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《ネタバレ》 ビルや地下駐車場の施設を見る限り、あの規模だと犯人がたった一人じゃ厳しいだろ、というのがまず浮かびますね。クリスマスやハロウィーン、感謝祭などで街に人がいなくなるってのは分かりますが、説得力を持たすためにもうちょっと小じんまりしたトコで良かったと思う。高層ビルなのに駐車場の出入り口が妙に狭苦しかったり、小奇麗な上階と地下のギャップの差、携帯を見逃した上、車で轢いて帰って行く警官が大間抜けだったり気になったな。まぁ無粋ですので考えないで楽しんだ方が勝ちです。 ゴア・シーンの描写が多少無駄にキツめなので最後もえげつないコトを期待したんですが、主人公達がやられたコトを考えるといまいちスッキリしませんでした。 館内各所に設置された防犯カメラによりターゲットをいつも見る事が出来る警備員。一人で残業している主人公の車を壊し、出入り口を封鎖し、暗闇の中から彼女を捕え監禁に成功するわけですが、女性はいつどこで誰に見られ、狙われているか分かりませんね。知り合いも「毎日駅に変なのがいて後をつけて来る」と言ってました。相手にしなけりゃ冷たいと言われ、かと言ってちょっとした親切をすれば過剰に取られる。怖い世の中です。 まぁ私なんかを狙うのは血を吸いに来る「蚊」とよっぽどのマニアくらいなので平和な日々を過ごしてますけども。 [映画館(字幕)] 5点(2008-12-06 00:06:30) |
2. 百万円と苦虫女
《ネタバレ》 蒼井優のためだけの映画といえますが脇を固めてる役者陣もそつが無かった。ピエールは肥えたなぁ。 鈴子と弟拓也が心を通わせるシーンは切なくなりましたね。最初は文句を言いつつ、服を掴んで、手を握って…。 終盤の中嶋の心情は理解できるけど、お金を借りた理由を言わないのは不器用ってのとは違う変な潔さを感じたな。中島視点の描写がちょっとあればもっと合点がいくんですが後輩のバイトの娘のフォローは唐突過ぎた感がある。100万円貯まったら鈴子は中島を捨てて出て行ったのかな?結局最後のシーンがやりたかっただけかなと思いましたね。くっ付かない方がイイ感じでしたけども。 しかし蒼井優は凛としてて良い雰囲気もってますねぇ。 [映画館(邦画)] 6点(2008-07-29 01:02:29) |
3. ヒストリー・オブ・バイオレンス
《ネタバレ》 暴力と狂気の歴史。一見ハートウォーミング風に攻めておきながら、突如バイオレンスの嵐が吹き荒れる。クローネンバーグらしく人体破壊はリアル。何の武術を体得しているのか知らんが、掌低や蹴りは強烈ですな。ヴィゴは疵面と凄みがあるので堅気には見えませんね。昔はヤンキー、今はサラリーマンのグレードアップ版。なんにせよ帰れる場所や迎えてくれる家族がいるって良い事だ。 [映画館(字幕)] 7点(2006-03-18 23:14:14) |
4. 秘密のかけら
《ネタバレ》 無駄な脱ぎシーンが多かった。淡々と進み終わりもあっけなく盛り上がりに欠ける。もうちょっとミステリアスに攻めて欲しかったな。ショウビズの世界ではこの話に限らず、裏との繋がりでもみ消した事件なんか山のようにあるんでしょうね。ありがちなお話(ありそうな話か)。両刀使いは恐れ入りましたが(笑) [映画館(字幕)] 5点(2006-02-28 22:37:06) |
5. ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2
《ネタバレ》 この邦題は前作には無かったクリーパーの脚の設定のせいだとしたら、短絡過ぎというかセンス無いなぁ。序盤はスリラーっぽい前作と違い、今回は初っ端からクリーパーが出てきて暴れ回ります。怪物モノが好きな人にはオススメ。ハンティングに命をかける親父と霊能力のコはとってつけた様に見えたけど、親父のあの終わり方は存在感があった。それにしてもこのクリーパー、串刺しにされても頭を取っても生きているのは、細胞レベルで生きているって事なんだろうか?心臓は右側にあるとか、弱点はアキレス腱とか? 6点(2004-05-22 21:51:15) |
6. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 虚言や妄想あるけれど、今作の親父さんはみんなを楽しく幸せにさせるお伽噺を語る。空想と事実、現実と過去を織り交ぜ融合させつつ、バートン得意のファンタジーな世界が美しく描かれている。最後のお葬式での総出のシーンにいろんな想像が膨らみますね。親父と息子の関わり方は野郎の方がよく分かるかなぁ。父親を亡くし、子供が生まれ父親になったバートン。作風も若干変わってきた気がします。 9点(2004-05-16 00:48:03) |
7. ピーター・パン(2003)
《ネタバレ》 主役から脇役に到るまでキャスティングがバッチリ合っていて、ストレス無く非常に楽しめました(タイガー・リリーが忍者ハットリくんに見えてしまいましたが)。「キス」のやり取りは、めっちゃキュートだったなぁ。パンとウェンディは当然として、パンとフック、フックとウェンディ、フックとスミーの関係も良い雰囲気を出していましたね。ビジュアルも良いし笑いどころも多数あり、久しぶりに大人から子供まで楽しめる良質なファンタジー映画を見た気がします。宣伝コピーの「僕を残して、キミは大人になる」はイヤだけど。 8点(2004-04-22 21:29:54) |
8. ピノッキオ
いくらベニーニとはいえ、この役柄は厳しかった。 4点(2003-10-12 23:11:56) |
9. ビロウ
思わせぶりで、肩透かしを喰らったかのようでした。 4点(2003-10-12 23:00:29) |
10. ピンポン
原作は絵柄が合わなかったのでパスしてましたが、面白かったです。青春万歳な感じ。 8点(2003-09-12 18:34:31) |
11. HERO(2002)
ジェット・リーより、リー・リンチェイと言う呼び名の方がピンと来る。非情に綺麗な映像美と音楽、練ってあるストーリーで秀作と言って良いかと思いました。観終わっていろいろと考えさせられました。 8点(2003-09-12 17:59:01) |