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1.  薔薇の名前
1300年代のイタリアという滅多に見ることのない舞台。豪壮で陰鬱なゴシック~ロマネスク美術が素晴らしく、迷路のような大図書館探索シーンなどは圧巻。個人的には夢幻美という点で「ブレードランナー」と双璧をなす映画です。邦画も「八つ墓村」辺り、こういうスケールで撮れないものかなぁ…
9点(2003-12-30 13:31:39)
2.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
一人だけ90年早く目覚めてしまう、トラブルを会社に連絡するも返事が来るのは数十年後・・新たな閉所恐怖症的アイデアがお見事。 IOT駆使した宇宙船内の緻密な描写はまるで「2001年宇宙の旅」の現代バージョンて感じ。 ここからホラーでもサバイバル・サスペンスにでも持っていけそうな所、ラブストーリーにしてしまったのも良。 ラストもファンタジー風で後味が良いんだけど、物理的にこれでいいんだろうか?とは思った。 あれだけ木々が大きく育つと相当重くなるので宇宙船の航行に影響を及ぼすはず。いや違う、宇宙船という閉じた世界なので全体の質量は不変。 すると木々があれだけ大きくなるためには養分として何かが減ってないといけない。船に肥料のようなものは積まれていないとなると、考えられるのは大勢の乗客たち・・ 最後に起床してきた数名の乗客達は(夫婦が先に死んでしまった為)辛うじて肥料になる運命を免れた生き残りだった・・て、やっぱりホラー映画? 「ゼロ・グラビティ」でも明らかに物理的におかしい場面が幾つかあったけど、ハリウッドってまともなサイエンス顧問とか居ないんだろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2021-08-23 00:37:32)(笑:1票)
3.  ハロウィン(1978)
ジェイソンもターミネーターも居ない時期にこれである事、演出がアイデアに富んで簡素かつ的確である事は流石この監督。改めて見ると殺害シーンはヒッチコックのサイコより柔らかい。個人的には、親達が外出して親戚の子やらお姉さん達で夜のお留守番という設定、あの雰囲気が、何かしら子供時代のノスタルジーを刺激して良。
[ビデオ(字幕)] 8点(2008-09-28 23:05:04)
4.  裸足の1500マイル
ただ荒野を歩いて家に帰るだけのストーリー。色彩は青(空)と白(大地)と茶色(子供達)ほとんどそれだけ。Pガブの音楽もいつになく控え目。ただ非常にシンプルな分、強烈な内容が際立っている感じ。 アラブ紛争見てると、英米の政策って今も昔も発想があまり変わらないんだなぁ…という印象。 最後に監視者を追っ払ったお母さんがニカッと笑うのは中途半端に演出じみていて減点、いい所だったのに残念でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-05 23:47:48)
5.  バートン・フィンク 《ネタバレ》 
夢を具体的に表現するのにこういう手法があったかと唸った。 ラストシーンがもう少し続いていたら次のようになってたと思う。 海辺の情景がホテルに掛っている絵と同じ構図になる→はっと目覚めて半覚醒状態で壁の絵を眺めていた事に気付く→今までのは夢で自分は蒸し暑いホテルで今だに進まない原稿を書いている…いわゆる「夢オチ」ですが、夢そのものを表現しようとする点が今までの映画と違う。 起きてしまうと内容が中々思い出せない、何か妙に気持ちよかった気がするけど…という「夢」を観客は覚醒したまま味わえる、それがこの映画の醍醐味だと思います。(炎の中驀進するデブさんは夢のフラストレーション解消機能?) 最後のオチまで描かないのは、無論、目覚めてしまうと思い出せないから。エンドロールは夢から覚めようとしているウツツの状態。目覚めるのは劇場の明かりが点いた時です。  …では何処からが夢か?というとそれははっきりしない。とりあえず「壁でろ~ん」が、もう夢に入っている事を暗示するのみ。考えてみれば「目覚める事」とは対照的に「眠りに入る瞬間」を意識できる人はまず居ない。その辺まで計算されているようで、見事だなと思います。
8点(2003-11-25 21:15:38)
6.  蝿の王 《ネタバレ》 
