、どのように解決したのかという基本がなってない。これが、超オタクな非常識な社会性のない設定ならば、それはそれで1つのストーリーなのですが、ひたすらスマートにクレバーに歩ませ続けるハワードの演出とハンクスの演技ならば、そうなるはずもない。つまり、伝統的宗教のあり方に正面から挑戦しつつ謎解きをしていくこの映画って格好良いだろ?という制作側の作為性だけがにじみ出ているのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-05-28 00:47:29)
27.  電話で抱きしめて 《ネタバレ》 
この脚本家は、単に父の介護をネタとして三姉妹のワーワーした会話を展開したかっただけであって、人物設定もそれに対する洞察もなされていないのだから、そんな手先だけで書かれた脚本が面白いわけがない。キートンのスピーチの場面は、ドラマとしてもコメディとしても発展のさせがいのある契機を持っているんだけど、それを三姉妹の口喧嘩だけで凡庸に収束させてしまうのが、ノーラ・エフロンの限界ですね。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-05-06 01:39:46)
28.  ディス/コネクト 《ネタバレ》 
全体としては、4本の脈をうまく絡ませ、またそれでいて緊張感を切ることなく最後まで突入しており、したがって脚本の水準は優秀だと思います。ただし・・・扱われているのが、少年ポルノ、個人情報ハッキング、なりすましSNS(とそこからの性被害)と、それ自体がすでに犯罪とも呼ぶべきもので、ネット上じゃなかったってもちろんやってはいけない。そうすると、その犯罪から生じる問題をどうやって解決するかという点に重心が移ってしまい、原題(邦題も)から表れている、ネットでつながる人間関係そのものという問題意識が薄れてしまうのです。あと、最後は結局家族だよねというありがちな方向に収束していくのも、それ以外にはあまり思いつかないとはいえ、何となく安易。
[DVD(字幕)] 6点(2016-10-25 02:27:49)
29.  デコレーション・デイ 30年目の勲章<TVM> 《ネタバレ》 
彼はなぜ、勲章の授与を拒むのか?というたった1つの奥深そうな謎。を、一つ一つ解き明かしていく物語かと思ったら、間に1/3くらい全然別の話が挟まっていました。肝心の謎そのものも、何ともあっさりとネタばらししてしまうし・・・。あと、2人の人間関係も、昔は親しかったのが今よそよそしくなるまでに何か、と思わせておいて、別に何もありませんでした。
[DVD(字幕)] 5点(2016-09-30 00:29:01)
30.  デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~ 《ネタバレ》 
「フィクサー」もそうだったんですが、まあこの監督、見せ方なり整理が下手すぎです。誰がどの方向に行っているのかというベクトルがあまりにもごちゃごちゃしているので、それが裏返ったときの爽快感も半減するというもの。それに、こういう振り回し・振り回され系の役に、オーウェンはまだしも、ジュリア・ロバーツは明らかに不適切なのでは?彼女にはもっと年相応の役というのがあるはずですよ。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-01 01:51:44)
31.  THIS IS ENGLAND 《ネタバレ》 
タイトルからしてそのものずばりなのですが、それにふさわしい、ひたすた鬱々とした晴れない描写。何か良いことがありそうだったとしても、それ自体がすでにその次の破綻を予感させるという救いのなさ。80年代イギリスを正面からテーマとした作品ってあまりないので、その意味でも貴重かもしれません。ただし、登場人物がそのような状況に至る理由が、ドラッグやアルコールが理由だというのであれば直接的には社会が理由ではないし、何か社会的な構造が理由であるというのであれば、そこまで突っ込んだ分析にはなっていないので、テーマの重さの割に奥行きを食い足りない印象も残る。
[DVD(字幕)] 6点(2016-04-03 23:57:20)
32.  テレマークの要塞 《ネタバレ》 
もっともらしい学術的っぽいスタートの割に、やっていることがアクションばかりなので、方向性がちぐはぐなのです。そして、カーク・ダグラスの悪人相が、設定に対して大幅にマイナスに働いています。しかも長い・・・。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2015-11-27 03:11:48)
33.  デリーに行こう! 《ネタバレ》 
インド映画なんだけど、ノリはボリウッドというよりも完全にハリウッド。アクシデントから見知らぬ男女が道中を共にするようになり、そこでさらにアクシデントが重なって云々、という王道パターンです。ちょっと違うのは、恋愛的要素はゼロであること、男は最後まで変な人であること(笑)、そして旅が終わった後の一幕でしょうか。洗練された好作品であることは間違いないのですが、インド映画なんだったら無茶な場面もいろいろ見たいなあ、などと勝手なことも思ったりして。
[映画館(字幕)] 5点(2015-09-24 00:18:04)
34.  ディファイアンス
