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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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201.  忘れえぬ慕情(1956)
長崎を訪れた異人さんとの恋と言えば、真っ先に思い浮かぶのが蝶々夫人(マダムバタフライ) それと似るといえば似ている。そしてどちらも・・・。 長崎の街に55年ぶりに登場という触れ込みで、長崎の映画館は久しぶりの満員だった。昭和30年、私が小学校に入ったばかりの頃の長崎の街が再現されるのを見ずにはおられない。その頃のグラバー邸、料亭、キャバレーなど、見るものすべてがなつかしかった。 だがその反面、映画のストーリーはどこにもあるような話で、何ということはなかった。気になったのはゲルト・フレーベ、もちろん純粋のドイツ人なのだが、その彼がフランス語の先生とは、恐れ入った。
[映画館(邦画)] 5点(2011-12-04 07:04:51)
202.  雪之丞変化(1959)
たくさん見た時代劇の中で、この「雪之丞変化」はよく覚えている。美空ひばりも見たが「雪之丞変化」はやはり大川橋蔵だろう。のちに銭形平次で活躍した彼が泥棒というのもおもしろい。淡島さんの気っぷの良さもいい。 ところで進藤さんは昔から悪役ばかりだったのだなあ。それに大川恵子さんと言えばいつもお姫様だし・・・。
[映画館(邦画)] 7点(2011-11-27 23:01:20)
203.  裸の大将
山下清さんが生きているうちに作られた本作と、死後ドラマ化され映画にもなった芦屋雁之助版とではずいぶん違う。もちろん死んだ後は美化されるからであろうが、その点では本作の方が実際の山下清像に近いのかもしれない。 しかし両方比べるとこちらの方はあまりおもしろくない。全編がずっと知的障害者でそのエピソードで終わっているような気がする。天才画家山下清は終盤になって申し訳程度に出てくるだけで、しかも少年時代から才能があったようにはまるで見えない。また彼の才能を見いだした式場隆三郎も出てこない。 
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-11-26 22:28:03)
204.  花咲ける騎士道(1952)
「やめて触らないで」で王様をパチッとするのだから、まさにコメディ。それといろいろあっても最後は都合の良いハッピーエンドというのだからたまらない。こういう映画があってもいい。 この映画を見た後、リメイク版を見てオリジナルの良さを再認識した。
[DVD(字幕)] 6点(2011-11-26 13:47:24)
205.  純愛物語
原爆による白血病という悲しい運命は涙を誘うが、主人公男女の生き方には賛成できない。特に女のために良いところ見せようと格好をつけるのは好きでない。しかし戦後の混乱や貧困、原爆の後遺症など、社会背景はよく表されていると思う。 映画としては、江原真二郎、中原ひとみの若き姿を見ることができ満足。
[DVD(邦画)] 6点(2011-11-20 23:17:01)
206.  コタンの口笛
1950年代後半には少年少女向けのたくさんの邦画名作があった。次郎物語、路傍の石、風の又三郎、あすなろ物語、にあんちゃん、・・・など。このコタンの口笛もそのひとつ。 アイヌの姉妹が差別や貧困に負けずにけなげに生きる物語だが、見たのは遠い昔の話だから細かいことはほとんど覚えていない。しかし良い映画だったということははっきり覚えている。 数年前にCSで放送されたと知り、とても残念に思っている。再放送、DVD、何でもいいからもう一度見てみたい。
[映画館(邦画)] 7点(2011-11-20 06:50:19)
207.  続・へそくり社長
前作の「へそくり社長」は、「えっこの後どうなるの?」で終わっている。すなわち、このへそくり社長は、後編の「続へそくり社長」まで続けて見ないと物語は終わらないのだ。ただ親切なことに、最初の5分程度のあらましがあるし、次の5分も前作の終了場面とダブっているので、続編から見てもさほど困らないだろう。 この続編も、相変わらず浮気がばれるのを気にしながらの綱渡りだが、何とか大株主の赤倉を・・・ということになる。 DVDで前作から引き続いて見て、無事終了。この後の社長シリーズがうまれるだけあって、なかなかのおもしろさであった。