原作と映画で主人公設定が180度変わったのにちょっと戸惑った。 原作でのラルフは落ちこぼれで自由を愛する少年。ジャックは優等生で少年兵の隊長。なのに映画ではそれが逆になってる。(バトルロワイアルに例えれば秋也と桐山の立場が逆転したようなもの) これによってファシズムを表現していたであろう原作に対し、映画では「無秩序からくる狂気」が表現されているという感じ。このノーベル賞作の大胆な解釈の変更は、現代の実相に合っているようでウマイなと思います。 残念なのは話のテンポが速すぎること。もう少しゆったり間を持って、少年時代のノスタルジーにどっぷり浸れるゆとりがあれば、印象もより深いものであっただろうに。 あと音楽、オーケストラオンリーでしたが当時流行りのアフリカっぽいものを入れた方が良かったのでは。 
8点(2003-11-20 21:30:55)
7.  バットマン・フォーエヴァー
悪役2人の切れっぷりが清々しい。ひたすら生真面目なバットマンとの組合せが漫才の名人トリオみたい。漫画の見事な映像化。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-26 08:50:28)
8.  バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲 《ネタバレ》 
他作に劣らず良く出来てると思う。ただ、これまでの大物悪役の弾けっぷりに比べるとシュワルツネッガーに気を遣い過ぎた脚本が玉に瑕。バットシリーズで唯一悪役が改心してしまう。しかし考えてみれば「悪者を決して殺さない」→「刑務所か精神病院に入れて更正させる」というのが、(他のヒーローモノにはない)バットマン独特のの信条なので、プロット的には最も理想的な展開のはず。にも係わらずこれがダメなのであれば、今後のバットマンは敵をキチンと自分で殺すようにするか、或いは敵に負けるキャラになるか、どちらかしかない。で、後者を選んだのが「ダークナイト」って感じ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-26 08:31:30)
9.  バルジ大作戦 《ネタバレ》 
他の戦争映画ってそんなに細かなリアリティに忠実でしたっけ? 雪が少ないとか、戦車の数が多すぎるとか、結末がコメディみたい(誰もそんな事言ってない)とかはありますが、作戦の概要やドイツの敗因が燃料不足(敵の燃料基地を奪えなかった)など、概ね史実通りです。 違和感というなら、例えば名画と名高い「戦争のはらわた」なんて舞台は砂漠だし、ドイツ軍の主人公は「スピーク・ラーク」の典型的アメリカ人だし、みんな英語喋ってるし・・西部劇か。 それにしても500両にも及ぶ戦車のタンクバトルは凄い。当然CGでなく実写。 大佐の人格が変わったり、副官が裏切ったり、色々ドイツを悪く描こうとされてますが、それでもドイツの方がカッコよく見えるのは何なんだろう。
[DVD(字幕)] 7点(2010-11-01 00:32:37)
10.  発禁本-SADE
昔、サドの小説を読んで気分が悪くなったことがある。「官能小説」というより「スプラッタホラーの元祖」といった印象。ただ作品中であれだけ発散できていれば、逆に日常では案外普通っぽい人だったのかな…と映画を観て思いました。(何だかカッコよく描かれすぎな気もしますが。) セットや美術がかなり本格的で、人間性を無くしてしまったようなガチガチの革命派闘士をはじめ様々な人物描写も見事。「フランス革命」を舞台にした文芸大作という風格で意外と見応えありました。エロ映画的な売り方をされてるのがちょっと勿体無い感じ。…ただどう見てもこれはR-18ですが。w
[DVD(字幕)] 7点(2005-09-25 12:51:19)
11.  ハンテッド(2003) 《ネタバレ》 
中盤からラストまで延々と続く追いかけっこが良かった。郊外の住宅地→都会の雑踏→地下道→公園→高架電車→橋脚→河→峡谷の瀑布…いつ終わるともなしに追跡シーンが延々と続く。このまま最初の原生林まで行くのかと思ったら、途中で終わってしまって残念。こんなに正確に追って行けるものだろうか…と思ってしまうので、足跡を分析して追跡するトラッカー(?)という専門職について、もうすこし解りやすく説明しても良かった気もします。演出・脚本にもう一つ何か足りない感じが惜しい。ローケーションが心地よいので個人的には結構好きです。 
7点(2005-02-15 00:48:38)
12.  8 1/2
茫洋とした祝祭空間。やらなきゃいけないけどなかなか出来ない…というような気だるい焦燥感は何となく解かるものがあります。レポート締切り間際に見そうな夢? 個人的に、こちらは絢爛で色彩感覚溢れるオーケストラ(モノクロだけど)、「バートンフィンク」はシブいアヴァンジャズという感じ。
