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1.  AIR/エア 《ネタバレ》 
ある種のドキュメンタリーとして堪能させてもらいました。後発新興企業ならではの勢いや自由さやチャレンジ精神が感じられます。今の日本に足りないのはこういう部分じゃないかなと。 個人的に好きなのは「5000ドルの罰金」を逆手に取るという発想。「エア・ジョーダン」のネーミングが誕生する瞬間。そして印象的なのは、やはり最後の母親による「条件提示」。日本なら、どんなスター選手でも一瞬で嫌われるところでしょう。「がめつい」とか「守銭奴」とかいろいろ言われそう。しかしかの国では、とにかく権利を主張することが大事。ひとたび譲歩すればどこまでも利用されるという危機感があるのかなと。 まあ贅沢な暮らしにも限界があるし、預貯金をいくら積み上げても仕方がないので、結局はどこかに投資または寄付するしかないわけで。マクロ的に見れば誰がその主体になるかという違いでしかないのでしょう。いずれにせよ庶民の私にはいっさい関係ない話ではありますが。
[インターネット(字幕)] 8点(2023-06-10 22:42:45)
2.  エール! 《ネタバレ》 
これは傑作。とにかく「愛は地球を救う」的な安っぽい感動ドラマになっていないところがいい。耳が聞こえないというハンデはあるものの、ごくふつうの家庭という感じ。むしろハンデがあるからこそ、性に対してやたら開放的というのも面白い。 娘の視点に立てば、成長と旅立ちのドラマとして見ることができるし、両親の視点に立てば、その娘の幸せを願いつつも手元から離れてしまう寂しさや葛藤の物語として見ることができます。それだけ登場人物を丁寧に描いているということでしょう。 と思っていたら、後半のフェードアウトから無音のシーンですよ。両親の感覚を疑似体験して、ひたすら共感しまくるというか、やはりふつうじゃないんだと気づかされるというか。この演出はすばらしい。久しぶりにゾゾゾゾッと鳥肌が立ちました。 このシーンがあるから、その後のややベタな展開にも素直に感動できます。先生の素性がよくわからなかったり、パートナーの男に魅力が足りなかったりしても許せます。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-07-22 02:27:41)
3.  駅 STATION
3度にわたって流れる「舟歌」がいい。高倉健と倍賞千恵子がだいたい同じシチュエーションで聞いているわけですが、2人の心象風景は3度ともまるで違う。1度目はほっこり、2度目はメラメラ、そして3度目は冷え冷え。それを、セリフで多くを語らず、2人の表情だけで見せる演出にグッと来てしまいました。 ただし、倍賞千恵子といえばやはり「さくら」のイメージが強くあります。今でさえそうなのですから、「寅さん」がバリバリ現役だった封切り当時、観客に違和感はなかったのでしょうか。この作品をもっと楽しむためには、「寅さん」をいっさい見ず、ついでに「ハンカチ」とか「遙かなる」とかもスルーしておくのが一番かもしれません。そう思わせるほど、ザ・日本的情感たっぷりの良作でした。 それにしても、宇崎竜童って稀有な存在ですね。稀代のチンピラ顔にして、稀代のヒットメーカーでもある。「舟歌」もいいけど、続けてラストに流れる曲もさすがという感じです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-09-15 00:35:18)
4.  栄光のル・マン 《ネタバレ》 
この映画、もっともセリフが多いのは、おそらくレース会場のアナウンスでしょう。それぐらい寡黙な作品です。しかし、当方はさしてクルマに興味があるわけではないのですが、十分におもしろかった。一旦リタイアしたマックイーンが別のクルマのドライバーとして復活するあたりは「ルール的にアリなのか?」と思ったものの、そこからラストに至る展開がすばらしい。歓喜の輪の中心で「エイドリア~ン!」と絶叫する映画も悪くはありませんが、自分の役割をしっかり果たし、歓喜を外側から見つめ、わかる人の間だけで目配せをして、静かに去っていく男はもっとカッコいい。これぞ、男の美学です。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-11-22 17:09:31)
