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大経師さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 17
性別 男性
年齢 49歳
自己紹介 色々と探り中です。
戦前戦後の日本映画好きですが、割と雑食です。
監督は1人あげるとしたら溝口健二監督です。

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1.  ブルークリスマス
テーマ性、ストーリーそのものは非常にスケール感もあり、エキサイティングでもあり、素晴らしいとは思うのですが。  この映画の製作状況はよくわからないのですが、ひょっとして岡本喜八監督、途中参加なのですか?もしくは一部のみとか。 特に前半に問題が多く。 カットカットに考えがなさすぎるというか、考えぬかれたカット割りがあまりにも無いというか。。あの岡本喜八監督なのに。 撮影も木村大作さんなので名人中の名人のはずですが… セリフを順番に追ってアップで切り返しているだけで…へんなカメラワークのミスも多いし。  時代背景がよくわからないのですが、カットの多く撮ることに挑戦したのか、手持ちで臨場感を考えたのか。 後半から、岡本喜八作品という感じになり、画も非常に品のある画になり、ストーリーに引き込まれました。 脚本も問題あると思いました。screenplayの部分ですか。セリフが文語体すぎるのではと。 もっとのめり込めるはずなのに。 大好物のテーマですが不満が多く残りました。
[DVD(邦画)] 5点(2018-09-07 09:58:39)
2.  サマーウォーズ 《ネタバレ》 
率直に観て興奮もあるし、面白いし壮大なスケールに感嘆し、クリエイター陣の創造力に圧倒されるし。 でも3点。 ストーリーの骨組みが定まっていないように思えて、勢いに騙された感が残る。 サイバーな仮想空間における疑似コミュニケーションやデジタルに処理される世の中と、田舎の大家族のリアルコミュニケーション・完全にアナログの世界を対比させているようで、 ストーリー上の対立軸としては アナログ VS デジタル ではなく、 デジタル・アナログ含む人間のネットワーク VS 人工知能 と設定されている。 人工知能への警鐘的な作品ではなく、あくまでも人工知能は暴走したら危ないよという、作中の高校野球と同じくらいの位置づけだし  また人物描写も結局よくわからず。 この作品のマスター、栄ばあさんはどういった判断基準で生きているのか。 つながりを大切にしているばあさんであることはわかるけど。 なぜケンジを認めたのか。なぜわびすけを拒絶したのか。 なつきがわびすけに恋をし、それを見ているけんじの様子は非常にリアリティがあり面白かったが、 ラスト、なつきがけんじを好きになる瞬間がなぞ。 確かに暗号を解いて、みんなのためにがんばっている様子はかっこいいと言えばかっこいいが。 わびすけみたいなクールな大人に憧れ、恋心を持つような女の子がケンジみたいな男にそんな簡単に恋に落ちるのかな。 ちょっとかっこいい、くらいの描写だったら納得した。 人に共感が持てないし、あれだけ作り込んだ設定も鼻血ブーみたいな漫画的でしかも昭和後期に流行ったような表現されても。 せっかく作り込んだ設定全部台無し。けんじにはなつきを受け入れる器は伴っていない。 というわけで人間ドラマとして観れない以上、映画としての高い評価は出来ません。 でもとても面白かったです
[DVD(邦画)] 3点(2018-08-10 17:57:10)(良:1票)
3.  毛皮のヴィーナス(2013)
これはポランスキー監督の懺悔なのか、開き直りなのか、新たなる挑戦の表明なのか。 監督のバックグラウンドと照らし合わせて考えると別な意味も持ってきますね。
[DVD(字幕)] 9点(2017-04-10 16:48:26)
4.  愛怨峡 《ネタバレ》 
「祇園の姉妹」「残菊物語」という大金字塔に挟まれているがこれもまた大傑作。 かよわい女性が、出産を経て何でも耐えられてしまう強い人間にかわって行く過程が描かれています。 やはり女性を描く作家溝口健二! 一つ一つのフレームの作り方が本当に面白いです。 特に清水将夫が山路ふみ子属する一座の楽屋を訪ねるとき。 楽屋を訪ねている清水将夫にフォーカスをあてつつも楽屋の奥で山路ふみ子と河津清三郎が実際に舞台にいて、楽屋ではその主役二人の三味線とアコーディオンの音楽が聞こえていて、清水将夫の会話の中でちょうどいいときに山路ふみ子が演奏を終えて舞台から楽屋に来る行程がきちんとフレーム内におさめられているという荒業。 他に注目すべきポイントとして、田中春男さんが非常にかわいらしい演技をしているところと、数年前の瀧の白糸では普通の女性を演じていたはずの浦辺粂子さんがここでは既に産婆という老け役を演じているというところ。特に浦辺粂子さんは完全に本物の産婆に見える素晴らしい役作り。浦辺粂子さんは一体何十年おばあちゃまを演じていたというのでしょう。 山路ふみ子さんの魅力的なカットも沢山あります。 フィルムの状態が悪いのと一部欠落しているのが本当に残念。 ちなみにこれ宅配のTSUTAYAでレンタルしたのですが、届くのに数ヶ月かかりました。 
