21. 100歳の少年と12通の手紙
エピソードの1つ1つは、心温まる話だったりして、それなりに良かったんですが、軸となる"1年で10歳年をとる"の必要性がわかりません。「○歳だから、何々に挑戦しよう」というのも若いうちだけで、年をとると、年齢を数える必要性さえなくなってきます。そのため、ストーリーの盛り上がり角度は、後半になって急速に下向きになってしまいました。それと、ハートウォーミングな物語と思っていると、ややガッカリするかも。どちらかというと、ファンタジーだと思いました。 [映画館(字幕)] 5点(2010-11-22 17:17:10) |
22. ピーター・パン(1953)
《ネタバレ》 想像していたのとはかなり違う内容でした。絶対的な善玉がいない代わりに、絶対的な悪玉もいない。それに、時代の影響もあると思いますが、台詞に聞き逃せないような内容が含まれています。本筋とは関係ないことですが、とても気になりました。子供は無邪気に残酷なことをする、ということと、ピーターパンは永遠の子供である、ということを差し引いても、ディズニーらしからぬ、と感じました。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-26 23:32:17) |
23. 秘密の花園(1993)
演出が地味で損をしてしまった映画に思えます。花園の花が一斉に咲くような、劇的な展開が欲しかった。主人公の女の子はとてもかわいいですね。今頃何をしているのでしょうか。 [映画館(字幕)] 5点(2008-04-19 18:34:46) |
24. ビール・ストリートの恋人たち
この監督の前作でも感じたのですが、この映画を通して、何を伝えたかったのかが、私にはわかりません。印象に残ったのは、白人への不満と怒りです。しかしながら、そのことを前面に押し出しているわけではないのです。自分たちはひたすら我慢しているよ、と言いたいのでしょうか? [映画館(字幕)] 4点(2019-03-04 22:06:12) |
25. 美女と野獣(1946)
《ネタバレ》 かなりホラー・テイストな作りで、野獣が如何に恐ろしげであるか、工夫しているのが伝わります。視覚的に野獣が十分でないことを差し引いても、この映画には足りないものがいくつもあるように思えます。城の中の動く装飾物は、何の役目も果たしていませんし、始めに野獣が登場する場面には、何の工夫も感じられません。私の中では、20年前のディズニー映画があったから、この映画が歴史的価値を持ったと思えます。何よりもこのような演出では、ベルが野獣に惹かれたのは、贈り物が1番の理由と思えてしまいます。それでは物語が成り立たないでしょう。 [DVD(字幕)] 4点(2011-08-27 23:10:44) |
26. 昼顔(1967)
きわどい内容ですね。ちょっと受け入れられませんでした。教訓めいたストーリーでありますが、痛いしっぺ返しを喰ってしまいましたね。身から出た錆です。 [DVD(字幕)] 4点(2008-02-17 00:46:15) |
27. ピクニック(1955)
《ネタバレ》 この映画の登場人物は、どうしようもない人間ばかり。特に、見てくれが良いだけの主人公2人には、まるで共感できる部分がありません。見た目以外の魅力がないので、恋に落ちる動機も分からずじまい。一目惚れといえども、映画にするのなら、それ以外の魅力も発揮してくれないと、見ている方は納得できません。W・ホールデンもK・ノヴァクも何本か見てますが、この2人のファンには決してお勧めできない映画です。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-02-28 15:32:20) |
28. P.S. アイラヴユー
面白くない映画ではなく、つまらない映画です。会話を聞いていてもつまらなく、印象に残る台詞もない。1対1の会話が続くシーンでは、あまりに面白味がないのでイライラしてしまいました。それに、手紙を受け取ることで何を得たのか、私にはわかりませんでした。H・スワンク主演ということで期待していたのですが、残念です。 [映画館(字幕)] 3点(2008-10-31 00:33:40) |