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TMさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1492
性別 男性
ホームページ http://orionsforever.at.webry.info/
自己紹介 結構いろんなジャンルを見ています。
基本的にしょうもない作品は最初から見ない、もしくは途中で断念しますので高得点をつけることが多いと思います.
 原則として鑑賞直後の印象を書きとめるようにしています。
(基本的に最高点は8点です。それに+α要因があるものについては9点乃至10点をつけております。)



※映画館で見た映画は若干甘い採点になっているかもしれません

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201.  311 《ネタバレ》 
 遺体の撮影、原発周辺取材の頓挫等々お粗末な面も不謹慎な面も確かありましたが、そんな粗さを吹き飛ばすほどの圧倒的な映像でした。確かに配慮は必要かもしれませんが、やはり事実を事実として伝えることは誰かがやらねばならないことだと思います。    しかし、大川小学校の取材シーンで地震後津波が迫ってきているのにも関わらず、児童たちの点呼が終わるまで迎えに来た親を待たせていたという事実は身震いがしましたね・・・・・。   
[DVD(邦画)] 8点(2013-09-28 10:01:18)
202.  オレンジと太陽 《ネタバレ》 
 非常に衝撃的な内容でした。国家の施策によって弱き者が利用され放置された現実、そしてその事実を隠蔽し過ちを認めることを渋り、逆にその事実の追求を妨害する(もしくは妨害させるような流れを作る)権力の姿を淡々としたタッチで、しかし力強く描き出しています。    「児童移民」が最後に行われたのが70年代という事実に衝撃を受けましたね。主人公の熱意と勇気に感服しました。 
[DVD(字幕)] 8点(2013-07-06 08:45:28)
203.  ル・アーヴルの靴みがき 《ネタバレ》 
 なんというか、昭和の日本の人情喜劇映画を思わせるような作品で、人情味あふれる街の人々の姿やラストの桜の花等非常に日本人の心の琴線に触れる要素が満載でしたね。    しかしながら、移民問題という現代社会が抱えている非常に難しいテーマに対して、カウリスマキがこのようなアプローチで作品を作った意味として、先進国(だけではないですが)各国で不寛容で内向きな考え方が蔓延してきている厳しい現状に対する問題提起も含まれているのかなと感じる部分もあって、いろいろ考えさせられますね。    まあ、オープニングからいろいろな仕掛けが満載で、カウリスマキファンとしてはストーリー以外の面でも楽しめる作品となっています。   
[DVD(吹替)] 8点(2013-06-24 00:42:25)
204.  雨に唄えば 《ネタバレ》 
心が晴れやかになる傑作ですね。数々の名曲と華麗なダンスがふんだんに使われ、まさに「ザッツエンターテイメント」といった感じです。無声からトーキーに主力が移りはじめた頃の映画界の舞台裏をコメディタッチで描いているのも興味深いですね。 
[地上波(字幕)] 8点(2013-06-22 16:15:56)
205.  最強のふたり 《ネタバレ》 
 お互いを尊重し、受け入れられるものは受け入れる、多少の過ちも反省の心があれば許してあげる・・・というような「寛容と受容」という理想がおとぎ話ではなく現実に起こっているという事実こそが、この映画の最大の魅力であると思います。      ただ、この2人の物語に多くの人が心を動かされたということは、逆に現実では中々起こりえないということでもあります。この作品の中でも、ところどころに移民問題が深刻な社会問題となっているフランスの実情も描かれています。    しかしながら、そういった状況の中でも共生は決して不可能ではないのだということを、ユーモアを交えながら伝えてくれるこの映画を私は評価したいです。 
[DVD(吹替)] 8点(2013-06-08 00:23:56)
206.  アッシイたちの街 《ネタバレ》 
 日本の高度成長を支えたのは、生活のために安い賃金で真面目に寝食を惜しんで働き続けた中小企業・労働者たちであったことが良くわかる作品でした。大企業とそこから搾取され苦しむ下請企業の構図は今もまだ存在しますが、大企業であっても将来どうなるかわからない現在よりも当時はまだ情が入り込む余地があるような印象を受けました。非常にシビアで厳しい環境の中でも皆で支えあって乗り越えていこうとする登場人物たちの姿を見て、これこそが日本の強みであるとも感じましたね。    しかしまあ、キャスト陣が非常に豪華でさすが巨匠 山本薩夫監督ですね。    ZIGZAGの三木ヒロシが歌う主題歌も、まさに当時の日本ロックという感じで懐かしかったですね。 
[ビデオ(邦画)] 8点(2013-06-05 23:43:21)
207.  夫たち、妻たち 《ネタバレ》 