[DVD(邦画)] 9点(2015-02-04 22:23:23)
5.  夏の遊び 《ネタバレ》 
演出力、画の美しさ、芝居、どれも最高で心を溶かしてくれるような作品。 バレエの舞台稽古の裏側などは本当にリアルで、舞台袖や楽屋前を通行するバレリーナなど、本当にドキュメンタリーかと思うほど。 一つのフレームの中に複数のイベントを起こしてリアリティを作り上げている見事な演出的手腕。 そしてまた本当に牧歌的な北欧の風景。木々にも演出しているかのようにちょうどよく揺らめいて美しい。小舟が頻繁に出て来て、なんだか溝口作品のよう。時期は雨月物語と同じくらいですね。 そして助けてくれる神の不在、神への憎しみ、今の生活にある幸せ、というベルイマンが問いかけ続けているテーマも根底にある。大傑作。私は大好きです。
[DVD(字幕)] 10点(2015-01-31 12:42:50)
6.  生きものの記録 《ネタバレ》 
面白いか、と問われると面白くはない、じゃあ駄作か?と問われるとそんなことはない。 なにか見終わった後にこの作品について考えさせられて、じゃあそれってやっぱり良い作品なんじゃないか、というとよくわからない。 信念を持ってとった行動も、アングルを変えて見るとただの迷惑行為であるという、価値観のすれ違い。 その辺の描き方は見事だなと思いますけど、あまりにも三船が1人過ぎたのかも。  観たのは結構前ですが未だにこの作品のことを考えています。
[DVD(邦画)] 5点(2014-10-18 14:48:39)
7.  浮草
小津監督の大映作品ということで期待して観たのですが、期待以上の大傑作でした。 小津作品王道の家族ものというか娘の嫁入りを扱った作品は、面白い事は面白いのですが、パターンがやはりあるし、カットも似ているので数本観ているとあまり新鮮みがなくなってくるといいますか。 もしかしたら売れっ子でもあった小津監督は会社や世間からそういう作品を求められていたから、同じテーマで作っていたのかな、とこの浮草を観て思いました。のびのびと撮っている印象なんですよね…。 いつものカメラ目線正面アングルも上手い具合に微妙に目線が外れていて自然に感じますし(宮川一夫さんの手腕か)、中村鴈治郎を始め役者陣がとても魅力的に動いています。これは大映役者陣の小津監督に対するリスペクトなんでしょうか。 特に若尾文子さんが魅力的で、実は、若尾文子を一番かわいく撮ったのは小津先生なんじゃないですか!?とか思いました。
[DVD(邦画)] 10点(2014-10-18 14:35:44)
8.  雪国(1957) 《ネタバレ》 
すごく原作の雰囲気があります。 というかかなり忠実に再現している気がします。 違う媒体で忠実な再現をする必要はないような気もしますが。 岸惠子さんが駒子っていうキャスティング自体はイメージ通りではなかったですけど、納得できます。 自分の中では岸惠子さんのベストかもしれません。 市原悦子さんの底抜けの明るさもこの作品の結構重要な要素かと。 声、というポイントで言うと葉子の声は八千草薫さんぴったりですね。 とてもいい気分で観れる作品だと思います。 
[映画館(邦画)] 8点(2014-10-18 14:26:08)
9.  近松物語 《ネタバレ》 
溝口健二監督作品後期傑作群の頂点ではないでしょうか。 自分はモノクロスタンダードの邦画ではこれがナンバーワンだと思っています。展開、シチュエーションの面白さ、香川京子さんを始め、浪花千栄子さん田中春男さん菅井一郎さんといった役者陣の鉄壁の演技、建物のさりげない美術へのこだわり、全部最高、素晴らしいです。 ちなみに「新・平家物語」も10点献上していますが、あれは美術、風俗考証、監督の波動(謎)など10点中15点の要素があってドラマ自体は6点くらいかなと考え平均して10点にしたのですが、こちらは真っ直ぐに全てが素晴らしい傑作ですので文句なく10点です。
[映画館(邦画)] 10点(2014-10-18 14:19:20)
10.  フィフス・エレメント
宇宙規模のボーイミーツガール。 この作品を楽しむコツは「期待しないこと」だと思います。 自分、最初超期待して観て、すぐいげんなりしました。しかしこれ「どうでもいいや」って思ったとたんに面白く感じ、やたら興奮してきて最終的にリュック・ベッソンの術中にはまってしまった感じです。  この作品のノリに一番近いのは漫画の「うる星やつら」では???
