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さかQさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 559

評価順12
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1.  BROTHER
居場所の無くなったヤクザが新しい土地で仲間を増やし、新しい居場所を見つける。後半組を大きくしようと躍起になる子分達に比べ”アニキ”はだた何も言わずじっとしているだけ。彼は信頼できる仲間が欲しかっただけではないのか?そう思えました。監督独特のあの”間”とか、どこからか漂う切ない雰囲気は十分表現されていたと思いますが、やはり私的には相性の良くない北野作品でした。あんなにいとも簡単に組を大きくできるんでしょうかね?又主要人物意外はぼ~っと立ってるだけの外国の俳優さんたち、要らないよね。たけし自身も演技しているのか、ヘタなのか良くわからないし。
5点(2003-04-03 07:26:16)
2.  フューリー(1978)
こっちは見たくないのにやたらと裸になりたがるカーク・ダグラス。さすが、露出狂マイケルの父。血筋って怖い。さてこの作品の後半で死んじゃった親子、父親はともかく息子は寸前まで超能力で浮遊していたはずなのに何故に両者転落死?しかもそれほど高い屋根じゃないですよ。打ち所が悪かったんでしょうが、あっけないなぁ…
5点(2003-02-12 04:45:27)
3.  不眠症/オリジナル版 インソムニア
リメイクのノーラン監督版はまだ観てないんですが、明らかにこっちの方が面白いのでは?と思えます。ただストーリーは単純なので(内容は濃いですが)リメイク版のあらすじを知っていた為にこの作品の良さや面白さが半減してます。白夜の中精神が次第に破綻していく主人公の堕ちゆく姿にジワジワと圧迫されます。快楽殺人の容疑者を追跡中に同僚を誤射、部下を負傷させられその証拠隠滅に奔走する刑事。犯人に弱みを握られ、真犯人をでっち上げ、事件関係者の少女に暴行等次第に抜け出せなくなる主人公の恐怖が伝わりました。ラストで光る目、眠りたくても眠れずホテルの一室を密閉していく辺りなど、その主人公の心理病描写がよくわかります。事件を隠蔽し、真犯人までも殺してしまい解決させた主人公。本当の罪は一体誰にあるのか考えさせられました。同僚の女性刑事が薄々真相に気づきながらも結局釈然とさせないのも中々上手い作りだと思いますね。これはお勧めです。
7点(2003-01-23 07:58:16)(良:1票)
4.  ファットマン
物語の展開とかBGMtか登場人物の個性的なところは一見「ツインピークス」っぽくて引き込まれます。ただ、一体何がしたいの?って感じでイマイチ納得できない。様々な登場人物達と関係を持ち自分の有利になるよう立ち回る人妻キャリー。その巧みな話術と行動で常に相手に取り入っていくキャリーとそれに翻弄される関係者達。事件は彼女の子供が殺害され彼女自身も大怪我を追って荒野で発見される。その裏には一体何が隠されていたのか?物語は彼女の浮気相手の一人であるレズビアンの女性が当時を回顧する形式で語られていきます。始まって早々彼女が主犯である事が判っているのにそれを色んな登場人物を出す事で話を混乱させようとしているようですが、何もかわっちゃあいない。サスペンス的な要素が無いんですよね。結局彼女の育児ノイローゼによる精神錯乱的な事で解決させようとした所がこの作品にイマイチ魅力が無いところ。たまたま話が彼女に有利に転がり込んだ結果そうなったところがあるので、これが彼女の計画的犯罪という色を濃くした方が数倍面白くなったのでは?と思います。(後半で「私も人生をアートしてきた。」ってなセリフは計画的?と思わせぶりでしたが。)事件を捜査するカウボーイハットの刑事はそのいでたちに反してなよなよしてて共感できなかったです。ベッドシーンで「アハ~ン」とか言うしね。
5点(2002-11-26 00:59:04)
5.  プロフェシー
