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1.  薔薇の名前 《ネタバレ》 
中世ヨーロッパの「キリスト教の悪」をここまで批判的に大胆にも表現している事を素直に評価した。 たしかショーン・コネリーが007を降り最初に出演した映画だったと思う。 これは同じシリーズに出演しているとイメージの固定化が進み他の役が来なくなるという後の俳優の誰もが選ぶ常識の魁となった。 また後に有名になるクリスチャン・スレーターもコネリーの弟子アドゾ役で好演している。 日本版横溝正史的なおどろおどろしい世界が延々と続くが結局は悪霊のせいでもなく「起こるべき理由がちゃんとある」という展開になっているのはこの手のミステリーの定石を踏んでいる。 ボクの好きな「アマデウス」のF・M・エイブラハムが今度も憎まれ役で熱演している。「憎まれ役が好演すると主役も引き立つ」という顕著な例。 しかし前半の前振に比べて後半がちょっとあっさりしすぎという事と、アドゾと娘のSEXシーンが含まれている事でR15指定が残念な事と合せ、7点評価にした。
[地上波(字幕)] 7点(2023-02-11 03:13:07)
2.  MINAMATA ミナマタ
良い映画だと思う。ジョニー・デップの演技がすばらしく引き込まれてしまった。ただ1点気になるのは彼女のプロポーザルに対しそっけなく断ったユージンがなぜ「やっぱりココで写真を撮るべきだ」と気が変った描写がイマイチこの映画では納得出来ない、そこを1点減点した。
[CS・衛星(吹替)] 9点(2023-01-09 07:43:02)
3.  ドクター・スリープ 《ネタバレ》 
映画「シャイニング」の原作者スティーブン・キングはキューブリックの「シャイニング」が大嫌いだったそうである。 特にキューブリックの母親のウエンディのキャラクター表現に激怒したと言われている。キューブリックのシャイニングで、母親のあわてて、悲鳴を上げ、走り回るサマを観てなのだが、これはキングのマザコンの性格が垣間見えた。キングによると母親は強くて、困難にも勇敢に立ち向かうものでなければならないらしい。キングの母親は実際にそうだった様である。シャイニング原作には実際にその様に記述されている。 オーバールックホテルのそばにある巨大な迷路は原作には無い。よってジャックが迷路で凍死するというエンディングは無い。小説ではウエンディがボイラーを燃やしホテルは炎上して2人は危機から逃げ出すという様になっている(当方原作未読、ネット検索その他から)。 ワーナーがシャイニングの続編を作るという話に多分キングは飛びついたであろう。自分の小説通りのシャイニングにして「キューブリック版は間違いだった」という事を続編で観客に知らせよう、と思ったはずである。  結果は見事に失敗。前半はワクワクさせられるが、後半(オーバールックホテルの復讐戦のシーンから)で、「何コレ!」って思ってしまう。 私、今日は相当ヒマだったので、コレを観る前にシャイニングの140分版を観てコレを観たんですよ。  この映画キングは満足したかもしれませんが、観る側ほとんどは唖然としたのではないでしょうか。  これなら「やはりキューブリック版が最高」と思ってしまうだろう。  ダニー・トランスが父親のジャック・トランスがやった様に、バーでジャック・ダニエルを飲むシーンも笑いました。ウイスキーを飲んでいるシーンは無いのに、いつの間にかグラスは空、空のグラスにまたジャック・ダニエル注ぐ給仕。飲んでいないのにいつの間にかグラスは空になってます、これってダニーのアルコール依存症は治ってなかったって事ですね。  ワーナーは「原作者が映画に関わるとロクな事が無い」という事を学んだのでは?、って思った作品だった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-11-14 09:15:48)
4.  沈黙 ーサイレンスー(2016) 《ネタバレ》 