7点(2004-03-09 20:50:00)
13.  バックドラフト
ついこの間、消防士が崩壊したビルの下敷きになるという事故もあって興味を持って見れました。東西問わず消防士の方も大変ですね。職業に誇りを持つというのは見ていて気持ちがいいものです。ドラム缶がボンボン弾ける映像も凄かった。サスペンスの動機と犯人がイマイチ大味な気がして少し残念。
7点(2004-02-12 01:02:33)
14.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 
子供、お菓子は欲しがってもあんなチーズみたいな肉欲しがらないと思う。この辺が不自然で最後に醒めてしまいました。ヨーロッパの古層に潜むアメリカンサイコという図式は良かったと思います。
7点(2003-12-04 22:33:23)
15.  バード(1988)
ニューヨーク、南部、パリ…それぞれの都市の情景の対比が面白かった。埃っぽくも詩情溢れる映画。前世代のプレイヤーの演奏シーンがあると、当時ビバップがどう新しかったかがもっと解り易かったと思う。
7点(2003-11-20 23:11:30)
16.  ハイランダー/悪魔の戦士
中世と現代の両方の情景が味わえて「お得」な感じ。 時空を超えて戦い続けるというアイデアが素晴らしいです。 一人しか生き残れないはずなのに何故戦士同士がああも仲が良い?等、 設定をもう少し詰めてほしかった感じもする。
7点(2003-11-20 21:02:05)
17.  パラノーマル・アクティビティ 《ネタバレ》 
「固定カメラで手振れを30%抑えました」的手持ちカメラ映画。ドアがちょこっとだけ動いたり、シーツがずり下がったり、とにかく地味。この地味さがあってこそラストのインパクトが活きて来る訳ですが…。ブレアウィッチだと、木からぶら下がった大量のの木人形だとか、聞こえるような聞こえないような子供の笑い声だとか、無数の手形とか…要所要所に出てくる怪異が楽しめるわけで、個人的にはこちらの方が好きです。あと自分(というか大抵の日本人)には「悪魔が怖い」という本能的な恐怖が無い。あまりにストレートに「正体は悪魔」とやられると、ホラーというよりファンタジーに感じてしまう。この辺もイマイチの理由かな。
[DVD(字幕)] 6点(2010-08-31 23:29:04)
18.  バーバー吉野
自分の子供時代は、丸坊主であろうが、オカッパであろうが、カッコイイと認められる基準は別にあったような気がします。この違和感は、女性が撮ったものかな…と思ってクレジットを見ていたら、やはりそうでした。 それにしても祭りの日に神社の前でザビエルカットで賛美歌歌うのが100年以上続くなんて、伊豆は隠れキリシタンの里ですか? こんな「伝統」や「しきたり」が日本のどこにあるんでしょうか… 伝統云々ではなく、単に吉野刈りしかできない床屋と子供達の戦い、とした方が面白かったと思います。伝統に対しての理解が浅いままでそれを風刺したつもりでも、今時説得力に乏しく、映画に安直なイメージを与えてしまうだけな気がします。風景や雰囲気はかなり良かったので残念でした。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-03 02:41:50)
19.  パリ、テキサス
小津安二郎へのリスペクトを公言するだけあって、穏やかでしっとりとした筆致はとても心地良いです。ただ小津氏のそれが「日常生活を凛として営む人々」を描いているのに対して、本作は「だらしない生活を送る人々」をオブラートで優しく包んである…といった印象を受けない事もないです。それが悪いというわけではなく、日本人と西洋人の根本的な信条の違いのようなものが垣間見える気がして興味深い。
6点(2004-12-19 10:08:43)
20.  裸のランチ
原作の内容を再現する…ではなしに、原作が執筆された状況や作者の妄想を描く事によって原作世界を間接的に表現している…という感じ。「映像化不可能」と言われる実験的小説を映像化する事について面白い手法だなと思いました。 ただ「麻薬とアート」というテーマとかクリーチャーを多用したビジュアル面とかは個人的にいまひとつ新鮮味は感じなかったです。モロッコ・ロケが実現していたらもっと視覚面で面白かったかも。
6点(2004-08-15 21:24:06)
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