[DVD(字幕)] 10点(2014-10-18 14:13:25)
11.  氷壁 《ネタバレ》 
なんかちぐはぐな印象でした。  テンポを上げて早口でしゃべらせようとしていたり、山茶花究に変に陽気なキャラクターを要求していたり。 山本富士子さんが茶柱を指で取り上げて、それを上原謙さん見られたと気にして、会社に電話するシーンはシュールさというか、非常に妙な感じです。 それとこの作品の山本富士子さんは何故かいつものように美しく感じなかった…。 野添ひとみさんがやたら輝いてみえました。 その野添ひとみさんのシーンも謎が多く、兄の死を悲しむより、主人公・魚津が来ている事を喜んでいたり、別れ際の電車で明らかに魚津に無視されているのに笑顔で手を降り続けていたり、シュールです。  狙いがよくわかりませんでした。  
[映画館(邦画)] 4点(2014-10-18 14:09:51)
12.  杏っ子 《ネタバレ》 
2014年9月14日池袋・新文芸坐にて香川京子さん本人のトークショー直後の鑑賞。 代わる代わる現れる旦那候補と毎度湖畔サイクリング、自転車で走る距離で相性を表したり、夫役・木村功さんとの相性を始めから臭わせていたり、面白い作品。 役柄というか、役柄のシチュエーションが香川京子さんには珍しい。最低な夫と戦う妻。耐えるというよりも向き合って戦う感じ。 山村聰さん演じる父は非常に超越した人柄の役で、大人物。 実家が完全に避難所。父・母・弟との関係は非常に穏やかで暖かく描かれ、夫との間だけが戦場。 実は夫との争いではなく「家族は永遠」というのがテーマな気もしないでもないです。 トークショーでおっしゃっていたのですが木村功さんとのシーンは、当時映写機の関係で一回フィルムがだめになって一週間分くらい撮り直しているとのこと。 とにかくまだまだ現役の、スラリとしたご本人が観れたというのはラッキー。ちなみに香川京子さんは、自らが出演している成瀬作品の中で一番のお気に入りは「驟雨」だそうです。
[映画館(邦画)] 8点(2014-09-15 01:05:39)
13.  悪い奴ほどよく眠る 《ネタバレ》 
高度成長期が始まった当時の日本において、市場原理主義から起こる社会の矛盾、事件を黒澤監督は危惧されていたのだろうと思える作品。 重厚なストーリー作りといいますか事件作りといいますか。 役者は佳子役の香川京子さんが素晴らしいですね。汚い意図が交錯した社会を描く作品の中で唯一の清純さを身を以て演じていると言いますかこんなにも清純無垢な役柄を演じられる人は少ないんではないかと思います。 三船敏郎さんについては、正直この作品の中ではあまり発揮しているようには思えません。むしろ三橋達也さんと役柄をチェンジした方が良かったのではないかと思えます。森雅之さんは完全に異なる人格にすっぽりとはまっていて名優ですね。 最後の電話でぺこぺこは黒澤の軽蔑が含まれているような気がしてなりません。 ところであのビルを模したケーキは食べられるんでしょうか。おいしそう。
[DVD(邦画)] 8点(2014-09-13 17:36:11)
14.  風の中の牝雞 《ネタバレ》 
確かに小津らしからぬ作品という印象を受けます。 何と言っても田中絹代さんの演技が素晴らしいですね。 色んな表情が自然に出ていて。 印象的な部分は、絹代さんが体を売る直前のシーンですね。 鏡にうつった絹代さんと実際の絹代さんを交互に映して葛藤を表しているんだと思いますが、内面の声が聞こえてくるような田中絹代さんの入り込み具合が素晴らしいです。 そしてそのシーンの直後に枕と布団、タバコのカット、その次の麻雀での下品な会話で情事があったことがわかるという、無駄のない上手いやり方だと思います。 小津モンタージュとでも言うんですか。今の作家だったらそこら辺はもろに描写するんでしょう…。時代背景が生んだ名シーンかもしれません。 佐野周二さんも、かなり今風な髪型してらしていいです。 ニコニコしているだけのおぼっちゃまキャラよりこっちの方がずっと好きです。   
