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コメント数 885
性別 女性

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1.  道(1954) 《ネタバレ》 
ウディ・アレンがこの映画をとても好きというのは「ギター弾きの恋」を見るとわかり、ジュネの「ロスト・チルドレン」の鎖切り芸人ワンもザンパノへのオマージュが感じられる。 イタリア的な表現は不得手な部分もあるけれど(ジェルソミーナが発症するシーンなどは、哀れっぽすぎて得意ではない)、個性的な2人の対照的なキャラクターやバイクに引かれる古びた小さな「家」は詩情あり、行く先々での大道芸の日々に祭りの光と影。 癒しの言葉を語るキ印が登場、ザンパノが彼を殺すことで均衡が破れ、ジェルソミーナの心にも綻びが生じ、ゆるやかに悲劇的な結末に向かうさまは残酷なまでに人の弱さを見せる。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-06 06:50:09)
2.  ミッドナイト・イン・パリ 《ネタバレ》 
今度はオーウェン・ウィルソンにウディ・アレンがのりうつって、パリの真夜中の夢の時間。 題材的にも恋愛だけじゃないので他のアレン作品より間口が広く、本・音楽・美術・写真といった時代を彩った芸術に興味のある方はより楽しめそうで、著名なアーティストたちを数多く登場させ、それを演じる俳優たちもまた楽しそう。(特にサルバドール・ダリのエイドリアン・ブロディ) 「失われた世代」の20年代に加え、終盤ではベル・エポックも垣間見られる贅沢な映画(ポスターの空はゴッホ風)は、一度ではもったいなく再見したくなる。 マリオン・コティヤールがこの時代のエレガントな美女として主人公を魅了し、レイチェル・マクアダムスは性格的にあわなそうな現代のフィアンセ。(主演級の彼女がこの役なのは意外な感じですが、きっとアレンのファンなんでしょうね) ギルが「人は自分の時代ではない時代に憧れる」から一応は脱却しても、「時代」を「人」に入れかえれば、(この作品に限らず)気が多いアレンのキャラクターそのものではないかと思え、最終的にギルがたどりついたのが2人のどちらでもないのにもそれはあらわれているようで、アレンとしては自分の作品は移り気ではなく、真実の相手を探す旅だと思っているのかも。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-05 14:01:05)(良:3票)
3.  ミクロの決死圏 《ネタバレ》 
元祖ミクロ映画。 作中で外的宇宙(アウター・スペース)・内的宇宙(インナー・スペース)という表現があり、アウター・スペースの「2001年宇宙の旅」は2年後。 あの洗練された感じとはまたちがったカラフルな視覚効果とアートな美術(ともにアカデミー賞受賞)に味があリ、「ファンタスティック・ヴォヤージュ」のタイトルにふさわしい幻想美。 ゆったりとした作りながらもタイムリミットがあることでテンションが保たれ、「大脱走」の錠前屋ドナルド・プレザンスが「エイリアン」のアッシュのような危険分子としてサスペンスを盛り上げますが、彼の正体が明らかにされるまでには至らず(東側だろうけど)。 体内組織にからみつかれたラクウェル・ウェルチのナイスバディに男3人でベタベタさわんのは、内心「うひょひょ♪」とか思ってない? 66年の作品ですが、翌年の「ウルトラセブン」の31話「悪魔のすむ花」(ダリーの回ね)の元ネタでもあるんだろうと思われます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-05-02 07:03:57)(良:2票)
4.  ミクロキッズ3<TVM>
7→6→5と点数が下がってきちゃうのはしかたないかも、でも「ミクロキッズ」「ジャイアント・ベビー」と見たら、全部おつきあいしたいもの。 前2作とちがいテレビ作品で、正直クォリティはグッと落ちてるんだけど、サリンスキー博士ことリック・モラニスが出てくるだけで「ミクロキッズ」らしくなるのはスゴイ存在感☆ 奥さんのダイアンは名前同じでもちがう女優さん、息子アダムは「ジャイアント・ベビー」が大きくなったって設定。 「ミクロキッズ」っていうより「ミクロアダルト」で、博士たち2組の夫婦が縮小光線を浴びてしまい、子供たちのパーティにまぎれこんでのハラハラドキドキ。 巨大ゴキブリなどのVFXもショボイけれど、スタッフは一生懸命作っていそうであまりケナせないのです。
