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ゆうろうさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 972
性別 男性
ホームページ http://yuromovie.blog.shinobi.jp
年齢 39歳
自己紹介 名前をdonkeyから「ゆうろう」に改名しました。
好きな監督は北野武、クリント・イーストウッド、宮崎駿、石井聡互、黒澤明など。


よろしくお願いします。

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1.  ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー 《ネタバレ》 
前作(?)の荒唐無稽っぷりの反動からか、リアルなシリアス路線で行こうとしたんだろうけど、結果おそろしく地味な映画になってしまいました。「ストリートファイター」のタイトルが無ければそれの映画版だとは気づかないでしょう。その割に、しょぼいエフェクトの毛玉の塊みたいな気功拳は打つ。主演の女優さんはとても魅力的だったんですが。最後の決着のつけ方はちょっと後味悪すぎませんか。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-09-23 23:37:58)
2.  あの頃ペニー・レインと
母ちゃんがいいキャラしてましたな~。ちょっと前なら主人公に感情移入してたはずだけど、ついつい親視点の暖かみを楽しんでしまいました。ラストの食卓の様子も、ベタだけど良かったです。子供なんていないし結婚相手すらいないのに(笑)・・・・・・・(泣)。母親だけじゃなく、沢山いる登場人物の誰もが魅力的で良かったです。ただ、肝心のペニー・レインだけは浮世離れしてて、神懸りすぎじゃない?とは思いました。特別だからこそでしょうけども。なのでタイトルほどは彼女に思い入れは持てませんでした。70歳になってもまだまだ現役のミックジャガーのように、今ごろこの映画の登場人物はどうなってるんだろうなあ、と想像しちゃいました。
[DVD(字幕)] 8点(2014-02-13 10:30:08)
3.  殺人の追憶
個人的には初めて見た韓国映画だけど、その後見た韓国映画と比べてももっとも面白かった作品です。本作よりもエグい暴力映画はいくらでもありますが、これほどまでに禍々しい感情がうごめいている作品も珍しいと思います。見てはいけないものを見てしまった気分になりました。それでいて誰でも楽しめる(?)エンターテイメントとして成立しているのも呆然とします。日本の「復讐するは我にあり」なども凄い映画だと思うけれど、一般受けする作品かというと違う気がするし・・・。最後まで見ると、なんてことない田舎の風景がまったく違ったものに見えてくる凄い映画です。
[映画館(字幕)] 10点(2014-02-07 10:32:19)(良:1票)
4.  くもりときどきミートボール
子供の時、プールいっぱいにプリンを作って、それを泳ぎながら食えたらどれだけ幸せだろう、と思ったことがあります(笑)。いやー、本当にバカですね。けど、そんなバカな発想をCGアニメで手間ひま掛けて作られたのが本作。 食べ物は複雑な反射と透明度をもっているため、CGで再現するのは難しいとのこと。芸能人の顔は修正だらけのCMでも、食べ物はCGを使わずほぼ実写です。その上、CGの苦手分野である「流体」も、この作品ではふんだんに使われています。本来苦手分野であるはずの「食べ物」と「流体」のミックス。技術の進歩って凄い。「パスタの竜巻」なんてアイデアも実現させてしまいました。 技術的なこと以外にも、次から次へと出てくるギャグも良かったです。特に好きだったのは、携帯電話ごしにパソコン音痴のオヤジにメールを送るよう頼むシーン。「あるある~!」なシーンで爆笑しました。 ただ、やっぱり食べ物の扱いに関しては、たとえそれが風刺だとしても首を傾げる場面があったりして、少し抵抗がありました。アイスクリーム雪合戦のシーンでの主人公なんて、完全にキ○ガイじみてましたしね(汗)。BDの映像特典でも、監督コンビが食べ物をオモチャにしながらケラケラ笑ってたのは、完全にアウトだと思います。楽しい反面、そういうところでの違和感はぬぐえませんでした。
[ブルーレイ(吹替)] 6点(2014-01-13 10:45:33)
5.  選挙