物語が一体どこに向かおうとしているのか先が読めず、意外性もあってよかったです。何かが起こる予兆として現れるモスマン(蛾男)を象徴するyという文字や形、鏡に映る不気味な顔等物語の所々にあまりに多くちりばめられた伏線(予言)に関心させられます。ホント上手い作り方ですね。さすがお気に入りの「隣人は密かに笑う」を作った監督です。ホラーではなくあくまでサスペンスとしてこの謎解きを見ていただきたいです。(謎は解決しませんがね。)ただ日本ではこのモスマン自体の噂って聞いたことが無い(少なくとも私は)のですが、アメリカでは信憑性が高いんでしょうか。全ては運命で、それには必ず予兆がある。見終わった後には、なんとなく起こした行動が後々意味をなしてくるものではと思えました。ただ田舎町の婦人警官(コニー)と言えども、正体のハッキリしない内からリチャード・ギアに情報をあっさりと公開するのは浅はかな気もしますが....見る前は「シックスセンス」っぽいホラーかなと思いましたが、内容は「ファイナル・ディスティネーション」の方が近いですね。
7点(2002-11-17 19:30:32)
6.  ふたり(1991)
前三部作とは少しタッチがいい意味で違いますね。赤川次郎の原作のよさを大切にし、しかも独特の情感あふれる作品でした。事故で死んだ姉が幽霊になって出てくるシーンではフツーはかなり驚くだろうに、意外とすんなりと受け止める妹。この辺でこの作品に入り込めるか微妙ですね。石田ひかりの演技は中盤以降からぐぐっと良くなりますね。中島朋子を姉役として起用したのは正解です。「何いってんの、子供の癖に。」「何いってんの、おばけの癖に。」このセリフすごい好きです。姉が事故に遭うシーンで姉の靴下に赤い糸がついているのを妹が見つけるんですが、このシーンはすごいですよね。彼女が当時生理だったこととこれから事故に遭う不吉な二重暗示なんですよね。こうゆうシーンがあるから見逃せないですね。大林作品によくあるあれれなシーンは極力避けているみたいなので(マラソンのシーンはちょっといただけない…)すんなり入り込めると思います。ちなみにラストのテーマソングは久石譲&大林監督本人(妙な歌い方)のデュエットでした。
7点(2002-10-29 03:51:02)
7.  フランケンシュタイン(1931)
あの当時としては研究所のセットはかなり大掛かりだったんでしょう。評価できます。怪物は女の子を「花」と同じくらい綺麗なモノと感じてしまいそのために川に投げ込んでしまう。あのシーンは複雑な感情を抱きます。怪物が生まれるまでの展開にはダラダラとしていて正直疲れました。
5点(2002-09-17 01:11:06)
8.  冬の嵐
登場人物は少なく、監禁する人間が迫力に欠ける老人二人なんでどうもテンポがねぇ....ただストーリー展開は突飛だし、マジックミラーとか衣装とか小道具を上手く使っていていい演出効果が出ていると思うんですよ。そして特筆する点は主演の一人三役の演技!前半でそれぞれの役をそれぞれの環境で演じ、終盤で役が入れ替わるところなんて、イブリン本人とケイティが演じるイブリンとでしっかりと役作りが出来ていて表情から真偽が分かるようになっている。これはさすがと言うべき。気になってしょうがないのは、死んだジュリーを何故シリコン質バレバレの人形にする必要があるのか?どっからどーみても人形。後半で見せたようにそれぞれを主役に演じさせ、カメラ割りでごまかせれば十分迫力もあるし、こんな興ざめたカットにはならなかったはず。しかもラストではその人形(死体)を使ったトリックを披露しているが、重量感が無く、人形丸分かり。こんな昔のお化け屋敷の人形を使う監督の気が知れない。全体的にいい素材に恵まれた作品なのに、このジュリーちゃん人形一つで台無し。監督には「こんな人形が無くても十分リアルなスリラーの演出が出来る!!」と言って欲しかった。
6点(2002-06-18 07:05:43)
9.  ファニーゲーム
こんな救いの無い作品に何の意味があるのでしょうか?登場人物全てが演技力という点ではかなり細かく複雑な役をそれぞれがこなしていると思うんですが、これはあまりに残酷でした。ストーリーは別荘に遊びにきた家族の前に突然若者二人がやってきて残虐なゲーム(?)を犯していくんですが、妙にリアルなところがあって気持ち悪かったですね。たとえば子供を殺されてその死体に思わず嘔吐する母親がうっすら笑みを浮かべたり、犯人が逃亡した後の間の長さとか。後味が悪いとか、カタルシスがあるとか、そう言う時限の問題ではなく、この作品に悪意を感じざるを得ませんでした。オープニングでクラッシクで落ち着いた雰囲気からタイトルが出るや否やハードロックが流れる。この時点で「ああ、普通の映画じゃないな..」と思いました。ホント気分悪いッス!
