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カーヴさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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181.  落下の王国
こりゃ凄い。オープニングのモノクロスローからグッとくる。ストーリは食い足りないが映像は一見の価値有り。 この監督、頭の中には美しく幻想的な画しか無いんじゃなかろうか、だから空想パートの驚愕映像はストーリーにピタリとはまるが、現実パートにある美しい映像がストーリーにはまらない。観ているうちに現実部と空想部の切替がウザくなってくる、空想部をずっと観ていたいのに~ここで現実に戻るかオイ。という気持ちが後半やたら多い。 それでも、あれだけの画は記憶に残る、映画は総合的な芸術だとは思うが、これだけ映像美に特化されると恐れ入る。 誰かこの監督に素晴らしい脚本と資金を提供してください、次は絶対映画館で観ます。
[DVD(字幕)] 6点(2010-05-13 10:15:48)(良:1票)
182.  罪とか罰とか
俯瞰の画の記憶が全く無い映画、ばらまいたエピソードが終結していく様は、基本的につまらなくないのだが、この映画の場合、結構しょぼい。金の使い所が違う気がする、そこそこの役者が出ている割には、警察署内の文化祭のようなセットにはガッカリ、狙いが解らない、コメディとはいえもう少し繊細な演出が必要なんじゃない。 観終わるといろいろ不満があるが、観ている間は意外と楽しかったので次に期待。
[DVD(邦画)] 5点(2010-05-08 17:19:28)
183.  秋深き
まず一番に言える事は、全然秋が深くない。 前半、一緒になる所までのテンポと発病後のテンポが違いすぎて困惑。ここ一番の演出が非常にベタ。もっと笑って泣ける話に出来たのでは? 芸達者な八嶋智人と佐藤浩市に自由に演技してもらって演出が無い感じ、監督のこだわりは飛行機の飛ぶ背景の色合いぐらいじゃない、室内のシーンが暗すぎるのもいかがなものか。実は両親に丁寧な手紙が逐一届いていたという部分はホロリとさせるが、それだけって感じ。 器用な役者を揃えたので、あっと言う間に撮影が終了して拍子抜けの雰囲気が画面から溢れている。駄作ではないが凡作。
[DVD(邦画)] 4点(2010-05-04 11:51:21)
184.  ミッション・トゥ・マーズ
ロードショーで観たがこのたびDVDで再見。 意外と低評価だが、私は全然大丈夫、デ・パルマそつなくこなしてる、しかしそこが不満に思われる所か。 オープニングのどえらい長回し(無駄に長い気もするが)から、1次隊の悲劇、そして2次隊の宇宙船映像とかなり渋い。 ラストに既視感はあるが、あれだけ具体的に映像化されたものは観て無い気がするのでOK、妻との思い出により彼が選んだ選択も違和感が無く、仲間がやさしく見送ったのも良い、宇宙人の造形も説明のためのキャラクター(東京電力のでんこちゃんのように)だと考えれば有りだと思うし、スパッと終わるのも面白い。 デ・パルマらしくないのが不思議だが、映画の評価には関係無し。良質のSFだと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-30 09:50:28)(良:1票)
185.  ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない
これを観るとやっぱり「キサラギ」は脚本が良かったんだなぁ~と思う。 結構、演出が普通だった。タイトルと前半部で、後半どれだけヒドイ目に遭わされるのかドキドキしていたのに、あれじゃあ肩透かしだろう、泣くに泣けず、笑うに笑えずといった所。 エンドロールに庄司智春の名があり「どこに出てたっけなぁ~」思っていたら。その後の件は面白かった「ソルジャーゲット!」って、こいつがブラック、悪の権化だろう。いや待てよ、あの物腰でどんな方法だろうと結果的に短納期で会社として仕事を終わらせているすごい能力の持ち主か・・・ここから映画が始まってもいいぐらい。
[DVD(邦画)] 5点(2010-04-29 16:08:03)