重たい映画だが良い映画だと思う。イッセー尾形の憎まれ役の演技が素晴らしい。映画は主役と脇役が同じくらい拮抗していないと良くならない(今回は脇役の勝ちかな?)。最後でアッと思わせる終わり方も秀逸。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2022-11-07 10:53:08)
5.  ヤンヤン 夏の想い出 《ネタバレ》 
最初台湾人の攻撃口調の喋り方にうんざりするがそのうち慣れてくるのはボクだけでしょうか?。 そんな中、比較的温和な口調で話す一家の物語である。 父・NJ、母・ミンミン、長女・ティンティン、次男・ヤンヤンの四人家族の周辺で起こるいろいろな事を一見雑多な順番で並べて観せ、 だんだんと収束に向かうというストーリー。 実際には長女・ティンティンの事がほとんど描かれているが、 タイトルに「ティンティン(発音のみなら「チンチン」となる)」という名前を入れるのは日本語的にはばかられるという判断か?  ボクはこういう淡々とした流れの映画は好きなので点数を高くしたが一部頂けないところも有る。 台湾のコピー文化の蔓延と日本人・大田(イッセー尾形が好演)に対する好意的な表現は印象に残る。 結婚式に始まり、途中帰宅したお祖母ちゃんが自宅で倒れる。 ベットで横たわる無意識のお祖母ちゃんに医師が「話しかけて下さい」と母親・ミンミンに告げる。 各自、無意識のお祖母ちゃんに自分の心情を語る。うまいドラマ設定だと思う。 心情を暴露する者たち、それは同時に映画の観客への心情の説明につながり脚本術の基本的手法である。 そして最後はお祖母ちゃんのお葬式で終わる。これに新しい生命の誕生など人生の全て儀式(冠婚葬祭)この中には凝縮されている。いかにも台湾らしい。 浮気に走る父、友達の恋人に恋する長女、自分のせいでお祖母ちゃんが倒れたのではと悩む長女、 そしてその誤解の解決、寺にこもる母、先生にいたずらをするヤンヤン、等々、 一見雑多に起こる事柄が最後のお葬式で収束するように見えます。  最後のお葬式でヤンヤンがお祖母ちゃんに語る言葉は「少なくとも色んな経験をした分私たちは成長致しました」と言ってるような気がしました。 ホッとする映画でした。最後にこの映画は字幕よりも吹替の方が良い事を記しておきます。  2017年7月5日訂正) DVDを見返して「字幕の方が良い」と思った。 「NJ家の家族たちはこんなにも人生を考えて暮らしているのか?、疲れないかな」と思いました。
[DVD(吹替)] 8点(2021-09-24 11:06:08)
6.  眼下の敵
傑作だと思う。制作は1957年。戦争が終わったのは1945年だからドイツに対する憎しみの世相が若干弱まった時期にアメリカ海軍の全面協力で作成されている。ドイツを敗戦国のドイツとしてではなく敬意を持ってアメリカが作成した。当時のアメリカの嫌悪ドイツの風潮を一掃したく作成したのではないか?。ホントは満点付けたいんだけどいろいろケチを付けたくなる場面があるので1点減点した。  1.ドイツ潜水艦が駆逐艦に魚雷を発射する前の緊迫した場面のチェックリストに基づきスイッチを操作する場面で1個1個スイッチを水夫がオンしているのだが途中でスイッチの位置を修正する場面がある。監督はOKしたのだろうが緊迫した場面でのこの描写は許せない。 2.潜水艦艦長が一人だけヒトラーを嫌悪する場面、ハイニが理解出来ず「話はお聞きしました」と一歩引く場面。そもそもこんな場面は実際にはあり得ないと思うのだが一人だけ私は神の如く先を見通してます的な言動をするのだろうか?。というあり得ない描写に違和感。 3.ココは皆が言っているが最後の駆逐艦と潜水艦の爆破シーン。実際に本物の潜水艦と駆逐艦を爆破するのはあり得ないからミニチュアで撮影したのだろうが実物の火の大きさまで縮小出来ない。ココで「チンケ!」という批判があるがソコは許せる。怪我を負ったハイニをロープで下から上に引き上げるシーン。実際には「ハイニの体格からして引っ張り上げるのはいくらロバートミッチャムでも無理でしょう!」という突っ込み。 1.3.は許せる範囲だけど2.は許せない。  途中でちょい役でクリント・イーストウッドが出ていると聞いて見直した。今から交戦という場面のチェックリストで「X1J5」のヘルメットのの水夫が「弾薬庫良し」と言っている俳優だそうです。ドイツ潜水艦の中の水夫役でクリス・ミッチャムが出てないか?。例のでっかいレンチを持って小さな反乱が起きるシーンで似たような俳優が出ているけど。  いろいろケチを付けたけど1.3.だけなら満点だけど、唯一、2.のクルト・ユルゲンスのこの台詞だけはいただけない。 という事で1点減点、ごめんなさい。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-02-10 06:06:47)