エドワード・ズウィックという人は、重めのテーマをエンターテインメントのオブラートに包んで見やすく提供する技術に長けていて、「ラスト・サムライ」や「ブラッド・ダイヤモンド」ではそれが遂に全面開花していたんだけど、この作品はどうもそのセンスが裏目に出ています。実話ベースの実在の登場人物ということで、得意の好き勝手な創作も自粛したのか、それによって演出はこぢんまりとまとまってしまい、他方で銃撃戦なんかは十八番のこだわり大展開をしているので、進めば進むほど、リアリティは失われ、話が空中浮遊する感じになっているのです。森林に隠れた生活というのが主軸なんだから、もっと日常生活の1つ1つをじっくりと見たいところでした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-12-22 02:58:53)
35.  天国からのエール 《ネタバレ》 
すべての描写と台詞が説明的で事務的だとか、そもそも主人公が弁当屋をどのようにやっていたのかの描写がないので、後半の展開にも意味がないだとか、問題はいろいろあるのだが、一番致命的なのは、当の高校生たち自身が、音楽や演奏が好きなようにはまったく見えないということ。そして、クライマックスで、ステージを進行できないのを観客に助けられて場を取り戻しているという甘さ。それを物語の着地点としてしまっているという鈍感さ。音楽をなめるな。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2014-08-10 01:49:04)
36.  天国の門
異常に頑張りまくった美術や撮影関係とか、湯水のように果てしなく湧いて出てくるエキストラ群とか、とてつもないパワーだけは嫌というほど感じられるのですが、まあそれにしても、長すぎですね。しかもその割に、各登場人物のキャラクターは、びっくりするほど底が浅く、作り込まれていない。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-06-12 01:10:27)(良:1票)
37.  テイク・ディス・ワルツ 《ネタバレ》 
不倫モノというのは、その前提となるべき日常生活の「生活感」をしっかり表してこそ、そこから逸脱することへの飛躍感や背徳感があるはずなんだけど、ここではまず、そこがダメ。主人公は何かのライターっぽく登場するんだけど、実際何をやっているのかさっぱり分からないし、プライベートでものんびりプールに行ったりなんかして、凄くお気楽に生きているように見える。輪をかけて、不倫相手との逃避を決めた後の展開は完全にグシャグシャで、ほとんどファンタジーの領域にしか見えない。結局、雰囲気だけの作品にしかなっていないのです。
[DVD(字幕)] 4点(2014-02-24 00:26:58)
38.  デイズ・オブ・グローリー
フランス軍中の北アフリカ兵士という、あまり知られていない部分にスポットを当てた観点は貴重といえるし、わざとらしい事件を起こさずに粛々と進む作り方にも好感が持てる。ただ、登場人物にはもう少し個性が欲しかったと思うけど。
[DVD(字幕)] 6点(2013-11-30 00:46:13)
39.  テラビシアにかける橋 《ネタバレ》 
秘密基地なら秘密基地で、そのディテールや想像や妄想を徹底していれば、1つの角度からの独立世界にはなったはずなのに、肝心のそこのところを、「子供の想像力などこんなもんだろう」で安直に止めてしまったため、結果、子供だましにすらならない代物に落ちてしまっている。制作のスタンス自体が間違ってしまっていました。なお、途中で少女が死ぬというのも、展開に行き詰まって仕方なく持ち出した感がありありで、物語としては何も機能していません。
[DVD(字幕)] 2点(2013-08-15 23:28:03)
40.  電車男 《ネタバレ》 
導入部分で「ああ、やっぱり例の出会いの場面から入っちゃったか」と溜息が出たのですが、その後もそれが覆されることはありませんでした。あえてこの作品を映像化するのならば、ネット上の書込には直接出なかった主人公のそれまでの経歴や人格の作り込みこそが何よりも重要であり、それでこそ、主人公のコミュニケーションの開花や行動の開始の重みが出るはずなのに、この脚本はその辺を全部すっ飛ばして、書込のやりとりに乗っかっているだけなのです(エルメスカップ到着前後の描写の軽さといったら!)。●それと、それぞれが書込の内容をそのまま台詞で喋っているのも、この話の面白さを削いでいて、あの辺のやりとりは、口語では全然喋らない人が、パソコンに向かうと突然アクティブになる、とか、口語では言わないようなネットスラングで全員の意思疎通がとれている、といったところにあるはずなのに、その機微が全然無視されてしまっている。むしろ逆に、無言のキー入力表示だけで全部通すくらいの潔さが欲しかった。●あと、駅のホームに6人がいる心象風景のところで、最初のカットとその次で、看護士と主婦の立ち位置が入れ替わっているのですが、あれはわざとなんでしょうか。しかし、主観的心象である限り、入れ替わる理由はないので、ミスととられてもやむをえない。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-06-25 02:17:56)
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