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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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1.  初恋のきた道
自分の作ったおいしいものを好きな人に食べさせたい、声が聞きたい、遠くからでも見ていたい、そんな苦しいまでに一途に人を思う純な恋心。しかもその気持ちのまま40年も連れ添った夫の死に、この母はどんなに悲しかったかと再見してもボロ泣きでした。そんな愛し合った両親を敬い、優しく思いやる息子や村人などの温かさもますます涙を誘う。初出演のチャン・ツィイーの可愛い走り方や表情にはすっかり魅了されてしまう。比較するのも何だけど、初登場でこんなインパクトの強い女優はローマの休日のオードリーと似た感じかもしれない。村はずれの黄葉や野原などの風景も美しく音楽もいい。いくつになってもこういう感動って最高です。
10点(2003-07-13 15:40:48)
2.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
何度見てもそのたびに夢中になって見てしまう。これぞ名作の第一の条件。夢がある、笑いがある、スリルがある、娯楽作品に必要な要素が全て完璧にそろい、脚本もいいし役者もいい、話のテンポも軽快である。分かりやすくて大人から子供までみんなで安心して楽しめる。
10点(2003-06-02 18:19:40)
3.  橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督)
まだ戦争ごっこに憧れてるような高校生が、意気込んで本物の戦争に参加し、その恐ろしさを初めて知って遊びじゃないと、恐怖に震えながら巻き込まれて死んでいく。戦争の生々しさをこれほど現実的に教えてくれる映画も珍しい。ドイツ映画だけど戦時下の庶民の生活は驚くほど日本のそれとも似ている。生活用品は不足し、戦いに怯え、子供を戦争にかり出される悲しみや恐れ、教師は子供に戦争参加をあおり立てる。ただ一度、テレビ放送で見ただけなのに戦争の愚かさ、むなしさ、悲しさがこれほど強烈な印象で記憶に残ったのも少ない。
9点(2003-10-05 14:09:56)(良:2票)
4.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
西部劇とドクの恋愛・・全編スピード感、スリルがあって全く飽きさせない。3本とも大好き。
9点(2003-07-09 14:15:20)
5.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
このシリーズ、3本通してみても飽きない。これはエピソード満載でそれぞれがとても面白い。こんな事が出来たらいいなぁ~って、ドラえもんにも通じる夢がある。ワクワク・・
9点(2003-07-09 14:12:22)
6.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
これはキューブリックの傑作シニカル、ブラックコメディ。60年代当時、米ソの核開発競争が有り、62年にはソ連がキューバにミサイルを配備、アメリカは海上封鎖で対抗という、核戦争勃発寸前のいわゆるキューバ危機があった。(この裏話が13デイズ)核の恐怖は今よりもっと深刻だっただろう。それをあえてコメディにして見せたセンスが素晴らしい。皆さんが言われるようにP・セラーズの怪演、化けっぷりにはすっかりだまされた。3役でもすごいことだが実は彼は当初4役を打診されたらしい。でも断って完成後作品を見てそれを後悔したという。私も4役是非見たかった、残念!
