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タコ太(ぺいぺい)さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1378
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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21.  トランス・ワールド 《ネタバレ》 
低予算を逆手に取ってアイディア一発で勝負した佳作。数あるタイムパラドックス作品とはひと味違うプロットですね。予備知識なしで鑑賞することをお勧めします。  と言いつつ以下はネタバレ前提の感想です。  一種のソリッドシチュエーションスリラーである本作は、理由やプロセスは明示されないものの何らかの原因で4世代の親子が時を同じくして同じ空間に入り込んでしまっているという設定。否、ドイツ兵だけは空間的に閉じ込められてはいるものの始めからそこに居るわけなので入り込んだのは3世代ですね。  3世代について考える限り、一人ひとりにフォーカスすればタイムスリップと思えないこともないのですが、場所まで移動してしまっているので単純なタイプスリップではないことは確か。  つまりは、何か特別な力が作用してドイツ兵の時代と空間に3人が入り込み、同じ力によってドイツ兵も空間的にはその場所から移動出来なくなっている。つまり、彼の死の瞬間に特別な力が作用した結果なのですね。  そんな風に考えると贖罪の物語と言うか、宗教的な色彩を感じさせる物語でもあります。ただ、過去を変えることで未来に影響が生じてしまうという所謂タイムパラドクス的な解釈を加えているので、限りなくSF的に仕上がっている訳です。  複雑な絡み合いを巧みな演出や小物の活用で丁寧に纏め上げている。随所に見られるチープさを補って余りある出来栄えだと思います。  ただし、個人的には過去を変えれば未来も変わるという考え方(本作では存在の消滅でその効果を表現していますが)については少なからず懐疑的でして、過去を変えたと思っていても既に存在する未来は変わることなく、もう一つの未来が構成されるだけか、或いは既に存在する未来に連続する未来が再構築されるのではないかというパラレルワールド的発想を持っているので、物語の展開的には今ひとつスッキリはしませんでした。  強盗犯が変わっても諭し撃たれるガソスタの店主が天使で、相手を変えつつ襲って来る強盗男が悪魔、という解釈を元に宗教的に理解するのが自然なのかも知れません。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-03-29 15:27:07)
22.  特捜刑事 スパルタン 《ネタバレ》 
キルマーさん、渾身のアクション作品です。緊張感、緊迫感のあるストーリー展開は、大いに見応えがあります。ストーリー的には、最近観た作品に少し似ている気がしますけど、こっちの方が古いし、そもそも古典的お約束満載作品だし、そんなこたどうでもいいです。 TVドラマ感覚で、ハラハラドキドキ鑑賞するにはもってこいの作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2010-10-18 00:27:07)
23.  トランスフォーマー/リベンジ 《ネタバレ》 
長い!長過ぎませんか? 前作同様、徹底的に娯楽に徹した作りは、呆れるほどにスゴイ出来栄えだと思いますけれど、何にしても長過ぎるんです。 例えば、サムの学園生活とか両親のおふざけシーンとか、もっと核心部分では、ラストシーンの2人で走り抜けるところとか、いろいろカットしてスッキリまとめることが出来るんじゃないですかね? とは言え、あまり長さを苦にすることなく観賞できたので7点献上。素直に面白い。 強いて言うなら、前作同様、あまりに人が簡単に大量に死に過ぎ。やり過ぎじゃない?
