1. エリザベス:ゴールデン・エイジ
《ネタバレ》 宮廷陰謀劇+仮想(己をベスに投影した)恋愛劇+偉人伝の様相をとっており、 前作「エリザベス」よりは分かりやすかったです。本物の大聖堂を使用したロケ は、迫力満点でした。神聖ローマ帝国(主に現代のドイツ)の若い王子のうわべ だけの求婚を、最後はドイツ語でかわすところなどはエリザベスの教養の広さ を物語っていました。特に興味を引いたのは、寵臣フランシスとジョンでした。前者 は英国に抗スパイ組織を作った人物だったそうですが、若い暗殺者が空砲を 放ったことについて「策に溺れました」と謝った意味が理解不能でした。ジョンは 数学者+天文学者だったそうですが、エリザベスが彼にかなり予言を望んだところは、 トップの孤独感や絶望感が滲み出ていました。▼メアリーが斬首される場面が、教会の中でおこなわれた事にはビックリしました。また、通常は斬首役人は覆面をして顔を隠しているのに、巣顔をさらけ出していたこと、さらには映画「わが命つきるとも」では斬首役人に三途の川の渡し賃を渡していたのに、本作ではそれもしていませでした。使用していた斬首斧はまったく同じ形でした。メアリーを演じた女優さんも毅然としておりスコットランド女王の風格を見事に出していました。▼これらの人物相関図を上映数分前にパンフで眺めていたので、やや理解は前作よりも速かったですが、理解不能の関係なども多々あり、今後DVDをみる機会には、あらかじめ予習をしてから観るつもりです。 [映画館(字幕)] 6点(2008-02-18 19:43:08)(良:1票) |
2. エイリアンVS. プレデター
《ネタバレ》 この様な骨董無形のとてつもないSFは大好きです。南極の氷河の中にピラミッドがあったなんて!まあ、想像力豊かな人もいたもんだ、と感心しました。エイリアン2にアンドロイド役で印象強かった役者さんが同じ「ビッショプ」という名を使っていたのは、おしゃれでした。でもあの症状は喫煙による肺がんのような・・・。プレデターが人類に近づきすぎではあったと思います。プレデター1&2のような怖さはまったくなくなり、むしろ可愛い?位でした。12月にはAvsP2が上映されるようですが、どのような設定なっているのか楽しみです。あのモザイク状の要塞は、ラピュタのお城みたいな感じがしました。 [DVD(字幕)] 6点(2007-11-26 15:25:55) |
3. エル・コロナド 秘境の神殿
《ネタバレ》 まったくB級テイストな冒険ものですが、そこそこに面白く、マイケル・ダグラスのシリーズ物と同様なコメディぽいところもあり、結構楽しめました。特典の製作風景も面白く、まあまあの点数となりました。 [DVD(字幕)] 5点(2008-02-26 00:12:52) |
4. AVP2 エイリアンズVS. プレデター
《ネタバレ》 プレデリアン誕生に気付いたプレデターが、宇宙のどこかに存在する宇宙船コントロールルーム(?)からクリーナーを発進させていることが分かって、思わずうれしくなってしましました。砂煙の立った砂漠のような無機質の星のようで、機械だらけを想像していた星とは大分異なっていました。核爆発の様子は今までの映画の中では比較的よく出来ていたような気がしました。しかし、あんな大佐1人ごときに本当に核投下許可権限が与えられていたら、そちらの方がよっぽど怖いです。▼画面が暗い上に、雨や水が滴って、さらにアップ撮影の為に、どっちがどっちだか判別がつかづ、「まあ、いいや。人間が助かれば」と諦めて観ていました。ただ、どちらも不死身と感じさせるほどの恐怖感がなくなっていました。ご丁寧に、産婦さんが襲われ、母体と胎児の両方の心電図と心拍数図が平坦になって行く描写は、記憶にあるかぎり映画でみたのは初めてで、ややえぐさを感じました。▼唐突にも最後に、核投下を命じた大佐が他の2人の将軍(?)と日本人女性「ユタニ」さんにクリーナーの残した宇宙銃を持参し、「想像を絶する武器だわね」「人間を撃つ為のものではありませんから」といった会話をしていたのは、続編を意識したセリフ(?)と勘ぐってしまいました。しかし、原題には、わざわざRequiemとついており、これで最後だよ!て宣言したかったのでしょうか? [映画館(字幕)] 5点(2007-12-30 17:54:06) |
5. エラゴン/遺志を継ぐ者
《ネタバレ》 何の変哲もないファンタジーで、やたらと理屈をこねている感じがしました。飛行中の風景は素晴らしかったです。ヒロインがもう少し、気品があればよかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2007-12-08 22:29:59) |