寄り添うようにして突き放す、独特の視線で捉えた「選挙」ドキュメンタリー。すぐ目の前にあるはずの日常的な風景が、切り取り方を変えるとこうも変貌するのか、と驚き。置きっぱなしの石をひっぺがすように、下からミラクルワールドジャパンが顔を見せます。ハリウッド映画に登場する日本人って嘘臭いと思っていましたが、日本人ってあんなにペコペコお辞儀してるもんなんですね。客観的に見てみると面白い。小学生から「頑張ってくださーい!」なんて言われちゃったりもして、ところどころ笑えるシーンもあります。けど、だんだん暗い気分にも・・・。完全に決められた枠の中で活動するのが当然という世界。なにも疑問に思わずにシステムの中で生きていく怖さ哀しさ辛さ。そして「選挙活動」に限らず、こんな「世界」がそこらじゅうにあるという途方もなさ。その「世界」に守られている一面もあるかもしれないけれど・・・。この監督が「邦画」ってタイトルで映画業界を撮ったら、似たような作品になりそうです。主題歌はエイベックスで。
[DVD(邦画)] 9点(2013-12-24 12:51:48)(良:1票)
6.  マッチポイント 《ネタバレ》 
「人間には表と裏の二面性がある・・・」てなことをまるで重大なことのように見せる作品が多い中で、ウディ・アレンは「そんなの当たり前じゃん」と言うかのようにサラっと描いてくれますね。見栄と本音が混ざり合う人間模様。  ストーリーは、いかにも刑事コロンボの前半でありそうなお話。しかしこの世界に彼は存在しません。コロンボをテレビで見ていた時は「なんと意地悪なオッサンだろう(笑)」と思って見ていたけれど、彼が不在だと世界そのものが「意地悪」と化すのだな、と分かりました。 「ウディさん、犯罪を犯した者によくここまで幸運を与える事ができますなあ」と逆に関心します(笑)。 「クリスが怪しい!」→「やっぱり無罪だ!」となる過程が物足りなかったので、もっとアクロバティックな着地をしてくれると面白かったのになあとは思います。  宗教にからめてレビューされてる方の投稿を読むと、「あれ?もしかしてコロンボって神様だったのかな?」と思えてきました。なんか「マッチポイント」の感想じゃなくなっちゃったな。
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-18 10:19:07)
7.  ロボコン
オフビートな雰囲気の映画。最初は「テレビ局制作のドラマっぽい映画とは違うのかな?」と期待したものの、やっぱり苦手な類いの映画でした。「やる気の無い主人公」の魅せ方がまったく魅力的ではないし、人物同士の関係性の描き方もいい加減で、とても物足りなかったです。そこからの成長が描かれてもあまりノれなかったです。最近公開された映画「もらとりあむタマ子」と丁度同じ時期に見たので、キャラクターの描き方に歴然とした差を感じてしまいました。制作された時期もストーリーのジャンルも全く違うので比較するのはフェアではないかもしれませんが、アイドル的ポジションの女優を演出するのって、かなりテクニックが必要なんですね。ゆる~い雰囲気の映画ほど、監督のセンスと演出力が問われるのだとよく分かりました。私はロボコンに辿り着く前に気持ちが脱落してしまいました。
[DVD(字幕)] 4点(2013-12-09 20:01:07)
8.  マルホランド・ドライブ 《ネタバレ》 
高校生で観た時は「なんのこっちゃワケワカメ」状態でしたが、約10年ぶり2度目の鑑賞で、なんとなく話の大筋は理解できたような気がします。それ自体間違ってるかもしれないし、細かい部分で分からないとこも一杯ありますけどね。夢いっぱいでハリウッドにやってきたけれど、仕事もプレイベートも挫折して死を選んだ女性の精神(と現実)世界、という話でしょうか。そう思うととても切ない苦しい話でした。前半は夢、後半は妄想・回想・現実が入り乱れます(多分)。夢や妄想にしたって100%虚構ではなく、恐らく現実に起きたことの反映なんでしょうね。夢にドップリ浸かってる状態だとそれが夢だと気づかないけれど、「目覚め」や「現実」に近づくにつれてシュールな展開が増えていくのも、ある意味リアルです(多分)。そして、ダイアンにとって知らないもの、見たことがないものはシュールな描かれ方になるのが面白い。例えば映画の主演女優をゴリ押ししてくる謎の男たち。ダイアン自身は、「自分の実力不足で女優として成功できなかった」と思いたくなかったのではないでしょうか。だから、監督も屈さなければならない謎の大物のせいにしたかった、と。違うかなあ?自分はダイアンを中心に観ましたが、別の人物を中心に見てみたり、「現実だと思っていたシーンが実は妄想だったら?」という風に視点を変えてみれば、まったく別の物語にもなりそうです。  これっぱかしもハリウッド映画っぽくないのに、絶対にハリウッド以外では成立しない物語だったのも印象的でした。  他人の気持ちをそう簡単に理解できないのと同じで、この映画も分かりづらく作られていることが、逆に誠実だなと思います。自殺する人に気持ちを100%理解したら、自分も死んじゃいますもん。
