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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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181.  トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 
新しい愉快なおもちゃが増えて楽しい。 CGのレベルは相変わらず高くてビックリした。 (おもちゃにとっての)恐怖の牢獄アルカトラズ幼稚園の モンスターパニックのような地獄絵図描写が恐ろしい。  人を操作するピンクベアの存在が怖すぎる。 このピンクベアの存在を見たとき、 このおもちゃの世界は人間の世界の縮図だと感じた。 権力と偽善の怪物はあまりにも邪悪だった。しかしピンクベアの過去を知った時、 どれだけ邪悪でも悲しみに共感してしまう。  おもちゃの世界にも洗脳や尋問のような場面があってこれが何とも恐ろしい。 1作目の人体実験のサイコホラーな演出の時に感じた恐怖に似てるのかも。 牢屋の鉄格子の金属音はあまりにも暗く重い。 大きい赤ちゃんはフランケンシュタインの怪物だ。 赤ちゃんフェイスは相変わらずホラー色だ。  ま個人的な話、バービーはもっとビッチだと思ってたけどさ。 全体的にカラフルで楽しくハートフルな感動作。泣ける。 トイストーリーを子供のころから見てた自分としては少し寂しい余韻に包まれる。 この映画はCGだからだろうか?マジックの文字が日本語で書かれていたりする配慮がうれしい。 これは日本版トイストーリー3? するとトトロ人形は日本版トイストーリー3限定の配慮か?と思った。 
[地上波(吹替)] 8点(2012-07-08 23:43:06)
182.  ヘル・レイザー 《ネタバレ》 
素晴らしすぎる恐怖演出。素晴らしすぎるグロ表現。 手作り感あふれる生々しいスプラッタ場面。 このヘルレイザーがホラー映画の名作であることは見てすぐ分かった。 正直ドラマは面白くないので途中で期待は落ち込んでましたが。 パズルボックスが生み出すSF的な表現が素晴らしい。 そこから発せられる光の表現にも味がある。 異次元をこれほど見事に描いたホラーはあまり無いです。 地獄の光景をここまで感じさせる映画もまず無いです。 不安を掻き立てる不条理なアイディアも神がかりに芸術的。 これはアートと呼べるホラー。 全く新たな新境地で恐怖演出を成功させた名作。 それは全く恐怖を他のホラー映画に依存していない独自の恐怖表現で完成され、 ホラー映画の中でも自立度が高く、そのオリジナリティーあふれる恐怖世界観には強みがある。 あの名作漫画ベルセルクの世界観にも多大な影響を与えた。 ファンタズムと並ぶ異次元の恐怖の傑作。 (※注意:蛆とゴキ虫が苦手な人は気をつけましょう) (DVD化されるのが遅過ぎたため一点マイナス) (追加:昨日レンタル店にヘルレイザーの続編「ワールドオブペイン」と「ヘルワールド」のレンタルアップDVDが500円で売ってたので買ってきてしまった。見るのがとても楽しみです) 
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-22 23:27:41)(良:1票)
183.  裸の銃を持つ男 《ネタバレ》 
コメディタッチで最高!笑える。面白い!
