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21.  不機嫌な赤いバラ 《ネタバレ》 
もうかなり前に観た切りで、最近有料チャンネルで見つけて懐かしくなって再見。トライスターのペガサスも久々に見た感じ。 好きだなあ、こういう役柄のニコラス・ケイジ。振り回される主人公がコミカルに描かれるというやつです、あの下がり眉毛の困り顔がなんとも味わいがあっていいし、とにかく上手いんですよケイジは。 最近の主演作はこのようなキャラが見れなくて非常に残念です。 そしてシャーリー・マクレーン演じるサラの人物像がとても繊細に丁寧に描かれていて最初は手に余る我が儘ガンコばあさんという感じなんですけど、徐々に人や物事の本質のわかる人格者であることがわかっていく。それを見事に表現しているマクレーンはさすがの名女優です。 元大統領の葬儀のビデオを巻き戻す、そこにはただひとり泣いているダグラスが映ってる、彼女はずっと前からこのことを知っていてダグラスを信用していたんでしょうね。先は長くないであろうサラにダグラスはずっと寄り添い続けるのでしょう。 優しい気持ちになれる映画です。  つま先は・・・外したんじゃないかと想像しました、ほんとに撃たれた痛がり方じゃなかったし。ダグラスの人柄からしてもね。禁止されてるのに発砲したことにビビったんじゃないかと、犯人もその程度でプロとか筋金入りのワルじゃないしね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-29 13:16:18)
22.  ファインド・アウト 《ネタバレ》 
誘拐、拉致されたというのに妄想ということで精神病院に入院させられたり、 家族が突然行方不明になり必死の訴えをするもまともに取り合ってくれない警察、 こういうことを問題提起してるとはわかりました。  しかしいちばん感心したのは、よくもまあ咄嗟に次から次へと都合のいい嘘が言えるもんだということです。 いなくなった妹を一刻も早く助け出したいということなんだろうけど。  孤軍奮闘ぶりはいいんだけど、それがちっとも興味を引かない内容でして、 あんだけハイテンションで走り回った割には見てるこっちに達成感も爽快感もなく、 ラストの皮肉なひと言、これをどうしても言わせたかっただけなのかと。  なんか疲れる映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-11-01 16:37:59)
23.  二ツ星の料理人
腕は一流、でも素行が悪く性格が災いしてブランク そして再起、三星シェフを目指すアダムの成長物語といった話。 とにかく厨房の緊張感とスピーディな展開が良いです、グイグイ惹き込まれる。 無駄がなくラストまで一直線に進む流れも気持ちいい。 シエナ・ミラーがすごくナチュラルでいい感じでした、ブラッドリー・クーパーもいい俳優ですね その他の俳優さんたちも好感度高いです、キャスティングもいいね。 オムレツを作るシーンとバースデーケーキのシーンが好きです 美味しそうな料理の出てくる映画はほっこりしますね。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-10-14 20:58:16)
24.  ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 《ネタバレ》 
まさかここにきて続編ができるとは思ってなかった「ブリジット・ジョーンズ」 あんまり期待しないで観たわけです。 レネーちゃん、なんか顔が不自然になちゃった気がするのは残念、特に口元。 あのぷっくりした唇と切れ長気味の目が好きだったんだけど・・・ 設定では40代前半だけど実際は40代後半なんだから仕方ないといえば仕方ない変貌  うん、やっぱり監督が1作目に戻ったのは正解! ユーモアの質が2作目とは格段に違うし脇役の使い方、存在も意味があって良いと思う。 そして監督のシャロン・マグワイアの「ミスター・ダーシー」への思い入れは相当なもんだと。 1作目と今作に共通するのは真の主役はミスター・ダーシー、コリン・ファースなんだなと。  マーク・ダーシーの1作目からブレないキャラ、ラストで2人のハッピーエンドが待っていると 予測できる伏線、50代とはいえ露骨に老けたとは感じない、オスカー俳優となった コリン・ファースのジェントルマン振りは感動ものです。 音楽とファッションのセンスも良し、気楽に観られるラブコメとして傑作だと思う。  。。。イギリスへのロシア人移民、社会問題のひとつなんだなぁ
[DVD(字幕)] 8点(2017-06-28 14:13:50)
25.  プリズナーズ 《ネタバレ》 