2点(2002-05-28 03:44:25)(良:1票)
10.  フリントストーン/モダン石器時代
そうか!ジョン・グッドマンって誰かに似てると思えば、このキャラだったんだ。もうホントそっくり。動物を動力にした車(ガソリンスタンドもどきもある!)とか現代で見慣れた光景を石器時代に置き換えているところは良かったですね。退屈はしないですよ。
5点(2002-04-16 06:41:11)
11.  フラッシュダンス
この作品の予告を観てめちゃめちゃドキドキしました。(エッチな意味ではなく)数々のアクロバティックなダンスには圧倒されます。審査員の方々も良く観ると色んな演技してたりするんですよ。
7点(2002-04-16 06:36:09)
12.  4thフロアー
ラストではドッキリです。遠まわしな事すんなよぉ~、○○!!(ネタバレの為、封印。)「テナント」と内容は似てます(但しこっちはオカルト系)ので併せて観るともうマンションには住めないですね。
6点(2002-04-16 06:32:29)
13.  FLIRT/フラート
NY、ベルリン、そして日本。三つの国で起こる良く似たストーリー。主人公は人種も性別も舞台も違うんですが、セリフ回しやストーリー展開はほとんど同じという実験的作品。途中で登場人物が「この作品は失敗するよ」などと言わせてしまう所なんて、「やられたっ!」と思いましたね。それにしても主人公達の環境が違うとこうも違った展開に見えてくるんでしょうか。もう、失敗ではなくて十分成功してます。2話目なんて、「あれっ?同じセリフに同じ展開?」と驚かせておいて問題の銃を撃つシーンではわざと音を消したりするし、3話目ではその構成を少しずつ変えてるし..もうホント、騙されましたよ(いい意味で)ただ、3話目のオープニングの白塗りの妙な演技..その辺りはちょっと不満でした。ちなみに3話目では監督自身が登場してたり、永瀬正敏や藤田朋子が出ててお得です。
8点(2002-01-22 00:20:50)
14.  震える舌
うぇ~ん(T0T)、えらいもん見てしもたぁ~!!!近所の川で遊んでいた為に重度の破傷風にかかった子供の闘病生活のドラマなんですが、とにかくこの子役が卒倒するくらいの演技!「エクソシスト」のリンダ・ブレアも尻尾を巻いて逃げだすくらいの演技です。ビデオのパッケージには「ある朝、少女は悪魔と旅に出た...」いかにもオカルトっぽい展開を期待したんですが、物語は前述のように病気と闘う親子の物語。しかしもう、ほんとその辺のオカルトより数段怖いです。ちょっとの音にも敏感に反応し、痙攣を起こし体を傷つけてしまう毎日。その「来るぞ~、来るぞ~」な展開に汗だくです。両親には渡瀬恒彦に十朱幸代、この二人は度重なる痙攣に、精神まで衰弱していく子供を心から心配しながらもそのどこかで自分は感染しないかと恐怖におののく。この心理描写があまりにもリアルでした。とにかくこの作品を観るには色んな意味で勇気がいります。僕も現実逃避して旅に出ようかと思ってしまいました。まじ、こえ~ヨ!