 おじさん、おばさんのための結婚論・恋愛論。普遍的なテーマなんですが、非常に勉強になります。    まあ、「過度に期待しないこと」「生き方はいろいろ」ということをしっかり認識することが大事なんでしょうね。    また、当時実際に終焉を迎えようとしていた、ウディ・アレンとミア・ファローのコンビの微妙な関係性もこの作品のリアリティを強めています
[地上波(字幕)] 8点(2013-05-19 11:26:04)
208.  鉄コン筋クリート 《ネタバレ》 
ニヒルとセンチメンタルが絶妙に配合された世界観を泥臭くもバタ臭い作画で表現するというような、松本大洋の独特な世界観を見事に映像化しています。なんというか、巧く表現できないのですが、昭和後期の雰囲気が残っていて懐かしさも感じます。   
[地上波(邦画)] 8点(2013-05-12 11:58:27)
209.  イル・ディーヴォ 《ネタバレ》 
スタイリッシュにそして戯画的に描かなければ、直視するのが憚られるくらい醜悪なイタリアの政治そして闇社会の姿が赤裸々に描かれています。  もう、オープニングに流れるCASSIUSの「toop toop」にあわせて映し出される事実の数々から「トホホ・・・」という感じでしたね。   全体的には、コスタ・ガブラスの『Z』を思わせるような腐敗に対する怒りをブラック・コメディの手法で伝える政治ドラマでした。   なお、アンドレオッティ元首相はこの5月6日に亡くなりました。こうして真相は永遠に闇の中に・・・・・     
[DVD(字幕)] 8点(2013-05-04 16:42:58)
210.  テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 
まあ、ストーリー設定とキャスティングで最後まで楽しませてくれる映画でしたね。風呂文化の素晴らしさが伝わってきますし、古代ローマの歴史にも触れられるし、「濃い顔」日本人俳優の顔芸も笑えますし、娯楽映画としてよく出来ていると思いました。    気軽にお風呂が楽しめる日本に生まれてよかったなと思わせてくれる作品です。 
[地上波(邦画)] 8点(2013-04-27 00:16:55)
211.  ボスニア 《ネタバレ》 
戦争、特に内戦の悲惨さ、やりきれなさを巧みに描いた傑作です。ユーモラスな描写も、あまりにもどうにもならなくて「笑うしかない」という自虐的なものであって、悲惨な状況をいっそう際立たせる効果を生み出しています。    脚本・演出が良く出来ていて、全く飽きさせることがなく映画としても良くできています(やや、ムスリム側の非道さを強調しているきらいはありますが)。    こういう作品を観ていると、「平和」というものは「みんな仲良くしましょう」とか「愛があれば・・・」とかそういう甘っちょろいだけのものではなく、人間が人間として生きていくために、それが例え虚飾に満ち溢れたものであろうとも、あらゆる手段を講じて築き上げ維持していかなければならない「仕組み」なんだなということに気づかされますね。    ちなみに、映画の中で出てくるスローガン「ボスニアを東京へ」の元ネタは、セルビアのサッカークラブ レッドスターがUEFAチャンピオンズリーグを制覇して東京で行われるトヨタカップに出場することを祝して使われたチャント(「セルビアを東京へ」)です。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2013-04-21 09:33:48)
212.  ツレがうつになりまして。 《ネタバレ》 
 なんというか、ありそうで中々なかった「うつ病対処入門」のような映画。ただ、暖かく見守るだけでなく、現実の厳しさも描いているところも良いと思います。暗く重くなりがちなテーマではありますが、「うつ病」は決して特殊な人だけがかかるわけではなく、誰もがかかる可能性のある「こころの風邪」のようなものだというメッセージがしっかり伝わってきました。 
[DVD(邦画)] 8点(2013-04-11 00:34:19)
213.  遺体 明日への十日間 《ネタバレ》 
映画としての出来はともかく、これからも大地震などの自然災害から逃れることができない日本に暮らす方に、一人でも多く見てもらいたい作品です。    多少、ドラマ的な演出もあって綺麗に作られている部分もあるかと思われますが、大災害が起きるとこのような状況になるのだということが描かれています。 
[映画館(邦画)] 8点(2013-04-04 00:17:14)
214.  スウィート ヒアアフター 《ネタバレ》 
 なんというか、カナダを舞台にした映画でありながら、日本社会の様々な共同体でも起こりうる問題を描いていて非常に考えさせられました。    「これが正義である」と誰しもが理解していることが、共同体にとって良くない影響を及ぼす可能性があり、なおかつその正義を押し通さなくても法的に問題が無い場合にどのような態度をとるべきかという問いは非常に答えを出しにくいですね。そして、そこに様々な思惑が絡んできた場合にはなおさらですし・・・・・。    答えが出しにくい問題を、時系列や様々な人間ドラマをバラバラに解体し再構成することによって非常に巧く表現している作品だと思いました。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2013-03-24 23:54:37)
