221. 7月4日に生まれて
良い映画でした。実話は強いですね! 9点(2001-02-10 12:35:23) |
222. レインマン
最初はスピルバーグが監督をするはずだったのが、「インディ3」の撮影が長引きバリー・レヴィンソンに交替した。これが功を奏したのだろう。しかし作品自体は、あまりにもオスカー向けに作られたって感じがして、個人的には好きになれなかった。アカデミーの会員が好きそうなシーンを随所に散りばめているようで。ライバルがいなかった年だったお陰で、文句なしに多くの賞を受賞をしている。企画から脚本、監督の選定にも口を出し、役作りのために実際の自閉症患者を見舞い、その表情や仕草を勉強したダスティン・ホフマン。似ても似つかないトム・クルーズの弟。この作品のために注いだ努力は素晴らしい。もう一度、別の企画でこのコンビを見てみたい。 9点(2001-02-08 19:51:31) |
223. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア
吸血ものとしては一番好きですね。個人的にこの監督の作風も好きだし、ハリウッド嫌いも共感させられるところでもあります。当時、トムとブラピの濃厚シーンでホモ説が出回ったとか?この作品を見る限りでは大したことないって感じがしましたが・・・ 9点(2001-02-08 19:48:54) |
224. エデンの東(1955)
本作は旧約聖書のカインとアベルを題材にしているそうな。確かに古臭く、堅苦しい登場人物の関係。なるほど聖書から引用しているんだと、見た後で知り納得した。しかし実際の原作(スタインベック作)は、南北戦争から第1次世界大戦まで描かれている中の、終盤3分の1を映画化しているそうである。この方面に詳しくないので良く分からないが、あまりに封建的な父子関係をベースにしているところが個人的には馴染めなかった。しかしツッパったジェームズ・ディーンが涙を流して訴えてるシーンは、未だに心に残っている。 9点(2001-02-08 19:44:41) |
225. ビバリーヒルズ・コップ
当時は映画のヒットよりも、挿入曲の大ヒットの方で先にこの作品を知った。軽快な音楽同様、しゃべくりもアクションも軽快で楽しい。特に排気口にバナナを入れるいたずらは受けた。 9点(2001-02-08 19:44:04) |
226. ミクロの決死圏
SFの原点。勿論、SFXは現在のそれと比較にはならないが、この手の映画がTVで放映されると釘付けになって見たのを覚えている。因みにこの人間ミクロ化ってネタは、手塚治虫の漫画「38度線上の怪物」が原点とも・・・? 9点(2001-02-08 19:40:21)(良:1票) |
227. サルバドル/遥かなる日々
「プラトーン」と同年に作られた映画。こちらの方がより克明にメッセージが込められていると思う。あわや「プラトーン」と「サルバドル」との同時ノミネートの声もあったとか。いつものストーンらしいドロドロしているところは否めないが、こんな映画を作らせたらストーンの右に出る者は居ないだろうと思うほど人間の汚い裏側を描き出している。ただ思想的について行けない人も居ると思うし、一方一番汚いのはジェームズ・ウッズ演じる主人公であることも事実。賛否両論あると思うが、国内外に反響を呼ぶことこそがこの監督の目的なのだから、尚更凄いと思わされる。 9点(2001-02-08 12:42:03) |
228. 1492/コロンブス
流石、いつも話題作を提供し続けているリドリー・スコットらしい作品。コロンブスを英雄としてではなく、“侵略者”としても描きつつ、最後は悲劇として綴っている。そう言う陰の部分をアメリカが描いていることにも驚きである。ただこの作品、新大陸発見500年記念で作られた。そもそも新大陸は“発見された”ものではないのに、そう解釈すること自体が欧米人の程度を示している。因みにリドリー・スコット監督は英国出身。 9点(2001-02-08 11:22:09) |
229. フェイス/オフ
ジョン・ウー監督の作品って個人的に好きなんですが、この作品はその中でも一番です。 9点(2001-02-07 12:30:06) |
230. 冬の恋人たち
青春映画の中ではピカイチ。主人公が若干年を取ってはいるもののティーンエイジャー感覚の恋愛もの。背伸びをせず巧くまとまっている。ラスト、オリンピックのスケートシーンで引いたアングルが無かったのが残念だけど・・・モイラ・ケリーが可愛いからヨシとしよう! 9点(2001-02-07 12:22:51) |
