1. カリートの道
アル・パチーノの例えようがないカリスマ性…ショーン・ペンの滲みでる駄目っぷり…テンポ、展開、構成、画角、色もセリフもイカしてます。最初に鑑賞したとき、カリートの髪型にしてと理髪店に頼んだ自分に苦笑します。デ・パルマとパチーノ、もう一度・・! [DVD(字幕)] 10点(2007-07-24 01:18:46) |
2. レザボア・ドッグス
シニカルなやりとりと見え隠れする男のプライド。煽るスラング、一言ひとこと全く油断できないトーク。低予算ゆえたしかに舞台劇なようですが、全てスタイリッシュさに結びつけている。ほかさまざまなマイナス点(私にとっては無いケド)をカバーする演出と演技。ハートに強烈なキックを入れた作品でした。そしてなんといってもCOOLで、最強のオープニング。 オープニングだけ何回も観ただろうか。もはや映画批評うんぬんではなくスタイルが好きだ!カッチョイイ!の世界ですネ。群像劇の一つの到達点です。 [映画館(字幕)] 10点(2007-07-24 00:37:59) |
3. セブン
25年ぶり鑑賞2回目ですがずっと緊張感持って観れました。 2回目なので大筋は覚えていましたが、相変わらずの後味の悪さでした。 しかし30年近く前の映画とは思えないですね、画角、カット割、独特の映像美、創り手の観点からみると10点です! デヴィッドフィンチャー様、最高です。(関係ないですがデパルマ様とマイケルマン様も) [インターネット(字幕)] 9点(2023-09-17 03:24:09) |
4. プライベート・ライアン
ブラッディオマハの冒頭30分、人間目線カメラの衝撃。演出のこだわりが生み出す臨場感〜映像の迫力とリアリティが観る人を世界に惹き込む力は流石の一言です。戦争当時のプロバガンダでもある救出作戦と戦争そのものの不条理さと無常観を多方面から表しています(とはいえ、ドイツ国軍は一貫してワルモノの印象ですが…)。私も死ぬときには家族に自分に誇れる男で在りたい。観てよかった。 [インターネット(字幕)] 9点(2021-10-10 03:09:17) |
5. ファイト・クラブ
ムダのないつなぎによる展開のなめらかさ。デヴィッドフィンチャーさま、尊敬するわ~。マーラの視点でもう一度見ると二度美味しい。テーマも人それぞれに感じるところが違えど、軸がはっきりしててかつ重い。悲しくハッピーで美しく破滅的なラスト。いやー映画って(略)。ブラッド・ピットの最高傑作だとおもいます! [DVD(字幕)] 9点(2014-10-03 02:44:35)(良:1票) |
6. フェイク
ジョニーデップの最高傑作であり、パチーノフリークの私からみても「パチーノベスト5」に入るブラボーな作品です。 オトコの人生におけるバランス感覚と、使命と、プライドと、情熱が、静かなトーンの映像から熱すぎるほど放出されています。 お二人とも素晴らしい演技を見せてくれた、いやいや魅せていただきました、誠にありがとうございます。 チョイ役でもマイケルマドセンは存在感ありまくりです。 [ビデオ(字幕)] 9点(2012-03-11 01:13:55) |
7. ジャッキー・ブラウン
音楽と色の超スタイリッシュさと、退廃的な(グダグダな)展開が見事にマッチ。大人の上品で切ない恋も描かれ、見る人それぞれの人生観やゴール(老後~死)の価値観までも一考させてくれる。私にとってタランティーノ作品中、レザボアに勝るとも劣らない作品。なぜにこんなに皆様の評価が低いの~~と地団駄踏むくらい。 [DVD(字幕)] 9点(2012-02-16 20:27:26) |
8. スモーク(1995)
シブイ!優しい!クール!アツい!全て詰まった男の映画!でも女性が見てもほんわかすると思います。 [DVD(字幕)] 9点(2012-02-16 20:13:03) |
9. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
痛快です バカです スタイリッシュです。常にハラハラドキドキさせ、常に意外な展開に持っていく。なぜか見終わったあとはニヤッとしながらパブで一杯ひっかけに行きたくなりました。 [DVD(字幕)] 9点(2011-04-30 17:08:01) |
10. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 アル・パチーノの演技が素晴らしすぎる。映画自身ももちろんハイクオリティ、主人公クリスだけが感情移入出来ず-1点です。マーティンブレストはもっと評価されてもいいのではと思っている私。見所のタンゴと演説、ホント一見の価値ありですね。 [DVD(字幕)] 9点(2007-07-24 02:20:56) |
11. トゥルー・ロマンス
