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nadiendさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 30
性別 女性
年齢 46歳
自己紹介 思いっきり地味、思いっきりB級、思いっきり大作志向、どんな映画も人の少ない映画館で観るのが好きです。

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1.  スピード・レーサー
映像の仕掛けも、映画としての展開も安心して観ていられた。 中盤、一瞬だけかかるマッハGOGOGOのテーマでアドレナリンが噴出! 設定にノれて、笑えてしんみりして悪ノリもあって。フィクションの醍醐味がぎっしり。 娯楽映画はこうじゃなきゃね!
[映画館(字幕)] 8点(2009-02-17 12:21:33)
2.  バベル 《ネタバレ》 
同じ人間であるけれど、環境や生まれもった特質によって生きかたや感じ方が違う。 みんな生きているから、人の数だけ悩みがあり葛藤があり、そこにはリアリティがある。 「その多彩さを、不思議さを、妙を、無常を描きたい」。 自分が生まれ育った環境にはじまり、成人してあるいは監督として活躍するようになって色々な世界を知り、イニャリトゥ監督は純粋にそう思ったのじゃないだろうか。 だから、ドラマチックなストーリー性はないといっても過言ではなく、部分的に関係を持つ事象の断片が、つなぎあわされていく。ストーリー性を期待してみると、肩透かしを食らった気になるのかもしれない。 描かれるのは、その場で起こったエピソードと関わる人々の動きだけ。我々はそれを見ながら、自分の出自や文化的背景にとらわれながらも、立場や環境の異なる登場人物たちの心の動きやその背景を追うことになる。 各エピソードでリアリティを描くことに成功したとは、少なくとも私には断言できないが、監督の野心的で素朴な姿勢と、かつ情緒的に過ぎない視点が印象に残った。 余談だが、お手伝いさんと村の中年男のラヴ・シーン、あれは冒険ですね。 男女のむつみあいに美も若さもへったくれもないのだ! 美しいハリウッド・スターの夢のようなラヴ・シーンと、彼らのそれのどこが違う!思わず微笑んでしまうとともに、それを描いた心意気が気持ちよかった。
[映画館(字幕)] 8点(2007-05-18 15:48:26)
3.  ナイト ミュージアム 《ネタバレ》 
とにかくハッピーな気分になれます。子どもに見せたい映画ですが、大人が見ても充分楽しめます。ドラマや傑作を期待すると物足りないとは思いますが。 歴史上の人物も根はいい人間、という落とし方もハッピーだし、博物館の住人たちのいさかいもどこかユーモラス。ただひとり灰になってしまったネアンデルタール人も、それを見た主人公が夜警を続ける決心をするわけで、「何はともあれ人の命はたいせつ」という非常に健全な精神性が感じられます。 博物館では夜毎蘇った歴史上の人物が楽しく暮らしているという、奇跡の終わり=現実への回帰を盛り込まないエンディングも、子どもにはたまらなく嬉しい設定です。 ベンのファンでこの映画を見に行ったのですが、こういう健全なコメディもありだな、と妙に納得しました。脇もよかった! 特にオーウェン・ウィルソンとロビン・ウィリアムス。撮影もさぞ楽しかったことでしょう。
[映画館(字幕)] 8点(2007-03-21 17:34:17)
4.  ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 《ネタバレ》 
お見事! スーパースターがこれでもか!これでもか!と活躍しまくる贅沢な娯楽大作、安心の出来でした。頭脳派のはずでしかも年配の教授がなぜにそこまで武闘派&肉体派? とか、レア・セドゥーは設定負けしてね? とか、よくも悪くも完璧につくりあげたフィクションの中にも敢えて突っ込みたくなる箇所はおいといて、ところどころ笑いもちりばめてあって至れりつくせりですな。映画館でも笑い声があがってたけど、日米の笑いのツボって同期しはじめてるのかな?
