21. 小野寺の弟・小野寺の姉
《ネタバレ》 失恋をして涙する片桐はいり(怪優)ってのは、バラエティ番組でクイ気味に芸人と絡んでいく美人女優並に、なんかこう、見てはいけないものを見てしまったという感じがしましたね。告知で見て想像していたのとはまるで違う、乾いてない方の作品。 [DVD(字幕)] 4点(2015-03-28 11:15:59) |
22. 俺たちに明日はない
《ネタバレ》 再見。静かに始まり、一瞬の爆発のあとひっそりと終わる物語。銀行強盗に自己紹介されて、照れる共犯者。恋人の本当の年齢を拉致されながら知り、憮然とする被害者。監督はコメディとして作ったのではないか? だとしたら、こんな奇形なコメディは今後ありえないでしょう。 [DVD(字幕)] 9点(2014-06-22 16:11:08) |
23. 鴛鴦歌合戦
花のように明るくて楽しくてかわいい。志ん朝の落語のような話だ。 [DVD(邦画)] 8点(2014-02-16 10:13:56)(良:1票) |
24. 俺はまだ本気出してないだけ
《ネタバレ》 とにかく深刻にならないところがいいですね。新手の「寅さん」をみたような気分です。世の中、きっとこんな人にいて欲しいんですよ。こんな人もいて、そしてサラリーマンもかっこよくって、ねぇ。 [DVD(邦画)] 7点(2013-12-14 17:40:51)(良:2票) |
25. オブリビオン(2013)
ロマンチックで、センチメンタル。 [DVD(字幕)] 9点(2013-12-08 12:48:41)(良:1票) |
26. 俺俺
《ネタバレ》 次々と俺が現れてくるという設定。星野智幸の原作は、ぐいぐい引き込まれた前半から、中盤以降の大風呂敷に正直ついていけなかった。これを三木聡監督ならどのように切り出してくれるのか期待して観たクチです。小ネタまみれになりつつも、新しい世界観を見せてくれた監督。しかし、うーん、なんだこの残念感は。本作ではおさまりのいいところに持っていって、こじんまりしてしまった感じです。この監督はこんなもんじゃない。次回作期待。 [DVD(邦画)] 5点(2013-11-17 18:28:41) |
27. 男はつらいよ 噂の寅次郎
《ネタバレ》 たぶん絶頂期だったんじゃないでしょうか、大原麗子さん。でも、なぜこんなに「男はつらいよ」になじまないんだ。たいした理由もなく離婚を切り出し、寅さんに唐突に「好き」と言い、あっという間に幼なじみについて去って行く。こんなマドンナありか。今更ながらの「女難の相」。否定不可能の女優さんにからまれた渥美清さんがそうだったんじゃないでしょうか。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2013-08-21 21:56:19) |
28. おおかみこどもの雨と雪
《ネタバレ》 ワタシは、「ベンジャミン・バトン」を思い出しました。彼の作はだんだん若返っていくだけであるのに対して、本作もオオカミの血を引いているだけ。生きていること、親子としてあることに、そう大して違いはないといっているようです。親が思っている以上に、子供はどんどん大きくなってしまう。旅立ちの時は、躊躇なく行って欲しいと願っているワタシですが、雨のように少しだけこちらを振り向いてほしいとも思っています。 [DVD(邦画)] 8点(2013-05-03 14:47:01) |
29. 男はつらいよ
《ネタバレ》 ”寅さんでも見るか”と視聴してきた本シリーズ。第1作目。原点でもあるし、腰を据えて「男はつらいよ」を観てみようと鑑賞したモノです。で、結局、とっても若くてイキがいいころ寅さんに魅了されてしまうわけです。またしても「寅さんを見てしまった」状態になるわけです。タンカ芸については、あまりにうますぎて、映画の流れを忘れて見入ってしまう。「アリのキンタマ」とかのボキャブラリーをもって、オレも会話できるようになりたい。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2013-03-17 22:30:15) |
30. 王将(1948)
《ネタバレ》 なにより小春に「日本一の将棋指しになって欲しい」と励まされて、再度将棋の道を歩き始めているワケですので、名人位にはもう少し執着する姿を見せて欲しい。結果、関根棋士に譲ることになるとしても。また、将棋も詰まるところは心理戦。2五銀が破れかぶれであろうと、相手のペースを乱した立派な一手。反省などする必要は全然ありません。阪妻の坂田三吉は無垢で魅力的なんだけど、もう少し行儀が悪くても良かった。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2012-09-23 19:54:49) |
31. 降りてゆく生き方