[DVD(邦画)] 7点(2011-11-16 23:31:41)
208.  原爆の子
長崎の被爆2世である私にとって、避けて通れぬ映画であり胸が痛む。原爆の恐ろしさは投下時の破壊力だけでなく、体内に入り込んだ放射能が一生身体をむしばむこと。私の子どもの頃は、原爆症に苦しみ何年か後に亡くなる人も多かった。 近代映画と民藝の共同製作ということもあり、滝沢修、宇野重吉ら優れた役者が多数出演している。その中にあって、乙羽信子や奈良岡朋子がとても若い。
[DVD(邦画)] 7点(2011-11-16 12:47:04)
209.  グレン・ミラー物語
ジャスは好きでないけど、この映画は良かった。まずは夫のポケットからお金を盗んで貯金する奥さんが良い。心から尽くして夫の夢を叶えさせようとする彼女の姿は、まさに良妻の手本。これで変わらなければ夫はただの男、質屋通いを卒業し自分の楽団を持つようにまでなる。 グレン・ミラーのサウンドは、スウィングジャズといっても上品でとても洗練されている。ムーンライトセレナード、真珠の首飾り、イン・ザ・ムード と続く有名な曲は吹奏楽でも演奏したし大変おなじみの曲である。
[DVD(字幕)] 8点(2011-11-09 15:45:51)
210.  翼よ!あれが巴里の灯だ 《ネタバレ》 
何というすばらしい邦題だ。思わず手にとって見たくなる映画だ。事実、DVDがなかった昔、ビデオレンタル屋で借りた最初の映画ではなかったかと思う。 そのときは恥ずかしながらリンドバーグの物語とは知らなかった。 映画はとかく単調になりやすい飛行機の旅を、たくさんの回想シーンやエピソードを交えて、少しも飽きのこない内容になっている。とりわけ鏡を与えた少女が帰宅する列車の中で、口紅を手に鏡を探すシーン、そうだ鏡はあの人にあげたんだっけという言葉が聞こえてくるようだ。それとセントルイスからニューヨークまでの3倍を計って節穴というシーン、大西洋を一緒にお供したはえが陸地がなくなると同時にお別れするシーン、このようなちょっとしたシーンがたくさんあり、じんと胸にくる。実に鮮やかであり、さすがはビリー・ワイルダーと感嘆した。
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-11-09 11:25:23)
211.  愛情物語(1956) 《ネタバレ》 
古き良き時代の名作中の名作、音楽と恋愛ロマンスを描いた作品としては、この映画の右に出る作品はないと思っている。 初演以来、日本でも何度も再上映されたおかげで私も映画館で見ることができたが、見終わった後は私も只々涙、涙であった。 これが前半のとんとん拍子で有名になるピアニストの物語で終わっていたら、ただの映画であったろう。キム・ノヴァクが美しかったからと言っても、それはそれだけにすぎない。幸福の頂点から、妻の突然の死に遭い、現実から逃避してしまうところからこの映画の真価が出てくる。なじもうとしなかった息子ピーターに対して、チキータの存在は大きかった。そして3人にようやく幸せが訪れようとした矢先、不幸が再び訪れるとは実に切ないが、それを超えた親子演奏のエンディングはとても印象的だった。 
[映画館(字幕)] 10点(2011-11-04 07:52:35)(良:2票)
212.  宮本武蔵(1954)
子どもの頃見た宮本武蔵、筋は理解できなくとも結構覚えていた。それだけインパクトが強かったのだろうと思う。宮本村の武蔵は悪蔵とか鬼蔵と呼ばれ、暴れん坊のならず者だった。それがお通と巡り会い、沢庵和尚の教えによって人間らしい宮本武蔵になって旅に出る。その長い長いお話の序の部分だと知ったのはずっと後のことだった。 八千草薫のお通は、けなげでとてもいじらしい。
[映画館(邦画)] 6点(2011-11-02 22:37:09)
213.  新・三等重役
社長シリーズは子どもの頃たくさん見たので、今はどれがどれだかわからないのが現状だか、この映画だけは新珠三千代さんの箱田章子役が大変すてきだったのでよく覚えている。この役は原作ではオールドミスということになっているのだが、映画の新珠さんは大変若々しく美しかった。 DVDが出ていないので確かめようがなく、ちょっと点がつけにくいのだが・・・。原作は大変おもしろい。
[映画館(邦画)] 6点(2011-11-01 22:10:35)
214.  社長三代記
