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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝
世界観から音楽に至るまで、まあ「レイダース」なんですがこういう映画、たまにありますね。 頭の良くない登場人物が多くてめんどくさい時間帯も多いんですが、 テンポもいいし、こういう映画の中では面白い映画になってるんじゃないですか。 ジョーンズ博士の代役、リチャード・チェンバレンが大健闘。 チェンバレンと言えば「タワーリング・インフェルノ」のバカ娘婿役が真っ先に思い浮かびますが、 本作のチェンバレン、なかなかカッコいいじゃないですか。シャロン・ストーンも可愛かったですしね。 この頃は「ポリスアカデミー」シリーズに出てみたり、 シャロンもどういう路線で行くかまだまだ固まってなかった頃でもあったのかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-15 15:21:08)
2.  ロックダウン(2021)
2020年、ロックダウンが続くロンドンで撮影されたということで、 ロックダウンの街で撮影された映画ってどんな空気なんだろうと思って見てみたのですが、 仕方が無いんだろうけど、ずっと家の中。何も起こらない。いつまでたってもZoomでの仕事の打ち合わせと、 それ以外にはZoomの合間に同居するアン・ハサウェイとキウェテル・イジョフォーの不機嫌な会話が延々と続く。 2時間のうちの半分以上がこんな感じです。 で、やっとハロッズからダイヤを盗み出すことになるんですが、これもまた大したハラハラドキドキもありません。 ロックダウン下のロンドンで、ハロッズでの撮影も大変な苦労があった作品だとは思いますけどね。
[DVD(字幕)] 3点(2021-09-07 16:33:12)
3.  ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出
1945年、イギリスの戦争が終わった日。ロンドンの街は市民が勝利を祝うために繰り出し大騒ぎ。 エリザベスとマーガレットの2人の王女が、国民と一緒に勝利を祝いたいと許可を得ての一夜限りのお忍び外出。 アン王女のお忍びローマ滞在と恋のような作品をイメージしていたら結構なドタバタラブコメでした。 2人の護衛に付けられた将校が任務を忘れて遊びに夢中になるなど実際にはあり得ないことですが、 かなりコメディに軸足が置かれた作品なので、まあ良しとしましょう。 妹のマーガレットが散々作品をかき回しますが、お祭り騒ぎの一夜が明けた早朝、 エリザベスと、一緒に過ごした空軍兵士との束の間の静かなひと時からラストまでの流れは良かったですね。 ルパート・エヴェレットが国王であり父であるジョージ6世を好演。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-07-31 20:42:17)
4.  ロッキー4/炎の友情
ロッキーのシリーズの中ではあまり好きではない作品です。 アポロとの友情と死、そしてその弔い合戦。浪花節的な世界観の一方で、 アメリカとソ連、世界を二分した東西冷戦の時代を色濃く反映した世界観でもあります。 ソビエトに乗り込み、アメリカを背負って闘うような大きな話にもなっていますが、 エイドリアンのため、友のため。ロッキーにはもっと小ぢんまりとした世界観が似合う。 また、80年代はMTV台頭の時代とも重なり、 前作以上に映画と音楽のWIN WINの関係性が高まった時代背景も色濃く感じます。 勿論、それにうまく乗った同時代の映画は沢山あるのですが、 「ロッキー」に関しては、それは似合わなかった。 本作のサントラが優先で、あのテーマ曲がここ一番で流れないのはやはり淋しいですね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-04-30 13:57:38)
5.  ロザンナのために