《ネタバレ》 タイトルに惹かれて公民館に足を運んだモノです。今のワタシの現状、「しがみついている生き方」に揺さぶりをかけてくれるのではないか、と期待しつつ。しかし。真面目な人達が、いろんな人に会いに行って、一生懸命勉強して作っているという感じはヒシヒシと伝わってくるのですが、正直、つらいんだ。世の中が進むことにより、取り残してきたいろんなモノを、足下を見つめつつ拾い集めながら「降りてゆく生き方」、ってテーマ自体が古いのはいいこととします(普遍的なモノだと思うので)。でも、それを説得するだけの材料に乏しいんだ。「農薬・肥料を使わない栽培」「草の根選挙」「子どもたちに、豊かな自然を」って、扱っている素材が20年からそれ以上遅れ、です。残念だ。あまりに真面目な現場を、どうにか解きほぐそうとしているかに見える、お笑いパートを一手に引き受けている武田鉄矢さんが、とても痛々しくみえました。なお、主題歌は、結構心地よかったです。 [映画館(邦画)] 3点(2012-03-20 19:07:00) |
32. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
期待、裏切らず。本当に、だだ漏れの感情に身を任せて観ることができる貴重なシリーズです。「北の国から」を観てるときのようです。このまま昭和が終わる頃まで、ずっと続けて欲しい。次は、万博のころかな。 [映画館(邦画)] 8点(2012-02-12 06:39:11) |
33. ALWAYS 続・三丁目の夕日
《ネタバレ》 鈴木オートに笑わされ、茶川、淳之介とヒロミにグッとくる。前作同様の展開ですが、このシリーズは、本当に、だだ漏れの感情に身を任せて観ることができる貴重なシリーズです。 [地上波(邦画)] 8点(2012-01-28 16:30:17)(良:1票) |
34. ALWAYS 三丁目の夕日
《ネタバレ》 ベタだけど好き派です。前回観たときとは別なシーンで、またこみ上げてきました。前半、コミカルすぎる吉岡氏ですが、淳之介をひっぱたくシーンと指輪のシーンで挽回していましたね。 [地上波(邦画)] 9点(2012-01-14 16:05:51) |
35. 大阪ハムレット
結構、じわじわ効いてくるいい映画ですよ。鑑賞後、テレビをニュース番組に切替えたんですが、難しいことをいってるようなコメンテーターがアホみたいに見えました。 [DVD(邦画)] 7点(2012-01-08 13:04:19) |
36. オーロラの彼方へ
《ネタバレ》 皆さんおっしゃるとおり、地味な「バック・トウ・ザ・フューチャー」であり、「バタフライ・エフェクト」のよう。でも、本作もいいです。単純に、いいの観ちゃったなという気持ち。まだ生きているワタシの父と、もう少し話をしてみようと思いました。「山田洋次監督が選んだ世界の名作100本【家族編】」っていうのがあったら、きっと選ばれると思います。 [DVD(字幕)] 8点(2011-09-08 00:15:25)(良:1票) |
37. おそいひと
「不愉快」というジャンルの映画であり、それに成功していると思う。不愉快にも関わらず、この監督の作品をまた見たいと思う。 [DVD(邦画)] 6点(2011-03-19 07:17:14) |
38. オリエント急行殺人事件(1974)
これはもう、三谷幸喜氏に日本版を作ってもらいたいですね。タイトルは、「踊り子急行殺人事件」。 [DVD(字幕)] 5点(2011-02-13 11:11:51) |
39. お熱いのがお好き
《ネタバレ》 例の地下鉄の通気口の有名なポスター、または「そっくりさん」でしか、マリリン・モンローを観たことがありませんでした。初鑑賞。他のレビュワーさんが言うとおり、セクシーというより、キュートなんですね。あるいは、チャーミングか?いずれにしろ、ものすごい存在感がありましたね。しかし、本作では、その存在感がゆえにか、モンローのシーンで物語が止まってしまいます。歌われなんかしたら、映画そっちのけで、唄ってるモンローに見入ってしまいます。悪く言うと、モンローだけが浮いているようにも見える。モンローのための映画、といわれるゆえんかと思われます。ホント、最後、スケベ親父がみんな持っていったというか、うまくオトしてくれたと思います。 [DVD(字幕)] 5点(2010-09-23 19:42:03) |
40. おばちゃんチップス
《ネタバレ》 最初の40分までは、大阪の血の濃さを感じましたね。しかし、船越栄一郎氏が、misonoの部屋に入っちゃった辺りから、いやな予感が漂いだし、あまりにご都合主義なハッピーエンドにガッカリ。この映画にバッドエンドは似合いませんが、憂歌団のブルース調というか、大阪浪花節的な終わり方にしたらよかったのになあ、と思いました。 [DVD(邦画)] 4点(2010-04-02 23:55:43) |