[DVD(字幕)] 5点(2013-02-08 06:59:58)
5.  ミッドナイト・ラン 《ネタバレ》 
相手役チャールズ・グローディンはファースト・チョイスではなかったそうだけれど、コミカルな役は初めてで少し重たさもあるデニーロを引き立てている感じ。 ツイードのコートを着た見た目より飄々として、辛い人生を歩んできたジャックにまつわりついたものを吹きはらって自由にしてあげるデュークは、去り際もあっという間で一陣の風のよう。 SEE YOU NEXT WEEK(また来週)をもじった、SEE YOU NEXT LIFE(来世で会おう)もしみじみとしていながら軽やか。 話の面白さもさることながら、2人の友情の軽妙さが魅力です。
[映画館(字幕)] 8点(2012-11-17 12:20:03)
6.  ミケランジェロの暗号
紋切り型のナチス×ユダヤものに変化が見られたのは、「バティニョールおじさん」? 戦後6、70年もたてば、新しい表現も出てくるのだな、と。 でも本国ドイツではさすがにおちゃらけたナチスものなんか作れないはずだから、これも「ヒトラーの贋札」のオーストリア製。 一応ミステリー仕立てだけれど、贋作が2枚あるのをあらかじめ見せてたり、本物はそこにありと指さしてるような明白さで、そちらの方は形だけ。 メインは兄弟のように育ったヴィクトルとルディの関係。 彼らの立場をナチスの軍服一枚で逆転させ、「軍服がナチスを作った」とでもいいたげ。 心の弱いルディはもとより、ユダヤ人ヴィクトルでさえもそれが持つ力に魅了されながら、彼の軸がブレないのに安堵する。 従来の戦争映画でのユダヤ人の弱者のイメージを、ヴィクトルの控えめながらも底力のあるキャラクターが覆しており、ある意味ヒーロー的でもある。 邦題(同タイトルのシスティーナ礼拝堂の天井画関連の本があって、そっちからつけた?)とはちがって「ミケランジェロと軍服」といった感じで、主演のモーリッツ・ブライプトロイはドイツ映画でよく見かける俳優さん。 ちょっとコミカルでそんなにお金もかかっていないけれど、好ましいスタンスの作品。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-09-27 14:41:26)
7.  ミート・ザ・ペアレンツ
「ミッドナイト・ラン」での幸せな経験を忘れられなかったデニーロが、ふたたびコミカルな傑作に。(あれの後に見るとちょっとうれしいかも、娘をかわいがるお父さんなので) いつになく真面目なベン・スティラーと難物パパのスリリングな関係にハラハラしながらも、笑いがコミあげる。 アンサンブル・コメディとして細部までよくできてると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2012-06-10 06:55:39)
8.  ミックマック 《ネタバレ》 
「ロスト・チルドレン」以後の3作(「エイリアン4」「アメリ」「ロング・エンゲージメント」)はどれも自分にはものたりなかったけれど、15年後のこれはやっとあるべき場所にもどって本領発揮、いい感じです。 もともとスケール大きいのよりもマニュファクチュアなのが合う人だと思うし、「アメリ」の流行りモノとしてのヒットは異常だったので。 「デリカテッセン」の空気もある今作は、不運の主人公バジル(「ぼくの大切なともだち」のブーン)の仲間となる人間大砲、軟体女、発明家、言語オタク、計算機、ギロチン男、料理番の7人の住む隠れ家がジュネっぽく、ゴチャゴチャとせまくて薄暗いけれど居心地がよさそうで、廃品を使って作られる発明品もレトロかわいい。 現代のテクノロジーに逆行するようなハンドメイドな魅力。 元凶をパニッシュすべく彼らが繰りだすパリの街も、濃い暖色カラーでジュネ仕様の美しき舞台に変えられて。 反戦・反兵器のテーマは目立たたせず下地にねりこみ、おしおき大作戦も暴力を排除したオットリしたもの。 平行してバジルのときめく恋の予感も。 「ロング…」では温厚な叔父さんのフリしてたドミニク・ピノンが豪快オジサンに戻ったのもウレシイ、そうでなくっちゃ。 ワルのかたっぽがアンドレ・デュソリエなのもよい。 手間隙かけてコトコト煮込んで作られたジュネの最新作はいいお味。