本格的なサスペンスかな?て感じで予備知識なしで観まして、年の離れたそれぞれの兄、姉に何かと子守り付き添いをさせてることがすごく気になったんです、なんか責任感の薄い親だなと。 そしたら案の定あの展開ですわ。 いくらもう大きいからってあの兄と姉も所詮はまだ子どもなんです、親の怠慢、思慮の浅さが招く不幸、悲劇ってかなり多いと思います。 しかもヒュー父さんは「備えあれば憂え無し」が人生の教訓らいしいのに。  焦点がひとつに絞られず、いろんなことが言いたい問題提起しようみたいに感じられ、少々無理のあるところがあったし 被害者から加害者に変わり自身もプリズナーという展開が主軸だと思うけど、回りくどいとこも否めませんでした。 先に保護された子にヒュー父さんが犯人かもしれないみたいなセリフを言わせるのは余分です。 あの時点でこっちはヒュー父さんへいろいろと不信感をとっくに持って観てるんですから。。。トドメはいりません。  でもオープニングから張られていた伏線は見事で、鍵となるセリフとか特に赤いホイッスルの使い方がいいなと。 ラストが読めないというサスペンス映画にとっての強みのある映画だと思いました ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールの対比もいいです
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-27 10:23:09)
26.  ブロークンシティ 《ネタバレ》 
もんのすごいビミョーな映画。 ストーリーに目新しさはないけど、シンクロか?なんて感じてしまう警官の事件を最近ニュースで見たばかりなのでそこだけとんでもなくリアルでした。 マーク・ウォールバーグって私にとってはビミョーな俳優でして「ブギー・ナイツ」の巨根のポルノ俳優役が恐ろしいくらいハマってたんですが、あとはこれといって個性的と感じる役柄がなくてかっこいいのかダサいのかよくわからんし、すぐ消えそうで消えないという位置にいる人です。 ラッセル・クロウとキャサリン・ゼタ・ジョーンズ以外の脇役もこれまたビミョーでした。 対抗馬のバリー・ペパーてぱっと思い出せるのは「プライベート・ライアン」の凄腕スナイパー役くらいだし。 グリフィン・ダンていったら80年代にドタバタ映画に出てたイメージでココ見て出てるのを知りました、スカッシュの人ですよね? 内容なんですが皆さんのおっしゃる通り、同棲中の彼女の存在とエピソードは完全に余計なモノで、7年間の禁酒を破った根拠にするにはアホすぎるし、すぐにシラフに戻ってるしなんの意味もない無駄なシーンでした。 それより再開発に絡むほうにもっと集中してほしかったですね。 最初、遠目だとポールがラッセルに見えて「あーハメられてるわ探偵さん」て思ったんだけど、ちょと違ってました。 大好きなラッセル・クロウてこともあるけど、ラッセルの悪役ぶりでもってる感じは否めないです。 表情も演技も存在感も他の俳優とは格が違うのがはっきりわかる。腹黒い役の時はメガネの隙間から 上目づかいで相手を見るってことが多いような気がする。 久しぶりにパリっとしたスーツ姿のラッセル・クロウが見られてよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-13 14:33:52)
27.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
全く予備知識なしで観ました。まずキャスティングが魅力的で、デヴィッド・ボウイが登場した時はなんかうれしかったです、相変わらずミステリアスで人間ぽくない人ですね。  観終わって思ったことは早い段階でアンジャーの瞬間移動のタネあかしをしてたんだってことです。 ああまでして知りたかったボーデンの瞬間移動のタネが。。。実はシロウトでも思いつくような単純なものだったんですが、アンジャーは人が思いつかないことにちがいないと思い込んでるし、「なあんだ~そうだったのかぁ~~ま、そんなとこだわなぁ」なんて言われることがわかってるからか、頑なにタネあかししないし。 意地と執念の極地、行き着いた先はなにかやるせなく、むなしさを感じるラストでした。 19世紀にクローンが登場するのはいかがなものかとは思ったけど、ダークでミステリアスな見せ方や映像がよかったです。飽きないしテンポはいいしなかなか見応えありました。 発想着想が面白い映画だと思いました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-03-29 21:18:16)
28.  ブルージャスミン 《ネタバレ》 