186.  鴨川ホルモー
うーむ。ちょっとコメントに困る作品。 切り口や設定などは、そんなに嫌いじゃないし、役者も頑張っている、細部も面白いものがあり観ている間辛くも無いが・・・映画としてしょぼい。 オニ出現後は、もっとぶっ飛んでもらいたかった。各部がそれぞれ甘く、グイグイ引っ張るものが無いので、どこか冷めたまま観終わってしまうのが残念。CG部分以外は普通のTVドラマだった。 しかしこの企画を映画までもっていった事は評価できる、そのうち面白いものが観れそうだ。 評価は普通だがそんなに悪く言いたくない作品、大木凡人ヘアーのままメガネをはずした栗山千明はすごく可愛かったしね。 
[DVD(邦画)] 5点(2010-04-29 15:37:46)
187.  空気人形
これはファンタジーなのだ!と思い、割り切って観る、しかしすぐ話に引き込まれる。フッとありえないだろー的なシーンで我に返り、ファンタジーだと思い直し観るが、またすぐ話に引き込まれる。これの繰り返しが数回。話に引き込むのはペ・ドゥナの表情、我に返すのは周りの人間のエピソードとしょぼいCG、この構成が故意かどうかは解らないが、この緩急が「心」というテーマの軸をブラさずに続くので。後味は悪くない、そして何度もいろんなシーンを思い出す。 病んだ世界にポン!と放り出された、何かと対話するための生まれた特定の能力を持つ少女、心の部分には何も書き付けられていない、そこに人間との接触を通していろいろなものを書き付けていく、そこに書かれたものは愛なのか、悲しみなのか。そういう時にいやなものを書き付けないような人間になりたいものだ。これはアニメ「エウレカセブン」の1部分に良く似ている。 周期的に何度も観てみたい作品、気に入りました。
[DVD(邦画)] 8点(2010-04-22 10:39:29)
188.  第9地区
事前に聞こえてきた情報による、アパルトヘイトなどへのメッセージ色が濃いと「めんどくせーな~」などと多少構えて鑑賞したが、大丈夫。根底にあることは解っているが、結構エンターテイメントに徹している部分が多く普通に楽しめる。アイデアと重要な部分のみに絞った金のかけ方で構築した監督の手腕に感服。 惜しむらくは劇中TVインタビュー映像と現場ドキュメンタリー風映像そして映画としての映像にもう少し明瞭な違いを出してもらうとメリハリがついたのになぁ~とか、音楽がワンパターンで凡庸だとか、ラストには言及しないが、3年と聞いた瞬間にヤツを殴り倒しちゃう所など、もう少し頑張ってほしかった。 それでも、一見の価値のある非常に面白い映画です。どれだけ目を見開いて一生懸命観てたのか、観終わった後、まぶたが痙攣してたよ俺。
[映画館(字幕)] 7点(2010-04-21 10:00:37)(良:1票)
189.  刑事物語
今、観ると。ベタで、古く、話も無理があるけど。懐かしさ込みでまぁ楽しめます。 武田鉄也の抑え気味の演技にも好感が持てるし、主演の女優さんも頑張ってます。夜汽車での移動なんて、風情があっていいなぁ、映画の中で使うと移動している感じと時間や心境の変化が実感しやすいな、最近の映画ではあまり見ない光景。 展開にツッコミ所は多いが、やさしく見守りたい映画です。
[DVD(邦画)] 5点(2010-04-01 10:04:21)
190.  悪夢のエレベーター
堀部圭亮(竜泉)初監督作品。正直いってここまでヤルとは思っていなかった。 芸人の監督作品としては郡を抜いているのでは?いたって真面目に観ればツッコミ所が多い、途中フッとした所での中だるみや、シーンの順番合ってる?と思わせるカットなど。でも進んで行くうちに計画通りなのかも?「もしかして俺もハメられてる?」と思わせ見せ切ってしまう脚本の力も大きい、そして特筆すべき佐津川愛美の取り扱い、お見事! 公開時、気にはなっていたが上映館が近くに無く断念、応援を込めて観に行けばよかった。客が入らないと次が厳しいけど、頑張ってほしい。 内容には言及しません、ネタバレしたら全く魅力の無い映画なので。 
[DVD(邦画)] 6点(2010-03-25 11:51:55)
191.  GONIN 《ネタバレ》 
