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東京50km圏道路地図さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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41.  パニッシャー(2004)
シリアスなのかコメディなのか、バイオレンスなのか知能犯なのか。なんだかよくわからない中途半端な作品ではあるが、好意的に見れば幕の内弁当的な何でもアリアリの作品でもあり満足する人もいるだろう。悪役のジョン・トラボルタもヘナチョコでパンチ不足。アパート住民は皆個性的でよかったので、この拠点をベースとした表と裏の顔みたいにすればメイハリがついて面白くなったと思うが。
[地上波(吹替)] 4点(2020-09-25 23:54:52)
42.  花よりもなほ
911にヒントを得たらしく「復讐」のバカバカしさ・愚かさをコメディタッチで描く庶民賛歌(サムライ批判)の作品で、中々よくできた脚本だと思う。確かに弱者目線に立てば庶民は日々の生活に精一杯で、貧しいながらもささやかな幸福と平和を望んで暮らしているのかもしれない。しかしながら、「義や誇り」を蔑ろにする事は節操のないカネ儲けに走る側面があるのも確かである。それを逞しく生きる庶民と解釈する事は可能ではあるが。とはいえ、現代庶民は現実的には「復讐」が出来ない事の憂さ晴らしを「倍返し」に求めているわけで、こういうお上品というか政治的メッセージ性を含んだ「高尚」な作品は大衆ウケが悪いかもしれない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-21 17:05:05)
43.  バラキ
公開当時は新鮮だったのかもしれないが、その後量産されるマフィアものを見慣れてしまうと新しさはない。どちらかと言うと暴露話の回想シーンよりも、終盤で描かれる裏切り行為である暴露そのもの(公聴会開催)の過程やそれに伴う立法・行政、マフィア等々関係各所への影響・反応・思惑の方に興味がある。もしリメイクするならそっち中心(政治・法廷モノ)でやってほしいが。
[地上波(吹替)] 6点(2020-09-20 16:41:33)
44.  遥かなる大地へ
もうちょっと壮大な歴史ロマン冒険活劇!みたいなのを期待してたんですが、やや友和・百恵系のアイドル映画チックになってしまった印象。トムは悪くないんだけれど、キッドマンがちょっと薄っぺらい感じ。もうちょっと「芯の強さ」みたいなものが欲しかった。 <追記>16年ぶりに再見。封建的地主制度が残る伝統の国から自由の国に移民したら格差が逆転するというのはさもありなんという印象。ただし、2人とも妙に前向きで悲壮感がないので、全体的に軽くて見ていても緊張感がない。気軽に見るにはいいのだろうが。ただし、土地を求めて夢と希望を持って突き進むという裏にはインディアンを追い出しているという負の側面があるわけで、そういった事まったく排除して描くのはあまりにもバランスが欠如した「アメリカ万歳」的でもあり、傲慢な印象も受ける。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-12 07:54:05)
45.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
前半は楽しめた。が、折角の面白い設定なのに後半はシステムトラブルの解決とそれに伴い和解しちゃうという陳腐な展開で失速。「置かれた場所で咲きなさい」的なオチも萎える。そもそもポイントとなるネタバレをアンドロンドがあっさりしゃべっちゃうというのもどうなのかと(えっ!しゃべっちゃうの?と声を出してしまった)。 ネタバレには女が次第に疑い始める等々もうちょっと盛り上げがあってもよかったのではないか。そして、ネタバレ後は三つ巴+1の心理的駆け引きで展開していった方がよかったように思う。 様々に料理のし甲斐がある設定でもっと滅茶苦茶やれたハズなのに、こじんまりと終わってしまい色々と残念な作品ではある。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2020-09-08 22:01:07)
46.  パットン大戦車軍団