[DVD(吹替)] 8点(2012-06-18 23:52:02)
184.  ゴッドファーザー PART Ⅲ 《ネタバレ》 
(2008年に鑑賞)裏社会をとても見事に冷静に描いた作品。 そして相変わらずファーザーは家族を子を大切にする。  パーティーの場面はこのシリーズのどの作品でもありますが、 何故か子供が印象に残る。  複雑な社会の構造を描いた作品は僕には難しくもありますが、 その重みを感じることが出来る。  落ち着いた静寂感があり、ゆっくりと話が進むところに重厚感がある。 それがなんか渋い。  “1”と“2”とは少し異質な感じがしますが悪くないです。 一瞬の穏やかな風景が心に残る。 サングラスにも物語がある。 とても壮大な物語の終わりを目の当たりにした時、大きな感動を覚える。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-05-29 00:30:46)
185.  モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル 《ネタバレ》 
(2011年の映画メモをもとに) これがモンティパイソンですか。 なんだか面白いですけどかなり変でした。 テリー・ギリアム監督の原型がこういうところにあるんだな~と、なんとなく納得。 ギャグがハイセンスなのかナンセンスなのか良く分かりませんが、 とても面白いです。 病み付きになりそうな感じかもしれません。 初めてのモンティパイソンですが、未だによく分からないので さらにモンティパイソンシリーズを観賞したくなりました。 独特な感じです。  これを中世ファンタジー映画?としてみると、非常に本格的な雰囲気と それを盛り上げる壮大な音楽がかなり素晴らしいのですが、 それらのほとんどが信用できないというか、皮肉の効果だとすると受け取り方に困ります。 歴史映画のリアルな土臭さや、ファンタジー映画の神秘的な美しさを高いレベルで偽装演出することは監督お得意の騙しであるのかも。そこから観客の心をブッ飛ばせる 手法が既に職人レベルに達しているのかもしれません。  ファンタジー映画で血を見てドキッとする作品はあまりないです。 これこそテリーギリアムの得意とする手法に思えます。
[DVD(字幕)] 8点(2012-05-20 01:36:01)
186.  ワイルド・アット・ハート 《ネタバレ》 
リンチのワイルドなラブストーリーでした。 でもそこはデイビッド・リンチ監督の作品なので、普通ということはありません。 彼の作品の中でブッ飛び方が一番に凄いとは思しませんが、 リンチ監督ならではの異様な雰囲気が随所に漂っています。 非常に神秘的な体験をしたような不思議さは、デイビッドリンチ監督作品ならでは。 この作品ではなんだか炎が利いてます。 いろいろな意味がありそうなんですが、あの炎は何だか男の心を熱くさせる効果も数パーセントはありそうです。 変な人が沢山出てくるのもまたリンチ監督らしい。 裏側の世界で謎の人たちが繋がり、大きな闇がありそうです。 謎が残ります。 謎解きは苦手なんですが、快感です。 変さがやっぱ強烈です。 残酷なグロ描写に光るものがあります。 一瞬驚かされるように衝撃的です。 ラブストーリーとしてもやっぱ変です。 音楽はツインピークス風に渋く決まっているシーンもあれば、ロストハイウェイなどのように音楽で奇抜な演出をするものもあって面白いです。 メタルみたいのもありましたがこれがまた効果的。 リンチ監督は他の監督ならば到底描かないであろう所まで描き出し、観客に何か気づかせます。 この映画でニコラスケイジがとてもセクシーであることに気が付きました。 女優ローラダーンさんは他のリンチ作品にも出てましたが、 まだ何年か前は「変な表情だな」と受け付けない感じでしたが、今では映画の中で最もセクシーな女性の一人かもしれません。 いろいろ不思議体験な映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2012-05-19 01:25:39)
187.  ロード・トゥ・パーディション 《ネタバレ》 
