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1.  パッション(2004)
宗教を信仰する行為をどうこう言うつもりはないが、この「社会の無理解と迫害に耐える、真理を知る私たち」みたいな自己陶酔はいかがなものか、と思う。 イエスの生きた時代、彼が唱えたキリスト教は社会の中では<怪しい新興宗教>という位置づけだったわけで、現代の新興宗教に鑑みても、ある程度の迫害は仕方がない面もあっただろうに、あそこまで周囲を悪者に描くのは、やり方が汚いと感じる。 いくらイエスの信心深さと崇高さを表現したいからといって、これでもか、これでもか、と延々拷問シーンを見せられてもね。キリスト教を何も知らない人間が観たって、そりゃ「イエスさん、お気の毒すぎる!」と応援したい気持ちになるだろうさ。 ユダの事もポイ捨てみたいな描き方をして。あれを見て誰がイエス以外の人間に共感できるというのやら。 <神の子イエスは素晴しいのだ!キリスト万歳!映画>なのはわかって観たのが、本当にそれだけで、ガッカリした。あそこまで延々と拷問シーンを強調して描いておいて、奇跡の復活はなにコレ?って感じだし。映画的に見栄えがするように地割れとか起こさせたのかなぁ。なんだかなあ。 この作品、映画にする必要あったの?まじめなキリスト教徒なら、うんざりすると思う。聖書を読まない若者への布教活動なんだろうな~と思っただけだった。
[DVD(字幕)] 3点(2016-07-08 23:23:06)
2.  パニック・ルーム 《ネタバレ》 
この手の犯人との駆け引きが主なサスペンス物は、最初から最後までずっと緊張感を持っていないと面白くないのだが、それがなかなか難しい。この作品も、がんばってはいるが、序盤~中盤にかけては中だるみしてしまっている。大体読める展開ばかりが続くので、ちょっと早送りしたくなるのだ。 意外と母親役のジョディに感情移入するのは難しかった。最初ちょっとヒステリックで、娘が犯人とパニックルームに閉じ込められてから急に冷静になる。いくら娘の命がかかっているとはいえ、こんな短時間で急に精神的に成長する?と、疑問。序盤の彼女と別人みたいなのだもの。もう少しキャラクターを練った方がよかったんでは。 娘役に感情移入できた人は、素直に面白かったかもしれない。離婚して若い女と再婚して自分を見捨てたはずのパパが、自分を守るために命がけで闘ってくれた。ひどい体験だったけれど、自分は両親に間違いなく愛されていると信じられるようになった。そんな彼女の、ラストの公園での気負いのない素直な表情がとてもいい。 ずーっと家の中での映像が続くせいか、オープニングとラストの戸外の映像がすごく美しく見える。またこの母娘も美しい。パパは…ヒドイ(笑) 最後に勘のいい警察官のおかげで警官隊が突入してくるが、あと5分後にしてほしかったなぁ…黒人の犯人が逃げ切れなくて、ちょっと気の毒でした。
[DVD(吹替)] 5点(2016-04-15 20:57:08)
3.  パラノーマル・アクティビティ
う~ん。こーゆう映画を、ナンと言ったらいいのか…(悩)  芸能人で言えば、一発屋? 最初は大ウケして笑わせてもらったけど、もうこの芸はお腹いっぱい。なんで、二発目はケッコウですわ~。 そんな感じ?  女子が数人で、 「ねぇ、あの超コワイ映画、見た~?」「見た見たー!!マジこわかった、もう夜眠れないよ~!」「え~私もソレ、見た~い!」「怖いよ~泣いちゃうよ~」「きゃ~」 とか騒いで楽しむような…。(あ、イメージは制服の女子高校生でヨロシクです) そんな映画?  上手く言えないのですが、面白くなかったワケではないのですが、なんというか、中途半端な映画ですよねぇ…。 ホラーの新境地を開いた!てほど革新的な作品ではなく、手法が目新しいとか洗練されてるワケでもなく。  面白いし、話題にはなるけど、残らない。映画の歴史にも、人のココロにも残らない。  若手が評判になって名をあげるぜ!と作ったんならヨシ、て感じ?  まあね、観客の方もだいぶスレてるからね。 「食人族」みたく「アレ、本当のドキュメントらしいよ~」なんて嘘くさい話を誰も信じてはくれないし、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のようにプロジェクトを立ち上げるだけのバックボーンもない超低予算で、アイデアだけでココまで面白く作ったんだから、エライと云えばエライっす。 ちゃんと怖かったしね(笑)。  謎を残さずに終わらせてくれてれば、もっと評価できたと思う。 面白かった割に「中途半端だな」という印象を抱いてしまうのは、この謎を残しているせいだと思う。 次回作へ引っ張りたかったのかもしれないが、そんなやり方は作品のクオリティを下げるだけなのに。 そう、謎を残して引っ張っているため、せっかくの作品の評価が下がってしまった。それは仕方がナイですね。 力量不足なのか、欲張りすぎたのか。今回は、それは作り手の誤算だと思いました。
[DVD(字幕)] 5点(2012-09-03 23:22:58)
4.  ハンニバル・ライジング
レクター博士のファン以外の人が見ても、たいして面白くない。そんな映画。 レッドドラゴンはまだ面白かったんだが。 原作者のレクターへの思い入れにつきあうのも、これが最後かなぁ。もう本も読まんよ。 
[DVD(吹替)] 4点(2012-02-06 16:32:31)
5.  ハイテンション 《ネタバレ》 
