61. 逃亡者(1993)
《ネタバレ》 1回目は逃亡者と保安官の頭脳戦や追われるスリルを楽しむ。2回目はどういう経緯で奥さんが殺されたか、黒幕は誰か?を楽しむ。本当、この作品はテレビシリーズ120話分を凝縮しただけあって、ぐいぐい画面に引き込まれる。これは面白い映画だと思います。ただ、あっさり死刑を言い渡されるというアメリカと言う国は冤罪も多いんだろうな、映画と関係ない部分で思った。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-09 17:33:34) |
62. 土曜の夜と日曜の朝
《ネタバレ》 え、これで終り?というのが正直な感想。シューシネマ大好きな自分にとっては、この主人公のアーサーはぼこぼこになって、工場も首になり、二人の女性からもふられ、孤独になるんだろうなあと思ってたが、意外と爽やかなラストだった。最後、女性が主人公に寄り添って歩く姿は、何かハッピーエンドだった。人妻はどうなるんだ?旦那はどうするの?何かこのアーサーが食い散らかして、終りといった感じだ。まあ、悪い事してるといっても、不倫だけだけど。でもやはり、悪い事は悪い事だから、けじめをつけて欲しかった。退屈しないで観れたので、6点献上。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-07-28 09:09:45) |
63. 翔んだカップル
観た当時は、角川書店の出してる月刊バラエティに、映画のシナリオが載っていたので、何度も何度も読みました。サントラのレコードも買って、よく聞いていたなあ。自分、薬師丸ひろ子さんと誕生日一緒なんです。友達によく自慢してたなあ。監督があの相米監督。今、思うと、この作品で邦画も観るようになったんですよね。邦画の面白さってやつを教えてくれた作品でした。 [映画館(邦画)] 8点(2008-06-25 01:11:00) |
64. 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007)
《ネタバレ》 泣きました。自分も誰にも訪れる親との「別れ」を経験しただけに、樹木希林さんの顔に布がかぶさってる時、もう涙が止まりませんでした。そして、若い頃の母親を演じた也哉子さんの子どもを抱いてる写真をみて、その世界でたった一人、無条件に愛してくれる母ちゃんって感じの写真に、さらに涙、涙。自分も福岡ですが、方言は良かったです。変じゃなかった。オダギリジョーが母ちゃんの手を堂々と握って、都内を歩いてる時の姿が素敵だった。いい場面でした。日本アカデミー賞受賞したのもうなづけます。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-15 01:25:50) |
65. 読書する女
《ネタバレ》 作者の中でどんどん大胆になって行くミュウミュウに、ドキドキした。この調子でいったら、いつか事件に巻き込まれる話になると思う。若いのに読書が好きな女性って、知的でありながら、どこか自分に興味をもってくれる異性に好奇心もあり、世間知らずなとこもあり、しかも家にわざわざ来てくれる。デリヘルならぬデリ読。それをお洒落に描いていく、この映画は官能的というより、コメディに近い。オシャレとしての読書、教養、セックス・・・。 [ビデオ(字幕)] 5点(2008-04-10 12:43:08) |
66. とまどい
《ネタバレ》 「美しき諍い女」でべアールは、気持ちいいほどの脱ぎっぷりでしたが、この映画では、抑え気味でした。老人との絡みが描かれなくても、もういいです。むしろない方が観終った後、大人の恋愛だよなぁ、心の部分でどう結ばれるか、だよなぁと思いました。でも、この女性にとって、恋愛の場合、年齢はそんなに重要じゃないんですね。父親よりも年取ってるかもしれない男性に、男として接していく。そりゃ、若い男は頼りなく見えますよ!! [ビデオ(字幕)] 7点(2008-02-07 02:04:33) |
67. トプカピ
《ネタバレ》 マンガ「エロイカより愛をこめて」に出てきそうな趣味性の高い獲物(?)。後のアガサクリスティ原作の映画でポアロを演じるピーターユスチノフがこんなにダサかったのはちょっとショック。でも面白かった。ローテクな手口ではあるけど、なかなか観てて、ハラハラしました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-11-01 21:21:45) |