9点(2003-06-08 11:41:04)
7.  パピヨン(1973)
もう30年も前になるのですねぇ・・でもかなり鮮明な記憶があり、それだけ強烈なインパクトがあったのですね。パピヨンとドガの友情、脱獄への不屈の精神、劇悪な環境に耐えて生きぬき、最後の死ぬかもしれない賭けにも等しい脱獄をよくぞやってのけたと思う。海原で漂いながら自由をかみしめるラストも忘れられない。パピヨンのテーマ音楽も美しく哀切。脚本がダルトン・トランボだから、パピヨンがドガの名前を言わずに耐えた友情がことさら印象深い。もう一度みたい、、というので久々に再見。あんな劣悪な独房で生き抜くという一心で耐える描写がすさまじい。同じ彼の脱走ものでも大脱走とは異質で、偏執的なまでに「懲りない」脱走劇をマックイーンが鬼気迫る演技で見せ圧巻。人間がここまで強く生きることができるのかと信じられない思いがする。
9点(2003-06-03 22:00:08)(良:3票)
8.  8月のメモワール
これ、大好きです。ケビンは役得もあってとてもいい。I・ウッドや女の子の子供達が、戦争で心から傷ついた父から「人生で大切なこと:争わない、戦わない」を教えてもらい、自分たちの日常(けんか、差別など)からそれを理解し学んでいく。父の教えを最後に作文にして読むその文章は、私にはチャップリンの独裁者の演説に並ぶ名文で感動した。他にも名文句があって、ビデオは永久保存版になっている。アメリカでは弱腰だと多分受けなかったのではないか。かつてのアメリカンヒューマニズムを思わせる、近年のアメリカ映画では希有の作り方がされている。
9点(2003-05-20 22:10:37)(良:1票)
9.  バルカン超特急(1938) 《ネタバレ》 
謎めいた話の展開にマジックなどの小道具や伏線の張り方の巧みさ、スリルにユーモアやラブロマンスまで盛り込んで面白くてよくできてると思います。 話のトリックはなんとなく想像できましたが、なぜ老婦人が狙われるのかというのは明かされてなるほど、と分かるまで謎めいてました。「お茶の時間だ。イギリス人はみな食堂車にいる」とか野球よりクリケットなどイギリス人を茶化すようなセリフが楽しくて愛情を感じますが、このイギリスを強調するようなところが案外意味深のような気も、、、 以下時局を感じての私見ですが。。。途中列車に乗り込んでくる軍人がナチみたいでした。製作年の1938年というと大戦前年のきな臭い頃で、架空の小国バンドリカというのがヒトラーのドイツを念頭においたような感じがする。 すると最後に食堂車のイギリス人が一致団結・協力して戦うというあのシーンもイギリスの当時の心意気を表してると考えると分かりやすい。老婦人の役割や狙われる危険性も納得、ということで時代背景と絡めて見るといっそう興味深かったりします。 
8点(2005-01-27 21:30:22)
10.  拝啓天皇陛下様
軍隊なんか誰だって嫌なものだろうに、そこが天国のように思えるというのはよほど生活が苦しかったということで、1年目は2年兵に苛められても我慢、2年目には立場が逆転する。2年兵の西村晃がうまい。 彼を哀れんだのか軍の中隊長は新兵の教師(藤山寛美)を教育係りにつけてくれたり除隊の時に着物をくれたりする。愛情に恵まれなかった正助は初めて暖かい情を受けて彼を父のように思う。ちょっとコミカルな中隊長の加藤嘉が絶品で思わずホロリとさせられる。 この作品には大勢の人が出入りしてそれも楽しめる所だが、最初から最後まで登場する中心人物は正助の渥美清と、彼と軍隊で知り合い長い付き合いをすることになる長門裕之の二人。ボケとツッコミでもないけどなかなかいいコンビで楽しい。渥美清が演じるので正助は一見気のいい人に見えるが、新兵に威張ってみたり卵や鶏をかっぱらってきたりする。一目見た天皇に感激し軍隊に疑念のない彼が戦場ではどうであったのかと思うと、そうそう好人物とばかり言えないかもしれない。コメディとしては十分楽しく面白い作品だが、正助や軍の描き方などにもう少し毒(パンチ)があればもっと面白くなったかもしれない。 
8点(2004-09-13 18:58:19)
11.  灰とダイヤモンド