みんな言ってることですが、やはりこのオチはマズイでしょう。 張ってある伏線すべてが観る側を騙すためのウソってのは、さすがにいただけない。 こーゆうオチにするならするで、「あの伏線もこの伏線もこーゆうわけだったのか!」と最後に納得がいくようにしなければ、何の意味もない。そういう意味で、このオチはナシ。やってはいけません。 にしても、友達役はわざと10人並み以下の容姿の女優さんをさがしたの?別に美人にしろとはいいませんが、なんかの意味があるのかと思ってしまいましたよ。 ああ、内容ですね。ストーリーはオチをのぞけばなかなかスリリングでいいと思いました。 ボーイッシュで現代的なヒロインが、友達を助けるために殺人鬼を追跡するのですが、キビキビ行動して、観る側をイライラさせません。 よくあるホラーっちゃそうなのですが、マヌケな行動をして殺人鬼にやられる登場人物が多い昨今のホラー映画とは違って、キャラにもストーリー運びにも無駄がないです。惨殺シーンも勿体ぶったり躊躇することは全然ナシで、ガンガンいきます。 また、自分の存在を殺人鬼に知られまいとするヒロインと殺人鬼との駆け引きも面白く、スピーディーにテンポよく進んでいきます。ラストまでは高評価なので、よけいにオチがおしかったですね。 ハリウッド映画とちがってていいな~と思ったのは、音楽です。 音楽のセンスがフランスとアメリカとじゃ違うのかな。 ラスト、鉄格子の中から友達に向かって両手を広げるヒロインが、哀しくも怖かった…。この「哀しい」という叙情は、ハリウッドにはムリ。と思いました。
[DVD(吹替)] 5点(2012-02-06 16:20:57)(良:1票)
6.  ハウルの動く城
これは、ラブ・ストーリーですね。 本当は清楚できれいな少女なのに、美貌の母と妹を持ったせいで、根深い容貌コンプレックスを抱えるソフィー。 若い娘としての自分は無価値であり、家族の中でも帽子作りという職業においても、自分は華やかな存在を支える「裏方」である、と自分を諦めているようなソフィー。 その彼女の孤独が、冒頭の帽子作りのシーンで、すごく上手に表現されています。 また、ハウルも同じ。 「美しくなければ生きている意味がない」と、本当は自分に自信がない弱虫のハウル。「ハウルは弱虫でいいの!」と、強く戦う男を目指すハウルではなく、弱虫のままのハウルを受け入れるソフィー。 二人がお互いをお互いの姿のままを受け入れる、それが「愛」ってやつなんだよね。そうこの映画は言っています。  冒頭でソフィーの深い孤独に気づいた人なら、呪いの意味も彼女が若返ったり老けたりする理由も理解できたでしょうし、ファンタジックなラブ・ストーリーとして、純粋に映画を楽しめたんじゃないでしょうか。音楽も美術も、舌を巻くような素晴らしいものでしたし。  ただ、「ナウシカ」「もののけ姫」系列の作品をジブリに期待している観客は、点が辛くなるのもわかります。そういった観客向けに戦争をからめたのかもしれませんが、かえって逆効果だったような。ラブ・ストーリーならば、あの大団円で八方まるく収まるラストシーンもいいのですが、話を国や戦争に広げたせいで、まるすぎて気が抜けるラストになってしまいましたね‥‥それが、ちょっと残念です。 でも、テーマが壮大でないからといって映画として価値が低いなんて事は全くないですし、随所に小さな破綻が見られるとはいえ、やはりセンシティブな少女や少年の心理の表現は卓越していると思います。 最近の映画は、テーマや説明をそのまんま台詞で言わせてしまう”わかりやすい映画”が多いのですが、本来、表現とはそういったものじゃないわけで。観る側の想像力を膨らませるような、心の琴線にそっと触れてくるような、そんな豊かで表現的な作品だと思います。
7点(2005-01-07 21:05:51)(良:1票)
7.  ハンニバル(2001)
原作よりも映画のラストの方がいいです。原作だとトマス・ハリスがレクター命!になっちゃってて、ヒーローみたいに奉ってるのがアリアリとわかり、ついていけません。客観的にあり得ないし、女性として不愉快なラストでした。その点、映画のラストはクラリスの人権を守りつつ、強靭な精神を魅力的に描いていたので評価できます。 しかしこの作品、どこがサスペンスなんでしょ?それよりグロが売りって感じですね。いえ、舞台がイタリアだった所まではすごく面白かったんですが、その後、復讐ものにシフトしてからは面白さ急降下です。レクターがクラリスを抱いて炎をバックに歩いてくるシーンでは、思わず笑いが‥‥(転びそうだ!)トマス・ハリスの描くレクター像とアンソニー・ホプキンスが演じるレクター像が、思いっきりズレた場面ですね。カットしてもよかったのに。 しかし映画の出来としては、そう悪いもんじゃないと思います。原作が原作だし、頑張ったんじゃないでしょうか。
6点(2004-05-25 00:46:55)
8.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
ジョニー・デップを観に、わくわくしながら映画館へ行きました。1時間並んだのでなかなかいい席に着けました。やったー。すると、何処からかオバチャン5人組が登場し、「ちょっとアンタ!私たち並んで座りたいんだから、端っこにつめてちょうだい!」と指差し&仁王立ちで言い放ちやがりました。心の中では「ふざけんな!」と叫んではいましたが、5人組の堂々たる体躯のオバチャンズに囲まれてびびってしまい、「あのう‥私、この席につくために1時間並んだんですけど‥」と弱弱しく抗議。オバチャンズは「なによ、この子、ケチねー!」と大声で悪態つきあいながら退場。楽しみにしてたのに、上映前にすっごいケチがついた気持ちになり、ムッカーーー!!(涙)です。 映画は、万人が楽しめそうな映画でよかったです。つきあい始めのカップルにおすすめ。ジョニー・デップにあのオバチャンズをキュウッと絞めて欲しい。
6点(2003-12-07 01:31:52)
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