1. 音楽(2019)
《ネタバレ》 かっこいい。かっこいいのは主人公の研二ではなく、この映画の盛り上がりシーンである坂本町フェスのアドリブセッション風の演奏をきっちり決めた本作の岩井澤健治監督。真っ向勝負だ。命かけてたんじゃないか。また、本作はあの伝説のミュージシャンMことモリタの物語の前日譚だったとオレは思うね。ディーゼル列車の変な匂いや田んぼを通ってくる風の蒸し暑さまで思い出してしまうような昔の地方都市描写も好き。いい映画だったなあ。 [インターネット(邦画)] 9点(2022-01-29 16:20:48)(良:1票) |
2. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 面白い。観る前のイヤな予感は杞憂でした。先が気になって、グイグイ映画の世界に引き込まれます。こんなの久しぶり。ワタシの好きなシーンは、おんぼろヘリコプターを発見してから、リタにコンタクトを取らない決断をしたくだりです。トム・クルーズって、どうしてこんな不思議な味のある役者なんだろう。大満足。まさか本作につけるとは思わなかったけど満点です。【2020.5.19】事情(10点は30作品以内にしたい)により、9点にしました。 [DVD(字幕)] 9点(2014-12-29 09:14:38) |
3. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 再見。静かに始まり、一瞬の爆発のあとひっそりと終わる物語。銀行強盗に自己紹介されて、照れる共犯者。恋人の本当の年齢を拉致されながら知り、憮然とする被害者。監督はコメディとして作ったのではないか? だとしたら、こんな奇形なコメディは今後ありえないでしょう。 [DVD(字幕)] 9点(2014-06-21 20:19:22) |
4. オブリビオン(2013)
ロマンチックで、センチメンタル。 [DVD(字幕)] 9点(2013-12-08 10:17:56)(良:1票) |
5. 男はつらいよ
《ネタバレ》 ”寅さんでも見るか”と視聴してきた本シリーズ。第1作目。原点でもあるし、腰を据えて「男はつらいよ」を観てみようと鑑賞したモノです。で、結局、とっても若くてイキがいいころ寅さんに魅了されてしまうわけです。またしても「寅さんを見てしまった」状態になるわけです。タンカ芸については、あまりにうますぎて、映画の流れを忘れて見入ってしまう。「アリのキンタマ」とかのボキャブラリーをもって、オレも会話できるようになりたい。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2013-03-17 22:09:17) |
6. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 ベタだけど好き派です。前回観たときとは別なシーンで、またこみ上げてきました。前半、コミカルすぎる吉岡氏ですが、淳之介をひっぱたくシーンと指輪のシーンで挽回していましたね。 [地上波(邦画)] 9点(2012-01-13 23:05:48) |
7. おくりびと
《ネタバレ》 泣きはしなかった。ただ、本木雅弘の醸し出す静かな世界に引き込まれていた。滋味あふれる名作、としか言いようがない。 [DVD(邦画)] 9点(2009-08-14 23:33:26) |
8. 男はつらいよ お帰り 寅さん
《ネタバレ》 最後のマドンナたちのシーンは、ニュー・シネマ・パラダイスのキスのシーンのよう。山田監督が最終回の構想として持っていたという、子供らとかくれんぼをしていて、隠れているうちに息を引き取る、ってシーンが見たかったなあって思います。でもそれは、どんなに技術が進んでも、かなわないことなんだと思います。 [映画館(邦画)] 8点(2020-01-02 17:00:39) |
9. オールド・ボーイ(2003)
うわあ。ネタバレしてたら、観なかったよ。鑑賞後の今、誰ともこの映画について話したいと思わない。なので、ここに書き込むのすらイヤになってますが、しかし。こんな物語は初めてだよ。うんと悪い点数をつけたい気持ちですが、どうしても8点です(ファニーゲームと同じ)。まいりました。【追記】こんなにみなさん、「ネタバレ無」しで書き込みしている映画をワタシは知らない。とにかく、話の中身について話したくないんだ。その気持ち、わかるよ。 [DVD(字幕)] 8点(2019-06-21 21:41:41) |
10. オリエント急行殺人事件(2015)<TVM>
《ネタバレ》 あの皆さんご存じのオリエント急行殺人事件を日本版にするとこんな風ですよね。しかし、ここからが本当の三谷版です、とでもいいたげな、後編へ続くのシーンはかっこよかったです。そして残念なのは、本サイトの、1974年製作のイギリス版のレビューで、三谷版ができるのなら、タイトルは「踊り子急行殺人事件」にして欲しいと記述しましたが、そうはいかなかったことです。自分じゃちょっといいなと思ってましたので(えへ)。ちぇっ。なんちゃって。 [DVD(邦画)] 8点(2019-04-15 21:34:25) |