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-26 00:16:01)(良:1票)
24.  トランスフォーマー
素直に面白かったですよ。余計なことを考えず、ただただ変身モノの進化形として観る限り、素晴らしい出来栄えとしか言いようがないです。 ストーリーは超シンプル、出て来るキャラも善と悪の完全二極化、素晴らしいCG、カッコいいキャラ、ホントに解りやすいお話でした。テーマもハッキリしてる。 でも、テーマに忠実過ぎたのか、あまりにモノを壊し過ぎ、人も死に過ぎ。これじゃ子ども向けとは言えないですね。面白いんだけどちょっとはしゃぎ過ぎかな?で、1点減点。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-13 11:37:17)
25.  TRAP トラップ 《ネタバレ》 
いい感じの始まり方。これからどうなっていくのかハラハラしてくる。 ただ、いかんせん複雑、難解。どこかD.リンチ作品を彷彿とさせる仕上がりです。 で、この作品のテーマは何なのでしょか?ヴィンセントの内なる世界、心の葛藤を描いているとも観れるし、もっと単純に、全てが実際に起きていて、鍵を握るのはヴィンセント自身という流行りの○○系オチ作品とも取れます。 アニメを強引に持ち込んだり、何とも不条理感溢れる演出。自分自身の存在が歪んでしまいそうな作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2007-10-24 23:46:08)
26.  トール・テイル/パラダイス・ヴァレーの奇跡
ディズニー映画には、いつも夢がありますね。幼い頃から親しんできたテイストが、この作品にも生き続けています。決して目新しい筋書きでもなんでもないけれど、安心して作品の世界に浸れる。悪人でさえも優しく描かれている。見終われば素直に「あぁいい作品だった。」と思える。この作品も例外ではありません。ファミリーでのんびり観るのに最適な一本。必要以上に見る者に感動を強制しない、自然体の感動作です。あえて詳細に触れるのは止めておきましょう。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-01 02:46:47)
27.  逃亡者(1990)
元になった作品は未見。原作は未読。殆ど予備知識なしで観ましたが、スピーディな展開で飽きさせられることなく楽しめました。ただ、たった15年前の作品なのに、今見るとすごく古く感じる。コノ手のサスペンスにすっかり慣れてしまったからかなぁ… あ、ちなみに邦題は今となっては誤解を招きますね。もともとテーマを反映しているとも思えないし。
7点(2005-02-13 19:31:59)
28.  ドーン・オブ・ザ・デッド
潔いですね、この作品。面倒な説明やら、登場人物の感情の起伏やら、その辺を最低限にして、ひたすらゾンビを見せてる。オリジナルを見てなきゃ正確に理解することは出来ない?と思いつつも、オリジナル見なくっても十分楽しめるとも思える。要は、作りがしっかりしてるってコトですね。あえて「バイオ」や「28日後」とは較べたくはないですね。この作品は「ゾンビ映画」じゃなくて、あくまでも「ゾンビ」そのものと捉えたい。邪念を振り払って黙々と鑑賞しましょう。
7点(2005-01-21 23:25:02)
29.  トゥ・ヘル 《ネタバレ》 
ニコラスさん、またしてもやっちまったな!といったテイストの作品。最近の彼の出演作はこういう傾向なのだ、と予め思っていれば意外にすんなり楽しめる作品とも言えます。言い換えれば、ニコラス・ファンもしくはニコラス出演作品ファンのための映画といったところでしょうか。  特殊能力のある女性が自らの命を危険に晒してまで愛娘のためにあっちの世界に行って娘の魂を連れ帰る、というのは斬新なアイディアということではありませんが、結果として別人、それも主人公の亡き妻の魂を連れ帰ってしまうというストーリー自体には少なからず惹かれました。  ただ、展開がスピーディなのは好ましいのですが(この作品を主人公の苦悩がどうのこうのと矢鱈と重く仕上げなかったのは正解かと)、シチュエーションを考えるにジョーとジュリーがいくら何でもいきなりセックスに走るのはどんなもんでしょう?それと、妻の魂が乗り移ったビリーが、こちらもいきなりジョーの身体ばかり求めて来るのもどうでしょう?  なんだかニコラスさんばかりが良い思いをしているように思えないこともなかったりします。悲しみに打ちひしがれて酒浸りになって救いようのない状況だったジョーは何処に行ったのやら?その後の彼の行動も、一体何をしたいのか、これからどうやって生きていきたいのか?ラストの彼の決心を見るまで良く分からないままに進行して行きます。  結局、独りにしないで欲しかった妻の怨念が彼を地獄に道連れにしようと誘っていて、妻が娘に何をしたのかを知った彼はそんな妻の怨念に抗うのを諦め、全ては自らが招いたこととして地獄へと向かっていくということなのですね。  そう考えれば、必ずしもニコラスファンだけのための作品ではないヒューマンストーリーとも受け取れます。が、やっぱり続出するセックスシーンはどうなんでしょうかね?  それと、冒頭のジュリーの幽体離脱カット、ラストの若かりし頃のジョーの地獄行き決定のカット。これは必要だったのかどうか。微妙です。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-10-06 10:10:38)