[映画館(字幕)] 8点(2011-06-26 11:42:15)
9.  未来世紀ブラジル
テリー・ギリアムの一番いい作品ですから。 ミッシュマッシュな未来社会と黒い翼を駆る哀しき夢想家サム。 コタコタ混沌してますが、ろまんちっくな要素が思い入れしやすく映像がすごい。 今でもジョナサン・プライスが贔屓なのはこの映画のせい。 ~戻るよ、ぼくは想い出のブラジルへ~
[映画館(字幕)] 8点(2010-06-18 12:42:17)
10.  ミクロキッズ
美術や特撮経験のある監督ジョー・ジョンストンのこだわりが感じられる、ディテールに凝ったマニアックな作り。見せ場のミツバチに乗って飛ぶシーンはファンタジックではあってもメルヘンチックではないのがいいし、レゴやクッキー、シリアルなど小物の使い方も楽しい。お隣さんの描写もやけに凝っていてどこかノンビリしたムード。リック・モラニスの面白さもタップリ味わえますが、ちょっとだけ気になるのはエイミー・オニールがあんまり演技うまくないこと。
[映画館(字幕)] 7点(2010-03-04 17:48:22)
11.  ミセス・ダウト
ロビン・ウィリアムスはいい役者さんですが、少し苦手。なぜってこの人は一度ノリだすと歯止めがきかなくて始末におえないからです。この映画でも彼のそういった面がでてしまっていると思います。
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-14 02:37:35)
12.  ミス・ポター
「恋は邪魔者」コンビで綴るポターの半生。「優良映画」らしい素直なつくり。ピーターはじめキャラクター達がぴょこぴょこ動くのも、安直で邪道かもしれなけどやはり胸躍るし、美しいまま保存された湖水地方や本物のヒルトップ農場を見られるだけでもタメ息。この時代ビジネスマンは商売人と言われていたのですね。ビアトリクスの家も家柄は良くても貴族ではないのに気位が高くて、この時代の冷厳な階級(クラス)意識も垣間見られる。よどみなく物語はスルスルと進んで、ラストはちょっと物足りない気もするけれど、湖上を流れる空気の感触が残って悪くない。
[映画館(字幕)] 7点(2007-09-19 06:59:45)(良:2票)
13.  M:i:III 《ネタバレ》 
タダで見せてもらったというのもあるけれど、シリーズ随一かもしれない面白さ。ただ作品を包むトータルな雰囲気というのは全くない、ガサついた感触のこの映画がトム君の望むような「みんなの夏の思い出」として記憶に残るほど印象的な作品どうか。トム君が大真面目に頑張れば頑張るほどどこか笑いを誘うのも不思議。「エージェント」と同じく、家庭的な温かさを持つ庶民的なヒロインは相手役としてお似合いではないようで。K・ラッセル(「ジャイアント・ベビー」の美少女)がアッという間に消えるのでええっ?でしたが回想シーンがあるので納得。マギー・Qのアシンメトリーな赤いドレスが目を射る。
[映画館(字幕)] 6点(2006-07-29 19:25:50)
14.  Mr.レディMr.マダム
アメリカ製の「鳥籠」より、この「狂人の檻」。けったいな中年のオカマとしか見えなかったザザことアルバンの愛情深さにほだされ、軽妙なやりとりを愉しみながらも人と人との結びつきとは何だろうかと考えさせられる。「マイ・フェア・レディ」等もそうだが訛りや言葉遣いが可笑しみを生む映画は、吹き替え版を先に見るのがいいのかも。
[地上波(吹替)] 7点(2006-03-01 21:06:43)
15.  Mr.インクレディブル
「アイアン・ジャイアント」の監督作品だし、F4(ゴームズ)やインポッシブルズ(スーパースリー)になじんだ身としてはとても期待して見たのだけれどアラ?って感じで。テンポも良くないし、何だか見ていてイライラしてしまうのは何故?パワーの使い方も粋じゃない。
[映画館(吹替)] 5点(2006-03-01 07:01:53)
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