[DVD(字幕)] 8点(2013-12-04 10:01:04)
9.  あるいは裏切りという名の犬
冒頭、2人組が警察の看板プレートを盗むところから始まります。なんだろうこのチンピラは?と思って見ていると、こいつら刑事なのか!(笑)とすぐ後に判明。意外なオープニングでした。一筋縄ではいかない曲者たち、けど仲間思いな連中であることがよく分かるシーンです。映画全体は嘘や裏切り、非情な暴力がタップリで、決して後味スッキリ!というワケではありません。ヴリンクスが100%正しいわけではないし、クランにも苦悩が感じられたりします。「そう簡単に親しみやすいキャラなんて出さないぜい」という作り手のニヤリと笑う顔を想像してしまいます。その中で、守るべきプライドや信頼関係って何なのか、考えさせられました。脇役たちの描き方も良かったですね。
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-03 10:07:43)
10.  ホームレス中学生 《ネタバレ》 
劇中で出てくる食事がとてもおいしそう。コロッケなんかサイコーです。思わず昼御飯に買ってきちゃいました(手作りじゃないけどね)。晩御飯は牛丼卵付きに決定だな。けど、映画全体としては薄~い出来。なんとなくホームレス生活が始まり、なんとなくサイバイバルし、なんとなく悩み、なんとなく海に辿り着き(もうこういうの止めて!)、なんとなく全力疾走し、なんとなくナレーションを入れ(最初から母への言葉にして、最後にそれが分かる、とかでも良かった)、そしてなんとなく終る。同じ内容の映画でも、演出力がある人が撮ったらもっと面白くなりそうだったのに、勿体なく感じました。人間が生きていくために必要なのは飯なのか?家なのか?それとも・・・と考えさせられる内容ではあったので。人情コメディ版「誰も知らない」のような傑作にもなっ・・・どうだろうな(汗)。色んな意味でキャスティングにも無理がある(笑)。
[DVD(字幕)] 4点(2013-11-23 15:19:25)
11.  シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 
「日常を描いた映画」と言えば、淡々としてのんびりした雰囲気の映画を思い描くはず。けれど、"ブラジルのスラム街での"と頭に付けただけで、ここまで様変わりしてしまうとは!「常識」っていうのは一体なんなんだろうなと思っちゃいます。この映画以降手持ち撮影が流行ったりしてこのスタイルにも見慣れたし、それなりに年数も経ちました。それでも初めて見た時の衝撃は強烈に印象に残っています。ハエを叩き殺すのとさほど変わらないテンションで殺人が行われ、偉そうなギャングでさえ「神の街」の中では虫ケラ同然。まるで虫カゴの中を観察しているかのような残酷ささせ感じる作りの映画でした。もしかして「神の街」の"神"ってこの映画を見てる観客のこと?まさかねえ…。とは言え、映画を楽しんでしまったのも事実。個人的に印象に残ったのは、最初はただクスリをやってた白人のアンちゃんが、何時の間にかギャングの中でそれなりの地位まで上がっていたこと(笑) 野心を持たずにマイペースでいるほうが、案外生き残るのかもしれない(彼は結局死んでいたけど 汗) 。リトル・ゼなんかも、絶対に関わり合いたくないような人物。けど最後まで見てると、意外と彼に感情移入していたことに気づかされて、それもまた複雑な気分に。
[DVD(字幕)] 8点(2013-11-08 02:22:49)
12.  マイ・ブルーベリー・ナイツ
「ああ、ジュード・ロウになりたいなあ」などとバカなことを考えながら鑑賞しました。実際は荒川良々に近いんですがね orz 。カウンター越しの会話と、カウンターを乗り越えて寄り添うように並んで話すシーンの対比が印象的。「ああ、自分にも隣に座って一緒に話しをしてくれる人がいないかなあ」などと考えてしまうのでした。実際に行く店は松屋とかココイチなんで、カウンターを乗り越えられても困るんですがね。自分んちの合鍵はずっと引き出しに仕舞ったままなので、いくら待っても鍵を取りにくる人がそもそもいません。あーーーーやんなっちゃうわ。
[インターネット(字幕)] 7点(2013-10-11 01:05:51)(笑:1票)
13.  アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