芸術的なまでに美しい映像と音楽で描かれるマフィアの世界。 ファミリーの大きさもありますが、そこから逃れられない恐ろしさもあります。 比較的にダークで寒い映像は心の表れでしょうか。 父子愛がしっかりと描かれ、父親の偉大さと苦悩が見えてきます。 子供も素晴らしく、父親の背中を見つめます。 それとはまた別にマフィアのファーザーの存在はとても大きいです。 こちらの場合、どうしようもねえお節介の馬鹿息子を持つ父親は大変だなぁ、といった感じでした。 家族というより父と子を描いている映画でしょうか。 そこで考えさせられる絆があります。 落ち着いた描写がなんとも美しいです。 トムハンクスといったら、不器用でとぼけたキャラが面白い印象がありましたが、この映画ではそんな彼のイメージとは違った険しさがあります。 でも息子に接する愛情の不器用さが表れているみたいで良かったです。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-05-17 23:34:08)
188.  イヴの総て 《ネタバレ》 
(2009年の映画メモをもとに) 僕は容量が悪い人間だ。 だからイヴみたいに容量のいい人間を見ているとなんだかイライラしてくるな。 イヴの表情を見ているとなぜかイライラしてくる。 たぶんイヴは頭が良くて気が利くけど、大キライです。 誰からも良く思われるようにして自分だけ伸し上ろうと考える人は嫌いです。 ズルい手段を使うから。 調子のいい弁解の女王イヴに終始イライラ。 主演イヴ役はここまでに厭らしい役を見事に演じられております。 でも実際にそうしないと生きていけない世界があります。  マーゴなんて気の毒でみていられません。 イヴですが、まあでも自分がやったのと同じように相手にもやられるんでしょーね。 相手を蹴落として頂点に立ったと思ったら、今度は同じふうに蹴落とされて座を奪われて転げ落ちるのがオチですって。 またズルい手段で頂点を勝ち取っても、その地位は急所をつかれると案外モロいのかもしれないとこの作品は教えてくれているようです。 イヴが弱点をつかれて、あまりにもモロく崩れ落ちたのを見てそう思いました。 美貌の悪人が弱点を突かれるほどおもしろいのはありません。 「人を利用する人間」は「人を利用する人間」としか結びつかない。 似た人間同士が結びつくのだから。 イヴ=悪役という見方が正しいのか知りませんが。 マーゴの大女優ぶりが見事でした。  
[DVD(吹替)] 8点(2012-04-13 01:08:49)
189.  地獄の黙示録 《ネタバレ》 
この映画には部分的にちょっとドラッグをやっているような感じがある。 見ていてそんな感覚を覚える。 そこが心地よい。 少し感覚的なところがあるかも。 暗闇に浮かび上がる電飾は非常に幻想的であり、それは正しくドラッグをやっているみたいであり、あるいは子供の目線で見た遊園地のような光景かも。 そういったところが非常に幻想的で美しいと感じる。 「タクシードライバー」と少しだけ似たところがある、ような気もする。 牛殺しが強烈過ぎて、もう一方の肝心なところが目に入らなかった。 やはりリアルな「死」というのは絶大であり、カーツ大佐の作り物の死は、本物の牛の死のインパクトと迫力には敵わない。 牛の悲しい目に死ぬ瞬間があり、非常に残酷で可哀想って思いましたが、そんなのは甘っちょろいんでしょうね。 「牛がかわいそう」とかぬかす自分は「平和な奴だ」とでもいわれそうですが、まぁそんな感じですよ。 戦争とは「死」であり、その「本物の死」を人間の体を張って見せるワケにはいかないので、牛を使って「本物の死」を示したんですかね。 「本物の死」だけは映画で再現できない。いくらリアルといわれる映画でも。 (映画に死があるとすれば、マッドマックス1くらいなもんだ) その暗さに目を背けたくもあるが、見入ってしまう自分も確実にいる。  全く映画というものは、その中でたくさんの人が死んでいるのに、実は何も死んでいない場合がある。 ドアーズの曲がこの作品の幻想性をまた高めていたかもしれない。 超サイケ。 しかしあの島の異様過ぎる雰囲気は忘れがたいものがある。  結局、僕はこの作品の幻想性とかそういう方向にばかり目が行ってしまい、肝心の戦争映画としての評価がまともに出来ない。 ただ非常にカッコいいと感じる。
[DVD(字幕)] 8点(2012-04-13 00:45:47)