7.  ガンジー 《ネタバレ》 
良い映画なのはわかるが今ひとつストーリー展開に理解出来ない事があった。それは「インド社会のカースト制度がこの映画からごっそり抜け落ちている事」が原因だと最近気が付いた。ガンジーはカースト最高位である。しかしインド国民のほとんど(失礼、実際の%は不明なので)は不可触民というカーストだったという事。この事はヒンズー教徒である限り抜け出せない事。そこで不可触民は仏教、イスラム教に改宗していった。宗教が違えばおのおの独立した国家を持ちたいと思うのだがそれを断食という手段で抑えていったガンジー。その様な戦略が破綻するのは目に見えてわかる。カースト制度を真正面から描かずにガンジーを描いていないという事であえて低い点数にした。ごめんなさい。  追記)改めて鑑賞した。 ヒンズー教ではカースト最高位のガンジーは南アフリカでは今まで経験した事の無い「有色人種」という事で差別を受ける。ここで「当時英国統治下のインドは独立しなければならないという決意を新たにしたのでは無いか?」と思った。当時インドはイスラム教とヒンズー教の2つの宗教が台頭している。英国からの独立という目的の為にはイスラム教徒とヒンズー教徒はスクラムを組むのであるが、実際に独立が具現化しようとしてきた寸前になると今までスクラムを組んできた両教徒が対立化する。両教徒で同じ国家を組むという事が相当イヤだったのだと思う。しかしガンジーは強行する。しかし、その辺は「自身が暗殺される」という事実でガンジーは神格化した。「その辺を頭に入れて鑑賞されたらよろしいのではないか?」と思った。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-10 06:03:23)
8.  椿三十郎(1962)
「ダメか?やっぱり」の最初の1言で一気に観客を別の世界に引きずり込んでしまう。これは脚本の力だ。最高傑作だと思う
[CS・衛星(字幕なし「原語」)] 10点(2020-01-13 16:11:12)
9.  大統領の陰謀 《ネタバレ》 
最後がバサッと途中で寸切りで「この後はみんな知ってるよね?だからココで終わり」的な映画。「起承転結」の「起承」で終わる映画。  無論ニクソンの辞任の経緯は、アメリカ国民ならみんな知っているし、今や全世界の人間すら知っている(かな?)。 しかしニクソンという人間の存在を知らない人間の時代(200年後位かな?)には見向きもされない映画になってるかもしれない。 でも「それでもイイゼ!」的な潔さがこの映画の良い所だと思う。  この時代のマスコミの採用基準が「高学歴で有名な大学の人間」しか採らない理由も判った。 多分ソレは「採用した人間の友人の中に政府機関・諜報機関・大手通信会社などの人間がいる」からだ。 この映画ではその個人的な関係から彼らは情報を入手したり確認したりしている。  最後に原題の「All the president's men」は英語圏の人間なら誰でも知っている「ハンプティ・ダンプティ」から引用しているのでご紹介しよう。  Humpty Dumpty Humpty Dumpty sat on a wall. Humpty Dumpty had a great fall. All the king's horses and all the king's men Couldn't put Humpty together again.  ズングリ・ムックリなハンプティ(?) ハンプティ・ダンプティ堀に座ってた ハンプティ・ダンプティもろに落っこちた 王の馬すべてと王の家来すべてをもってしても ハンプティを元に戻すのは無理だった  you tubeに有るよ!