好き勝手に自由にモノが言いたいが、誰からも批判される事なく認められたい、そして組織の指揮官として活躍したい。これらの欲求を全て満たすには独裁国家のTOPに立たなければならない。ヒトラーのように。しかしながら、主人公は中間管理職でしかないし、「一応」自由と民主主義の国のアメリカ国民なので不当な言動は周囲やマスコミから叩かれる。とはいえ、戦争や軍隊と人権とは相性が悪いというかそもそも両立するのかという疑問もあり、本音とタテマエも見え隠れする。勝負には強いパワハラ指導者が身内である選手やその父兄からは人気があるのも類似系であろう。 ただし、上司部下が逆転したり主人公が次々と閑職に追いやられる過程は軍隊と言えどもというか、軍隊だからこそ「協調性」が要求される故だろう。結局こういう我が道を行くタイプは個人として自由に生きる分にはいいが、組織では出世しないという現実を突きつけられる。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-06 20:54:21)
47.  8年越しの花嫁 奇跡の実話 《ネタバレ》 
物語としては結構平坦で淡々と進む。実際には8年の間にもっと双方に苦悩や葛藤があったと思うのだが、そういった点は描かれずキレイでいい話で終わってしまっている。原作未読だが本人達による共著らしく、元々都合の悪い事は書かれていないのか、映画化で省かれたのか。 記憶というのは過去そのものであり、そこが部分的に欠落している事を本人が自覚する事は難しく、周囲にアレコレ言われたとしても混乱するだけであろう。それを映像(記録)によって埋め合わせようとしても記憶との接続がなされなければ本人は受け入れる事ができない。卑近な例で言えば、自分も過去に見た映画を見た事も忘れてしまう事があり、自分のレビュー(記録)見ても作品そのものを見た事を思い出す事ができない事がある。そういう場合は若干混乱するものの、初めて見る作品としてある意味新鮮な出会いとして触れるわけで、思い出せない事が特に気になる事もない。そういう意味で女性が男性をとの過去を思い出せない事に過度に苦しむのはちょっと不可解ではあり、最終的にはあらたな出会いとして出発できたのでよかったが、最初は電撃的に惹かれあっているのに、2度目はずいぶん時間がかかるのも少々不可解ではあった。この辺の女性の感情やプロセスの違いを丁寧に描いてくれると過去とか記憶とか時間という点で興味深い作品になったと思う。
[地上波(邦画)] 5点(2020-08-21 14:13:46)(良:1票)
48.  ハドソン川の奇跡
コンピューターやデータ分析よりも生身の人間の経験や勘が大事。というイーストウッドが追求しているテーマが実話として題材にあったので作品化したのだろう。合理主義に流されがちな現代人への警告なのだろうが、あまりにKKD的な反合理主義だとそれはそれで悲惨な結果を招くので何事もバランスが重要ではあるが。 ところで、日航ジャンボ機墜落日にあわせてNHKは放送したんだろうか?と勘ぐりたくなるのだが、もしそうだとするとちょっと趣味が悪い。たまたまなのかもしれないが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-13 15:49:29)
49.  パーフェクト・ワールド
冒頭にイーストウッドと犯罪心理学者とでやりとりされる「データ分析や論理では人を判断する事はできない」という主旨の会話がテーマと言えるだろう。この辺は先日見た『人生の特等席』に共通するものがある。言い換えれば、人間は多種多様って事になるだろう。ステレオタイプに人を見るな、生身の人間と直に向き合えというか。この点はイーストウッドが映画で訴えたいひとつの信念なのかもしれない。役柄では脱獄囚のケビンコスナーに対して、野性の勘で対応するイーストウッド、データー分析や論理で対応する犯罪心理学者、ステレオタイプに対応するFBI捜査官という役割分担になっているが、現実社会ではデーター分析や論理を基盤にしつつも生身の人間というものに直に向き合う必要があるだろう。作品のオチもそういう教訓になっているように思える。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-10 21:57:47)
50.  八月の狂詩曲
原作は芥川賞作品なので、一応それなりの水準の作品ではあるのだろう。原作未読でどの程度原作に忠実なのかわからないが、脚本・映像化に失敗したのか、元々映画化には不向きな作品なのか。そもそもなぜ映画化しようと思ったのだろうか。直木賞ならまだしも、芥川賞の映像化には困難がありそうだが。オールロケらしく、家の中にも虫が飛んでいるのが印象的ではあるし、「夏休み」の雰囲気は伝わってくるものの、主人公の老婆を除いて出演者の演技は総じてダメだし、終始不自然さとぎこちなさを感じた。 尚、原作者の黒澤に対する想いは色々とあるようで、興味がある人は「ラストで許そう黒澤明」で検索してみるとよいだろう。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2020-08-06 23:01:56)
