1. 僕のワンダフル・ジャーニー
《ネタバレ》 犬が内面的に全く成長しないのが違和感。展開がご都合主義なのは仕方ないとしても、家族の和解の仕方がちょっとあっさりし過ぎ。 [地上波(吹替)] 4点(2023-01-29 15:54:18) |
2. 僕のワンダフル・ライフ
犬の生涯は飼い主次第であり、人間の生涯も親次第と考えると、ちょっと救いのない作品のようにも思える。 [DVD(吹替)] 5点(2023-01-27 11:47:57) |
3. ホワイトハウス・ダウン
荒唐無稽な設定ながら、ノンストップアクションとしてはよくできている。TV版で賞味100分程度の鑑賞時間だったが、これって130分もあったとは。映像でグイグイ引っ張る作品なので30分程度カットされてもストーリーには問題ないんだろうし、逆にテンポがよくなったのかもしれないが。でも、カットされたシーンが気にならないでもない。 [地上波(吹替)] 7点(2022-11-29 14:58:51) |
4. ホース・ソルジャー
《ネタバレ》 実話に基づいているようだが、ひたすらタリバンの拠点を攻撃していくという戦闘もので物語的要素は小さい。最後の「アフガニスタンに来たらアメリカ人もイチ部族に過ぎない」というセリフは、20年間のアフガン戦争に失敗して撤退したことを思うと、随分予見的というか意味深で印象的である。 [地上波(吹替)] 5点(2022-07-05 22:25:42) |
5. ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
ネコはカワイイんだけど、あんまりネコにフォーカスすると肝心の人間描写が少々疎かになってしまう難点がある。結局は「出会い」による再生ってことなんだろうが、「ネコ」だけでなく周囲の「人間」による力も大きかったのではないのかと。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-24 11:47:16) |
6. ボクの妻と結婚してください。
自分ならどうするだろう?と考えながら見ていたが、「再婚するのかしないのか?するなら相手は誰にするのか?」は妻が自由に決めてやれるように死んでいくのが本当の優しさなんだろうなと思った。という意味では想定として非現実的ではあるんだが、生は有限であるとう事をあらためて考えるきっかけにはなるような。 [地上波(邦画)] 5点(2018-07-05 01:07:48) |
7. ぼくたちの家族
《ネタバレ》 だらしの無い見栄っ張りで弱気な父。自閉症気味の長男とマイペースな次男。義理家族に厳しい長男嫁。見離す医者と救う医者。気を使うが所詮他人事な会社の同僚等々、余命宣告を受けた家族とその関係者の物語としてはそれなりのリアリティーというか「あるある感」はあったと思うし役者の演技も総じてよかった。が、認知症で壮絶介護があるわけでもないし、母は基本的に明るくノー天気な人で終わってしまうし、その他悪人がいるわけでもないので話としてはキレイにパッケージされ、盛り上がりもなく終わってしまった印象。世の中もうちょっと世知辛くて、汚くて、厳しいと思うが。教訓としては病院選び・医者選び・セカンドオピニオンは重要って事かな。あとは結婚相手は家族も含めて資産・借金調査をしとけよ。って事か。 [インターネット(邦画)] 6点(2017-03-29 12:41:44) |
8. 星守る犬
《ネタバレ》 どん底末に野垂れ死にする高齢男が犬と逃避行した軌跡を、別れの辛さからか犬も愛せぬ程生物と関わりたくないニヒリズムの若者が家出少女とその軌跡と辿るという2重構造のロードムービーで中々オモシロイ設定。最大の謎というか不明なのは最終的にあのような行動をとった西田演じる男の動機。人生には絶望しているようではあるが、死ぬ程追い詰められているようには感じないし、余命何ヶ月という感じでもないし、自暴自棄になってるわけでもなさそうだ。最後は「死にたくない」と叫ぶのでこの世に未練もあるようだ。経済的に破綻しているなら生活保護もある。無知ゆえの行動だったと思うしかないのか。数々のシーンが非常に痛々しいのだが、分厚い束の年賀状を持ち歩きそれがイザという時には何の役にも立たないというシーンは印象的だった。「人生は死んでしまえば記録でしかない」と虚無的になっていた玉鉄演じる男が、たまたま燃やされずに残ったレシートという会計記録から西田の人生を辿り、そこにはいろんな出会いがあり、出会った相手にも各々人生があり各々の事情を抱えて生きている、そして燃やされてしまったレシートにもドラマがあったのかなあと思わせる作りは人生の悲哀と無常を感じさせるウマイ作りだなあと感じた。終盤の動物映画ならではの過剰演出は不要だったかな。ただし、ハッピーにモノを投げつける父親に関しては、世の中犬が嫌いな人もいるし野良犬から家族を守ろうとする必死の思いがあったのだろうと、これもある種の世間の断絶を表現したかったかなと思うが。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-02-07 01:00:02) |
9. ボクたちの交換日記
《ネタバレ》 才能がない、子供が出来た。で、現実的な人生の選択。というありきたりな話。総じて物足りないが、百歩譲ってこれはよいとしても、ラストにがん患者にする必要はあったのか。もっと現実的選択をする事の葛藤や苦悩を描いて欲しかった。で、売れた方は嫌なヤツになって、平凡な人生を歩んだ男との対比を際立たせるべきたった。小出恵介はいい演技をしていたとは思う。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-09-07 11:30:59) |
10. ホール・パス/帰ってきた夢の独身生活<1週間限定>
中年夫婦の危機?という興味深いテーマではあったが、無難で平凡なコメディーになってしまったような。逆に、それなりにリアルであるとも言えるけど。パスの有無に関係なく、上手くいく所もあるし、ダメな所もあるし、夫婦双方の許容範囲の問題なのかなと。自由の権利があっても行使するか否かは心の制約次第なわけだし。 [地上波(字幕)] 5点(2015-11-06 10:56:29) |
11. ボックス!(2010)
関西高校生の不良スポコンを見るには年をとり過ぎたかな。ちょっとついていけない部分があった。百田氏もいろんな作品書くんだな。 [ビデオ(邦画)] 4点(2015-01-07 11:31:23) |
12. HOME 愛しの座敷わらし
原作未読だが、荻原浩にしてはヌルスギルというか、もっと子供たちの試練や中高年左遷男の悲哀みたいのがあってもよいはずだが、映像化でマイルドにされてしまったのか、水谷豊の浮世離れした演技の問題なのか、違和感は拭えなかった。橋本愛は相変わらずの存在感でよいのだけれど。古民家暮らしには憧れがない事もないが、実際に住んだら大変だろうな。 [地上波(邦画)] 4点(2014-09-22 20:35:35) |