[ビデオ(字幕)] 8点(2019-11-11 16:26:30)
10.  黒い牡牛 《ネタバレ》 
すべてネタバレですので、心して読んで下さい。  昔々のその又昔私が中学生の頃(2015年現在60歳デス)テレビで放映されていて後半で涙が止まらず今はもうこの世からいない父親から変な目で見られた記憶が未だに残る映画である。個人的には傑作だと思う。  スペインの闘牛用の牛の飼育を任された少年とその牛との物語。牛の飼育を任されて少年は一生懸命に牛を育てるがそれは闘牛用の牛の運命、成長してその牛は闘牛場に連れて行かれ闘牛士からナガ〜い剣で眉間を一突されて殺される運命である。その闘牛場に少年は連れて行かれ運命の時を待つ事になる。この設定はどうしてもおかしいのだがそれはあえてココには書かない。だって少年が自分の愛する牛が殺される現場に行きたいなんて思わないだろう?でもなぜかソコに少年はいるのである。見せ場は最後の場面、闘牛の戦いぶりに感激した観客が「インドールト(牛を殺すな)」と叫び始めるのである。ボクも知らなかったが観客がこの言葉を言い出して闘牛管理委員会?のお偉いさんが闘牛場にいて観客の意思が強いと判断した場合、牛は闘牛士から殺される事から免れるのである。九死に一生を得た牛が闘牛場にたたずむ。少年がたまらず塀を乗り越えて牛に向かって走り出す。興奮した牛は少年に向かって走り出す。何にも知らない観客は少年が牛に轢かれるのではと危惧するが牛は自分を育ててくれた主人である少年に甘える様にさえずる。牛と少年は闘牛場から歩き出しエンディング、涙、涙のエンディング、良かったです。  https://www.youtube.com/watch?v=KQ59PTyRB6M  今、冷静に観れば6点かな、観た45年前なら満点を付けてます。  2019年11月1日コメント リンクのYouTubeでは現在視聴不可になっております。
[地上波(吹替)] 6点(2019-11-02 03:59:18)
11.  ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 《ネタバレ》 
huluで観ました。ハリウッド版と違って「金がかかってないなあ」という印象がプンプンするが、出来の方はこっちが上だと思います。一番イイのはミカエル・ブルムクヴィストがちゃんとヘンリック・ヴァンゲルの依頼をちゃんと律儀に達成する事。ハリウッド版ではこの辺が中途半端「何コレ?」って印象で「このエンディングは無いよな?」って思ってました。 車はKIAだし、ミカエルは腹出てるし、リスベットが2回もレイプされる所は中だるみで、全て映像的にショボい。雪の降るシーンなどは本当に雪が降っている時にカメラを回しました的な感じ。片やハリウッド版の雪のシーンはきれいで「これはもしかしてCG?」って思ってしまいました。でも映像が如何に美しくてもストリー的に気に入らないのでボクはこっちの方が上だと思います。 最後に、彼女が人のパソコンに自由にイーサ・ケーブル経由で簡単にハックするシーンは「本当に可能なのかな?」と思った。イーサ通信の理論を知ってる人には通信はハック可能って事は論理的に判るんだけど「相手のパソコンがサーバー設定をしていないとそれから先は(相手のパソコンのHDDの内容を読むとか相手のディスプレイ画面をそのままハックするなんて)出来ないんじゃ無い?」って思います。まあいいけど、映画だし。  20190911追記) 久しぶりに両方を見直した。ミカエルの幼少時代にハリエットと会っている事、「疫病神」のパソコンオタクのお兄ちゃんのキャラ、リスベットがお金が必要な理由がちゃんと描かれている、という点もでハリウッド版よりコレの優れている事を追記します。
[地上波(字幕)] 6点(2019-09-11 17:01:12)
12.  ゴッドファーザー PART Ⅱ
この3部作は「マイケルは心底の悪人なのか?」それとも「心を偽って葛藤しながら悪人を演じているのか?」を観る者に判断させるという映画である。 このシリーズでは多分観る者の半分は彼は心底の悪人であると判断し、残り半分は彼は悪人を演じていると判断するであろう。それほどアル・パチーノの演技にはすごいと思う。 Part2は彼を心底の悪人と思わせる演出だが、Part3は一転して彼は心は善人で悪人を偽って演じているのだという演出である。 今まで単なる間マフィアの映画と思って評価していなかったが、ここに観る者を震撼させるものがあったのかと思った。 Part3は良い映画であるが凄みという点でこっちの方が優れていると思うのでこっちにコメントした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-02-15 01:13:32)(良:1票)