190.  サンタ・サングレ/聖なる血 《ネタバレ》 
サーカスの映画とはどうしてこうも不思議な哀愁がただようのでしょうか。 この作品はホドロフスキーの映画としてはカルト臭は薄くなったと思いますが、 独特の哀愁が見事です。 サーカス内に漂うシュールな哀愁もそうですが、物語の哀愁が素晴らしいです。 この哀愁はずっと心に残ります。 この哀愁とまた遭遇したくなります。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-23 02:53:46)
191.  小さな悪の華 《ネタバレ》 
少女映画の名作の一つなんだとか。 少女映画特有の独特な雰囲気を漂わす作品。 なにか神秘的な美しい光景を見た印象と同時にゾッとする恐ろしい怪物を見たトラウマ的な感じも残ります。  とても甘美的な夢のような心地良さですが、夢が覚めて気づくと チ○ポがなくなっていた、みたいな感じです。  少女の背徳行為は残酷で恐ろしいけど天使のように甘美だ。 可憐な少女の戯れに悪魔が一瞬だけ顔をのぞかす。  誘惑する「悪」をまるで天使が舞うように描いた映画はなかなかない。 「悪の華」というタイトル通り この映画は「悪」の部分を強く感じる。 「悪」です。 なんだか男たちが可哀想になってきます。イ○ポにならなかった人が全くいないとも限らないこの映画は上映禁止になるだけの作品です。、、、、、 しかしこの映画の放つ美しさは独特のもの。 悪に染まりながらも、少女の内から放たれる激しいものを感じる。 魂は悪に染まりながらも、小慣れていないイノセンスなところがある。 アンヌとロールはお互いに激しく恋し合っていた、、、だがアンヌたちは悪魔に恋していたのだと思えた(恋した対象が悪魔であるが故に、残酷で退廃的でエロスなのだ)。 悪魔に対する少女二人の恋心がまるで初恋のように純粋だった。 それだけ悪魔の力が強い。 少女の行き場の無い艶かしさと肉体の若い美しさが魔力を帯び(その肉体の美しさと引き換えに悪魔の力を借り)反道徳行為や悲劇をもたらしたのか? あまりにも激しい恋心は退廃的で情熱的に燃え尽きてしまい、その勢いが美しい。  妖しい音楽の美しさも余韻を残します。それが観る者を妖しい世界に誘う。  僕はこの作品を、技巧的に優れているとは言いません。しかし何かもっと精神的な部分で破滅的に美しいと感じました。  少女の帯びる神秘と背徳とエロスがねっとりと心に絡みつきます。  いけない映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-09 23:16:22)
192.  ひなぎく 《ネタバレ》 
チェコはヤバい国であると思えます。 この映画はどんな映画でしょうか? 生きるとはどういうことだろうか。 生きるとは楽しいことを求めなければならない。 生きるとは自由でなければならない。 そんな自由論みたいな感じもしてくる奇妙な映画でした。 ただパッケージにも書いてあったと思いますが、 これを見るとだいぶ元気になりますね。 自由を教えられるというか、 自由であることを見せられるというか・・・ 自由みたいなものを得られます。 そんな大儀なことじゃないのでしょうけど。 色もメチャクチャ、やることもメチャクチャ、表現も凄い、、、 軸を超えてそんなメチャクチャのことを当時にやるエネルギーの凄さ。 かなりパンクな感じです。 けっこう自堕落な感じなので、最後は破滅の方向に向かうのですが、 そこに至るまでがとてもいい感じです。 また後味もなかなか良いです。 ヤバかったです。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-09 22:31:56)
193.  狼の血族 《ネタバレ》 