久しぶりにいい泣き笑いのある映画を見ました。ジャン・レノ主演の隠れた傑作です。 人の死がテーマにあり、本来なら笑えるお話ではないのですが、 死体をめぐり少々ブラックな笑いを含みつつも夫婦愛という下地がしっかりとしており、 これが素晴らしきハートウォーミング・コメディとなっています。 余命僅かの最愛の妻の最後の願いを叶えるために右往左往するジャン・レノ。 ドタバタもするしその姿はかなり滑稽ですが、それでいて最高にいかしている。ジャン・レノ見事な名演。 その間に挿入される、夫婦が互いを思いやる短いシーンの1つ1つがいい。 落としドコロをどうするのかと思っていたら、このラストには参りました。 その直前の展開があっただけに、感動的なのですが涙よりもほっと笑顔になれる。素晴らしい結末でした。
[DVD(字幕)] 9点(2021-01-24 14:13:31)
6.  ロッキー3
1→2→3と順番に見てきた者にとっては冒頭から色々と違和感があります。 冒頭のサバイバーの〝eye of the tiger"。今に耳にするとすっごい懐かしいですけどね。 そして序盤から、あの不器用だったロッキーがスーツにネクタイ姿で、 銅像が建てられるほどフィラデルフィアの名士のようになり大きなお屋敷に住んでいる。 過去2作でアポロと死闘を演じてきたロッキーが、ホーガンを相手に茶番のような対戦を繰り広げる。 違和感を持つのは見る者だけでなく、ポーリーやミッキーといった、ロッキーの古い友人たちも。 しかし、それはここまで。新たなライバルであるクラバーにあっさり負けてしまう。 「お前が負けたのはハングリー精神が無くなってしまったからだ!」 ミッキーはいなくなってしまったけど、かつて死闘を演じたアポロとの友情という展開は良かった。 やはりロッキーには暑苦しいほどにベタなストーリーが良く似合いますね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-21 20:40:39)
7.  ロッキー2
「クリード」にシリーズが引き継がれながら、今も続くロッキー・バルボアの人生を描く大河ドラマの第2作。 あのテーマ曲が鳴り響く中、アポロとの壮絶な死闘が最も印象的な本作ですが、 第1作と同じく、ボクシングの試合はラストのアポロとの1戦のみ。 ロッキーとエイドリアン、周囲にいる愛すべき人々、そしてアポロとの再戦に至るまでのドラマに時間がかけられる。 一夜にしてスターになったロッキー。浮かれて調子に乗るが長続きせず、やがては労働者の日々に戻っていく。 アポロの挑発と再起の難しさ。ロッキーを支える人々の存在。 エイドリアンは勿論のこと、ポーリーとミッキーの存在がロッキーのドラマを味わい深くしています。 第1作もそうですが、作品に漂う人間臭さ、不器用さがいい。そこにスタローン=ロッキーがピタリとはまっています。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-11-02 23:38:44)
8.  ロスト・バケーション 《ネタバレ》 
テレビでやっているとついつい見てしまうサメ映画。 B級率が高いジャンルですが、本作はなかなか健闘していると思います。 ほとんどブレイク・ライヴリーの1人芝居映画ですが、彼女もまた体を張った大健闘。 砂浜までは200mで相当遠くとても泳いで行けない。 彼女の移動距離はごくわずかなのですが、何とかあそこまでなら行けるかもしれない。 狭い範囲に点在する、大きなクジラの死骸、海面から少しだけ顔を出す岩礁、ブイの配置が絶妙。 また、満潮になると今自分が身を寄せている岩礁は水没してしまう。 満潮までの残り時間を提示することで、タイムリミットものの緊張感も加わります。 最後のサメとの一騎打ちの決着のインパクトは弱いのですが、 90分以下にまとめられた尺も良し、十分最後まで楽しめる作品となっています。 岩の上で彼女の心の支えのようにずっと傍にいたカモメがいい助演をしていました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-07-29 14:52:50)(良:1票)
9.  ロング,ロングバケーション 《ネタバレ》 
人生の最後をどう生きるのか。 認知症の夫と、末期ガンの妻の老夫婦2人が旅に出る。ゆったりとした時が流れるロードムービー。 人生の思い出がいっぱい詰まっているのであろう、2人が旅に出る年季の入ったキャンピングカーがいい。 作品の多くの時間を占める、夫婦を演じるドナルド・サザーランドとヘレン・ミレンの2人だけの時間がいい。 切なく、見ているのが辛くなる2人の時間もあるのですがその一方で、 強盗に襲われたり、キャンプ場の夜、2人で古いスライドを眺めながら思い出を語り合う時間など、 楽しく微笑ましさを感じさせる2人の姿もいっぱいあります。 この2つの時間帯の切り替えが絶妙で、2人が抱える重い事情ほどに作品は重さを感じさせません。 それは2人の名優の味わい深く素晴らしい演技があってこそであることは言うまでもありません。