13.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
良い映画だと思うし自分の好みの映画である。ボクにはスタートからやられてしまった。「悪いヤツだ」と思って観ている人物が「実は良い人だった」という展開なので気持ちよく観ていられる。「自分の娘がレイプされ死んで、その寸前のやりとりが痛烈に自分に突き刺さるという経験をすれば誰だってああいう人間になるよな?」と思うし、アメリカ映画によくあるストレートな所が無くイギリス映画の良い所をスパイスとして加えました的な感じが非常に良かった。最後の思わせぶりな展開も「多分この男がこういう事をして監獄に入るのは」と思う主人公が「やっぱり止めよう」って切り出すのは容易に想像できるし、あえて描かなくて観客の想像に任せるところが良い感じ。「起承転結の結が無くて起承転で突き放し後は「あなた勝手に想像してね?でもどういう展開になるか分かるでしょ?」という感じが良い感じ。ホントは10点にしたいんだけどまだ1回目だし今後どういう感じになるか分からないからとりあえず8点スタートです。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-12-22 01:29:23)
14.  イヴ・サンローラン(2010)
イブ・サン・ローラン(以下「イブ」と称する)というよりもピエール・ベルジェの回想録的ドキュメンタリー。WOWOWで放映され観たのに魅了されDVDを入手した。前半はイブの事を回想し後半は膨大なコレクションをオークションで売却してしまうというその経過を追っている。前半はイブのドキュメンタリーとして観ても良いだろう(彼とイブは一心同体なのだから)。しかし疑問に思うのは「イブとの思い出のコレクションを全て売却してしまうピエール・ベルジュが何を思っているのか?」が知りたかった。だって「愛する人の愛したものをそう簡単に手放す事ができる?」と思わない?。でもDVDを何回も見直してその理由が解った様な気がした。点数ですがドキュメンタリー映画が好きなので10点献上します。ちなみにその傾向はありません、私には、  2017年7月5日) 評価1点マイナスした。  2017年8月1日) 思わせぶりな書き方をしていたのではっきり書きます。ピエール・ベルジェがコレクションを売却したのは、 1.「イブとの思い出が詰まっているモノを見るのがつらい」 2.「単にお金が欲しかっただけ」 3.「鬼集をリードしていたのはイブの方でピエール・ベルジェは引っ張られていただけ」 評価をもう1点マイナスした。
[DVD(字幕)] 8点(2018-08-02 02:19:59)
15.  幸せなひとりぼっち
さぞかし良い点数なんだろうと思いJT NEWSに来たら「この点数?」って、ちょっと不満。 最初は不機嫌なじいさん模様のオン・パレードでイヤな感じ。「でも、そのうち何か展開有るだろう?」と思って見ていると「案の定こういう展開ですか?」という定石のパターンを踏むので普段の自分なら点数悪いんだけどソーニヤの紅一点で超美人の笑顔で映画全体がぱっと好印象に変わってしまった。これはこの映画のずるい所だと思うし判っていても「ウマイ!」ってうなってしまう。 ソーニヤの墓石の前でオーヴェが心情を語るというのも脚本作成の定石パターンで上手い。 過去と現在があちこちで錯綜するが、そこがボクの好きな「黙秘」に似ているのも自分としては好みなので良い点あげたい。 でも「ソーニヤ以外の女性をイマイチなフェースにしてソーニヤの好印象を強調させ映画の印象も上げよう」という監督の意図がもろ見えなので2点減点。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-08-02 02:06:54)(良:1票)
16.  カルテット!人生のオペラハウス 《ネタバレ》 
名優ダスティン・ホフマンが監督してもこの程度か?「名優必ずしも名監督ならず」と思いました。「実はこの映画の脇役こそが本当は主役なんだ」という仕掛けが最後のエンドルールで初めて判る。で、2回目に見るのが実は本当に楽しい映画。主役の茶番劇と脇役の名演奏でこの点数かな?