おもしろかった、傑作だと思います。 ウディ・アレンは成金セレブという人種が大嫌いなんだろうな そしてケイト・ブランシェットの演技も最高でした、いつも開いたままのエルメスのバーキンを腕にかけて持ち歩くのがリアルだなと。(林真理子さんが何かで書いてたけど憧れだったバーキンは実際使いづらく、あの特徴的な留め金はいちいち開け閉めするのがとても面倒で結局開けたままになるのだそうです)でも政治家と出会うパーティではきちんと締めてるの。体にぴったりフィットしたベージュが基調のファッション、興奮状態の時のワキ汗とかアレンはすごくよく観察してるんだなあ。ジャスミンは実在してる人がモデルのような気がする。 逆に歯医者の受付けの花模様のチュニック姿も捨てがたい もともと病んでるジャスミンだけど、ラスト近くになって夫が完全に失脚したきっかけがわかるとこで彼女への印象がちょっと変わってしまうんですが、この展開が巧いなあと。 罪悪感に苛まれてたんじゃないかなと、ポカンと呆気にとられる子ども二人を相手に語ったことがいちばん納得できたり。 深刻で重くなってもおかしくないはなしをここまで軽快に喜劇に仕上げるセンス、聞いただけでアレン作品とわかる選曲もいいです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-03-13 15:12:28)(良:1票)
29.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 
へぇ~けっこう評価高いんですね、意外でした。 印象に強いところでは「ワーキングガール」とか80年代~90年代にかけて女の立身出世モノをよく観た記憶があって、なんか懐かしさと共になんでまたコレなの?とちょっと面喰ってしまいました。アメリカも就職難だったの?  鬼上司ミランダについて感心したことはただひとつ「空色」についての歴史をサラっと語ったところです、非常に勉強になりました。 それ以外はミランダの人物像がほとんど描かれてないので何か物足りなく、映画全体が薄い。就活マニュアル映画のようでもありました ファッション界はアンディにとって足掛かりで、大物と言われる人物のお墨付きを得て、いよいよ望みを叶えるべく切符を手に入れたっていうのはわかりますが、この映画を観て真に受けたり勘違いしてしまう女が増えるかもしれないと、そっちが気になってしまったのでした。アン・ハサウェイは最初まわりから太っていてダサイ女と言われまくってたけど、あのルックスですし全く太ってもいなければダサくもないんですよね。  ところでなんでプラダなんだろ? パリコレのシーンで唯一でてきたデザイナーはプラダじゃなくてヴァレンチノ・ガラヴァーニだったし、どっちもイタリアなんだけどNYはイタリアブランドの方が人気なのかな? マドンナの「ヴォーグ」にはニヤリ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-16 21:10:33)(良:1票)
30.  ブレイクアウト(2011) 《ネタバレ》 
こんなのがあったんですね、ニコラス・ケイジとニコール・キッドマンとくればそれなりに魅せてくれるのではという期待で観ました。 う~~なんといいますか、「あらあら意外、うそ~ん」というような小ネタがいろいろ用意されていました。 しかし、ニコールはヒステリック、パニックになってギャーギャーわめく役どころってなかなかハマりますね「アザーズ」を思い出しました。ひと昔前ならキム・ベイシンガーがやりそうな感じです。 内容はもうとことんB級でして、なんでケイジとキッドマンだったんだろ。 どうせならケイジが強盗一味のリーダー格の役をやればもっと面白かったかもね。 エンドクレジットで知った監督。。。ああ、やっぱり。 なんか野暮ったいはずでした。 ニコールのカラダを張った演技に(何回も投げ飛ばされてたの)敬意です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-02 23:21:46)
31.  フローレス 《ネタバレ》 
やはりデ・ニーロとホフマンの演技、二人とも心の内を表情で見せるというのが上手いんですよねーさすがです。 でも映画全体としてはあんまりピンとこない、しっくりしなかったです。演技派の名優二人が何かもったいない。 突然の病、障害がきっかけで価値観とか意識が変わる、そこまでの葛藤とか、世間一般と言われる枠からはみ出してしまった者同士とか、そういうものを描いているのだけど、そういうハナシによくある家族の物語、雰囲気ではなくちょっとシチュエーション変えてみましたな感じ。 縁もなく嫌悪の対象だったゲイとの交流、理解ていうのは珍しくないし、むしろ好きです。エンディングのレッスンシーンはオマケ感もあって得した気分。 ただあのチンピラが最初から最後まで関わってくるっていうのはどうなのかなあ ジョエル・シューマカーという監督はハリウッド的な娯楽性とかハラハラ感をくっつけないと気が済まないのか?作品も大味なものが多いと思います。 本作を観ながら、「ああ、そういえばフィリップ・シーモア・ホフマンはもういないんだなあ」と気づきました、昔からクセがあってちらっと出てくるだけでもすごいインパクトのある俳優さんでした 脇役からじわじわキャリアアップしてオスカー俳優にもなったのに。。。まだ46才また薬物か・・・残念です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-05-11 15:51:04)