215.  芙蓉鎮
人間に感情や思考がある限り、もっと簡単に言うと人間に心がある限り完全な平等、完全なイデオロギーの実現などは絶対にありえないと思います。そういうことをある女性の姿を通じて描いてくれているとともに、中国の文化大革命とはなんだったのかということを伝えてくれる貴重な映画です。    まあ、文革の被害を描きながらも、体制側の人物は元々堕落していた一人を除いて断罪されることがなく、むしろ当時の世相が悪かったんだ的な流れになっているところが、今も続く中国の共産党一党独裁体制の状況を伝えてくれる形になっていて、いろいろ考えさせられますね。    また、恐らく数千年前からこういった権力の変遷を乗り切ってきた中国の人々の底力というか、適応能力の奥深さも教えてくれる映画だと思いました。    こういった素晴らしい映画を紹介していただいた、岩波ホール総支配人を長らく務めた高野悦子さんのご冥福をお祈りいたします。   
[ビデオ(字幕)] 8点(2013-02-16 23:12:47)
216.  監督失格 《ネタバレ》 
これまでほぼフィクションでしか描けなかった「愛と死」のリアルが奇跡的に映像化されている作品。人間は絶対1日でも長く生きる努力をしなければならないなと思わせる作品でした。  
[DVD(邦画)] 8点(2013-02-02 09:52:59)
217.  白夜(1971) 《ネタバレ》 
 一見無機質ですが観れば観るほど味わいが深まっていく映画。いわゆる、「ミニシアター系」が好きな人なら必見の非常に個性的で洒落た作品です。レオス・カラックスの「ポンヌフの恋人」もこの映画に影響された部分があるんじゃないですかね。    ポンヌフをはじめとするパリの街の映像が素晴らしいのが印象的でしたね。そして、感情を抑えたシンプルな演出でありながら、カメラワークや音楽、ストーリーのテンポ、テレコのような小物、リアルに響いてくる雑踏の音(ドキュメンタリー作品のようでした)等々を効果的に利用することで、人間の本能の生々しさを見事に描ききっています。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-11-11 01:08:59)
218.  思秋期 《ネタバレ》 
 題材がイギリスの庶民の生活の実情を描いていて、主演がピーター・ミュランということでなんと言うか「マイ・ネーム・イズ・ジョー」のその後みたいな感じで観賞してました。    ケン・ローチが取り扱うイギリス社会の問題を、クリント・イーストウッドが撮ったらこうなるといったような作品というのが個人的な感想でした。日本も無縁ではない問題を取り扱ってるので非常に興味深かったです。    まあ、主人公達が日々感じている苛立ち、衝動的な怒りを理解できるか出来ないかでこの作品の評価はかなり違ってくるでしょうね。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-11-11 00:45:51)
219.  ポエトリー アグネスの詩 《ネタバレ》 
 目先の欲望に執着し、美を求める「詩」的な心を忘れかけている現代人への問題提起なのかもしれません。     イ・チャンドン監督がまたまた素晴らしい作品を作ってくれました。下世話とも言える通俗的な出来事を描きながらも、そこに哲学的でもある芸術性を巧みに融合させていて、静かな作風でありながら我々観客の心を鷲掴みにし激しくシェイクするような仕上がりになっています。殆どムダの無い場面場面の緻密な積み重ねも見事でした(特にバドミントンの場面の使い方が素晴らしかったですね。タイトルバックの背景の発想も凄いです)。    本当に、監督の次の作品が待ち遠しくなってしまいました。 
[映画館(字幕)] 8点(2012-09-23 10:09:04)
220.  スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 
ロックが好きで、ロックの精神に惹きこまれた人間にとっては非常に面白い作品でした。ロックの精神とは、支配層への抵抗であり、自立心であり云々とまさに人間教育の教科書のようなものなんですよね。    だから、実はロック魂を持つべきなのは、この作品の生徒たちのようないろいろなものに支配されている優等生であって、それと対照的にロックっぽい連中のほうが実は権力・名声を求めロック的なものから遠く離れることを志向しているということをこの作品は描いています。    でも、やはり抵抗のないロックって、耳障りが良くても魂には響かないんですよね。    しかし、60~70年代のロッカーたちは、保守的な層を相手にしなければならなかったのですが、21世紀のロッカーは抵抗相手もロック世代なんだなということも伝えてくれる映画でした。    そういえば、ロック観賞の宿題のところでラッシュの2112(超名盤です!)が出たのがアメリカらしくていいなとおもいました。  
[地上波(字幕)] 8点(2012-09-05 00:01:31)
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