51.  母と暮せば
こういう作品の意義は認めるし、共感できない事もない。日本人なら8月には見ておくべき作品ではあるだろう。だからと言って映画として面白いとかよくできているというのは別問題で、戦争の悲惨さや悲しみや理不尽さや不条理さというのは、ドキュメンタリー番組等々でも十分に伝える事は可能であり、映画ならでは伝え方があるとは思うのだが、死人が蘇って母子が会話するだけでは、ドキュメンタリー番組には勝てないように思えた。登場人物が皆善人ばかりなので、もうちょっと悪人を登場させて、戦後を生き抜く大変さみたいなものがあってもよかったのではないか。また、当時70歳の吉永小百合の台詞は聞き難くく、そもそもこの親子は年齢的にはかなり無理があって、40代の女優と二十歳前後の若者を使うべきだったのではないのかと。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-08-04 16:55:40)
52.  破獄(1985)<TVM>
吉村昭というと史実に忠実な作家というイメージがあるのだが、本作はかなり脚色されているようで、ラストの部分はさすがに「えっ~!」となってしまった。原作未読なので脚本段階の脚色かもしれないが、さすがにヤリスギかなと思う。囚人と看守の人間ドラマとして見た場合でも簡略化されているのか物足りなさは残るし、もうちょっと長尺にして重厚に描いてもよかったのではないのかと。とは言え、緒形拳の演技はさすがに迫力があり見せるものがあった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-06-21 17:11:30)
53.  パリ、テキサス 《ネタバレ》 
母親を「パリ出身」と記号化し、妄想を抱く主人公。若くて美人な奥さんに対しても妄想を抱き嫉妬に狂う。主人公は現実世界に生きられない人物のようですが、子供が出来て改心?。が、今度は奥さんが金欠に不満で育児放棄?。結果、夫婦関係は破綻し、男は失踪。息子との再会でやり直しを決意?で、奥さん探しの旅に出るが、奥さんは風俗嬢になっていた。母や妻を美化する妄想癖のある主人公には耐えられなかった事でしょう。女を美化しマトモな関係性を築けない男なので。こういう人は少なからずいると思います。その象徴としてのマジックミラー越しの会話。で、初回の出会いでは「客と店外でヤリまくってんだろ!」と恫喝。職業の貴賎は置いといて、失踪したお前と違って少なくとも妻は息子を育てる義理夫婦に送金してんですけど。そんなこんなでヨリが戻せるハズもなく、「俺無理だから、お前らで好きにしてくれ」とまた失踪。という感じですかね。身勝手と言えば身勝手なんですが、ある種の精神障害なので仕方ないですね。映像的な工夫は感じますし、雰囲気も悪くはないんですし、主人公のどうしようもなさ・無責任さにも共感ならずとも理解できない事もないのですし、人生元には戻れないという不条理性も感じない事もないのですが、主人公を演じる役者に魅力を感じなかったというかミスキャストのような気がして、入り込めなかったです。謎なのは育ての弟夫婦ですね。やはり実父が見つかって、母の所在もわかるなら、実親の元で育てた方がよいと判断したんでしょうか?何が幸せかは人それぞれでしょうけど、ちょっとモノわかりがよすぎるので弟夫婦に葛藤が欲しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-08 15:52:39)(良:1票)
54.  ばしゃ馬さんとビッグマウス 《ネタバレ》 
昔、有名脚本家の話を聞きたいという理由だけでシナリオ学校の説明会のようなものに参加した事があります。 そういうミーハーは自分だけで、まわりの空気は殺気立っていて怖かったです。ちょうど主人公のぐらいの中年女性が殆どでした。本作を見て、会場に居る人々は色々と追い詰められていたのかなと思いました。 「夢を諦める」というのはどういう事なのか。そもそも夢とは何なのか。そこには生活(カネ)と承認の問題がある。主人公は生活はできているようであるが、承認がない。脚本でカネが貰えているわけでもないので、脚本は仕事ではなく趣味になっている。趣味を諦める。という台詞はあまり聞かない。夢と趣味の違いは承認の有無。脚本を書くのが好きなら続ければいい。それが続けられないのは承認がないから。脚本家には年齢制限もないし、承認など無視して、趣味を続ければいいのにと思うのだが、辞めてしまうというのは結局書く事が好きではなかったという事なのかな?という気がした。世の中には兼業作家ってのはいくらでもいるし、書く事を続ける事は難しい事ではない。 作品自体は入れ子構造になっていて少々見難いような気がした。(と偉そうに批評するなら自分で作ってみろよ!という監督の怒りのメッセージとも受け取れなくもないが。)
