21. 美女缶
《ネタバレ》 これは結構面白かった。 シナリオの構成にきちんとアイデアが盛り込まれているのがいい。 なんとも言えない切ない感じのラストも好きです。 ちょっと気になったのは、何故あの美女たちはその他大勢の美女の存在に疑問を持たないのかという点。 どんな初期設定の記憶があればハーレム状態が成立するのか知りたい。 それから、掛かって来た電話は誰からの電話だったのだろう? 設定として友人の存在が記憶されていたとしても、実際に電話が掛かって来るのはちょっと辻褄が合わないような気がする。 あと、一応見終わった後に鏡で確かめてみたけど、日付は入ってなかったので安心しました。 [DVD(邦画)] 7点(2008-09-01 16:16:46) |
22. 氷菓
日常の些細な出来事を推理で解き明かすというコンセプトは面白い。 火災報知器の点検というなんでもないようなことから始まって、過去の火事に繋がっていく構成が秀逸。 前半の疑問が後半の謎を解き明かす鍵になっていて、よく出来た脚本に感心した。 全体的に辛気臭い雰囲気なのがちょっと残念で、登場人物もいまいち魅力的じゃない。 このクオリティの脚本で、もう少しキャラが立っていれば名作になっていたかも知れない。 せっかく高校が舞台なんだから、青春物語といった感じの爽やかさが欲しかったね。 あと、ラストの弓道場がなんだったのか、ぼく気になります。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-11-15 16:04:49) |
23. ピノキオ(2022)
《ネタバレ》 オリジナルのピノキオは悪い子に思えたけど、本作は良い子だったので好感度が増した。 人種の多様化は最近のディズニーのお決まりのパターンなので予想はしてたけど、違和感が凄かった。 でも、出番は減らされてたので、作品全体への影響は少なかったように思う。 嘘を上手く使って困難を乗り切るというのも最近の風潮なのかな。 場合によっては必要な嘘もあるのかも知れない。 オリジナルでも感じてたけど、人間になる必要性がよくわからなかったので、ラストの改変は納得。 ありのままの♪とか歌い出しそうな勢いで良かったと思う。 ファビアナが幸せになってたのは嬉しかったけど、ロバになった子供たちの末路は相変わらず悲惨。 改心したら元の姿に戻れるかも知れないけど、連れて行かれた先で戻っても手遅れのような気もする。 [インターネット(吹替)] 6点(2022-10-19 00:49:56)(笑:1票) |
24. ピノキオ(1940)
ピノキオがどう考えても悪い子で、自業自得としか思えなかった。 ジミニーが良心として頑張ってたのが素晴らしくて、どっちが主人公かよくわからない。 最後には功績が認められてバッジを貰えたので良かったね。 あと、ロバになった子供たちがどうなってしまったのか気になる。 [インターネット(吹替)] 6点(2022-10-18 13:00:44) |
25. ピクニックの準備
本編を見る前にこの作品を見ても意味がわからないかも知れないけど、この作品を見てから本編を見ることで、本編の理解度は増すと思う。 個々の登場人物の背景がコミカルに描かれていて親近感が湧いた。 その親近感のお陰で、本編でのいろいろな出来事が心に響く。 でも、加藤ローサだけはこの作品でも本編でもいらないような気がする。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-19 18:30:10) |
26. ひつじ村の兄弟
羊に対する愛情はよく伝わってくる。 正しい行為ではないけど、気持ちは理解できるので、なんかと丸く収まって欲しいと思ってたけど、羊たちがどうなったのか結末が描かれないのでモヤモヤします。 でも、まあ、羊たちのお陰で兄弟の絆が修復されたのは良かった。 ラストの展開は映像的にはどうかと思うけど、ちょっと感動的でした。 [DVD(字幕)] 6点(2018-01-12 16:41:32) |
27. ヒマラヤ 運命の山
《ネタバレ》 冒頭からネタバレするはずないし、実は生きてたという奇跡の物語かと思ってたら、ただのネタバレ演出でした。 生還の有無を知らなかったらハラハラドキドキする展開だったと思うけど、兄が生還して、弟が死ぬのがわかってるだけに盛り上がりに欠ける。 あと、山に登り始めるとゴーグルをした髭のおっさんだらけで、誰が誰だかわからなくなる。 そんなどうしようもない作品だけど、映像の迫力だけは凄い。 それだけでも見る価値があったと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2018-01-10 15:55:07) |
