21. ペネロピ
僕はこういう物語には弱いんですよね。 なんだかずっと泣いてたような気がします。 最初はちょっと悲しかったりもしたけど、後半は嬉し涙が多かったような気がします。 ペネロピが初めて外に出た瞬間はとても感動的でした。 普段は当たり前のように感じていた外の世界も、ペネロピの視線で見ればこんなにも素晴らしく輝いているものなんですね。 因みに僕は呪われてた頃のペネロピの方がチャーミングで素敵だったような気がします。 [DVD(吹替)] 8点(2008-12-25 18:58:22) |
22. 蛇イチゴ
状況的にはかなり深刻なはずなんだけど、暗くなり過ぎず適度なユーモアを交えて魅せてくれる。 独特の演出でリアルな会話を表現しようとしていたのだろうけど、何を言ってるのかわからないところがちょっと気になった。 ラストは想像通りではあったけど、やるせない物語の着地点としては救いがあって良かったと思う。 [DVD(邦画)] 7点(2008-07-23 04:48:43) |
23. ペイ・フォワード/可能の王国
僕は作品の中に隠れている伏線を探すのが好きだ。 そんなところに繋がってくるのかぁって感じの気持ち良さがあるんだけど、この作品の伏線は後味が悪すぎる。 そんなところに繋がないでください。 それなら、いっそのこと交通事故で繋がった方がマシだった。 まあ、でも、良いことも悪いことも巡り巡って繋がってしまうんですね。 悲しいけど、これって映画なのよね。 作品の中でも多くの人がそうであるように誰かに受け渡すというのは本当に難しいことで、だからこそこの少年も挫折してしまうわけだけど、僕はそれが全くの無駄だったとは思わない。 心の中に誰かに受け渡さなくちゃという思いが少しでもあれば、そのチャンスが巡ってきたときに一歩を踏み出す勇気を与えてくれるような気がする。 勿論その勇気がこの作品のような不幸を招くこともあるんだろうけど、それはきっと正しいことだったんだと思う。 僕は今までの人生の中で誰一人として救ってはいないけど、死ぬまでにせめて1人くらいは救って死にたいものだと思いました。 [DVD(吹替)] 8点(2008-05-09 16:38:12) |
24. ヘアスプレー(2007)
音楽もダンスも最高です。 内容的にも小ネタがいちいち笑える。 特にペニーを悪魔の子と罵るペニーのお母さんが滑稽で良かった。 美人だけど性格の悪いアンバーと太っちょさんだけど性格の良いトレイシーの対決と見せ掛けておいて、チャーミングで性格も最高のペニーが最強ということを再認識させられました。 というか、アマンダ・バインズは恋するマンハッタンのホリー役の印象が強かったので、随分と成長したなぁって感慨深かったです。 まあ、それでもやっぱり高校生の役なんですね。 [DVD(吹替)] 8点(2008-05-09 13:25:55) |
25. 変身(2005)
話もつまんないし、演出も酷いし、どうしようもない作品だけど、蒼井優が可愛かったのが唯一の救いだろうか。 中盤で蒼井優の出番が少なくなって挫折しそうになったけど、終盤また戻ってきてくれたので、なんとか最後まで見られた。 とりあえず京極の意識が何故あそこまで凶悪なのか理解できなかった。 話を聞いた限りではそんな凶悪な人間でもなさそうだし、境遇なんかは同情の余地もあるんだけど、平気で人を殺そうとする動機が掴めなかった。 [DVD(邦画)] 4点(2008-02-22 12:01:00) |
26. ベティ・サイズモア
話はそれほど面白いとは思わなかったけど、 レニー・ゼルウィガーがやたらかわいいので、 それだけで最後まで見られた感じ。 もしかしたら、駄作なのかも知れないけど、 彼女の笑顔に6点あげます。 [地上波(字幕)] 6点(2005-06-25 06:43:51) |
27. ペリカン文書
ジュリア・ロバーツに毒されていた頃の僕が劇場までわざわざ足を運んで、皮肉にも主演が彼女じゃなければと冷静になれた作品。 悪くないサスペンス作品ではあるが、やはり主演がどうにも駄目。 演技が下手とか、そんなふうには思わないけど、明らかに彼女に向いてない作風で、新境地を開拓しようとしたが、失敗したという感じは否めない。 寧ろたったそれだけのことで、何故か絶賛したくなくなるという彼女の影響力の大きさを思い知る。 [映画館(吹替)] 5点(2004-05-31 10:55:51) |