[映画館(字幕)] 8点(2018-01-31 17:29:52)
10.  ロシアン・スナイパー
戦争映画ではありますが、ソビエトの伝説的な女性狙撃手の伝記モノとしてしっかりと作られている作品です。 冒頭、ルーズベルト大統領夫人に「これまでに何人の人を殺したのか」と問いかけられた際の 「人ではない。ファシストです。殺したのは309人です。」と言い放つ冷たい表情が印象的。 しかしその後は彼女が育った家庭環境、彼女の周囲にいた男とのロマンス、女心、戦場での過酷な体験とそれが彼女の精神に与えた影響など、 大統領夫人との交流を絡めながら、様々な角度からこの伝説的女性スナイパーが描かれています。 スコープを通して狙撃のターゲットに命中し、倒れ、死んでいく様子を克明に捉えていく。 こういうテーマのロシア映画らしい重苦しい空気が常に漂っている作品ではありますが、 戦争映画としては、戦場シーンの数々にはかなりの気合が感じられます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-21 13:19:03)
11.  ロングトレイル! 《ネタバレ》 
リース・ウィザースプーンが「わたしに会うまでの1600キロ」でパシフィック・クレスト・トレイルを歩いたのに続き、 この時79歳のレッドフォードと74歳のニック・ノルティがアメリカ東部を縦断するアパラチアン・トレイルを歩くロードムービー。 悪天候や滑落や熊との遭遇など危険な目に遭っても、難なく解決。徹底的にゆる~くまとめられた2人のじいさんのアドベンチャー。 ほとんど2人芝居の作品となっていますが、もっと若者との交流などがあっても良かったと思います。 2人がああでもない、こうでもないと語り合いながら、ひたすら森の中を歩く。そしてその合間に訪れる町で羽を休める。 美しく雄大な大自然に感動するといった場面もほとんど無く、ロードムービーとしての醍醐味は薄い。 2人の全盛期の映画をそれなりに見ているので、2人とも年をとったなあ・・・。と思うし、 若者達が軽い足取りで追い越していく描写は哀しくもあるけど、まだまだ元気なところを見せてくれる。 アラ探しをするまでもなく、アラだらけのようなじいさんを魅力いっぱいに見せてくれたニック・ノルティ。 年はとったと思うけど若い頃と同じく笑顔は素敵な、カッコいい79歳のレッドフォード。 若者の旅と違い今更自分探しも無いだろうし、2人の掛け合いを見ているだけでもほんわかした気分になる。 残念ながらアパラチアン・トレイルの全行程踏破はなりませんでしたが、本作に関してはそれも良しだと思えました。
[DVD(字幕)] 6点(2017-01-15 22:35:51)
12.  ローラーガールズ・ダイアリー
ドリュー初監督作は以外にもベタな青春スポーツコメディでした。 アメリカの青春映画によく見られる小さな田舎町の閉塞感。家族、親友、友情、恋、バイト、そしてローラーゲーム。 本作を構成するその全てが、エレン演じるブリスの成長物語に欠かすことの出来ないピースとなっています。 ローラーゲームを軸としたスポーツものだけならば、エレン・ペイジじゃない方が良かったのかもしれません。 しかしそれらの場面ごとに全く違った表情を次々と見せるエレンを見ていると、本作の主演は彼女以外にはないと思える。 ルールがよく分からなかったのが残念ですが、臨場感たっぷりのローラーゲーム。 軽妙に会場の実況をする男も作品のノリを良くする、作品に欠かせないピースの1つとしてとてもうまく機能しています。 エレン以外のキャストも、脇に徹したドリューに、ジュリエット・ルイスの怪演など、 ブリスよりちょっとお姉さんのチームメイト達も皆が本当に気持ちがいい。 挿入曲もよし。個人的には38スペシャルの”caught up in you”とその時のシーンがお気に入りです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-09-17 19:50:30)(良:2票)
13.  ロッキー 《ネタバレ》 