11. 男はつらいよ 寅次郎相合い傘
《ネタバレ》 リリーさんの寅さんシリーズにおける特別感が理解できない、むしろ不協和音とすら思っていたモノです。本作を見て、シリーズにおけるリリーさんの立ち位置がやっとわかった次第です。皆がお似合いであると思っていたのに、の人だったのですね。相思相愛であるにも関わらず、寅さんがフッタ形になっちゃった女の人。1:04:00頃のパパさんから「いつ結婚するか」聞かれたときの寅さんの表情がすごい。完全に笑っているのに、笑っていない。惚れてたんだよ。啖呵売のシーンが多いのも本作の好きなところです。 [DVD(邦画)] 8点(2017-10-29 20:16:16) |
12. 鴛鴦歌合戦
花のように明るくて楽しくてかわいい。志ん朝の落語のような話だ。 [DVD(邦画)] 8点(2014-02-16 00:03:53)(良:1票) |
13. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 ワタシは、「ベンジャミン・バトン」を思い出しました。彼の作はだんだん若返っていくだけであるのに対して、本作もオオカミの血を引いているだけ。生きていること、親子としてあることに、そう大して違いはないといっているようです。親が思っている以上に、子供はどんどん大きくなってしまう。旅立ちの時は、躊躇なく行って欲しいと願っているワタシですが、雨のように少しだけこちらを振り向いてほしいとも思っています。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-03 08:52:55) |
14. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
期待、裏切らず。本当に、だだ漏れの感情に身を任せて観ることができる貴重なシリーズです。「北の国から」を観てるときのようです。このまま昭和が終わる頃まで、ずっと続けて欲しい。次は、万博のころかな。 [映画館(邦画)] 8点(2012-02-11 21:02:32) |
15. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 鈴木オートに笑わされ、茶川、淳之介とヒロミにグッとくる。前作同様の展開ですが、このシリーズは、本当に、だだ漏れの感情に身を任せて観ることができる貴重なシリーズです。 [地上波(邦画)] 8点(2012-01-20 23:50:54)(良:1票) |
16. オーロラの彼方へ
《ネタバレ》 皆さんおっしゃるとおり、地味な「バック・トウ・ザ・フューチャー」であり、「バタフライ・エフェクト」のよう。でも、本作もいいです。単純に、いいの観ちゃったなという気持ち。まだ生きているワタシの父と、もう少し話をしてみようと思いました。「山田洋次監督が選んだ世界の名作100本【家族編】」っていうのがあったら、きっと選ばれると思います。 [DVD(字幕)] 8点(2011-09-07 22:28:37)(良:1票) |
17. おっぱいバレー
《ネタバレ》 ほぼ同級生です。まさか映画館で「永井龍雲」にあえる(聞ける)なんて思ってもみませんでしたよ。先生も男子バレー部も、どちらの顔も立てた最後の試合の展開。一軍に全部変えるのって、きっと、ちばあきおのアレですよね。ニヤッとしました。バレー部のキャプテンもいいですよ。うそは、他の人のためにつくもんなんですよ。良作。 [映画館(邦画)] 8点(2009-04-30 16:48:30)(良:1票) |
18. 俺はまだ本気出してないだけ
《ネタバレ》 とにかく深刻にならないところがいいですね。新手の「寅さん」をみたような気分です。世の中、きっとこんな人にいて欲しいんですよ。こんな人もいて、そしてサラリーマンもかっこよくって、ねぇ。 [DVD(邦画)] 7点(2013-12-14 17:35:15)(良:2票) |
19. おいしい殺し方 -A Delicious Way to Kill-
《ネタバレ》 BSフジでオリジナルを見た方は、絶対、「昨日、ものすごいのTVでやっててさあ」とか言ってたはず。うらやましいです。怪優、池谷のぶえ。ノーマークでしたが、なんかすげえ。彼女に興味が出てきた方は、ブログも書いてらっしゃるみたいですんで、参照してみてはいかがでしょうか。才人! [DVD(邦画)] 7点(2009-11-29 01:06:24) |
20. 大阪ハムレット
結構、じわじわ効いてくるいい映画ですよ。鑑賞後、テレビをニュース番組に切替えたんですが、難しいことをいってるようなコメンテーターがアホみたいに見えました。 [DVD(邦画)] 7点(2009-11-03 07:13:00) |