5.  エリザベス
「ER」のエリザベス・コーディの大ファンだからという的外れな理由で見たのですが、さすがに傑作でした。国内外の権謀術数のドロドロと、生身の女としての“性”のドロドロが混じり合った、まさにドロまみれの世界の描き方が見事。きらびやかな舞台や衣装までもが毒々しく見えてきます。私見ですが、『ローマの休日』のリアル版またはダークサイド版と言っては、褒めすぎでしょうか。女王の最後の有名な決めゼリフは、アン王女の記者会見における「ローマ!」に匹敵するかと。 それはともかく、世襲で地位を受け継いだ者が、そのまま自動的に実権を握ってしまう恐ろしさも感じました。たまたま女王が聡明であり、側近もしっかりしていたから良かったようなものの、これは壮大なギャンブルでしかありません。「さすがに古い政治システムだなぁ」と思ったら、何のことはない、今の日本も似たようなものです。しかも当時のイングランドの場合、もし無能なら暗殺や侵略といった“浄化装置”が働いたのかもしれませんが、今の日本ではそれも容易ではありません。そう考えると、500年前の英国にトリップしている場合ではない。衆議院が解散された今、あらためてそう思い知らされた次第です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-11-17 17:15:32)
6.  エイリアン2
リプリーをはじめとする女性陣のクソ度胸に脱帽。デカくて強くてキモくて得体の知れない相手に、よくもまあ堂々と立ち向かっていけるものです。一匹のゴキブリにも肝を冷やす自分は、深く恥じ入るばかり。それから、ラス前の“ロボット対決”のシーンは、素直に笑っていいんですよね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-07-25 22:33:28)
7.  エニイ・ギブン・サンデー
オリバー・ストーンがスポ根ものを撮るとこうなるのね。それにしても大甘な気が…。つくづく、米人はアメフトが好きなんですね。ストーリーとは直接関係ないけど、アル・パチーノが親しくなった売春婦とコトに及んだ後、当たり前のように金を払うシーンがあったよね。この部分に、私は男の哀愁を感じました。
8点(2004-03-01 10:34:55)
8.  エビータ(1996)
エビータという女性とアルゼンチンの近代史についてある程度予備知識を持っているか、もしくは関心があればもっと楽しめたかもしれません。両方ともほぼゼロの私としては、最初のうちは戸惑うばかり。だいたい冒頭の10分ぐらい、延々と誰の葬儀をやっているんだろうと思ったら、棺の中にマドンナですからねぇ。しかもクールなイメージを持っていたアントニオ・バンデラスが陽気に歌い出したり。いったい何が始まるんだという感じでした。 しかし見慣れてくると、実はきわめて単純な物語だとわかります。マドンナってけっこう端正で大人びた顔立ちだったんですね。いつも厚化粧の派手なイメージしかなかったので、ちょっと意外。もちろん歌も演技もいい感じ。結局のところ、当初の不安はいつの間にか吹き飛び、けっこう楽しませてもらいました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-08-23 02:11:04)
9.  エリザベスタウン
オーランド・ブルームぐらいのイケメンになると、CAさんのほうから声をかけられるのね。これが「ティファニーで朝食を」の「ユニオシ」みたいな典型的日本人だと、完全に無視されるんでしょう。 それはともかく、ある種の夢物語のような、ほのぼの映画でした。たしかにこういう葬式もいいなと。いくら悲しんでも帰ってこないんだから、いっそ盛大に送り出してやろうみたいな。それにキルスティン・ダンスト演じるヒロインは、多くの男が思い描く理想像でしょう。なんだかよくわからないけど近づいてきて、手取り足取り世話を焼いてくれて、いろいろ慰めてくれて、それでいてベタベタしない。あまりに絵に描いたような理想像なので、夢オチなんじゃないかと疑ったほどです。 まあ典型的日本人には縁のないお話ですが。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2022-05-12 02:04:58)