30.  ドライブ・アングリー3D 《ネタバレ》 
ニコラス・ケイジという人は非常に興味深いです。男性的とも中性的とも思える魅力的な容姿と、俳優としての確かな演技力を持ちながら、名作と称するべきような作品に出演するかと思えば、本作のようなトンデモ作品も引き受ける。  それが世に噂されているような借金のために止むを得ず受けている仕事だとしても、出演する以上はキッチリ最高レベルに演じてくれることは間違いなし。ある意味、彼の作品を観て「彼に」失望することはありません。  本作もまたしかり。期待通りの暴れっぷり、切れっぷりを大いに堪能させてくれました。それだけで良いのだと、妙に納得。  ただし、本作については他のキャストでも大いに満足させてくれました。アンバー・ハード、ウィリアム・フィクトナー、トム・アトキンス、デヴィッド・モースなどなど。それぞれに魅力的でした。  オープニングとエンディングだけ見せられてしまうと、色調と特殊効果の雰囲気から「ゴーストライダー」と見紛うところですが、そのことよりも言いたいことは、近年ニコラスさんの出演作品は宗教とか悪魔とかに関わる作品が多めになりつつあるような気がして(いや実際そうかも)、もっとシリアス路線やヒューマンドラマ路線の作品で頑張っていただき、誰もが認める名優と呼ばれて欲しいなと願うところです。  このままでは、ヴァンダムさんの「ヴァンデミング・アクション」(某地上局のコピー)みたいに「ニコラス・ケイジ・アクション」(いいコピーが思いつきません)とカテゴライズされてしまいそうです。(いや既にされているのかも)
[インターネット(字幕)] 6点(2022-12-22 15:16:15)
31.  ドント・ハングアップ 《ネタバレ》 
冒頭のイタズラ電話シーンで主人公たちに激しく嫌悪感を覚えてしまい、その後の展開で彼らがひどい仕打ちを受けても同情できないと言うか、自業自得と受け止めてしまいました。個人的には謎の男の方に感情移入してしまいます。ただ、謎の男の方が主役ならばそれはそれでいいのかも知れませんが、作品的にはどうなんでしょう?製作者の意図するところがそこなのかどうか?ネット社会、SNSへの無責任な投稿がどんな危険を孕んでいるかの警鐘であって、どう受け止めるかは観る者に委ねているようにも感じます。尺が比較的短いので作品としての深みはあまり感じられませんし、シチュエーションスリラーとしての既視感は否めませんが、演出やカメラワークに新鮮さを感じる部分もあって、緊迫感をもって一気見出来る佳作かなと思います。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-01-17 09:57:54)
32.  トランス(2013) 《ネタバレ》 
ストーリー全体の作りとしては、決して予測不能ではないにせよ良く練り込まれていると思いますけれど、よくよく考えてみると実に御都合主義だらけなんだな。 そもそも頭から流血して日中大通りをふらふら歩いてる男が、真っ赤なアルファに轢かれて車内でうら若き女性を絞殺してたら目撃者が山のようにいるだろうに。でもって、現場立ち去ってそれだけの空白の時間がありながら重要参考人として警察にマークされてないのも変過ぎでしょ。ヒロインが催眠術で男を利用して名画をくすねる展開にしても、あまりに偶然に依存し過ぎ。駐車場に悪臭が蔓延してただろうに通報がないのも変。などなど…。 面白いんですよ。退屈はしません。ノンヘアヌードも展開上必要です。でもね~、やっぱ都合良過ぎるわ。だから減点。
[DVD(字幕)] 6点(2014-09-22 01:24:20)
33.  逃走車 《ネタバレ》 
主演のポール・ウォーカーさんの事故死のその日に偶然観ました。「ワイルドスピード」シリーズの新作を撮影中だったということで、自動車事故死は皮肉です。しかもハンドル握ってなかったみたいですし、さぞかし無念でしょう。まずは合掌。  作品的には、カメラが終始車内に据え置きになっていて、基本的には主人公も車内に居るというのは、最近流行の言い方からすると「シチュエーション・アクション」とでも言うんでしょうか?低予算目当てと思われそうですけど、新たな演出へのチャレンジ感が感じられます。 ただ、折角のチャレンジが今ひとつ生きてないかな?冒頭シーンで主人公は事件に関わらないでも済む訳で、違法に出国した身なんだから、ここはさっさと逃げるべきだったと思うんです。そうすれば奥さんにも逢えたし、強制送還されちゃうにしても何とか夫婦関係をやり直せたかも知れない。つまりは感情移入出来ないんです。他の作品に倣えば、車外に出たら撃たれるとか爆発するとか人質の命が危ないとか、いろんなパターンがあると思うんですよね。それなのに主人公本人の選択でわざわざその車に乗り続けてる。そこんところが納得出来ない。一番重要なポイントなのにね。 と言う訳で、尺も適当だし、そこそこサスペンスしてるし、決して退屈することはないんだけれど、6点献上が限界かな?