32.  ブローン・アパート 《ネタバレ》 
かなり肩透かしをくらいました。そしてユアン君またしても・・・ユアン・マクレガーは出演作にあんまり拘りの無い俳優さんですね。 言いたいことはわかるんですが、設定が素人が考え付くようなモノで幼稚ささえ感じてしまいました、特にあのモノローグ。 夫と息子がテロで亡くなる一家の名前は出てこないのに夫の仕事は爆弾処理班ていうのだけ出てくる。で、警察の理不尽な対応でしょ、なんのためにこういう設定がされているのかそこが非常に曖昧で焦点がどこにあるのか中盤すぎるまでよくわかりません。 そしてそんな旦那さんへの気持ちも思いも何も語られず、ひとえに息子です。  ラスト近くになって奥さん幻覚状態になり、いよいよヤバイぞとなったと同時に「あれ?お腹出てきてるけど?」て思ったらトイレでゲーゲーなりまして。 はい、浮気相手ユアンくんの子供産んじゃいまして(たぶん) 夫との息子を亡くしたんですが、浮気のおかげで新たに子を授かりました(たぶん)。。。なんかもう父親とか夫とか関係ないというか、なんかへんな女の自立再生という感じがしてしまいました。 ビルの屋上まで駆け上がるんですが「一緒には行けない」とついに息子に別れを言うんです、お腹に赤ちゃんがいるからなんですよね。 彼女は妊娠することで再び生きるチカラを取り戻したわけです、でも浮気相手の子です(たぶん)安すぎませんか?コレ。(たぶん)としたのは父親が誰なのか明確にしてないからです←コレとてもズルイと思う 「ブリジット・ジョーンズの日記」の監督なんですね、なるほど。 この監督さん、女性を撮るならコメディにしたほうが説得力あると思います。子を亡くした母というテーマの秀作の模倣のような印象です。 ミシェル・ウィリアムズの熱演には申し訳ないけど私には相当なハズレ映画でした。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2014-04-28 14:31:38)
33.  復讐捜査線 《ネタバレ》 
ひかりTVにチャンネル合わせたらタイミングよく始まったしサスペンスらしいので観てみました。なんかすごく久しぶりのメル・ギブソン、老けたね~でも濃い感じは抜けきらず。昔からあんまり好みの俳優さんじゃないです。 マッドマックスから始まり、最愛の家族を奪われた悲しみと憎しみと苦しみのパワーと喪失感、いったい何回こういうのを演じたことか。。。メル・ギブソン=復讐の人です。 しかしこの邦題はいただけない、原題のままがいいです。 派手なアクションシーンは無いけど、娘や関係者が襲撃されるとこの唐突さ残酷さはもうホラーです、びっくりしました。 ジェドバーグなる人物の絡ませ方が良いですね、いまひとつ説得力には欠けるけど(たぶん先が長くないことでこの人なりに何かおもうところがあったと想像はできる)これがあるから渋さがでたと思います。 このジェドバーグ役のレイ・ウィンストンという英国の俳優さん、ロバート・カーライル主演の「フェイス」に出てるんですって?「フェイス」なかなか良かったですけど、全然記憶にないです。 「フェイス」をもう一回観たくなりましたー 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-25 20:27:27)
34.  ブラック・スワン 《ネタバレ》 
ナタリー・ポートマンの演技は苦手です、観ていると苦しくなってきます、リラックスして観られません。しかし本作ではその演技が最大限に生かされていると思いました。 コレはまさにナタリー・ポートマンのための映画です、ナタリーそのものだといっていいと思います。 「もう12歳じゃないのよ」というセリフも「もう『レオン』のマチルダじゃないのよ」ともとれてしまいました。 秀才の優等生女優ナタリー、キレイで知的だけれどセックスアピールが足りない。 色気というのは努力とか演技力ではどうにもならないわけです。 黒鳥を魅力的に踊れないことでどんどん追い詰められていくニナを演じ、オスカー受賞となりました、ナタリー自身が解放、脱皮できたんじゃないでしょうか。選考する側もよくわかってらっしゃる、粋な計らいだと思います。 さて、映画のニナですが、自分を解放することは男遊びするより母親からの解放ということだと思うんですが、ああすることでしかそれができなかったとは哀れです、しかしニナにとっては最高の幕引きであり、良いラストでした。 ピンクとグレーの映像が結構スタイリッシュに感じたんですが、ピンクがかった場面はモヤ~と不安げで、ホラー映画のようです。 話の展開といい、コレはまぎれもなくホラー映画、母親役のバーバラ・ハーシーもハマってるし、スピード感もあり、一気に観られる映画でした ナタリー・ポートマンはホラー映画が似合う女優だと確信しました。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-02-22 02:23:13)
35.  ブラス!