平気で人殺しをしてきた若者が一人の女性に出会い「愛がどんなものか知らずにきた。人生を変えたい、やり直したい」と、それまでテロリストとして生きてきた人生に初めて迷う。生き方を変えることもできたのに彼は暗殺を実行し、結局ゴミだめの中でのたうって死んでいく。 この頃のポーランドの歴史的背景についてよく知っていればもっと深く作品を理解でき思いも深くなるのかもしれない。しかし通り一遍の知識でもこんな生き方しかできなかった若者の青春悲劇として切なく心に響くものがあるし、廃墟の教会の逆さキリストなど印象的な映像シーンもたくさんある。 時代や国も状況も違うとはいえ、マチェクのような若者が今もイラクやチェチェンなど各地にいるのかもしれないと思うと彼の悲しい生き方もちょっと現実味を帯びてくる気もする。   
8点(2004-08-30 22:09:47)(良:1票)
12.  裸の町(1948)
オープニング早々に事件が発生して、ストーリーは刑事の事件捜査の過程と共に描かれる。この事件の真相もなかなか凝っていて、展開にも緊張感や面白さがある。 事件を段々追い詰めて犯人に迫ると犯人がニューヨークの街中を逃げ回るが、これが市内でのオールロケで撮られている。 これは当時のハリウッドでは画期的なことで、戦後貧しいイタリアでスタジオや機材もお金もないというので屋外ロケ作品が作られ、それが迫真のリアリズム効果を生んだというのが発端らしい。 だから実際の街の路地を逃げ回る犯人、追う刑事達の映像はリアルで緊迫感がある。  追い詰められた犯人はウィリアムズバーグの高い鉄塔に逃れるのだが、犯人(カメラ)が見るニューヨークの俯瞰映像は平穏な日常と犯罪が同居する大都会のありのままの姿を映し出す。。 上空からの俯瞰映像はオープニングにもあり、製作者自身(?多分)によるスタッフや映画紹介のナレーション付きという作りも斬新。スター主義のハリウッドでバリー・フィッツジェラルドはともかく、他はあまり知られていない俳優を使ってるところにも新鮮な感覚がある。 残念なことに制作したマーク・ヘリンジャーはこの作品の完成直後に急死している。また監督のジュールス・ダッシンはまもなく赤狩りでアメリカを離れることになる。 
8点(2004-07-01 19:15:48)(良:1票)
13.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 《ネタバレ》 
楽しかったですよ~ あっという間の150分でした。 今回一番の特徴はボグワーツの屋外が美しいスコットランドロケで撮られていること。 鷲+馬のバックビークに乗ったハリーが空を飛ぶシーンは爽快でワクワクしました。物語にうまく取り込んだ山や川、湖や丘の自然が雄大で素晴らしいです。  学校も自然の中で、急斜面を行ったり来たりするので敷地関係は新鮮な印象でした。 あれだけの原作の忠実な映画化を2時間半で見せるのはどうしたって無理なので、これは原作を知っている、という前提で作られているのかもしれません。 省略されている部分もあるし、シリウスが敵だと思い込んでるハリーがあっさり味方だと納得してしまうのや、ハリーのお父さんとシリウス、ルーピン先生の関係など説明不足で分かりにくいかもしれません。 でも細かいことを気にしなければ話の展開と映像だけでも十分楽しめると思います。  マージおばさんの風船やまね妖怪の変身、ナイトバス、壁の絵、忍びの地図などの魔法の数々は書けばきりない楽しい映像。 ディメンターの造形、それが魂を吸うイメージの映像は良くできてるし、あばれ柳が枝をビュンビュン振り回す迫力は思わずウワッ、、とのぞけってしまったくらいです。  出演者で言えば一番活躍したのはハーマイオニ、みんなちょっと大人っぽくなりました。 なにしろ魔法の世界ですからね、楽しく見られれば十分満足です。 
8点(2004-06-28 18:21:02)(良:2票)
14.  ハッド
40年前のこの作品で今に重なって見える事件がある。父親が長年丹精こめた牧場で口蹄疫が発生する。どんなに辛くても全ての牛を賭殺処分しなくてはならない。ブルドーザーで大きな穴を掘って牛を追い込み、牛たちは一気に銃殺されて埋められていく。 仕方ないこととはいえこの牛のアウシュビッツには胸が詰まる。今も牛や鳥などがこうして処分されているのだろうと思うとかわいそうになる。15年ぶりに帰ってきたハッドは、この感染牛を知られる前に売ってしまおうと言うような酒飲みのやくざな男。家を出る前にも飲酒運転で兄を死なせていて、牧場は老いた父と兄の息子が経営している。謹厳実直な父はこの息子を快く思っていないが、甥は快活で豪放なハッドに好意を持つ。父と息子の対立、牧場を襲った悲劇、崩壊など暗い話が描かれる。父のメルヴィン・ダグラス、ハッドのポール・ニューマン、甥のブランドン・デ・ワイルドの3人がいいのでこうした人間模様に見ごたえがある。メルヴィンは30年代の若くて軽妙なのしか知らなかったが、渋くてシリアスな演技が見事だった。ブランドンはシェーンから10年、面影を残して成長し立派な若者になった姿が見られる。  