《ネタバレ》 今思えば豪華キャストですね。 クリスチャンスレーターの悪ガキイメージはここから始まりました。ホッパーとクリストファー・ウォーケンのやりとりは男ならしびれるとこでしょう。渋い。一瞬のブラピもいい味だしてます。なんにせよエルビス好きの私は高得点です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-30 02:17:36) |
12. ゴッドファーザー PART Ⅲ
1、2に負けない名作です。続きもの、前2作の神がかり的な出来映えがなければ躊躇無く10点。いや9点。やはりソフィアコッポラが・・ [DVD(字幕)] 8点(2007-07-24 02:41:54) |
13. スワロウテイル
「あーおもしろかったなー・・・」と鑑賞後に思えた数少ない現代(?)邦画のひとつ。お話的にはともかく、観てかなり経つ今でも印象に残っているシーンはたくさんあります。江口洋介のカッコよさに気づいた作品です。 [ビデオ(邦画)] 7点(2012-03-12 02:42:42) |
14. フロム・ダスク・ティル・ドーン
《ネタバレ》 ぶっとび具合も流石、B級なのに完成度も流石です。ですが個人的には、ジョージ・クルーニー&タランティーノ兄弟のキャラ・演技ともキレてイカしてたので、前半の流れをそのまま展開させた現代的クライムムービーを見てみたかった。そうであってもこのキャストと演出なら傑作だったと思います。オープニングの酒場が爆発しながら歩くシーン、そしてチン子ガン、最高です。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-03 03:04:58) |
15. エル・マリアッチ
低予算制作という予備知識があって見たからか、面白い!と同時にすげーなぁ~なるほどなぁ~情熱と工夫でここまでのモノが出来るんだなぁ~と、なぜか製作陣の立場にたって感動しました。ストーリーもよく練られてる。エンターテインメントな派手さがない分、続編2つより流石に地味だが、それゆえにシリーズの中では最もドラマチックです。 [ビデオ(字幕)] 7点(2012-02-21 19:06:14) |
16. ヒート
「パチーノが完全にデニーロ&その仲間たちに喰われてるヨ・・」パチーノファンとしては内容そのものよりそれが第一印象。なので2点くらい減点。なんとまぁ勝手なレビュー、というかレビューじゃない。デニーロチームの緊張感・隙のなさに長尺が気にならないほど惹きこまれましたが、ラストが少し肩透かし。銃撃戦は見事の一言。 [DVD(字幕)] 7点(2012-02-16 18:43:04) |
17. ケープ・フィアー
冒頭の筋肉隆々+タトゥーのデ・ニーロが忘れられない。展開もびっくりどっきりのプチホラーでなかなかの衝撃を受けました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2013-02-04 03:39:19) |
18. マトリックス
公開当初は衝撃でした。衝撃映像と衝撃映画は違いますが、映像の衝撃度が半端なかったため、記憶に残り、時代を開拓し、新しいアプローチを世界に提示したことは誰もが認めるところでしょう。なんか自分で書いててよくわからなくなってきた。その次代への一つの道筋を開いた結果に6点です。従って2,3(リローデッド/レボリューションズ)は、この「衝撃映像」では勝負できないため、キャストや演技ほか、その他の特徴がないと評価が下がるのは当然。終生、初見時のインパクトを覚えているであろう作品です。 [DVD(字幕)] 6点(2012-09-03 23:30:01) |
19. 摩天楼を夢みて
パチーノ目当てで鑑賞、ジャックレモンに脱帽、のよくあるパターンの感想を持って書いてます。カット割りなど含めた演出と編集がもう素晴らしいの一言で、舞台劇の単調さやシーンの少なさを感じさせません。あえて余計な脚色を加えない演技合戦と、殺風景で狭いステージは俳優陣の演技力を際立たせるのに一役買っています。まさに[演技]が楽しめる重厚すぎない職人気質でリアルな作品です。中盤まで本当のドキュメンタリーをみているようでした!でも…やはり…地味だ…。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-11 00:47:56) |
20. レオン/完全版
ナタリーの純真さと意思が同居する瞳は演技力云々ではなく持って生まれたものですね。ゲイリーの狂気も流石です。キャスティングに点数を捧げたい。展開に矛盾もありましたが、テンポが比較的遅くじっくり楽しめました。あ、ジャン・レノも良かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2012-02-23 03:15:14) |