[地上波(字幕)] 5点(2017-08-31 11:36:16)
17.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
悲しい映画。「七人の侍(六人ですが)」が全員死んでしまうという結末に最後は涙が出た(姫がいるから「隠し砦の三悪人(六人ですが)」かな?)。この辺は黒澤明のオマージュなんだろうか?でもこの構成と展開は「面白い脚本を!」って考えると必然的にこういう風になってしまうみたいだね?だから「真似」とか「パクリ」なんて野暮な事は言わない。最後のエンドロールクレジットに「脚本・トニー・ギルロイ」の名前がクレジットされているのを見てこの感じを納得した。ボクの大好きな「黙秘」の脚本を書いている人ではないですか?。この面白さはトニー・ギルロイの才能によるものです。監督ではありません。最後にベイズとチアルートのコンビは最高でした。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-06-16 19:12:40)
18.  プレミアム・ラッシュ 《ネタバレ》 
自転車(一応スポーツタイプ)に乗る人間なので大変面白く爽快だと思う。でも「けど、なあ、」的な印象。しかし「単純に面白い」という意味で8点献上します(後述理由で「9点献上」に変更します)。ソコまで自転車でハチャメチャやっていいの?コレが日本で公開されないでDVD発売だった理由が分かる。警察をコケにするストーリーなんだけど相手の警部(1人だけです!)も相当ワルなのでストーリーが成り立ってるけどねえ。蛇頭の幹部の領収書のサインが笑える。コレが今の中国の現状かは不明ですが真実味はあります。「アメリカの警察にはこんな自転車専門の取締部隊が有りますよ!。コレ観て日本も参考にしてはいかが?」って日本の公安委員会に言いたくなりました。 2017年4月8日追記) 印象に残ったシーンは日本じゃ禁止なんだけど固定ギア・ノーブレーキピストで自動車のドリフトみたいにスライドしながら止まるシーンはカッコ良い。自分じゃ絶対無理だけど、このシーンで1点UPします。 2017年4月30日追記) GW中でヒマなので再度じっくり見てます。悪役の乗っている車が日本製なのは仕方ないとして、観客と主人公の共有する情報が同時進行というのが良い。最初不正送金を疑っていたワイリーがニマに問いただすシーンの後「そういうことなのか!」と観客も合点がいった後、ワイリーの仲間のバネッサもソレを知るという感じで、観客も一緒に自転車に乗っているラジの店の仲間の様な気分になってくるのが良い。
[地上波(字幕)] 9点(2017-04-30 14:14:41)
19.  インターステラー 《ネタバレ》 
「2001年宇宙の旅」の「続編」とか「オマージュ」とか色々作られたけど一番マシなモノだと思います。後半はモロそういう感じがして「あんたのキューブリックのあの映画の解釈ってコウだったのね?」と(決してケナしているのでは無く褒めているのですが)、「1968年にあの映画が作られて(2015年の)47年経ってやっとこういう映画が出てきたのか、」と思う。でも空しいなあ「キューブリックの真似事映画でやっとマシなのが!」ってね。私はあの映画の大ファンなのでこういう評価なんだけど判らない人には評価低いでしょうネ。最後に土星がああいう感じになっているなんて信じられません。最後に相対性理論は古い理論で今はニールス・ボーアの方の理論の方が主論なので「ちょっと古いね」って突っ込んでおこう(*^^)v
[地上波(吹替)] 8点(2017-04-08 06:49:12)
20.  シークレット ウインドウ 《ネタバレ》 
「犯人は二重人格の私でした」というとてもつまらないオチ。「スティーブン・キングの映画化には傑作も駄作もある」という見事な例。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2017-04-07 18:09:28)
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