惜しい、何が惜しいかと言うと上質な映画ではあるけどラストのピート・ポスルスウェイトの演説で糾弾、告発映画そのものになってしまったから。ラストだけじゃなく本作はイギリスのこのジャンルの作品独特のシニカルなユーモアが少ない、ここが個人的に不満です。 イギリスのいつも曇った天気と炭鉱の街とその人々の心情がシンクロしている雰囲気は大変良いです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-16 19:12:02)
36.  ファム・ファタール(2002) 《ネタバレ》 
コレ面白い、大好きなタイプの映画です。 オープニングからして単なる犯罪映画じゃないと感じるモノがムンムンしてる、どこまでいっても予測不可能、次から次へと展開するへんてこりんなシチュエーション。 デ・パルマがノリノリだとこうなるのね。今回はヒッチコックよりデヴィッド・リンチが浮かぶ。 金魚の水槽の水がだーだー溢れてるのが意味不明だったけど、そんなことは忘れた頃にそうくるか・・・そこまで戻るわけか・・・やられました、お見事というしかありません。 デ・パルマ独特の映像美と怪しいパリの街、パリって犯罪映画のよく似合う街だわね。 レベッカ・ローミンはモデル出身だけあって、完璧なボディはもう芸術、完璧すぎて淫靡さには少々欠けるけど男と女のすったもんだの愛憎がテーマじゃないから、現実離れしたスーパーボディのミステリアスな美女はあってると思う。しかしほんとにあんなカラダしてる人がいるんですね、ウエストのくびれからヒップラインの流れなんてもう神です。 何がテーマかといったら「もしもあの時こうしたら、しなかったら」でしょうかね、ロールだけじゃなく、取り巻く人々の人生も変わるというものです。こう考えると普段何気なく選んでいる些細なことも結構意味を持つことなのかもなんて気がしてきます。 ただあの黒人俳優がさ、なんていうかすごく場違いな暑っ苦しさがあって不快でした。これでマイナス1かな。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2011-05-11 22:11:01)(良:1票)
37.  ブロークン・イングリッシュ
カサヴェテスの名前につられて観ました。 主演の女優さんはけっこう感じイイんですけど、なんでしょうかねえ・・・ 気になったのはノラのファッションですね、この人なぜかいっつもキャミソール系統のトップスを着ていて肩と胸元を思いっきり出してるの、でも常にノーブラで寄せ上げしてないからかっこよくないんです。髪も艶がなくてうねってるみたいにモサっとしてる。上半身だけ見てもダランとゆるい感じ。 このピシっとした筋のない、洗練されていないゆるさ、ノラという人と作品全体にもそれがそのまんま出てる感じ。 ヌーヴェルバーグを思い出させるスモーキーな映像は好みなんですけどね。 久しぶりの恋愛モノだったんですけど、コレは童話の世界の恋愛モノでした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2010-08-30 16:53:19)
38.  ブレイブハート 《ネタバレ》 
メル・ギブソンらしい映画ですね、苦手な俳優なので積極的に監督、主演作は観ないほうです。最愛の家族が殺されるとか拷問とかがほんとに好きな人ですね、彼の作品はこういう部分の描写、表現がヘンな想像しちゃうほどマジ過ぎで、ねっとりしつこく濃いのがどうも私にはあいません。 歴史スペクタクルの大娯楽作。だからいいんです、フランスから嫁いだ王女サマとくっついても。娯楽作にはなくてはならないシチュエーションです。痛い痛い痛すぎるシーンばっかり、馬たちが気の毒になるくらい痛いシーンの中で唯一ホッとできるもの。 あんなきれいな王女サマに惚れられたら大抵の男はそれに応えるでしょ、いえいえ、応えなきゃ男じゃないわよ。英雄イロを好むです。しかも敵の嫁さんですよ、男にしたらめちゃくちゃいい気分じゃないですか?違うのかな? 