[映画館(字幕)] 7点(2011-12-26 12:15:55)
5.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 
騙し合ったりやりあったりするのをハラハラして見守るのは個人的に好きではないが、構成や俳優陣の演技を考えると良作だ。ヒュー・ジャックマンもクリスチャン・ベールもすごいと思ったが、ベールが演じた二役のそれぞれの女性への愛は、ちょっとわかりづらかったなあ。いい題材をそれなりに料理した感じ。少しだけ、何かが足りない。 
[映画館(字幕)] 7点(2007-06-27 20:06:23)
6.  ブラッド・ダイヤモンド 《ネタバレ》 
よかった。ジャイモン・フンスーもディカプリオもよかったけど、演じがいがあるのはジャイモンのソロモン役かな。ディカプリオ演じたアーチャーは、性格も特性も違うが、『ラスト サムライ』の勝元とだぶった。高潔で苦悩もするが結局果敢に挑むほうを選んで、非常に魅力的だ。が、現実味に少し欠ける。独特のヒロイズムとリリシズムは、ズウィック監督の持ち味なのか? ここまでは映画の感想。ここからはメッセージ性について。 映画の訴える諸問題について考えさせられもするが、いまひとつちぐはぐさを感じるのは全編が映画として構築されているからかもしれないし、日本という国柄のせいかもしれない。 でもね。なんかおかしいと思うんですよ。 『ラスト サムライ』は映画として魅力的だったのであって、あれで「戦争の悲惨」とか「天皇制の悲劇」とか「力差のある戦闘の悲惨」を感じてくれ、とか言われても困るでしょ?この作品も同様で、鮮烈なヒーローと家族を大切にする生身の人間がいて、そのドラマの印象が強い。 ほとんど英雄譚に近い映画を観た人が「感動した」「ダイヤを買うのはやめよう」という動きをとるとしたら、う~ん。すごく気持ち悪い。同じようなヒーローを置いてまったく違うメッセージ性を持たせた映画をつくったら、観衆はそれに引きづられるって可能性を、見せ付けられた気がする。扇動の可能性を内包している気がします。 もちろん、知る機会、考える機会を提供したことの意義と、ズウィック監督の善意は認めます。
[映画館(字幕)] 7点(2007-05-08 10:39:20)
7.  日本以外全部沈没
B級、しょうもない、ナンセンスに激しく同意。だってそういう映画なんだもんなあ。ただ、そこを了承してしまえばあとは楽。ある種のイタさや不快感もこの手の映画につき物だが、フィクションを最大限活用して普段なかなか触れられない心のツボを、くすぐったりつねったり刺激を与えてくれる一環だと思えば納得できた。「笑いと不謹慎は紙一重、でも境界線は勝手に決めてるよ」という曖昧な自分の感覚をなぞらされるのも悪くなかった。とにかく原作の力だとは思う。映画自体にブツ切れ感はあるし、プロットとは別にツッコミ入れたいシーンも割とあるのだが、だがそれすら心地よく少しばかり黒い笑いを楽しめる。 
[DVD(邦画)] 7点(2007-01-25 20:09:38)
8.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