[DVD(字幕)] 6点(2013-12-01 19:01:32)
34.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 
自宅2D観賞にしてこの迫力。映像エンターテインメントとしてはほぼ完璧と言って良いのかもしれません。ストーリー展開だって捨てたもんじゃありませんし。 ただ、ちょっと気になるのが人間があまりに軽く扱われていること。パニック映画なんかでも圧倒的な数の犠牲者が必然的に生じてしまうのですが、大抵の作品は一部の中心メンバーについてのみ命の尊さが語られるもの。その代わりと言うわけでもないのでしょうけれど、圧倒的多数の一般市民の命については、語られないと同様に表現もされない場合が多いです。例えば、航空機や自動車は爆発したり炎上したりしても、その搭乗員や乗客までは視覚的に表現されていないことが殆どでは?大災害の後で気にし過ぎなのかもしれませんが、この作品では生身の人間がロボットによる災禍に巻き込まれる様が、結構描き込まれていたような気がします。 その辺りの後味悪さが個人的には印象的で、素直に高得点を献上できず6点止まりです。
[DVD(字幕)] 6点(2012-11-11 16:10:01)
35.  時をかける少女(2010)
某企業の企画による上映会で観賞。音響が素晴らしかった…。  で、これは仲里依紗に始まり仲里依紗に終わる。まさに彼女のために存在する1本。否定しません。これでいいのだ、とバカボンパパのように納得してしまいます。本当に魅力的なキャラクターですね。  この続編としての「時をかける少女」、ストーリー的には特に秀逸な感じはしないし、妙にチープな演出もあったり(タイムスリップの表現が典型)するんですけど、要所要所に言ってみればキメのポーズみたいなのがあって、作品的にも捨て難い魅力に溢れてます。  是非、先入観なしに観てもらいたい作品であると同時に、先入観に凝り固まって往時を懐かしんで観てもらいたい作品でもあります。観方次第で傑作にも凡作にもなり得る1本。果たしてあなたにとってはどんな作品?
[ブルーレイ(邦画)] 6点(2011-07-26 01:00:34)
36.  ドニー・ダーコ2 《ネタバレ》 
前作「ドニー・ダーコ」で描かれた時空の概念が、妹の時間軸から描かれています。ただ、前作の方がストレートかつシンプルだったような気がします。 ひとりの男を「死」から救ったことで、時空が歪んでしまい別の「死」を招く。そしてついには「世界の終わり」が訪れる。それでは別の「死」を止めることで世界は救われるかと言えば、再び別の「死」を招いてしまう。一度狂ってしまった歯車は、世の中の全てにその影響を及ぼし、始めの一歩を正さない限り暴走していく。 ある種の「タイムパラドックス」ものとも言えるこの作品世界は、個人的には非常に好きです。でも、この作品はどうもそのあたりを表現し切れていないのではないか?と思えてしまう。何故だろう?キャスティングのせい?脚本?演出? あえて、同じテーマを同じアプローチで描いたが故に、結果オリジナルを超えられない。他にもありますよね? 好きなテーマだけに、残念な気持ちになってしまいました。  ちなみに、前作のDVD。再販して欲しいなぁ…。
[DVD(字幕)] 6点(2011-04-18 01:26:52)
37.  ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター 《ネタバレ》 
所謂ゾンビ映画ではありません。人間が怪物化する原因はあくまでも悪霊の憑依。なのでオカルトホラーですね。  ただし、憑依された人間を殺すと殺した人間が憑依されるという恐怖の連鎖。襲われても殺せないというジレンマ。これって結構新しい恐さですね。ゾンビと違って決して増殖はしませんが、滅ぼすことは容易ではない。  そこで登場するドルフさん。大男で狂暴そうなのに、相手を殺すことでは解決できないからネット銃を担いでいる。生きたまま捉えて悪霊を専用容器に封じ込める。壺に封じ込められた魔法使いかよ、みたいな。あれ?悪霊を取り除いた人間は死んでしまう?そう考えるとゾンビだった?そう考えると邦題も理解出来ないこともなく…。  いずれにしても海洋不法投棄するなよ!容器が錆びたら出て来るじゃん!と文句のひとつも言いたくなりますが、本人も承知してるんだからお手上げですね。  チープな演出、チープな特殊効果、チープな台詞回しetc.と、どこを取っても超B級ながら、始めからそう思いつつ観れば決して退屈はしない作品。プロット的には魅力もあり甘めの5点献上です。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-11-17 10:40:47)