シビレル・・・ものすごく好きな映画。 それぞれのキャラが立っている、掘り起こせばグダグダになるところだが。 佐藤浩市の上目使い、竹中直人のハイテンション、本木雅弘のキレ、根津甚八の静、椎名桔平の金髪。そして永島敏行のメガネ、鶴見辰吾の首の角度、さらにビートたけしの片目、木村一八の「兄ィ~」、他にもディスコで拳銃撃っちゃうヤクザや、事務所の門番してるヤクザ、室田日出男の立ち姿、室田に付いているヤクザの風貌(メガネの人)、永島暎子の足の引きずり、などなど・・・石井映画に不可欠なナミの横山めぐみだけがちょっと変だけど、これだけで普通3時間越えちゃいそう、それが、登場してちょっと動いたりしゃべったりするだけでどんなヤツか解っちゃう、この凄さ。 オープニングクレジット文字のひしゃげ具合、エンドクレジットの縦書き文字が縦に流れる所、鋭い台詞の数々(特にたけしが銃やチャカじゃなく「てっぽう」と言うところに寒気がする)、ためらい無く引き金を引く人々、などなど・・・ 設定はバッティングセンターからディスコまでの移動でほぼ理解できる。 バブルで狂った日本が燃え尽き、さらにくすぶっていた火もパッと光って消えうせる瞬間が映像化されている、そして誰もいなくなった。 なんだか言いたい事がうまく書けないが、とにかく私には満点の映画です。
[DVD(邦画)] 9点(2010-03-24 10:42:48)(良:2票)
192.  東のエデン 劇場版 II Paradise Lost
この作品までは本当に面白かった。 ものすごーく残念、観終わって、広げた風呂敷の広さに愕然とした。私は気付けなかったが(なんとかしてくれると思っていた)前作の段階でこりゃ収拾付かないぞ(期待のほうが大きかった)と思うべきだったのだろうか? 時代の空気に戦いを挑んだ。という大テーマに対しあれは無いんじゃない。今思うと映画版2本で解決できる内容じゃなかった、TVシリーズであと1クールは必要だったようだ。 この作品についてはこのあとグダグダやってもしょうがない、次の作品に期待。
[映画館(邦画)] 6点(2010-03-23 11:05:11)
193.  アキレスと亀
「HANA-BI」以降ずーっと裏切られ続けているけど、監督曰く「これで区切りを付けた!」本当にそうあってほしい。 「ソナチネ」までの鋭さ、安易に手を出せば血だらけになるような緊張感はもうなくなり、はや17年その間実験的にギャグ、自分懐古、イメージの固定、商業主義、自主映画。よくもまあ定期的に作品を発表できたものだ、それも監督の実力のなせる業なのだが、もう吹っ切れただろう、そろそろ自分の好きなように映画を撮ってください。 私が知ってる北野武はこんなもんじゃない、あらゆる面で優れた人だ。無事に行けばあと30本ぐらいは映画を撮り続け偉大な監督になる。そうなった時、この時期の映画をなんとか時代と名付けて懐かしむことだろう。 映画の評価は松本人志作品と同様、次!次!ダメならまた次!といくらでも甘くみます。
[DVD(邦画)] 5点(2010-03-23 10:22:41)
194.  ルパン三世 カリオストロの城
何度観たかわからない。日本アニメ映画の宝だと思う、いろんな良いものが詰まった宝箱か。話、音楽、間、アクションどれも完璧。画と音がシンクロする所などもうたまらん。良い映画とはレビューがこんなにも駄文になるものかと・・・
[DVD(邦画)] 9点(2010-03-22 16:54:18)(良:1票)
195.  ぐるりのこと。
良い映画だ。 一応の設定と結論、いろんな材料をバラバラと提供したので。あとは観る人が自由に考え好きなところを持ち帰ってください。という作り。 自分は。かなりいい加減な夫が仕事を通じ、いい加減さを残しつつ男らしくなるところ、きっちりしていた妻がきっちりいかなくなり壊れていくが、時間と夫に癒され立ち直っていくところに感動し、たまに発する台詞にドキッとさせられ、脇役の役者陣に敬意を表し、チョイ役の役者にも驚いた、結構スキ無く作ってあるので、飽きずにどっぷり映画に浸れる。 日本映画としてこのテの映画の、ある程度の到達点に達していると思う。
[DVD(邦画)] 7点(2010-03-22 16:24:16)
196.  あんにょん由美香