007シリーズとしては新鮮味があったのかはわからないが、よく言えば観ていて安心感がある。悪く言えば映画として散漫な印象を受けた。展開も筋書きも人物描写もオーソドックスで、「どこかで観たぞ」感が拭えない。個人的にはアクションシーンがどんどんエスカレートして、最後は大きな建物を崩さなければ気がすまない、というのも、現金過ぎてちょっと…。 ヒットしている理由のひとつは、ダニエル・クレイグの演じるボンドが男にとっても女にとってもある意味理想的にオトコらしいということなんだろうか。シャワーを出しっぱなしにして動揺中のヒロインをケアするところとか、拷問中の表情とか、いちゃつくシーンでの物腰とか、躊躇わず水に飛び込むところとか、確かに適度に人間臭くて格好よくて、「あんなふうにありたい」男心と「こんなふうにされたい」女心を鷲掴むパワーは相当なものがある気がする。 ただ狙いすぎ感がどうにも鼻についた。ベタベタなハードボイルドという意味で、亜流であるはずのいくつかの漫画作品と大差がなく感じられたのが哀しい。ハードボイルド本家として、「恐れ入りました」「予想もつきませんでした」と唸るくらいのホンモノ感を観たかった。 ダニエル・クレイグの魅力については同意。ただ、何回か挿入された走るシーンのバストアップ、スピード感に欠けてどうにも足が遅そうな気がした。…頑張れ! 鑑賞中の充実度&興奮度でいくと、007ファンじゃなくても十二分に楽しめましたよ。
[映画館(字幕)] 7点(2007-01-05 13:04:19)
9.  ドリームガールズ(2006) 《ネタバレ》 
「だらだら歌ってる。それはそれとしてまあ楽しい」。結局曲に対する印象が散漫になるくらい執拗にたくさんの曲を長く長く聞かせてくれる。そのどれも質が高いとは思う。ジェニファー・ハドソンも粗削りだけど尋常じゃない実力を感じさせてくれたし、エディ・マーフィも驚くほどよかった。 だがドラマが安っぽい。憶測だが、制作側が俳優陣に演技指導しすぎた上に、あまりに効率よく切り貼りし過ぎたために、かえって物語の弱さが目立った。たとえばエフィが仲間たちに見捨てられるところ。コメディかと思うほどの唐突感がある。人間ドラマに踏み込んではみたが、中途半端に終わってしまったのが惜しい。当時の音楽に思い入れが深い場合は別だが、その追憶なしに、一般人を感動させる力という面から見ると厳しいものがある。
[映画館(字幕)] 6点(2007-02-26 17:52:04)
10.  借りぐらしのアリエッティ 《ネタバレ》 
映画の尺の中に切り取った物語はさすがだと思うし、アリエッティが滑車で上昇するシーンや、人間から見た彼らの身のこなし、借りぐらしたちから見た人間の動きの重々しさ、などところどころにハッとさせられる描写もありました。 が、至らなさも目立ち、特に一部の人物造詣の甘さに監督の力不足を感じました。登場人物が数少ないからこそ、背景を含んで描くことは外せないポイントだったはず。 描ききれていなかった順を追うと、ハルさん、アリエッティの母親、少年、でしょうか。  ①ハルさんのただただ醜悪な様子は意図自体が意味不明。なぜああいう設定にし、異常なまでにこだわって動かしたのかが謎です。 ②母親は、母らしくなるときと、家や住まいに執着を見せる様子がアンバランスで?です。家自体への愛着は、もう少し控えめに描いたほうがよかったのでは? ③少年は、手術を前にした不安定な状態が台詞だけでしか説明されておらず、「きみたちは滅び行く種族なんだ」とアリエッティと対峙する肝心のシーンが、とってつけた宙ぶらりんのように感じました。  ①②から穿って考えますと、監督は日常や女性に対して、嫌悪感に近いものを感じているのではないか、とも見えてしまいます。 しかし、③もあわせて考えますと、監督は映画監督に臨まれる力量は、持ち合わせていないのかな、と思いました。  すばらしいと思ったシーンがすべて宮崎監督がらみだったとしたら、本当にがっかりです。 回顧趣味と言われてしまいそうですが、昔の作家たちは若い時分から目を見張るほどにすばらしい作品を送り出してきたように思うんですが…。分業化の弊害? とりあえず、ジブリは新しい人材を招いたほうがいいんでないですか?