ロッキーが試合をするのは、冒頭の場末のリングと、ラストの華やかなアポロとの試合のみ。 ロッキーが暮らす寂れた町。そこに暮らす人々の人間模様と風景の描写、 そしてそんな町に住むロッキーとエイドリアン、不器用な2人のロマンス。 ボクシングの試合よりもむしろ、 試合に至るまでのロッキーと同じ町に暮らす男や女のドラマに重点が置かれていますが、本作はそれがいい。 そんな場末のリングに上がるボクサーに突然あんなチャンスが巡って来ることも実際には無いだろうし、 チャンプと最終ラウンドまで互角に渡り合えることも無いだろう。 それでも、こういう映画にはこんな単純で分かりやすいストーリーがいい。 そして、あの勇気のテーマ曲。テーマ曲が心に残る映画として真っ先に思い浮かぶ作品の1つ。 試合が終わり、あのテーマ曲が流れる中、「エイドリア~ン!」「ロッキー!」、 そして余計なものを省いた、その思いが成就するラストは何度見ても感動的。 僕は子供の頃から今に至るまで、サクセスストーリー大好き人間なので、随分前のことになりますが初見の時には、 「勝て!勝つんだロッキー!」と思って見ていましたが、やはり本作にはこの結末が良かったのだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-06-23 19:26:51)(良:2票)
14.  ロビンとマリアン
何度も映画になったロビン・フッドの物語ですが、本作はこれらロビン・フッドの冒険活劇のその後の物語といった感じで、 どちらかと言えば活劇よりもロビンと修道院の院長になっていたマリアンとのロマンスに軸足が置かれています。 典型的な賛否が分かれるラストですが、 そこまでのショーン・コネリーと、久しぶりに映画に復帰したオードリー、2人の落ち着きのある大人の演技がいいですね。 脇を固める助演陣もなかなか渋い顔触れが揃っています。 作品の雰囲気を絶妙に作り上げるジョン・バリーの音楽もいつも通り素晴らしい。 「暗くなるまで待って」以来、約10年ぶりに復帰のオードリーはやはりお年は感じますが、 それもショーン・コネリーのシブい魅力とうまく相まっていました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-04-05 15:56:11)
15.  ローマ法王の休日 《ネタバレ》 
この邦題はちょっと違うのではないか?という気もしますが、あの不朽の名作を思い出す邦題です。 アン王女のローマお忍び滞在と、一方こちらはコンクラーベで選ばれた新ローマ法王がそのプレッシャーに耐えられず、 バチカンを抜け出したローマでのお忍び滞在。何となく共通点はあるのかな。 何と言っても、このローマ法王を演じた名優ミシェル・ピッコリの味わいのある演技が見応え充分です。 ローマ法王と言えどもやはり一人の人間。この苦悩のローマ滞在には笑いの要素はほとんどありませんが、 バチカンで法王の留守を預かるナンニ・モレッティ自らが演じる精神科医と、バチカンの人々の人間模様はなかなか面白い。 なぜここで?という思いはあるのですが、突如開催されたバレーボール大会inバチカンも可笑しかった。 そしてあのラスト。冒頭、コンクラーベの会場で候補者が口々に「どうか私が選ばれませんように…」と祈っている姿が印象的。 この先も新ローマ法王選出の度にコンクラーベが開催されていくことになるのですが、 いつかあんなことが起こってしまう時がくるのでしょうか? 万が一そんなことがあれば、この映画が一気に注目されることになるのかもしれませんね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-29 15:11:42)
16.  ロッタちゃんと赤いじてんしゃ
ロッタちゃんシリーズ、「はじめてのおつかい」に続いての鑑賞です。本作でもふくれっ面ご機嫌斜め。不満だらけのロッタちゃんは、いつもブタさん?のぬいぐるみ(このぬいぐるみも立派な登場人物です!)に話しかけるようにブツブツ独り言を言っている。その台詞が可愛いんです。優しいパパとママに、お兄ちゃんとお姉ちゃん。そしてお隣の優しいおばあさんがいて。何ともほんわかとしていて幸せな世界。けんかもするけど、やっぱりみんな仲良しなのがいい。作品全体の大したストーリーはありませんが、幸せに満ちた可愛らしい映画です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-11 21:03:15)
17.  ロッタちゃん はじめてのおつかい