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-01-24 21:11:55)
55.  箱入り息子の恋
お見合いシーンは今後の展開に期待を持たせるものだったが、だんだん失速してしまった印象。恋愛は人を変えるし、無様だし、という普遍性を提示して終わってしまった。せっかくの両者のキャラ設定なのでもっと内面に深く切り込んだ形でのヒネリとツッコミが欲しかったな。特に障害者の方がお嬢さん過ぎるので、物足りなかった。過去にいろいろあっただろうし、それを踏まえた内面のドロドロしたものもあるだろうし、そういう所の描写が殆どないし。双方の親のタイプ・対応については面白く描けていたと思う。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-11-18 11:41:57)
56.  パイレーツ・ロック
反社会的象徴としてのロック。それを海賊船(的なもの?)から流して電波で支配する。その船にドロップアウトした青年が乗り込むという、面白いプロットなのに、船内のグダグダ話で終わってしまってるし、青年の成長は感じられない。もっと民衆へのアピールで政治を動かすとか、その過程で青年が成長するとかいくらでも面白くできるのに。昨今、「音楽に政治を持ち込むな」という意見もあるようだけど、元々政治とは密接に絡むからね。もちろん若者の成長にも絡むけど。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-11-17 13:22:58)
57.  バケモノの子 《ネタバレ》 
生みの親か?育ての親か?、父(男)は強くあらねばならないのか?、怨念はどのように抑えるべきなのか?等々がテーマなんでしょうけど、バケモノの必然性が感じられない。アニメだから多少のファンタジー性が必要なのでそういう設定にしたんでしょうけど、テーマが古典的なので非現実性とのギャップがあった。「鯨」はメタファーで自分の投影(自分の中にある闇≒バケモノという二重構造?)なので、敵対する少年に自分を見た、同類であると感じ、その苦しみを理解し、最後は赦したと解釈できる。で、実父も赦し、メデタシメデタシなんだろうけど、バケモノパワーがよくわからんし、主人公少年の成長過程の描き方も少々雑かな。役者声優はハズレが多いが、概ねよかった。ただし、宮崎あおいと広瀬すずは声が似てないか?あとはアイアンマンを見た直後なので、胸が光るのはパクリなのかな?と思ったり・・・。
[地上波(邦画)] 4点(2016-07-28 12:59:35)
58.  バベル
人は生まれながらにして不平等だ。親も国も人種も性別も健康状態も選べない。そして、世の中は不条理にあふれている。という事を1つのライフルを軸に「世界はどこかでつながっている」という形で作品にしたんだろうが、個々のストーリーがありきたりで弱いので「だから何?」って思われても仕方ないような気もする。人はわかりあえないながらも、どうにかして対話して生きていかなければならない。というエンディングは希望も絶望もなくて悪くはなかったかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-24 11:18:12)
59.  バルジ大作戦
ドンパチを描きたいのか?人間ドラマを描きたいのか?戦略・戦術を描きたいのか?がイマイチハッキリしない作品。ロバートショウ演じるドイツ将校には存在感はあったと思います。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-06-09 13:42:36)
60.  パリは燃えているか
全体的には「フランス万歳」のオメデタイ出来事として描かれているため少々薄味。この件は詳しくなかったので、歴史の勉強程度には役立った。もっとフランス側の権力闘争とか、ドイツに魂を売った裏切り者の話が見たかったが、自国でそれを製作するのは無理があるのかな。パリはメデタク開放されたが、東京は空襲で焼野原で、10万人以上が殺されてるし、占領されてもオトナシクしてたし、この支配・被支配の違いは何なのだろう?と考え込んでしまう作品でもある。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-08 13:03:29)
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