8点(2004-02-25 22:40:04)(良:3票)
15.  麦秋(1951)
この2年後の「東京物語」の姉妹編のようなところもある作品。大人と子供、(紀子の友人たちの)未婚者と既婚者、兄嫁とのやりとりなどユーモラスで楽しい。周りが結婚を心配する紀子は他作品の紀子像に比べるとこれが一番自然で主体的な性格に見え好感が持てる。4世代にわたる家族や、他の登場人物たちのお互いを思いやるやさしさが感じられこれが一番好きといっていいかも。
8点(2004-01-10 13:16:15)
16.  花いちもんめ
この映画はボケ老人だけじゃなく、老人問題の抱えるいろんな要素が含まれている。老親二人の田舎暮らし、離れた子供たちとの関係、嫁姑・小姑と嫁の感情問題、ボケ老人を病院に入院させ拘束するしかない状況などなど、、85年というとまだゴールドプラン10ヵ年計画の影もない時、介護は当然のように嫁の義務とされ、こういうボケ老人を抱えた家族を助ける社会的状況もなかった。そういう時代にこの嫁の桂子さんのとった介護法はお手本ともなるべきもので、ここまでできる人が果たしてどれほどいるだろう。映画以上に家庭は混乱し、壮絶でヘトヘトになるだろう。千秋さんのボケっぷりは皆さんが言われてるのでこれ以上言うまでもない。このリアルさと脚本に現実性があることで、現実に直面している人もそうでない人にも、老人問題について教えられ、考えさせられる作品になっている。千秋さん、十朱さんはじめ俳優のキャスティングもよかった。
8点(2003-12-21 16:14:48)
17.  巴里の女性 《ネタバレ》 
長年の共演者エドナのために作ったメロドラマ。すれ違いで悲恋に終わるんだけど、この女性は恋人の母と共に孤児を育てるという生き方をする。波乱の人生の末、笑顔で新たな人生を選択した一人の女性がすがすがしい。ボディアクションなしのコメディでもないシリアスドラマのうえ、わずかな字幕のサイレントでここまで微妙な心理描写ができているのに気がつくと、やはりその演出手腕はすごいことだと感心する。
8点(2003-11-14 16:44:55)
18.  遥かなる山の呼び声
<久々の再見で書き直し>女手ひとつで切り盛りする牧場の仕事や日常がかなりリアルに描かれてます。家畜の世話、出産や病気、畑の仕事など牧場の暮らしはどれも大変そうですが嘘っぽさがないのがいいです。倍賞千恵子扮する民子*はトラクターまで運転して農婦になり切ってるのが立派。近所の家族やハナ肇の虻田など、人の善意や人情が温かく心に響きます。渥美清の人工授精士はご愛嬌ですが、ムツゴロウ先生の獣医は飄々としていい味でした。吉岡君は子役の頃の方がいいかも、、淡々と描かれた日常から一転、ラストはお約束どおりというところですがボロ泣きです。 *「家族」「故郷」と本作の3本の倍賞千恵子の役名はみな民子。特に北海道に移住した「家族」は同名の風見民子ですから、いずれも感動的なこの3本は一生懸命生きる人たちを暖かく描いた3部作としてお薦めです。
8点(2003-10-16 16:01:00)
19.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
何も考えずに楽しめばとっても面白い娯楽作品です。ディップはユニークで楽しいキャラだし、ヒロインのキーラはきれいで逞しく見せ所がたっぷり。骸骨CGも良くできてるし、音楽がワクワクと気分を盛り上げる。お話があれっと思う粗雑な部分もあるが、これだけ楽しませてくれれば気にならない。家族で安心して見られます。
8点(2003-09-20 21:28:09)
20.  はつ恋(2000)
原田美枝子の母と初恋の真田広之が25年ぶりに病室で再会するシーン。突然でびっくりする母、どう話をしたらいいかとまどう男。ぎこちない雰囲気。脚本があっても、それをどうしゃべって表現するかは俳優の器量なんだってことがよく分かりました。この二人はさすがにうまいですね~ 「間」のとり方がなんともいえません。  フレッシュな麗奈ちゃんが自然体で好感度大です。桜の木の下に来たのがお父さんだったというのがいいですねぇ。初恋は想い出で、今を生きるのは家族なんですね。とっても素敵な話でした。
8点(2003-09-20 17:38:35)(良:1票)
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