121. 博士の愛した数式
優しい空気に包まれた作風は好きだけど、 物語としては起伏のない単調な作品になってしまっている。 こんな家政婦さんが居たらいいなぁって 深津絵里を生温かい眼差しで眺めるにはちょうどいい感じではあるけど、 もう少し何かあっても良かったんじゃないかと思う。 [DVD(邦画)] 6点(2006-08-08 08:19:01) |
122. PARTY7
狙いはわからなくもないけど、 いまいち成功してるとは言えないだけに残念な作品。 見るのが苦痛というほどではなかったので、 こういった雰囲気の作品は好きなのかも知れないけど、 何か物足りないような気がする。 [DVD(邦画)] 5点(2006-06-06 09:41:22) |
123. 走らなあかん 夜明けまで
話は二転三転、それなりに緊張感を持って最後まで引っ張っている辺りは上手いと思う。 大阪やくざの理不尽さを少しコミカルに描いてるのは有り勝ちな流れとも言えるが、かたぎの関東人を通して描くことでコテコテの謗りを免れようとしている感じだろうか。 作品全体の雰囲気としてはB級なのだが、それなりの役者を揃えているので、ちょっと期待してしまう。 でも、やっぱりB級なのに違いはないので、あんまり期待しないで暇潰し程度に見るといいかもです。 [地上波(邦画)] 5点(2004-05-30 13:14:38) |
124. バンパイアハンターD
既存のアニメ作品に慣れ親しんだ者にとっては、このキャラデザインはかなり高いハードルだとは思う。僕も当初は躊躇った。しかしながら、乗り越えてしまえば寧ろ味のある良い作風に思えてくる。それはやはり作品の内容が素晴らしいということの証明なのかも知れない。原作ファンも納得の内容でありながら、原作を知らない人が見ても感動できる話に仕上がっていると思う。物語の終盤、レイラがちょっとした心変わりを見せるわけだが、自分も一緒になって応援していたことに驚かされる。見事に心を動かされてしまいました。 9点(2004-04-01 03:13:22) |
125. PERFECT BLUE
アニメは美少女やロボットばっかりでつまらない。 そんな既存アニメに対するアンチテーゼとでもいうか、今までのアニメになかったジャンル・サイコスリラーをやろうという意気込みに感心させられる。 もちろん、アニメならではの手法も取り入れられており、既存アニメの全否定ではなく、きちんと作品として成り立たせている。 惜しまれるのは作画の質だろうか。 その点を除けば、ほぼ完璧。 あなた誰なの? [DVD(邦画)] 8点(2004-04-01 02:15:55) |
126. バック・トゥ・ザ・フューチャー
リー・トンプソンが大好きなのであんまり冷静じゃないですけど、それを抜きにしても素直によく出来た作品だと思う。スピーディーでスリリングな展開、魅力的な登場人物たちのドタバタ劇、きちんと練り込まれたシナリオ、とにかく面白い。あの音楽を聴くとワクワクしてきます。 9点(2004-03-29 07:31:05) |
127. バトルランナー
あれ?こんなに評価低いなんて・・・この作品、普通に好きなんだけど、世間の感性と僕の感性がずれちゃってるのかなぁ。 世界観が良いし、話も面白いと思う。 テンポも良くて、気分爽快のアクション映画。 ビデオ合成ネタとか、今の時代になって改めて怖さを感じる。 [地上波(吹替)] 7点(2004-03-29 05:35:02) |
128. バックドラフト
この作品は映画館で見たときはその迫力に圧倒されて、満点くらいの評価だったんだけど、改めてビデオで見てみると普通だった。 サスペンスドラマとして、普通に楽しめる。 [映画館(字幕)] 7点(2004-03-29 04:18:39) |
129. (ハル)(1996)
ドラマなんかでちょろっと出てるのを見たことはあったけど、この作品で初めて深津絵里の良さに気付いて、以後ずっと好きです。ここまでドラマチックなことはないのだけど、女性とネットで知り合って少し親しくなると、僕の中でのその人のイメージは深津絵里になってしまう。かなり悪影響を与えられてしまってますね。因みにチャットシーンのBGMが大好きで、普段チャットしてるときはやっぱり頭の中であの曲が流れてるような気がする。 9点(2004-03-29 03:19:04) |
130. はつ恋(2000)
名作風味の普通の映画。名作にしようという製作者の意図は感じられるが、結局は可もなく不可もなく無難なところに収まった。真田広之が暴走して親子どんぶりって方向性なら、問題作として印象にも残っただろうけど、どうにも普通って感じで、何度か見たんだけど印象に薄い。 5点(2004-03-10 16:29:13)(良:1票) |
131. 八月のクリスマス(1998)
僕の中では、難解さNo.1作品。 何度見てもなんで八月のクリスマスなのかわからない。 永遠の謎のまま僕も写真を用意しなくちゃいけないのだろうか・・・。 物語は恋愛映画の王道を行くかと思わせておいて、中盤からはやや嫌な予感が漂い始める。 あまりにも切ない。 こういった恋愛の形もあるんだなと自分を納得させるのに苦労した。 嫌な予感がほぼ確定してからは、些細なことがすべて悲しく思えて、 涙を堪えるのに必死だった。 でも、最後には悲しいだけじゃないような気もした。名作である。 9点(2004-03-09 17:49:48)(良:1票) |