へそくり社長に続いて鑑賞、子どもの頃見た映画だが全編を通じて笑い満載、何といってもそのテンポが良い。森繁・小林のコンビはすばらしくも今度は加東大介も登場し、より賑やかとなる。加東が出た分だけ三木のり平の出番が減っている。司葉子杉葉子という二人の葉子の美しさが目を引く。 栃錦・若乃花の横綱、月給1万5千円に対してテレビが5万円の時代であった。この映画ももちろん続社長三大記へと続く。
[映画館(邦画)] 6点(2011-11-01 19:58:00)
215.  わが町(1956)
「洲崎パラダイス赤信号」と優劣をつけがたい川島雄三の名作、どちらも1956年という同じ年の作品であることに驚く。 ターヤンこと佐度島他吉の骨太な生き方に感動、南田洋子も若くきれいだし、脇役の殿山泰司、北林谷栄もすばらしい。この二人は長年老け役をやっていたせいか、後年の映画のどれを見ても皆同じ年くらいに見える不思議な存在である。 ラストの南十字星か、心に残る。 
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-29 13:06:35)
216.  花嫁の父 《ネタバレ》 
「どこの馬の骨だ?」「メチャクチャすてきなんだから」から始まって、結婚式が終わるまで、娘を持たない私にも「花嫁の父」の気分を味あわせてもらった。 簡素な結婚式の予定がどんどんとふくらんでいき、「もう、勝手にやってくれ~」という感じ、心配なのは請求書の山。このあたりは非常に実感がある。 結婚式を明日に控え眠れず怖がる新婦に、「何も心配することはない。私の腕にしっかり捕まっていればいい」とやさしく言う父親。かっこいいと思ったら、当日はとんだ置いてけぼり。花嫁からの電話にやっと安堵。このあたりもコミカルながら、実にリアル。最後もまた父と母が二人で踊るダンスは最高である。 ちなみにエリザベス・テイラーは役の20歳よりも若い18歳だが、実に堂々としている。そして実生活でもほとんど間もない同時期に結婚した。(1年も続かなかったが) 
[DVD(字幕)] 8点(2011-10-19 16:22:56)
217.  朝を呼ぶ口笛 《ネタバレ》 
新聞社主催の全国中小学生綴り方コンクールで、文部大臣賞を受賞した吉田稔の「新聞配達」の映画化、吉永小百合の映画デビューにもなった。 映画はいかにも文部大臣賞らしい内容で、明るくすがすがしい。夜間高校をめざす新聞配達少年が、父母の病気や手術による家庭困窮に遭遇したが、周囲の励ましやカンパなどによってがんばり抜く。 14歳の吉永小百合もまた、明るくまぶしいほどの輝きである。
[DVD(邦画)] 5点(2011-10-15 23:45:50)
218.  居酒屋(1956)
前半は原作に忠実というか、原作以上のすばらしい演出。ジェルヴェーズを初めとして周囲の人物もリアルに描かれていて名作の予感。 だが後半の転落ぶりは、悲惨さだけが目につき、じっくりと描かれていない。原作をつまみ食いし、駆け足でストーリーを追っているだけのように思える。 この物語の続編として、娘のナナが娼婦となるわけだが、予感させるようなところで終わるのが印象的。
[DVD(字幕)] 6点(2011-10-14 21:14:25)
219.  洲崎パラダイス 赤信号
洲崎パラダイス一歩手前の赤信号、よくぞ留まった。最初の方は、義治の駄目男ぶりが嫌でたまらなかったが、次第に物語に引き込まれてしまった。男と女の間柄はそう簡単に割り切れるものではない。この映画はそれを深く掘り下げ、鋭く描き出している。名作という以外ない。 新珠三千代の演技力はすばらしいし、芦川いづみさんもいい。最後はちょっとかわいそうだったけど・・・。
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-12 20:47:28)
220.  カルメン故郷に帰る
私の子どもの頃はカラー映画は大変珍しく、「総天然色映画」という名前でもてはやされたものだ。この映画こそ当時見たわけではないが(お子様には無理だったのか?)、当時の人気はすごかったのだろう。しかし何せカラー日本で初めてというのは大冒険だったろう。 妙なクラシック音楽や信州の大草原での踊り、暗い感じのオルガンというアンバランスの中で、高峰秀子のはじけっぷりは見事。
[DVD(邦画)] 5点(2011-10-12 16:33:54)
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