231. マスク(1994)
普段思っていても出来そうにないような、”コミック・ギャグ”を実写で描こうとしたことには敬意を払いたい。しかし”笑い”という点ではどうだろうか? あまりにCMで情報の流し過ぎでオチが見え見えだった気が・・・? 9点(2001-02-07 12:18:13) |
232. ナチュラル・ボーン・キラーズ
個人的に指示をしているオリバー・ストーンなのでこの映画についても良いとは思うのだが、何だかオリバー・ストーンと言うより、タランティーノの影響が大きいような気がする。つまりストーリーを故意に崩壊させてるってこと。またそこがセンスの良さでもあるのだが。ラスト、主人公2人は生き残っちゃうんだけどこれで良いのだろうか?勿論、この映画は暴力を正当化したい訳ではないはず。逆のことを言いたかったはずであるが、どうも遠回りし過ぎていて納得の行かないところも多い。あまりに裏の裏になり過ぎてて。反対に若者への逆効果にならなければ良いが・・・ 9点(2001-02-07 12:17:26) |
233. 真実の行方
カメラの電源が切れかかった時、既にオチが分かってしまった口です・・・な~んだ!って思ったら、最後は勿論騙された口ですが・・・確かに騙されたけど、みなさん後味悪くないですかあ~! 9点(2001-02-07 12:14:13) |
234. ジュラシック・パーク
荒っぽいストーリーだけど、リアルな恐竜を見れただけで満足でした。いつまでもスピルは我々を驚かせ続けて欲しい! 9点(2001-02-07 12:12:17) |
235. 地獄の黙示録
前半のベトナムの村を襲撃するシーンは凄いなあ!これが映画だと思って見ているから良いんだが、一方ベトナムをこう言う形で描いて良いんだろうか? なんかその疑問点を象徴するかのように、後半部分は深層部分に入り込んで行って首をかっさらってしまった。当初はスティーブ・マックイーンが主人公を演じる話もあったそうな。マックイーンだったらどんなヘビーな映画になったんだろう? 個人的にはこの作品をベトナムものとは一線を引いています。 9点(2001-02-07 12:11:01) |
236. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
相変わらず宣伝には登場させなかったが、小さな恐竜(ラプトル)は健在で個人的には期待通りの作品であった。クライトンの原作では“カルノタウルス・サストレイ”と言う身体をカメレオンのように変化させる恐竜も登場する。この恐竜の登場を楽しみにしていたんだが、却って出なくて良かったのかもしれない。もし登場したなら、“ターミネーター2”が恐竜になっただけでSFXの乱用に終ったかも・・・とにかくスピルの手に掛かると、俳優もエキストラ同然になるところがおかしい! 9点(2001-02-06 12:45:24) |
237. ペーパー・ムーン
小さな主人公、ティタム・オニールの怪演(?)には舌を巻く。流石に最年少アカデミー賞記録を作っただけのことはある。昨年「シックス・センス」のオスメント君が受賞できなかったことが話題になったが、この少女ほど上手くは無かったような。しかしハリウッドのジンクス「子役は大成せず」って言うのは、ティタムを差していることも事実。そのことがより以上に哀愁を感じさせた。 9点(2001-02-05 12:16:38) |
238. ザ・フライ
単なる“ハエ男”かと思ったら、なかなか。ある学者が、物質転送装置の実験中のミスでハエと融合してしまう。この映画の最も恐ろしいのは、一旦進化(融合)が始まるともう元には戻らないと言うことである。通常の映画ならどこかに救いがあるのだろうが、全くそう言った雰囲気が訪れないままラストを迎えてしまった。駄作の多いクローネンバーグの中ではピカ一。 9点(2001-02-03 17:52:33) |
239. フレンチ・コネクション2
浜村淳氏が“続編で1作目を越えた映画”の一つとしてこの作品を挙げていた。このことについては同感である。話の設定はフランス。どう考えても強引だと思うし、1作目とは“敵シャルニエを追う”と言う以外、ほとんど接点は無いものの演出の妙に十分楽しませてもらった。 9点(2001-02-03 17:51:57) |
240. ヤングガン
所詮、アイドルもの・・・って思ってたらしっかり西部していて、好感が持てた。特にチャーリー・シーンがすぐ死んじゃうのは意外。兄であるエミリオ・エステヴェスにとっては、唯一(?)まともな代表作では・・・? 9点(2001-02-03 17:44:43) |