28. ひまわりと子犬の7日間
《ネタバレ》 親子愛を描いた作品としては、そこそこ感動的だったと思う。 人間も犬も親子の絆は深くて強い。 終盤の展開でちょっと引っ掛かるのは、若林が理不尽に怒られたこと。 子犬だけでも助けられるなら、それはそれで1つの選択肢だったと思うよ。 あと、中谷美紀が虎視眈々と新しいお母さんの座を狙ってる感じが面白かった。 ラストでどさくさに紛れて捻じ込んでくるんじゃないかと期待してしまったよ。 [DVD(邦画)] 6点(2017-03-27 17:28:28) |
29. ヒトラーの贋札
《ネタバレ》 戦争映画を普通に撮っても新鮮味が無いということで、こういった切り口も斬新で良いと思います。 ソロヴィッチ自身が生き延びることは冒頭のシーンで明らかなので、その辺りのハラハラドキドキは無かったけど、仲間たちの命運に関してはサスペンス感があって物語に引き込まれました。 せっかくの才能を犯罪に使うというのが愚かではあるけど、それが身を助けるという展開は皮肉が効いてて良かった。 単なる犯罪者ではなくて、実はいい人という設定のお蔭で共感も出来た。 お金を仲間で山分けするとか、何か有意義な使い道をラストのオチにしてくれたらすっきりしたと思うんだけど、なんだかもやもやした気分になるラストシーンでしたね。 あと、邦題にヒトラーの名前を使ってるのにヒトラーは一切登場しない。 これはもう贋題と言わざるを得ない。 [DVD(字幕)] 6点(2015-01-13 17:04:22) |
30. ビトレイヤー
《ネタバレ》 伝説的犯罪者とそれを追う刑事、そして、選挙絡みで裏工作を行う警察の内部不正という三つ巴の構成は凝っていて面白かったと思う。 主人公はそれを知らずに騙されてるわけだけど、視聴者側の視点ではある程度事情がわかってしまってるので、真相が明らかになったときの驚きとかはほとんどない。 ヒロインがいまいち魅力的じゃなくて、死んでもあんまり悲しくなかったのもマイナス点だろうか。 事件解決の鍵になるいい仕事をした割には、淡々と表舞台から消されちゃったね。 冒頭の近未来的な雰囲気とか、人質おばあちゃんとか、映像的に斬新で興味深い作品だっただけにちょっと残念な印象が残りました。 [DVD(吹替)] 6点(2014-08-09 14:20:18) |
31. 百万円と苦虫女
結構面白かったけど、ちょっと詰め込み過ぎで消化不良でしょうか。 前半の旅パートはあっさりと断ち切ってしまうのに対して、いじめパートと恋愛パートにはやや比重を置いていたように感じるけど、どっちも中途半端で訴えるものがなかった。 インサートの度にいじめられている弟が自力で解決へ1歩踏み出すのは偉いとは思うけど、現実的にそれはどうなんだろう?と疑問符が付く。 僕なら別の中学に行くことをオススメしたい。 恋愛に関しては出会いから告白までは良かったけど、その後の2人の関係が性交渉だけというのは寂し過ぎないだろうか。 しかも、濡れ場はなしで事後の余韻だけ。 百万円貯めさせたくないヒモ理論も理解できなくはないけど、なんでその女が知ってるんだよ!っていう疑問も湧く。 ラストの旅立ちからの流れは凄くいい感じで、青空をバックにした蒼井優が最高に美しかっただけに、そこから2時間の映画を作ってくれよって思ってしまいました。 [DVD(邦画)] 6点(2009-04-20 16:32:31) |
32. ひみつの花園
チープな作品ではあるけど、そこそこ面白かった。 ラストのオチをもう少し工夫してくれたら、もっと良くなったとは思う。 [DVD(邦画)] 6点(2006-03-26 19:51:17) |
33. 火の鳥 鳳凰編
短い時間の中で良く纏められていると思う。絶賛するほどのことはないにしても、火の鳥の世界観を壊すことなくテーマを伝えられている点は評価に値する。主題歌の良さは、この当時の角川映画の流れの1つだろうか。 6点(2004-06-01 06:28:22) |
34. PiCNiC(1994)
監督が伝えようとしたメッセージはよく理解できた。普通はそこに到達する手段として物語を用意し、前進して行くわけだが、この作品に物語はない。代わりに主人公たちが塀の上を前進する。それが良いのか悪いのかは好みの問題だろうけど、斬新ではあった。その先に何があるのか興味をそそられるのは確か。そして、やっぱりそのメッセージというのは衝撃的だった。面白いという作品ではないが、見る価値はあると思う。 6点(2004-04-03 11:41:49) |
35. 引っ越し大名!