死にかけてる王の耳元で王女が囁く真実。このオチには参りました、してやったりですよ、まったく。予想もつかない方法で復讐してしまいました。 たぶん、メル・ギブソンにとっての理想の男「男たるものこうあるべき」みたいなヒーローを演じたかったんでしょうね、それに共感する男性も多いんでしょうね。 「ラ・ブーム」で日本でもアイドルになったソフィー・マルソー、本作を観てこんなステキな女優になったんだとそれが感動でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-05-05 20:10:31)
39.  ファクトリー・ガール
別に・・・ふーん、そうですかって感じでした。 えっと、私ギリギリアメリカでいうところのジェネレーションX世代なので60年代のことは知らないです、ただあの年代ってミュージシャンやらアーティストやら前衛的な有名どころとその仲間は軒並み酒とドラッグに溺れ、なんかやたら死んだらしいというのは知っている。これもそんな話のひとつにすぎないような気がする。チェルシーホテルってジャニス・ジョプリンが死んだ場所じゃなかったかしら。 やっぱりアンディ・ウォーホルもボブ・ディランもそれぞれ非凡な才能と実力と野心があり、それにみあった位置に君臨したわけで、イーディはそんな彼らの取り巻きのひとりにすぎなかったのかもしれない。調子いい時だけの友人、仲間っていう空虚な人間関係ね、まさに中身のないスープの缶だ。珍しいはなしじゃないです。 ただイーディの場合、生い立ちとか背景がマスコミが好み大衆の興味をそそるものだったのかもね。 ウォーホルって昔ソニーだったかな?日本のCMにも登場したんじゃなかったかなあ、だから私、知らない間におぼえた人なんだと思う。 でもつけまつげってほんっとに顔変わるね~ガイ・ピアースの化けっぷりも面白かったです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-03-16 13:01:47)
40.  ブーリン家の姉妹
時代劇ですが、かなり現代的な感じでした。イギリス版「大奥」でしょうかね。 私生児だの娼婦だの言われてましたけど、大奥とは違って「側室」というのはなかったてことかな?あと字幕なんですけど「寝る」「寝た」が何回出てきたことか・・・直訳かどうかしらないし上品ぶってるわけじゃないけど、もうちょっとこうなんか違う言い方はないものかと少々気になりました、王室なんだし。 姉妹に焦点をあてているわりには描写は決して深くないです、わりと表面だけさら~っと描いているから全体的にもそんな感じになり、結果ヘンリー8世がかなり間抜けな男と映ってしまったのが残念でした。しかし今も昔も人間基本は変わらずですね。 ナタリー・ポートマンですか・・・やっぱり好きじゃないです、演技に余裕がないというか「演技してます」な感じがして私にとっては見ていて疲れる女優さんです。 だいたいナタリー、スカーレットとエリック・バナの相性がね、よくないんです。しっくりこないの。 セットや映像はとてもいいのに、期待してたほど重厚な作品ではなかったです、でも混乱せずに見られる時代劇です。 6人の妻のうちの半分がコレなんだ、他はどうだったのか知りたくなりました、ジョナサン・リース・マイヤーズがヘンリー8世を演じているTVドラマシリーズがあるみたいだけどそっちが気になります。 いともあっさりと処刑されちゃう時代、そりゃみんな必死になりますわ。 でもアンの生んだ娘が後にああなっちゃうわけで、まさに事実は小説より奇なりというか、人間生きている間は何がどうなるかわからないものです、まったく。 歴史は繰り返されるとも言うし、たまに愛憎と欲の絡む時代劇を観るのはたのしい。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-17 13:52:03)
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