アストリッド・リンドグレーン原作の映画を見るのは、ラッセ・ハルストレム監督の「やかまし村」シリーズ以来です。「やかまし村」も「ロッタちゃん」も作品全体のストーリーは特にありませんが、特に大人になってから見ると何か癒されるような、素朴な空気があっていいですね。  時には移り変わる季節や自然、時には子ども達が心待ちにしている年中行事を挿入しながら、いずれも映画の中の子どもたちが可愛らしく生き生きとしていています。そんな子ども達を見つめる大人達も当然ですが皆がいい人で優しい。本作に関しては唯一「何とかしてやれよ」、と思ったのはモミの木を運搬するトラックの運転手ですが、ちゃんと素敵な落し物をして行ってくれましたしね。  リンドグレーンさんは子ども達を愛し、自身も子ども心を失わない、きっと優しくて素敵な人だったんだろうなと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-19 15:30:51)
18.  ロンゲスト・ヤード(1974) 《ネタバレ》 
男臭い反骨の巨匠アルドリッチ+主演バート・レイノルズがタッグを組む。もうそれだけでもう熱くなってくるじゃありませんか。  刑務所映画のお約束ですが、ヒール役として登場する看守長と所長に、序盤から続く沼地作業、看守の囚人いじめ。これら全てが後半の試合での熱い意地と意地のぶつかり合いにつながっていく。  何度も何度も挿入される、囚人チームが円陣を組むシーン。互いに喝を入れ、励ましあい、作戦を練る。まるで見ている者もチームの一員になって円陣の中にいるかのような気持ちになってくる。試合に出ている者にとどまらず、ベンチで声を張り上げる者も、試合で傷つき病院送りになった者も一つ一つの顔が実にいい。  そしてこの映画、試合後がいいんですよ。試合後に銃を構える看守長、しかし…。彼のとった行動とその表情の挿入が見事!試合中は意地のぶつかり合いがラフプレーを生みますが、スポーツマンシップを感じさせる試合後の看守長の描写が効いています。これが鑑賞後に実に爽やかな余韻を与えてくれます。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-06-23 21:27:06)
19.  ローマでアモーレ 《ネタバレ》 
嬉しい!何が嬉しいって、アレンさんが俳優として映画に帰ってきてくれたんだから!でも久々に見たアレンさん、さすがに年とったなあ…。バルセロナ、パリ、ロンドン…と続いてきたアレンさんのヨーロッパ巡り。本作はローマにやってきました。  アレン映画の特徴の1つである、豪華キャストの競演で見せる複数のドラマが同時進行する中に描く人生の悲喜こもごも。本作の共通点は、「人生色々、思わぬ出来事もありますが人生何が幸いするか分らない」というところでしょうか。  このキャストを見て一番楽しみだったのが、喋りまくりを得意とする芸風であるアレンとベニーニの共演。僕はアレンもベニーニも好きなので、この2人が絡んだらどんなことになるのか楽しみだったのですが、全く絡まないんですよね~。ちょっと残念…。相変わらずの濃いベニーニ芸は楽しかったですが、本作の俳優アレンは作中の存在感も演技もかなり控え目でしたね。  アレンの作品としては、マンネリというか新鮮味はありませんが、まだまだお元気そうなアレンさんが見ることが出来ただけでもアレンファンとしては嬉しい作品でした。
[映画館(字幕)] 6点(2013-06-18 18:21:17)(良:1票)
20.  ロストクライム -閃光-
現代に起こったあるラーメン店主の殺害事件。その背景には迷宮入りになった3億円事件が・・・。今と事件当時、3億円事件の周囲にいた様々な人物を絡めるストーリーは面白くなりそうだったのですが、何でこんなに薄くなってしまったのか。特に3億円事件当時と、今を生きる犯人達の人物描写が浅く、結末もかなり安っぽく感じてしまいます。原作未読なので何とも言えませんが、大事な部分が端折られているような気がします。作品の雰囲気的にはベテラン刑事を主人公とした昔の刑事ドラマのような感じで、こういう雰囲気は嫌いではないのですが・・・。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2012-11-04 18:47:37)
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