[DVD(邦画)] 8点(2014-09-13 17:15:47)
15.  華岡青洲の妻 《ネタバレ》 
市川雷蔵、高峰秀子、若尾文子、伊藤雄之助、浪花千栄子と、名前をながめているだけで気持ちよくなってくるような豪華キャスト。 見所の一つはやはり高峰秀子さんと若尾文子さんの関係性。 これは中々一口で語るわけにはいかないものでして。 尊敬もありお互いに愛情もありつつ、医者の家の女として争い、嫁と姑としても争い…。 一筋縄ではいかない人間模様を描いています。 冒頭しばらくは本当に幸せな世界なのに、市川雷蔵が家に帰って来ると同時に、よーいドンという感じでねちねちワールドが始まります。  中盤、一つのクライマックスとも言える人体実験を申し出る妻と母の激しい争いのシーンで。 それを仲裁する市川雷蔵扮する華岡青洲が怒る理由が、自分の麻酔薬に対する信頼性のなさからのものだったり。 後半、妻の出産と手術が重なって、どっちも無事に成功するのですが、出産後の妻にひたすら自分の手術の成功だけを喜び、語っていたり。 そういった「初めて全身麻酔による手術を成功させた医者」としての人物造形も面白いです。   冒頭ですが人生二度目となる於継(高峰秀子)と加恵の出会いのシーンの演出がまるで運命の出会いのようで大好きです。そのシーンの音楽が特に素晴らしい。  そしてこの作品における美術。これは溝口健二監督の後期の傑作郡を助監督として支えた宮嶋八蔵さんの仕事。その徹底した仕事ぶりが素晴らしいです。髪型から小道具から生活用具から嘘のない世界を作り上げています。 助監督としてクレジットされています。  それにしてもあの猫ちゃんたちはどうしたんでしょう…
[DVD(邦画)] 9点(2014-08-14 13:20:51)
16.  乱れ雲 《ネタバレ》 
丁寧な演出、という意味では全く衰える事のない成瀬巳喜男監督の遺作。 しかし正直どこか空気が抜けているような印象があります。 この映画における司葉子さんの美しさは非常に希有なものでありますが、加山雄三に惹かれていく過程は自分には見えませんでした。 加山雄三さんの方も、自分が撥ねて殺した人物の妻に恋していく葛藤が感じられず。 ラスト付近の瞬間瞬間の心の機微という部分に共感しがたいといいますか。 それとこんなことわざわざ書くべきではないかもしれませんが、森光子さんが、芝居の中で相手の話を聞いているようには見えず、様子を感じ取っているようには見えず。1人で芝居をしているように思えます。  浦辺粂子さん、加東大介さんはさすがの納得の演技でした。  これはある意味失礼な野暮な想像ですが高峰秀子さんならどう演じただろう、とか考えてしまうのであります。 結果的に成瀬巳喜男監督の最後の作品なわけですからね。  期待値が高すぎたせいか不満が残ります。
[DVD(邦画)] 6点(2014-08-10 21:22:41)
17.  新・平家物語
スクリーンに充満する興奮、美しさ、時代考証を徹底させる姿勢、どれも溝口健二監督特有のものだと思います。 当時の武士という存在を政治経済風俗あらゆる角度から捉えた上で、清盛の決起を描いています。 その平安末期という時代の空気を時代を肌で感じられるような作品です。 市川雷蔵という名優と巨匠溝口健二のコラボというポイントだけでも価値があるのではないでしょうか。 後年の黒澤明監督の新作構想の中に平家物語があったという事実はこの作品の存在を意識してのことで間違いないでしょう。 日本映画史上重要な作品だと思います。   
[DVD(邦画)] 10点(2014-08-03 21:53:31)
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