10.  エベレスト 3D 《ネタバレ》 
妙に豪華キャスト。しかし終盤に行くにしたがってフードとマスクとゴーグルで顔が覆われるので、せめて有名や役者を使わないと顔と名前が一致しなくなる、という配慮でしょうか。 それはともかく、なかなかの迫力でした。ほとんどCGでしょうが、それをまったく感じさせません。過酷さや絶望感がひしひしと伝わってきます。2D鑑賞でしたが、機会があれば3Dも見てみたい。 またこういう極限状態においてなお、頂上に立ちたいという客もすごいし、とにかく1人の客も見捨てないという使命感に燃えたリーダー氏もすごい。カネと権力にモノを言わせて1人だけ救い出そうとした奥さんもある意味ですごいし、危険を顧みずにヘリを操縦したパイロットもすごい。いずれにせよ、こういうときに人間の真価が問われるのかなと。まあ高尾山にすら登ったことのない私は、彼らの心情の半分も理解できなかったと思いますが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-19 01:28:20)
11.  エクソシスト
今さらながら初見。いきなりイラクから始まるとは予想外。そこで発掘されたコインと、遠く離れたワシントンの住宅に突如現れた悪魔に何の関係があるのか今ひとつわからず。 しかし中盤以降、少しずつオドロオドロしさが増していく展開は、さずがホラー映画の傑作という感じ。途中、聖水はただの水道水だとか、あの悪魔は偽物だとかいう話もあって回収されないまま終わった気がするのですが、まあ雰囲気だけ楽しめれば十分です。 で結局、悪魔は何がしたかったんでしょうか。1人の少女をいじめたいだけだとしたらスケールが小さすぎるし、世界征服とか考えているとしたら明らかに方法論を間違えていますよね。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-09-13 02:59:51)
12.  エクスペンダブルズ2
これだけアクションスターが揃うと、〝引き立て役〟の犠牲者の数もハンパないですね。いくら悪の組織とはいえ、まるで害虫を駆除するように皆殺しにしていく様子は、かなりグロテスクです。しかもジョークを交えながら、良心の呵責のカケラも感じることなく、それを「正義」と信じているわけですから、その神経には恐れ入るばかりです。もしかすると、太平洋戦争中の米軍人の日本人に対する意識も、こんな感じだったのかもしれません。それに今だっていざとなったら…。などと考え始めると背筋が寒くなるので、ここは何も考えず、心を鬼にして、豪華殺戮スター軍団による殺戮ショーと割り切って楽しんだほうがいいですね。
[インターネット(字幕)] 7点(2015-06-05 00:18:30)
13.  エクスペンダブルズ
老いてなお、現役バリバリに活躍したいというのは男の夢なんでしょうね。こういう奴らに年金払う必要はないよなぁ。むしろ後世のために、文字どおり消耗品として活躍してもらうのが吉。日本の団塊の方々、期待しております。
[インターネット(字幕)] 7点(2015-05-30 23:35:12)
14.  エド・ウッド
どんなに酷評されても、どれほどの奇人でも、その結果として貧しくても、仲間に囲まれて好きな映画を撮り続けることができたのですから、かなり恵まれた人生だったんじゃないでしょうか。一般人には、とてもマネできません。
[地上波(字幕)] 7点(2006-11-15 15:57:15)
15.  映画 深夜食堂 《ネタバレ》 
TV版もときどき見ていましたが、まあ可もなく不可もなく。うらびれた人たちが集う食堂、という設定である以上、もっとエグい話があってもよさそうですが、どこにでもありそうな「きれいごと」でまとまっていました。 一番面白かったのは「3話」かな。震災と絡めることの是非はともかく、優しさや同情や自己実現のための行動が、相手に愛情表現と勘違いされるのはよくある話。ここからドロドロの愛憎劇が始まったりするわけですが、一方が(おそらく)好人物しか演じられない筒井道隆である以上、浅く流すんだろうなあと思っていたら、本当にそうなってしまいました。いささか残念。 それと、オダギリジョーのキャラはなぜ激変?
