1. 羅生門(1950)
人間とはすべからくエゴイストである。俗から離れた僧であっても、性善的なエゴを持つ。エゴが激しくぶつかりトコトン落としたところで雨が上がり一筋の光が差し込む。 10点(2003-06-15 11:06:51) |
2. ライムライト
チャップリン映画でおそらく最初に見た作品。チャップリンの長編はあまり好きでない私ですがコレだけは別格です。他の作品に比べて格段に完成度が高い。そして圧巻はチャップリン&キートンのコレでもかと言わんばかりの喜劇。例えるなら藤山寛美と花紀京が競演するようなもんです。とにかく凄いんです。ドラマについても他作品のは乗れない話が多いですがコレだけは見事です。音楽も文句ないです。 9点(2004-03-13 21:17:05) |
3. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 良くまとめられた無駄のない映画で、死刑制度、冤罪事件と普通に語れば重くなりがちなテーマを、サスペンスタッチに死刑執行までの時限性を持たせ入り込み易くしている。死刑囚から冤罪のヒーローになる事によって、かつての嫌疑までも晴らし偉大な父となる者と自らの死期が刻々と迫る事を悟り、ライフワークである死刑制度問題に一石を投じようとする者、見事な完全犯罪でした。ラストシーンは見事で、哀しく、ズシンと響く映画でした。 8点(2003-11-29 23:15:23)(良:1票) |
4. ラジオ・デイズ
ラジオが家庭の中心にあった時代のごく普通?の家庭のアットホームなコメディ。アットホームと言えども、そこはウディアレンらしく随所に毒が散りばめられ、やられてしまう。ラジオから流れる音楽に体を揺らしながら、ウディアレンになったような気持ちで肩の力が抜いて気楽に楽しむといいのかな。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-24 23:20:51) |
5. LOVERS
アジアン・ビューティーはめっちゃ綺麗やね~。笑顔は最高に可愛いし、白い肌がチラリと見えるだけでもキマスねえ!恋の駆引きなんかされたらたまらんね。衣装とカラーリングがまた綺麗だし、チャン・ツィイーが踊ってるシーンなんか三国無双かと思ったよ。彼女のの魅力満載、チャン・ツィイー撮らせたらこの監督の右に出るもの無しでしょうか。金城武も久々にシビレタねえ~。金城は日本が喋るとヘタだけど中国語の時はカッコええなあ。ストーリーも設定も簡潔で無駄がなくダイレクトにラブストーリーが伝わるのでいいんじゃないでしょうか。 7点(2005-03-22 22:05:32) |
6. ラブホテル
ポルノで括るにはもったいない作品。さすが石井隆に相米慎二といったところか。破滅的で未来のない二人が偶然燃え上がった一夜、しかしその一夜は二度とない戻らない時間だった。 7点(2004-01-14 13:37:12) |
7. 乱
映像はキレイでスケール感があってすごいです。ただどうしても「お城を燃やした映像が撮りたい」このための映画という気がします。道化のピーターが一番よかった。 7点(2003-08-24 19:59:48)(良:1票) |
8. ラスベガスをやっつけろ
二人のバカッぷりがすごいです。トリップ中のデロデロ感がすごいです。なんかムチャクチャだけどすごいです。 7点(2003-06-09 00:36:39) |
9. Love Letter(1995)
何も知らずに見たところ意外にいい映画で思わず涙がじんわり、なかなか心にしみる映画でした。 7点(2003-05-28 21:06:39) |
10. ラヂオの時間
初めの内は人物紹介でテンポもなく三谷らしくないと思いきや、ラジオの本番が始まるや否やジェットコースターが坂を一気に下りだした。いつの間にか三谷ワールドに強引に引き込まれ、終わったときにはホッとした。 7点(2003-05-28 09:37:40) |
11. ラッキーナンバー7
ジョシュ・ハートネットを今まであまりいいと思ったこと無かったんですが、今回はなかなかカッコよかったです。それに引き換えルーシー・リューが効いていないかな~、あまり魅力を感じませんでした。その他の面々はシブくまとまってて結構好きです。 [映画館(字幕)] 6点(2007-01-21 10:30:50) |
12. 落第はしたけれど
パンが分かるまでに3度も掛かってしまった・・・学生時代、私もカンニングテクニックは磨きましたョ。六法持込可の科目のために六法に小さな字で隙間なく書き込みをしましたョ。「大学はでたけれど」同様、進むも地獄、止まるも地獄、今の学生も変わらないだろうけど大変ですね。バブル世代の超売り手市場だった私より今の学生さんの方が共鳴できるかな。 6点(2005-01-07 18:55:56) |
13. ラビリンス/魔王の迷宮
「ワンスア・・・・」でジェニファーに恋をしてしまった私は当時は結構好きな映画でした。 6点(2003-07-22 11:58:37) |
14. ラン・ローラ・ラン
テクノにのって走ってます。誰でも事故した時などにあと1分早く家を出ていればとか今日に限っていつもと違う道通ったばかりになんて思うが、そんな感じのリセットボタン付き映画。 6点(2003-06-03 00:48:48) |
15. ラストエンペラー
生まれたときから自分の運命を自分で選ぶ事は許されず、流れに身を任せ生きていく。常に清の国民、満州の国民の命を背負わされる彼の心の葛藤を十分に理解することは出来ないが、歴史の重さを、映像、音楽の壮大なスケールで味わえる作品 6点(2003-05-28 21:03:45) |
16. ラスト・オブ・モヒカン
私も音楽のイメージが強すぎて、ストーリーも良かったとは思うが音楽が忘れられない。 6点(2003-05-28 19:58:44) |
17. ラウンダーズ
私はバクチベタなのであまりやらないが、バクチの駆け引き、心理戦など面白さは感じられた。 6点(2003-05-27 09:16:06) |
18. ランボー
ベトナム帰還兵物でありただのアクションものでない。子供だった私でも帰還兵の悲劇は十分伝わった。ロッキー同様回を重ねてバカ映画へ変貌していく。 6点(2003-05-27 09:08:52) |
19. ラストシーン
監督の撮影所に対する思い入れや職人スタッフに対する尊敬は良くわかりますが、物語的にはもう少し盛り上がりが欲しかった。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2005-04-04 01:03:33) |
20. ラスト サムライ
和をもって尊しとなす、テロリストなのかレジスタンスなのか、異国の文化を認め会話を楽しむ勝元。無益な殺しを好まぬ漢が、急進的な西欧化改革に異を唱え、私利私欲のためでなく国益のために、あえて無謀とされる”戦”に臨み、日本人としての”アイデンティティー”を貫き通す。現代日本人のハートにも響くとは、武士道の遺伝子は日本人の中にまだ眠っているということでしょうか。潔く華々しく散る死に際に目が行きがちであるが、いつ如何なる時に死が訪れようとも、恥じること、悔いることのない生き方、そのために日々精進する生き様こそが武士道ということでしょうか。ただ客側がかなり読み取ってあげないとツライ映画。イラクに散った2名の外交官にこの映画を捧げたい。 5点(2003-12-08 16:56:40)(良:1票) |