121. 東京ゾンビ
“二大スター競演”、浅野忠信と哀川翔の主演二人でおくるホラー・コメディ。この二人の共演が観れたという意味では満足できた。内容はとにかくぶっ飛んでいるので、ハチャメチャな作品が苦手な人にはお勧めできない。前半は独特の雰囲気と軽いテンポでとても良かったのだが、後半は雰囲気がガラリと変わり、いまいち楽しめなかった。 [映画館(邦画)] 5点(2007-09-04 09:43:54)(良:1票) |
122. 東京日和
“無能の人”で映画監督デビューを飾った、竹中直人の監督作品。“無能の人”が素晴らしい作品だっただけに、ちょっと残念な内容だった。浅野忠信も、超チョイ役だし。だけど、いいシーンだったけどね、彼の登場したシーンは。 [ビデオ(邦画)] 4点(2007-09-04 09:37:04) |
123. 隣の女
評判ほどいいとは思えず。 [DVD(字幕)] 4点(2007-09-03 16:23:17) |
124. となりのトトロ
ご存知、宮崎駿の代表作の一つ。 そして、それを今まで観たことがなかった私。 それもある意味すごい。 今までずっと宮崎駿アニメがどうも好きになれずにいた。 だからずっと観ないでいたのだが、最近は沢山の映画を観るようになり、その余勢を借りてようやく観ることに成功したという感じ。 さて、本作の舞台になっているのは、東京都東村山市(志村けんの故郷)と埼玉県所沢市(所ジョージの故郷)の県境にある里山「八国山」である。 劇中においては「七国山」と名前が変えられいる。 音楽担当は、私の大好きな久石譲。 他の宮崎作品や北野武作品でも数々の音楽を提供している。 その中でも最高傑作だと思っているのが、北野監督作品『キッズ・リターン』におけるメインテーマ曲であり、その次が同じく北野作品である『菊次郎の夏』におけるメインテーマ曲なのだが、本作におけるその曲の数々は、それらに匹敵するくらい素晴らしいと感じた。 作品自体も、私が観た宮崎作品の中で最も気に入ったのだが、音楽も最高だった。 [DVD(邦画)] 8点(2007-09-02 11:24:02) |
125. 都会のアリス
《ネタバレ》 ヴィム・ヴェンダースの「ロードムービー三部作」の一作目にあたる作品。 全編モノクロ画像。 主人公がひたすらさすらい行くお話で、道中、少女を連れた女性と出会い、その女性と一夜を共にし、夜が明けてみるとその女性はおらず、仕方なく主人公はその少女と旅を続ける・・・という展開。 この物語における主人公の、「ちゅうぶらりんな精神状態の中での癒しの旅」みたいな設定が、その時の私の精神状態と酷似していた。 それと、主人公が31歳ってのもあり、思わず映画の中の主人公に自分を投影してしまった。 ロードムービーでその主人公に自分が投影された時・・・ まるで自分の分身が、映画の中でその時を体感している様な感覚に襲われたのだ。 あと、撮影監督が『ダウン・バイ・ロー』の「ロビー・ミューラー」ということで、これもばっちりツボ。 なんか話が出来すぎの感は否めないストーリー展開ではあったが、それを補って余りあるほどの素晴らしいロードムービーであった。 [ビデオ(字幕)] 9点(2007-09-01 20:23:06) |
126. 突貫小僧
フィルムセンターにて鑑賞。 小津安二郎の“幻の短篇”的意味あいがあるので、そういった観点から 言えば、観る価値のある作品。 内容は取るにたらないもの。 “現存する小津作品の全制覇”という目的でもない限り、観る価値はそれ 程あるとは思えない。 [映画館(邦画)] 3点(2007-08-29 01:10:57) |