私の知らない映画の世界・・・エロ映画。 しかしそこにもちゃんと監督がいてカメラマンがいる、女優がいて男優がいる、脚本もあり編集もされて知らないどこかの映画館で上映されたりビデオやDVDになったりしているのだ。 普通の映画より全ての規模が小さくなっているだけで、その都度、製作の目的や思いがあるということを全く知らずに生きてきた自分を少し恥じた。大昔キネ旬のランキングで興味を覚えて観た相米監督の「ラブホテル」というのがあったが、若かったしあまり覚えていない。今回もキネ旬のランキング(12位)であまり気にせず観てみたが、年齢を重ねた今、新たな思いが伝わった。 メインはエロでも、金は少なくても物語を紡ごうとあえぐ知らない監督達、そりゃ出演女優に惚れたり、贔屓にもするだろう。彼らのエリアで製作されるものの中に光を放つものもあるようだ。この映画を観た後ネットでいろいろ調べたがいくつか評価の高いものも見受けられた、機会があればチャレンジしてみたい。 長々と書いたがこの映画を観てこんなことばかり考えた、映画は林由美香という女優を追うドキュメンタリーだが、私には違う所が響いたようだ。
[DVD(邦画)] 5点(2010-03-16 10:52:35)
197.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
以前に何度か見たが、ちゃんと観たのは今回が始めてかも。 タイトルが出るまで90分、夢オチだけどスケールが違う、話は非常に好みだ。多くの押井作品を経験してから観てみると、不条理や街の無機質感、俯瞰の映像など唸るものがある、映画を観たなぁ~と思わせる作品。 惜しむらくは2010現在と比べると画質が格段に悪い、DVD化する時にもうちょっと何とかならなかったのか非常に残念。
[DVD(邦画)] 6点(2010-03-11 10:26:54)
198.  レスラー
背中を追う追う、重い空気感の画質の中でドキュメンタリーのように話は進む。 ショーシャンクやベトナム帰りの映画と同じように、社会に適応しにくい男の哀愁はこれでもかと、むせ返るほどに漂う、映画はミッキー・ロークとマリサ・トメイの演技力に支えられ記憶に残るものになった。 私自身はプロレスというものに昔から全く興味が無かったが、一度脚光を浴びた不器用な男のドラマとしては良くできてる、時間が長くないのもいい。
[DVD(字幕)] 6点(2010-03-11 09:56:01)
199.  東のエデン 劇場版 I The King of Eden
TVシリーズ時に完全にハマった、これは相当面白いと思う。 総集編でみっちょんがグサグサコメントしてた、昭和の負の遺産を平成がどう対処していくのか。上がりを決めた大人達への問題提起もしくは革命。 もうバブルの来ない現代の若者達、国力の落ちていくこの日本をどうする?過去の悪しき伝統を抱えながら社会に立ち向かう姿に感銘。(まだラストが見えないので現在の感想だが) タイトル登録までに時間がかかるのを見て、そんなにマイナーなのかと凹んだが、やっとレビューを書けるわけで多くの人に知ってもらいたい作品です。 残念ながらこの映画に限ってはTVシリーズを見ていないと理解不能だと思う。なにしろ完全な続き物なので、DVD等で観てから映画版をどうぞ・・・面白いよ。 そしてレビューが増えることを切に望みます、あなたが救世主たらん事を。
[映画館(邦画)] 6点(2010-03-08 10:29:30)
200.  マルサの女2
昔、映画館、このたび再鑑賞。 当時伊丹十三がテーマにしていた人間の欲に対する映像表現が枯れて行く様子がはっきり見える「お葬式」「タンポポ」「マルサの女」と立て続けに食、性、金欲のありようをテンポ良く描いてきたが、ここに来て著しくスローダウン(これ以降の作品を観ていないので大きな事は言えないが)映画という物に押しつぶされているかのようだ。 映画ならではのエグさが売りだったと思うがこの作品では、手荷物係オヤジの顔アザとソープの金運び女の足の不自由さぐらいしか印象に残らない。ストーリーに不満は全く無いがエンターテイメントにこだわりすぎたのかもしれない、役者の演技力に頼りすぎ監督の持ち味が薄れたのは残念だ。 それでも2010年現在、これだけのテンポでぐいぐい引っ張って見せる邦画にほとんどお目にかかれない、偉大な才能の損失です。
[DVD(邦画)] 6点(2010-03-08 09:55:08)
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