21. ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝
《ネタバレ》 なんじゃこりゃ。前ふりの説明が長い上に、ご都合主義が目に余る展開。ご都合主義が悪いわけではないが、もう少し前後を考えて脚本を書いてほしい。雪男が登場したり、怪物になったりするのが、まるで意味がない。たんに色々出してみたかった、というだけではないのか。唯一、息子の役どころの設定はよかったと思う。一方、レイチェル・ワイズから代わったマリア・ベロがまるで魅力なし。というか、「ハムナプトラ」というタイトルやめようよ。 [DVD(字幕)] 3点(2009-03-04 01:24:07) |
22. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
《ネタバレ》 前作を見ていないとわからない部分が意外に多い。エヴリンのあの設定は、ちょっとやりすぎのような気もする。うまくラストに結び付けてましたけどね。でも、一度は自殺してまでしたのに、あの程度で逃げ出すってのもなあ。 [DVD(字幕)] 6点(2009-02-24 01:41:34) |
23. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
《ネタバレ》 娯楽作品としては、まあよいんじゃないかな。「そんなに期待しなければ十分楽しめる」レベルなんだと思う。インディ・ジョーンズを意識しているのかいないのか。 [DVD(字幕)] 7点(2009-02-24 01:41:08) |
24. バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
《ネタバレ》 さすがにシュワルツネッガーはミスキャスト。何しろクレジットで最初に表示するのがバットマンの役者じゃないというのが、奇をてらいすぎな感じ。さらに言えば、付け足したようなバットガールの存在もよくわからない。ダークナイトと比べることはできないが、アメコミベースとしては脚本も普通だし、映像もひどいというほどではない。もうちょっとなんとかなったんじゃないだろうか。 [DVD(字幕)] 5点(2008-11-10 00:20:56) |
25. パーフェクト・ワールド
《ネタバレ》 良い映画。ブッチが子供に対してやさしい一面を見せる一方、子供に手をかけようとした相棒を殺したことで、「人を殺しかねない」という気持ちを植え付ける。車にとびかかって来た男が殺される前に手を噛んだのも、その思いを示すための伏線だろう。母親を現場に送るためにヘリを飛ばすというところで、冒頭のシーンとつながりを見せる。展開を予測させた上で、その緊迫感を活かして話を進める。暴力父を避けるために軽微な罪で少年院送りにしたレッドが、責任を感じて最後に丸腰で立ち向かっていく、などなど。なかなか見どころの多い映画だった。 [DVD(字幕)] 8点(2008-10-27 01:40:11)(良:1票) |
26. パーフェクト ストーム
《ネタバレ》 さんざん書かれているけれど「実話に基づく」という映画で、あの終わり方はないだろう。かなり早い段階から創作だったということであり、騙された気分だ。「実話に基づく」と書いてなければ、あるいは「実話に基づくフィクション」と書いてあったなら、まったく違う感覚を持てただろうに。海に落ちた太っちょを犬猿の仲が助けるというシーンも何の伏線でもなかったのは実話ベースだから仕方がないと思っていたくらいなのに。結局、実話に基づいているのは、ヨットと救助隊の話くらいなのだろうか。荒れた海の表現は、非常によくできていると思うだけに残念。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-04 02:15:44) |
27. バットマン ビギンズ
《ネタバレ》 「ダークナイト」に魅了されて鑑賞。役者陣が豪華で、脚本も悪くないし、なかなかうまい作りだと思う。ただ、毒を流して気化させるというのは、いまひとつピンとこない(吸引して毒なら、普通に飲んでも毒なのでは?)。無実の自動車やら道路やら建物を壊しまくっているのも気になると言えば気になる。それにしても、マイケル・キートン版しか知らなかったので、新シリーズには期待できる。 [DVD(字幕)] 7点(2008-09-30 03:50:29) |
28. ハンコック
《ネタバレ》 苦悩するスーパーマン、という設定は面白いが、脚本が無理やりな感じ。ハンコックが自宅を訪れるときに、メアリーが意味ありげな顔をするので、その後の展開は予想できなくもなかったのだが、超能力を持つ二人が引き寄せあう、って言っても、あのPRマンを救ったのはただの偶然じゃないの? そもそも冷蔵庫を放り投げたりしなければ(ただ、ヤメテ、と言っておけばよかった)、メアリーの素性がばれることもなかったわけで、もうちょっと納得できる理由がほしい。何より気になったのは、二人が一緒にいると普通の人間になって超能力がなくなって普通に歳をとるはずなのに、なぜ3000年前から“長生き”できたのか。どこか見逃したポイントがあったのかなあ。あと、“お兄さん”が遠く離れていたら、ジェイソンとメアリーは一緒に歳をとれないわけですね。子供が赤ん坊の頃から歳を取っていないのであれば、どうせ、そろそろ気づく頃なのかもしれませんが。 [映画館(字幕)] 5点(2008-09-17 03:32:46) |
29. 薔薇の名前
《ネタバレ》 良い映画と思いますが、シリアスなテーマを扱っている割に娯楽性が高いという感じはします。ショーン・コネリーが、淡々と(かつ鋭く)問題を解いていくさまは面白く、ほんとうによい役者だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-03-27 00:51:27) |
30. パニック・ルーム
《ネタバレ》 最後まで楽しめる映画とは思いますが、あまり残るものはないですね。留守じゃないとわかったところで、予定とぜんぜん違ったわけですから、作戦を立て直すべきだったというか(それじゃ映画になりませんが)。最後に戻ってきたバーナムは、戻らなくてもつかまっていたのか(察しのいい警官はずっと待機していたのか)、息子はどうなったのか、風に飛ばされた銀行債権は誰が拾ったのか、気になりますね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-23 23:24:10) |
31. バイオハザード(2001)
たしかに、ミラ・ジョヴォヴィッチで持っている映画、という気がしないでもない。しかし、私はゲームを知らないためかもしれないけれど、娯楽映画としては映像もストーリーもよくできた佳作だと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-06 04:28:24) |
32. パーフェクト・ストレンジャー(2007)
《ネタバレ》 駄作。印を付けたとおり、ネタバレしているので、ここから先は映画を見てから読んでいただきたいのですが(と、しつこく念を押す)、「ラスト7分11秒まで真犯人は絶対わからない」というキャッチコピーが、評価をいっそう下げます。そうでなくても、「コイツが犯人だったら、つまらなすぎ」という人と、「コイツが犯人だったら、出番少なすぎ」という人を除外するとほとんど残る人がいません。それでも普通なら考えないところですが、このキャッチコピーが災いして、かえって“それ”を予想させてしまうのです。もっとも、犯人が誰かにかかわらずストーリー展開がうまければ問題はありません。しかし、やたら解説っぽい台詞まわしに、すっかり興ざめしてしまいました。あと、冒頭のトピックもまったく活かされていません。 [映画館(字幕)] 3点(2007-10-02 00:49:57) |