[映画館(邦画)] 5点(2010-08-02 16:04:04)(良:2票)
11.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 
グロに弱いもんで、序盤がやたらに怖かった。が、謎解きが進むに連れ、恐ろしさは霧散。キリスト教圏のホラーってどうしてもそっち行くね。そして救いがない。おばあちゃん、犠牲になっただけじゃん。 ビニールに人間が体を押し当てててるような描写は、撮影場面を思い浮かべてちょっと笑った。 んでふと思う。例えばはるか昔「ポルターガイスト」で出演者に不幸が相次いで祟りだなんだと騒ぎになったけれど、その後のホラーの方がもっとえげつない設定でやりたい放題やってるよね。
[映画館(字幕)] 5点(2009-02-17 12:08:36)(笑:1票)
12.  マンマ・ミーア! 《ネタバレ》 
もったいないなあ、という印象です。あれだけの名曲を連ねたミュージカルを、あんな演出でしかつなげられない。シーンに必然性がない、というかすべてが苦しい(笑)。作り手さん、中学生の学芸会みたいなノリ? 音楽面も残念ながらちょっと古くさかったかな。プロデュースを違う人間に任せていた方が、うまく聞かせられたと思う。 ミュージカルとして厳しいと思ったのは、曲の大部分を聴きたくならないということ。いくら大女優で歌も歌えるっていっても、ずっと聴いていたい、というレベルじゃない。デュエット場面のピアース・ブロスナンは「そりゃああんまりだ」とスクリーンの前で噴出しました。コリン・ファースの歌をもう少し聴きたかった。アマンダ・セイフライドはとてもよかった。
[映画館(字幕)] 5点(2009-02-17 11:53:19)
13.  クン・パオ!燃えよ鉄拳
好きです、これ。楽しませてもらいましたが、映画自体のデキが好きというより、製作側の「こんなことやってみよう」という気負いが好きなんです。吹き替えだけあって、英語が非常に聞き取りやすいですね。「中高生の教材にどうだ?」と教職員の友人に提案したのですが、呆気なく却下されました。
[DVD(字幕)] 5点(2007-03-15 11:35:23)
14.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005)
いちいち笑わせてもらいました。私はこういうの大好きですが、好みのわかれるところでしょうね。やけに美麗な画質が印象的でした。
[DVD(字幕)] 5点(2007-03-15 11:28:17)
15.  リバティーン
雰囲気はあった。が、カメラワークがよくない。きちんと見せてほしいところで、カメラがぐるぐるまわって俳優の演技を台無しにしている。展開はあれよあれよという間に終わる感じ。わざわざつけた冒頭と最後のロチェスター伯の独白に、内容がついてきていない。台詞と同じくらいの凄みで本編も描写してほしかった。
[映画館(吹替)] 5点(2007-02-13 14:53:10)
16.  硫黄島からの手紙 《ネタバレ》 
ごめん。少数派かもしれないが、よいとはいえない出来だと思った。 冒頭からのけぞった。戦時中の兵士という設定の彼らの大部分が、悪態をついている現代っ子にしか見えない。脚本にも無理があって、あんな皮肉は日本語の日常からは出てこない。 とにかく俳優陣の演技に不満が残った。例えば、西郷。妻がいて元パン屋という設定で、ハナコとお見合いしたり、パン屋を開くまでコツコツ働いたりした歴史があるはずなのに、その背景がまるで感じられない。愚痴を言うシーン、妻との別れのシーン、栗林と話すシーン、人物像がまるでバラバラ。演じる人物の作りこみが足りない。最後では少年兵のような役回りになっていたが、ちょっとアレはひどいんじゃないのか。 俳優陣でよかったのは、名前は忘れたが西郷の友人で中盤自決する青年兵士と、元憲兵の清水くらい。 俳優だけでなく、映画側にも問題がある。人物造形が浅い。英雄は英雄のままで、悪人は悪人のまま。葛藤とか克己とか変化とかないんですかね。 戦争の恐ろしさ、人の尊さ、その他諸々のことを考えるのは大切なことだろう。ただ、この映画にはなぜかリアリティがない。史実をベースに人を思うように動かしてドラマを作って、それだけでは人の感動は得られないと思うのだが。「後世に伝えられてしまう戦争映画」になるとしたら、非常に不満だ。 もちろん、戦争映画の難しさも認める。だが、本当に考えたいなら、ルポやドキュメンタリーを調べるのがいいだろうと思う。今だって世界のあちこちで武器を使った戦争は起こっているんだものな。