 開始数秒でゴシックロマンの雰囲気に包まれる神秘の少女ファンタジー映画です。 “少年のファンタジー”と比べ “少女のファンタジー”はダークでグロく不条理なシュールな雰囲気に包まれます。 この狼の血族もシュールでグロイです。 そのグロさといったら、スプラッタホラーを連想します。 またファンタジーの中に凄く生々しい表現があるので、 昔の童話にある本来の残酷さやエロスは独自の解釈で映画の中に蘇ってます。 様々な寓意が見られ、それがまた奇妙でした。 映像はいかにも昔のファンタジー映画といった感じがして神秘的です。  赤頭巾ちゃんのお父さんの役はなかなか好きな俳優だった。 首がミルクに落ちるシーンは素晴らしいです。 ただ、落ちた首が蝋といえば仕方ないのですが、 ミルクをはじく質感があまり心地よくないです。 狼は狼でとても官能的でロマンチックな感じもします。 少女はとても可憐です。それと毒々しいファンタジーがとても幻想的に感じる不思議な映画でした。最後はファンタジーの持つ毒性を描いているようで恐ろしいです。 よく分からない感じでしたが、なかなか色濃い作品ですね。 夢から覚めない感じがなんとも恐ろしいです。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-09 22:21:51)
194.  オペラの怪人(1925) 《ネタバレ》 
(2008年映画メモをもとに) ファントムが非常に不気味です。 ロマンチックな話だと思ってましたが、 この怪人の存在は非常にアンダーグラウンドです。 幻想的ですが非常に暗く、怪物もしっかりと醜い。 ピアノを演奏する場面は狂っている。 仮面は隠された顔の不気味さをより増してます。 役者は怪物としての振る舞いがしっかりとしています。 威厳と迫力に満ちた仕草が怪物のプライドの高さを表します。 地下はダークです。 ただし美しさと幻想もしっかりとあります。 話の面白さよりも幻想性が高いです。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 02:11:56)
195.  大アマゾンの半魚人 《ネタバレ》 
(2008年映画メモをもとに) 魚系のホラーっていうのは生物的に不気味です。 それとは裏腹に 考古学ロマンがあります。探検の場面でワクワク。ジャングルの奥地、、、 もう男の本能である冒険心を自分の中にも発見します。 どうやら「インディージョーンズ」「ジョーズ」の原点となったSFホラーの名作らしいですが、そんな雰囲気はあります。  ライトに照らし出された怪物のオドロオドロしい姿。 ぬいぐるみを着ただけなのに生々しいです。 怪物としての迫力があります。 水中で映る怪物の表情はとても見事です。 怪物が水中の暗闇に消えてゆく感じは素晴らしいです。  怪物が美女の脚に触れるか触れないかのギリギリな緊張感がたまりません! 水中の藻の影に潜んでいる怪物の姿は本当の海の生物と化してます。 捕えられた怪物が水槽から覗く表情が奇妙で面白いです。 恐ろしい怪物も美女には弱いんだなぁ、といった「美女と野獣」ならぬ「美女と怪物」映画でした。 しかし怪物の最後が悲しそうでした。  他の怪奇映画にないヌメヌメジメジメした亜熱帯の恐怖が魅力です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 01:53:23)
196.  透明人間(1933) 《ネタバレ》 
(2008年映画メモをもとに) 博士の狂暴になってゆく感じがとても素晴らしいです。 とくに笑い声が凄かった。それと相手を威圧するかのような喋り方には鬼気迫るものがあります。 凍える雪山の酒場に透明人間が入ってきた時、 彼の存在感は異様でした。 愉快に賑わっていた酒場の空気が一瞬にして凍りつく場面は緊張に包まれて不気味な場面です。  酒場のおばさんはうるさくて面白いです。  透明人間は徐々に狂暴さを増してゆく感じが素晴らしく迫力があります。 透明になっていろいろ仕出かしますが、なかなか狂ってます。 映像も変ですが、かなり効果的に思います。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 01:33:02)
197.  狼男(1941) 《ネタバレ》 
(2008年映画メモをもとに) 狼男の特殊メイクが迫力があって面白いです。 原点に近いだけあってインパクトが強いです。 ジプシーが絡んでいるのが怪しい雰囲気で良いです。 暗い性格の僕は怪物に強く感情移入してしまいます。 主人公がだんだん魔力に溺れてその身を滅ぼすという物語は多いと思いますが、そのどれもが自分には面白く感じます。 平穏な日常が徐々に崩壊してゆくのはやはり怖いです。 暗い夜の森が怪奇な雰囲気をより盛り上げます。 狼男の目がどこか怯えて悲しそうな感じにも見えます。 