《ネタバレ》 コミカル時代劇と思って見てたので、死人が出る展開には驚いた。 それでも、深刻にならず、コミカルな雰囲気は保たれていたので安心した。 感動するほどの話ではなかったけど、最終的に丸く収まって良かったと思う。 [インターネット(邦画)] 5点(2023-01-02 16:48:40) |
36. 美女と野獣(2017)
《ネタバレ》 人は見た目じゃなくて中身が大切ということはわかってるつもりだけど、野獣が好きになれなかった。 怖いという方向性ではなくて、なんだか気持ち悪かった。 完全な野獣ではなくて、半分人間味を残してるのが気持ち悪さの原因かも知れない。 最初はそう感じていても最後には好きになるのかと思ってたけど、最後まで気持ち悪いままだった。 召使いたちは愛嬌があって良かったけど、マダムだけはなんだか怖かった。 呪いが解けて人間の姿に戻れば感じ方も変わるのかと思ったけど、人間に戻っても好きにはなれなかった。 アニメ版でも思ったことだけど、ベルが美人過ぎて、見た目で好きになったんじゃないかと疑ってしまう。 魔女だってありのままの姿で城を訪れていれば良かったのにね。 老婆に化けて騙しておいて、対応が気に食わないから呪うなんて酷過ぎる。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-09-29 10:42:56) |
37. ピエロがお前を嘲笑う
映像は斬新だったけど、ストーリーは普通。 天才ハッカーたちによるサイバー戦が繰り広げられるのかと思ったけど、そういう作品では無かった。 MRXにカリスマ性が感じられず、いまいち盛り上がらないし、ヒロインも微妙。 ラストのオチも驚くほどのことではなかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2019-02-21 20:57:23) |
38. ピノキオ(2013)
これはピノキオですね。 何の捻りも無く、ピノキオそのものです。 CGと実写の融合が成功してるとは思えない違和感。 普通にCGアニメにしておけば良かったのにね。 人形劇のおじさんがいい人だったのがちょっと驚きでした。 [DVD(吹替)] 5点(2018-01-17 19:39:20) |
39. ピラミッド 5000年の嘘
内容的には興味深いけど、見せ方が単調なので眠くなる。 いろいろと謎が出てくるけど、結局は謎のまま何も答えが出ない。 それでも、古代の建築技術が凄いということはよく理解できました。 [DVD(吹替)] 5点(2018-01-07 09:24:31) |
40. 東のエデン 劇場版 I The King of Eden
完全にParadise Lostに向けた前フリでしかなく、この作品を劇場作品として独立させる意味がわからない。 テレビシリーズで言えば2話くらいあれば描けそうな内容を82分に水増ししているのでテンポも悪い。 尺の長い劇場版ならではの試みに期待していたので、テレビシリーズの延長でしかない内容にはがっかりしました。 [DVD(邦画)] 5点(2011-03-26 12:44:20) |