38.  トロール 《ネタバレ》 
ノルウェー発、お子様向け怪獣映画とでも言うべき作品ですね。  怪物の登場は人間の自然に対する不敬に起因するもので、ゴジラを始めとする怪獣映画の王道的着想。怪獣は無闇矢鱈と暴虐の限りを尽くす訳ではなく優しさの一面も持ち合わせているというキングコングを始めとしたコレまた善玉的怪獣の王道的キャラ。  軍隊が登場して小型核爆弾的ミサイル発射にあたって首相は自国民の多大な死亡フラグに興味示さずあっさり意思決定しちゃうとか、無駄に狂暴な政府高官が首相を飛び越えてミサイル発射しようとした挙句、女性職員にぶん殴られて降参だとか、古生物学者が自らの役割立場乗り越えて活躍しちゃうとか、首相補佐官が小ネタ連発してスベリまくってるとか、早い話が主役の怪獣以上に全てが荒唐無稽。  つまりは、(ノルウェーの)子どもたちにとって、もしも童話でお馴染みの妖精が巨大化して怪獣になったら的なスゴさを良く出来たVFXで楽しめ、よくよく考えるとかなり悲しい物語なのに痛みや悲しさは殆ど表現されてなくてトラウマになったりすることもなく、親たちも殺し合いの惨さや戦争の悲惨さを感じ取ることもないだろうと子どもたちに安心して見せることが出来て等々、お子様向けとしては良いんじゃないですか?といった作品だと思いました。  そんな視点から、そりゃ―ないだろの連発の相当粗のある脚本と演出ではあるものの、それは脇に置いての5点献上とします。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-09-02 23:57:16)
39.  共喰い 《ネタバレ》 
原作未読につき物語そのものにコメントしてよいかどうか迷うところですが、どうも如何にも芥川賞的な人間ドラマは不得手です。心理描写、人間描写を理解できそうな気はしても、いまひとつ感情移入出来ない。そういう前提でのレビューです。 ひとことで表現すると「女性の強さ」を感じました。主人公の母親、主人公の恋人、主人公の父の愛人…(アパートの女も入るかな?) それぞれに異なる強さを持っています。三人三様に主人公の父親に踏みにじられているようでいて、実は踏み台にして逞しく生きている。母親に至っては、自らの価値観のもとに前夫の命を奪ってしまう。一般的に見れば正義感に基づいた行為のようでいて、決してそんなことはない。 さて、そんな女性たちに囲まれ、主人公はどんな形で成長したんだろう。一般的な青春ドラマのノリで理解してはいけないのでしょうね。やはり、父として見て来た父親の道を辿るのだろうか。それとも恋人が求める姿になっていくのだろうか。はたまた母の影響のもと、母にとっての父の道を歩んでいくのだろうか。 ちなみに、ラストシーンにかけて昭和天皇の崩御を取り上げつつ、昭和の時代の終わっていく経過を物語に取り込んでいる部分は、ワタシ的には完全NG。昭和の時代を生きた者として違和感、無理矢理感を感じます。
[ブルーレイ(邦画)] 5点(2014-06-07 18:40:23)
40.  隣のリッチマン
期待はしてなかったので、ある意味期待どおりの1本。 中途半端感は否めないです。思いっきりはじけまくったコメディとも言えず、ホロッとさせるヒューマンコメディにもなりきれていない。JB作品って、なんだかそんなイメージになりつつあります。それなりにいい味あるんだけどなぁ…
[DVD(字幕)] 5点(2011-03-20 20:14:54)
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