[映画館(字幕)] 5点(2007-01-29 19:10:31)(良:4票)
17.  ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 
3D環境で鑑賞。スコセッシの個人的な懐古趣味的呟きを、悪趣味な味付けで観た感じ。主人公はメリエスのためにひたすら狂言回しをしてるだけ。すなわち、いる必要がない。人格も謎。感情描写が致命的に手抜き。まさか、子役がせりふで説明するとは思わなかった。スコセッシは「映画をつくるというのは特別な体験で、特別な人間にしかできない、おもちゃ屋なんぞとは天地の開きがある特別な仕事である」と認識しているらしいことはよくわかった。その筋書きだけのために作られたプロットであり、登場人物にはそこに登場する必然は何もないわけで、誰ひとりとして魅力を感じられないっていうのが清々しい。
[映画館(字幕)] 4点(2012-03-11 20:32:33)
18.  TIME/タイム 《ネタバレ》 
広げすぎた風呂敷をマント風に首にかけて若気のいたりで走り回ってみました!というか、設定や世界観だけで手一杯になってしまったというか、どこを楽しんでよいのかわからない尻軽な映画。喋り方からしてお頭が足りなさそうなヒロイン、初っ端から最後まで延々手を取り合って駆ける二人、面白いぐらいに機動力を発揮しない体制側…大筋だけでなく映像にすら「お遊戯会的ですね」というカットが目立ち、子供向け絵本を見せられているような気分だった。
[映画館(字幕)] 4点(2012-03-11 20:13:13)
19.  タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
3D環境で視聴。 どうしたことだろう、主人公・タンタンがとにかく勘に障る。顔が、表情がムカつく。よくもこんな苛立たしい造形にしたものだと感心さえする。『太陽の帝国』でも感じた、スピルバーグの少年像への違和感と同じ、主人公にとにかく特別感があって、まったく感情移入ができないのだ。まあ、スピルバーグ自体がスペシャルな人だから、仕方ないのかな? 感情移入という点では、キャラクターの演技とストーリー展開にも難ありと感じた。アル中船長のような、脇を占めるべきクセのあるキャラクターは、やはり性格俳優に演じてもらってこそ味が出るというものだ。CGの限界だろうか、説得力が致命的にない。 フルCGアニメの表現力には脱帽することが多いだけに、CGの限界を感じさせたこの作品は、実写と同じつくりかたをして、失敗した例とみていいのではないだろうか。 絵本のあの飄々としたタンタン、好きだったんだけどな。
[映画館(字幕)] 4点(2011-12-26 12:02:01)
20.  ベッドタイム・ストーリー
厳しいなあ。 ごくごく個人的な意見なのだが、主人公にどうしても好感も共感も持てず、故にその他の出演者の演技も全部鼻についてダメだった。 なぜかを考えてみると、この主人公に人間らしい愛嬌がないからじゃないだろうか。 自分大好きで、それ以外の感情との鬩ぎあいみたいなものが見れない。究極の自己完結型。 演技のひとつひとつにそれが出てて、不快になる。 それが脚本通りの役だとしたら脚本が微妙だとは思うんだけど、 まあなんだ、アダム・サンドラーも人気コメディアンなのは重々承知だけど、 コメディアンとして受け入れられやすいポイントをひとつ外してるのかな、と思った。 例えばベン・スティラーやジム・キャリーは、どんなにおバカで自分勝手な役をやったって、 人間らしい愛嬌が滲み出しているような気がするんだよなあ。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2009-08-24 23:31:17)(良:1票)
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