[インターネット(邦画)] 6点(2018-01-07 19:09:34)
16.  エアポート’75
トラブル発生までが長いので、かえって心臓に悪い感じ。諸事情を抱えつつも幸せそのものに見える乗客・乗員たちが、そのうちパニックに陥るんだろうなぁ思うと気の毒で気の毒で。結末はわかっていたけれど、そこそこ楽しめました。アクション映画にありがちな銃撃戦やカーチェイスなどと比べ、明らかに「明日は我が身」なので、肌感覚で恐怖を味わえた気がします。しかしコックピットに穴が空いて、あの〝その風〟はないよなぁ。
[インターネット(字幕)] 6点(2015-07-11 20:32:43)
17.  エイリアン
あのビル群のような超巨大宇宙船に、たった7人しか乗組員がいないことに驚き。しかも狭い場所で一緒に寝て一緒に食事するなんて…。巨大タンカーだってもう少し乗っているはず。これじゃ、侵入者探しにも苦労するでしょう。考えてみたら、さすがに“密室劇”だけあって、エキストラもチョイ役もゼロ。本当に登場人物は7人+2匹だけ。私が観てきた映画の中では最小規模かもしれません。あと、ちょっとだけ猫が嫌いになりました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-14 22:07:24)
18.  AVA エヴァ
欧米の女優さんというのは、ハードアクション系のヒロインをこなすことが1つのステイタスなんですかねぇ。ジェシカ・チャスティンというと、インテリ系で、しかも「女」を売りものにしない役どころが多いイメージだったのですが、この作品ではまるで違います。しかも本人が製作に携わっているらしいので、自ら希望したとしか思えません。年齢もそこそこ行っているはずなのに。 そのギャップを楽しむという意味では、堪能できました。しかし全体として暗く、マルコヴィッチの役回りとか、家族との確執とか、どうにも薄っぺらな感じは否めません。個人的には、インテリ系に戻ってほしいなと。
[インターネット(字幕)] 5点(2023-03-08 01:54:35)(良:1票)
19.  L.A. ギャング ストーリー 《ネタバレ》 
最初に非情なショーン・ペンが出てきたときは、ヒリヒリするような緊張感を楽しめるかと思ったのですが、さにあらず。ちょっと軽い感じのアクションものでした。 どちらかといえば「エクスペンダブルズ」とか「オーシャンズ~」とか「ワイルドスピード」とかに近い感じ。要はアウトローで個性的なメンバーがカリスマリーダーの下に集い、徒党を組んで敵に立ち向かうというパターン。で、誰かが犠牲になってリベンジに燃えたりするのもお約束。すごくデジャブ感があります。慢性的な孤独感の裏返しなのか、かの国の方々はこの手のお話がお好きなようで。 結局、ショーン・ペンも非情なだけで深みながないまま最終決戦へ。で、やはりお約束の結末。有名な役者がゴロゴロ出ているだけに、なんだか惜しいかなと。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-07-29 02:11:28)
20.  88ミニッツ
いかにもB級な脚本と、無名&大根ぞろいの役者たちの中、なぜアル・パチーノが出演を決めたのか、興味はその一点に尽きます。拝察するに、自分が出て世間の注目を集めることで、無名&大根たちに飛躍のチャンスを与えようとしたのではないかと。そんな男気や親心を感じつつ、あの老体に鞭打って走ったり転んだりするシーンを見ると、けっこう泣けてきます。さすが“ドン”・コルレオーネです。あくまでも拝察ですが。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2012-07-22 23:04:32)
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