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-07 01:06:14)
198.  ミイラ再生 《ネタバレ》 
(2008年映画メモより)  エジプトの儀式的なムードを演出する舞台セットがとても良いです。 呪術的な感じは不気味なモノクロ映像の中でより怪しさを増します。 笑い死んだところに鬼気迫るものを感じました。 ボリス・カーロフは目の下にできる影がなんとも不気味です。 ノッポでのっしりのっしりと歩く無表情な様は印象に残る。  呪いの恐ろしさが伝わるような怪奇作品でした。 エジプト好きな人ならまず楽しめる雰囲気ですが暗くて怖いです。 
[DVD(吹替)] 8点(2012-03-07 00:54:03)
199.  28週後... 《ネタバレ》 
(2009年映画メモをもとに)これほどまでに素晴らしいゾンビ映画とは!まったく想像もしておりませんでした。 2年に1度出会えるかどうかという確立の素晴らしいゾンビ・ホラーです。 僕は常に昔のホラーばかりを観ているのですが(名作は昔のものばかりにあると思い込んでいる)、最近のホラーも馬鹿にしたもんではありませんね。 物凄い激しいカメラワークですが、目が疲れて嫌いだと思ったのですが、これがなかなか臨場感というか迫力を出すのに成功しています。 走るゾンビなんて、なんて健康的なんでしょうか?なんだかスポーツの映画を見ているようなスポーティッシュな気分になりました。”スポーツ・ゾンビ”いやまるで”ゾンビ・アスリート”です。 また、凄いと思ったのは映像です。 ヘリから見下ろした街はとても無機質で壮観でした。 荒涼とした街の雰囲気が素晴らしいです。都市がカッコイイです。 隔離地区の見事な世界観が伝わってきます。 構成力が見事で、全体的なスケール感があります。 また、ヒューマンドラマも忘れてはいません。なかなかです。 お姉さんはどうでもいいですが、兎にも角にも少年が可愛らし過ぎます。 名子役の登場です。 それにしても母親は気の毒でしたね。 しかし父子どうしの再開はどれほどの確立でしょうか?絆が引き寄せたのだと思いますが、しかし皮肉です。 僕は感動したのですが、ヘリのプロペラで蹴散らす場面は素晴らしいですね。 まるで美しい血と肉によるゾンビ無双です! 「ゾンビ映画は昔の方が本気度がある」と勝手に思い込んでいましたが、この作品のゾンビもかなりの本気度です。それどころか、暴力度、暴走度ともに上です。 ゾンビ映画の名作と呼ばれるのは昔のものばかりですが、意外と現代のゾンビの方が今の僕に多くのものを語りかけてくるのかもしれません。 《追加》少し過剰反応気味ですが鑑賞直後の感想を優先
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-06 00:17:56)(良:2票)
200.  シャイン 《ネタバレ》 
(2009年映画メモより)ピアノを演奏している場面などでは内面の深い部分まで描きだしていると思います。 天才ぶりが見事に描かれていると思います。 父親は嫌いです。ビョーキだと思います。 父親は「お前のために言っているんだ」「お前の為なんだ」って、、、 一体、誰のためなんだろう? 父親は息子のことを思っているつもりでいて、結局は自分のタメだろうと思います。 この父親は自分の都合の良い様にしかとってません。 父親が自分の意思で音楽を息子に教えておいて、息子が自分の力を試そうとすると、「親不孝もの!」「してやったのに」とかキレ出すのが、自分の檻の中で羽ばたいていて欲しいみたいな、、、。 父親は「家庭が崩壊しても良いのか?」と圧力をかけるのが最低です。 父親がデイビッドのチャンスを摘むんでいる感じがして腹が立ちます。 父親の愚痴みたいになりましたが、、、どっかで父親を取り違えたかな? まあ良いヒューマン映画でした。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-06 00:07:04)
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