7点(2002-01-05 01:59:06)
15.  フェリックスとローラ
さすが、ルコント様!シャルロット・ゲンスブールが出るたびに魅力満開でございます!どことなく陰のある妄想癖のローラ、そして彼女に引き付けられていくフェリックス。ルコント監督は今作では遊園地という非現実的な舞台を用意し、ビュリホーなカットの数々を見せつけてくれました。(しかも殆どが手持ちカメラ!)バンパーカーを無表情に乗りつづけるローラ、去り際に包むようなキスをする二人、そしてバイクの曲乗りのシーンなど...短くてあっけない終わり方には「もしかしてもう。終わりじゃないよね?!」と不満もありましたが、自分(ローラ)が全く平凡な人生を送り、その自分に絶望している心情には共感できました。だから妄想かいっ!と突っ込みたくはなりますがラストでフェリックスにありのままを告白し、本当の自分を生きていこうとした気持ちに免じて許しましょう。でもフェリックスは彼女のミステリアスな所に惹かれて恋敵まで殺そうとしていたのに、実は平平凡凡の女性と判った時点でこの恋は終わってしまうのでは??今回は全作「サンピエールの命」のガス抜きのような作品で、正直ルコント教としては短いストーリーに大人し目の展開で物足りない感じがしました。シャルロットが出るたびにニタニタ笑っていた私、お陰で映画館ではアブナイ人扱いでした。
7点(2001-12-31 20:16:44)
16.  ブギーマン(1981)
正統派の続編。前回のラストから物語が始まる...病院の独特の閉塞感はありましたが、何となく迫力に欠けました。お色気シーンも適度にありましたが、同考えても脱ぎそうなのが見え見えの女優さん、いかにもとってつけたような感じでした。
5点(2001-12-28 20:43:13)
17.  ブルー・イン・ザ・フェイス
少しわざとらしいけどちょっとイイ話な全作「スモーク」とは違ってドキュメンタリータッチな作品。わたしゃ、こっちン方が断然お勧めですよ!地味目ですが飾らない作風がぐっと。マドンナの歌う郵便配達人はもう大爆笑!(衣装もメイクもダンスも!)感動って訳じゃないけど、淡々としててタバコに対する愛情が感じられました。
7点(2001-12-14 02:23:29)
18.  ブラジルから来た少年
賛否両論はあるとは思いますが、異色な作品。人間が一番怖い...。
8点(2001-12-14 02:16:32)
19.  ブエノスアイレス
映像的には綺麗だと思うんですが、ストーリも含め言いたいことがどーも解りづらい。引っ付いては離れて、又引っ付くゲイのカップル。純白ブリーフはいただけないし、主役の二人も手探り状態で演じているのでリアリティ(映画なんだけどね)がない。
4点(2001-12-14 02:13:14)
20.  フェノミナ
テーマにはおそらく「母の愛」があるとは思うんですが、とにかく先の読めない展開...というかむちゃくちゃなお話。そして後半から畳み掛けるような衝撃の数々。「ふぅ~、終わった..」と思いきや、異形の子供に突っつかれ、逃げ切ったと思えば水中でバトル!また逃げたと思えばおばさんキラー登場!(ホンマ、この人恐ろしい。)ってもう勘弁してぇ~~!ジェニファー・コネリーをうじ虫風呂に叩き込み、鈍器で殴り、ゲロンパまで吐かせてこれでもかっ!これでもかっ!!といわんばかりにいたぶってくれます。ここまで徹底したアルジェント監督にはもうお手上げ。観終わった後にはさわやかな森林の空気をお吸いください。
6点(2001-12-14 02:08:34)
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