夢を追っかけてる人に「現実を見ろ」と言う人はよくいますが、逆に夢を追ってる彼らのほうが、よっぽど「現実」に直面してると思うんですが(笑)。じゃあ、「現実」をみてるあなたたちはどういう人生を歩んでるんですかと聞きたい。たしかにそっちのほうが全うな生き方かもしれないけれど、それで彼らを否定する権利はあるんでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-21 01:47:06)
14.  カールじいさんの空飛ぶ家
最近BDで再見。見る人の好みで分かれるかもしれないけど、映画の出来自体はとても高い水準。さすがピクサー。感動シーンをまず最初に片付け(笑)、あとは次から次へと巻き起こるアドベンチャー。そして最後は笑顔になれる。こういう構成の映画も楽しくていいじゃないですか。悪役じいさんの決着の付け方が、「それでいいのか?」と思えるものだったので、ちょっとモヤモヤします。主人公の負の一面の象徴だったとしても、なんだかひっかかります。これだったら、BDに収録されていたもう一つのエンディングの方が好きでした(あれはあれで暗かったけど)。・・・けれど、ドジな子供や犬たちは愛嬌があって魅力的でした。こういうキャラを「ウザイ」「目障り」とはちっとも思わないですけどね。ジャージャービンクスすらウザイと思わないからかなあ・・・。
[映画館(字幕)] 7点(2013-08-13 11:22:56)
15.  フロスト×ニクソン 《ネタバレ》 
他の方も書いているけど、まるでボクシングの試合のようでとても緊迫感があった。意外とアッサリ勝負がつくのもある意味ボクシングっぽいかも。 映画を観てる最中はフロストに感情移入して、ニクソンのイメージアップ戦略を苦々しく思っていた。けれど、映画を見終わってみるとニクソンの方に感情移入している自分がいた(笑)。映像のクローズアップに如何に力があるか、わざわざ説明してネタをバラしてもらっているのに、それでも映画の作り手たちの意図にまんまと載せられてしまったような気がする。サム・ロックウェルの「インタビューの他の部分は、忘れ去られるだけじゃない。存在するしなくなる」というセリフも、なんだか意味深。この映画にだって、描かれていないところはいくらでもあるわけだしね・・・。そして所々、関係者(役)の「インタビュー」がインサートされるのも、印象に残る。自分の中でまだまだ消化しきれてないし、それを文章で書き起すこともまだできないけれど、とても複雑な入れ子構造を持つ映画じゃないだろうか、そんな気がする。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-20 04:13:37)
16.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版
映画という表現スタイルは、つくづく「タイムスリップもの」と相性がいいんだな、と気づかされました。俳優は基本的に一人の人物を演じるわけですが、タイムスリップする度にまったく違う性格に変化しないといけないし、もちろん衣装も変わる。部屋の内装もそれに合わせて変化するし、タイムスリップする特殊効果も必要です。こういう視覚的な楽しみって、映画でしか表現できないものですね。だから、映画に携わるすべてのパートのスタッフたちが総力をあげて取り組まないといけないので、作ってる人たちはやりがいがあったのではないでしょうか。そして、この映画は、すべてのパートの成果が見事に結実した作品だと思います。演技、衣装、美術、CG、そのほかすべての要素が映画の「表現」に貢献しています。これは凄い。 あと、他の方のレビューを読んでいると、過去作との比較を交えたものが多くて、しかもそのラインナップがそれぞれレビュアーさんごとに違うのが読んでて面白かったですね。それほど、この映画は過去のタイムトラベル映画の様々な要素を受け継いでいる作品なのでしょう。個人的には「恋はデジャブ」「ミッション8ミニッツ」「時をかける少女」などを思い出しました。「思い出」が一つのキーワードになる作品ですが、見ている観客の「映画の思い出」も刺激されてるような気がします。それでいて、マンネリも感じさせず、何か新しいモノを見せられたような充実感がありました。 自分の人生のために他人を振り回すのは良くないですが、「あいつのせいでオレは人生を棒に振ってしまった」とも思いたくないですねえ。辛いことから逃げてはいけない、というようなメッセージでもあったのかな。この映画で描かれる「辛いこと」がハンパないレベルなので、そういう生き方も大変そうですけど。
[DVD(字幕)] 8点(2013-07-19 03:12:14)(良:1票)
17.  トウキョウソナタ
決して詰まらなくはないんですが、図式化されすぎた登場人物ばかりで正直言って食傷気味です(日本のホームドラマってこういうの多いなあ)。小泉今日子は「空中庭園」でもなかなか凄いお母さん役をやっていたので、いつ爆発するかハラハラしながら見てしまいました。
[DVD(邦画)] 6点(2013-07-14 12:26:46)
18.  狼の死刑宣告 《ネタバレ》 
DVDを買って何度も見直したいほど好きかっていうと、それほどでもないのだけれど(汗)、面白い力作だったと思います。娯楽アクション的には「96時間」シリーズのほうが楽しめますが、「家族モノ」、「復讐モノ」で言えば断然こちらのほうがいい内容でした。復讐を果たして、その後は家族みんなで幸せに暮らしましたとさ、なんてわけにはいきませんよね、そりゃ。とはいえ、憎たらしいギャングどもがショットガンで肉片と化していく様も見れて、矛盾した感情をしっかりスッキリさせてくれます。ベーコンがバーサーカーモードに突入してからも、チンピラ相手に外国語で言い返したりして、彼のインテリぶりを活かした展開も気持ちよかったです。それにしても、他の方も書いてますが警察が無能すぎ。わざと戦争になるように仕向けているように見える。そこはもうちょっとどうにかして欲しかったですね。前半に出てきた弁護士も、照明効果も相まってギャングよりも憎たらしかったな~。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-05 10:48:38)(良:1票)
19.  河童のクゥと夏休み 《ネタバレ》 
細かい理屈をガタガタ言う気がなくなるような、いい映画だった。映画の中でセルフツッコミしてるけど、「なんで分かるの?DNA検査でもしたの?」「エイリアンと同じで病原菌とか持ってるじゃないの?」なんて言うのがいかに無粋か・・・。普段映画を観て、そういうツッコミを自分もよく入れてしまうので、ちょっと反省。アニメだからただの画ではあるんだけど、頻繁に相撲をとったりして、文字通り「ふれあい」が描かれていて良かった。実写映画以上に身体性や「ふれあい」にこだわっているように感じられた。専門的なことは分からないけど、キャラ同士が触れ合うアニメーションって高度なテクなんじゃなかろうか。そういう意味ではこの絵が雑だとはとても思えない。そして、こういう感想自体も野暮な気がしてくる(笑)。座敷童やキジムナーの、どーんと余裕のある生き方も、なんだか救われる(そして笑える)。もしまた人間社会に迷い込んで困っている妖怪があらわれても、座敷童やキジムナーのように、クゥはしっかりそいつを助けてやれる河童になっているだろうな。「こんな時は相撲でもとるか!」とか言ったりして。 犬のオッサンが死んでしまう場面があるが、その後の家庭のシーンでも常にオッサンの存在が感じられるようになっている。犬小屋は片付けずにそのままにしているし、記念写真を撮る場面でも、しっかりオッサンの写真を添えている。決してご都合主義やお涙頂戴で殺したわけじゃないし、ないがしろにしてるわけじゃないと思う。クゥが別れを経験した後に、父親に「オレにも人間の友達ができたよ」と報告する姿にもカッパ泣き!映画のすべてが繋がる最高のラストシーン。たとえ離れていても、死んでしまっていても、仲間や家族の絆は繋がっている。
[DVD(邦画)] 8点(2013-06-26 02:37:45)(良:1票)
20.  G.I.ジョー(2009) 《ネタバレ》 
「どんどんブッこめ!」って感じで、見せ場盛りだくさんのサービス満点な映画。パリ市街地のチェイスシーンはなかなかの見せ場。人様に迷惑かけすぎなのは気になるけれど、縦横無人に走り回るパワードスーツアクションは、他の映画ではなかなか見られないものだったと思います。ただ、ストーリーの面白さと直接関係あるわけじゃないんですが、映画に登場するガジェットやセット、モニターグラフィックスのデザインがことごとく、「ちょっとダサい」のが気になりました。別にレトロフューチャーなわけでもないし・・・。こういう映画ってガジェットのカッコ良さが重要だと思うんですけど、そこがあと一歩な感じ。こういうところで、アイアンマンシリーズと決定的な差があるような気がします。クライマックスでの、リップコードの予想以上の活躍には男泣き。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-08 17:43:42)
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