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FSSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 854
性別 男性
自己紹介 <レビュアー引退について>

他の方にとってはどうでもいい事ですが(笑)、
こちらでのレビュアーを引退させて頂きます。
理由はあまり映画自体を見なくなった事と、
結局、映画以外にもレビューを書けるAmazonが
レビュー投稿の中心になってしまった事ですね。

長い間、お世話になりました。 2021/11/27
   
<ジャンルの好みについて>

・好きなジャンルは「ホラー」「サスペンス」「ミステリー」。
・嫌いなジャンルは「ミュージカル」「恋愛」「韓国映画」「感動押し付け系」。
・どちらでもないのは「アクション」「SF」「コメディ」「時代劇」。

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221.  ツイスター
ディザスターパニック映画として見ると駄作。とは言え、竜巻を追う研究者たちのドラマとして見ても、彼らの「情熱」や「狂気」が中途半端なので、いまいち感情移入し切れない。  竜巻はCGとは思えないほどの迫力で、現実に撮ることが難しいシーンの映像化には成功している。でも、残念ながら見所はそれだけ。ストーリー展開上のドラマ性が薄いので、見続けさせるだけの訴求力に欠けている。「パーフェクトストーム」と同じ欠点を踏襲してしまっている。竜巻の凄さを見るだけなら、ドキュメンタリー番組で十分。
[ビデオ(字幕)] 4点(2003-09-02 10:10:08)
222.  グリーンマイル
微妙な作品。単に冤罪や死刑制度の是非を問う映画という訳でもないだろうが、その部分にだいぶウェイトが置かれているのも確か。コーフィに生命エネルギー(?)を与えられた看守が、自分の良心の呵責に耐えながらも生き長らえなくてはならないというラストシーンが、それを物語っている(コーフィがそれを望んだ訳ではない)。癒しの力を人のために使いたくても使えない(極端なため)ことに疲弊したコーフィの、「疲れた」というセリフには共感できる。いくら死にそうな人のためとは言え、不死にしてしまっては、その人のためになるとは限らない訳だし、そういう人たちをただ見ているしかないことに罪悪感を持っていたため、冤罪を受け入れたのかも知れない。
6点(2003-08-31 10:14:25)
223.  12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
面白い。場面はひと部屋だけなのに、ここまで緊迫感のあるストーリーが作れてしまうことに驚嘆します。被告の罪の立証を通じて、その場に集う12人の人間ドラマを描き出すことがメインテーマなのでしょう。陪審制度や冤罪などを考える上でも意味のある作品。
8点(2003-08-30 08:04:22)
224.  コレクター(1997)
「羊」や「セブン」以降、雨後の筍のごとく作られた犯罪捜査サスペンスのひとつ。  特に目新しい部分も無い、中途半端な作品。真犯人も予想の範囲内。
[ビデオ(字幕)] 4点(2003-08-30 07:30:35)
225.  スウィーニー・トッド<TVM> 《ネタバレ》 
切り裂きジャックの別解釈的な内容か?犯人は最初から分かっているし、動機も基本的に金銭目的なので、作品として何の工夫もインパクトも無い。19世紀末のロンドンの不潔で雑多な街の雰囲気はよく出来ているだけに勿体ない。
3点(2003-08-30 07:20:12)
226.  ゲーム(1997)
はっきり言って無茶やご都合主義の固まりではあるが、娯楽作品として、映画を見ている間、「いかにお客さんにハラハラドキドキしてもらえるか」という一点のみに、ここまで徹底したという点を高く評価したいところ。非常にテンポが良く、ドンデン返しに次ぐドンデン返しに、最後まで目が離せない。まさにジェットコースタームービー。ただ、さすがに脚本の構成上、一度見てしまうと二度は楽しめないタイプの作品であることだけが残念。   それにしても、ラストに対する賛否や好き嫌いはあっていいけど、これだけテンポの良いサスペンスフルな展開が退屈という人がいることに驚かされた(笑)。
[ビデオ(字幕)] 9点(2003-08-29 21:17:58)
227.  ファウスト(1994)
怖い。あの操り人形の不気味さは凄すぎる。命を持っちゃってます。現実と非現実の境界が曖昧な、まさに白昼夢の世界に眩暈すら覚える。撮影中、色々と事故やトラブルがあったというのを聞いてさらにゾっとした。
8点(2003-08-28 10:27:59)
228.  マルコヴィッチの穴
テーマ同様、「商品」と「作品」のギリギリ境界線上にあるような微妙な映画。  「人間の意識」に関する、意外なまでにシュールで哲学的な内容。そのくせエンターテイメント性も備わっているので、それなりには楽しめる。  とは言え、「意識」や「主観」について突っ込んだ考察がしてあるわけでもないし、コメディ部分もそれほど笑わせられるほどのものではない。  この真面目さとコメディの中途半端さが、どれだけ計算して狙っているものか分からないという微妙さが売りなのか?そのせいでどうしても「どっちつかず」な消化不良感が残る。
[ビデオ(字幕)] 5点(2003-07-06 11:45:27)
229.  ユージュアル・サスペクツ 《ネタバレ》 
「カイザー・ソゼの正体が分かっても、必ずしも本人であるとは限らない」とは言うものの、そんな事を言い出したら、作中での証言や出来事も「何でもアリ」にしてしまえるワケで。  基本的に話している事のほとんどすべてが事実ではないのだから、結局は「意外性のためのオチ」という印象は拭えない。  ミステリーに例えると、推理材料としての「殺人現場の目撃証言」がウソで、しかもそれが「犯人の意外性」のためだけに最後まで「本当である」と作者に保障されていたようなもの。優れたサスペンスやミステリーというものは、序盤の謎や伏線がラストのどんでん返しに向けて「有機的かつ論理的」に結びついている事が大前提。そうした節度を設けなければ、結局、作者の都合次第で「何でもアリ」の許容範囲をいくらでも広げてしまえるからだ。その論理的な解決のカタルシスが作品の面白さに直結するものだと思う。  残念ながらこの作品には、そういう意味での考え尽くされた伏線や謎はなく、オチに「論理的必然性」が欠けているのは確か。それこそさらに一段捻って、話を聞いていた警部がボスでした、という展開にしてしまってもいいくらい、ボスが特定の誰かである必然性がないということ。まあ、その不確実性こそが、この作品の「狙い」なんでしょうが…。
[ビデオ(字幕)] 5点(2003-07-05 06:54:11)(良:1票)
230.  風雲 ストームライダーズ
日本の漫画やアニメの影響を強く受けているのが分かるが、アクションシーンにおける演出が低レベルでセンスに欠ける。空中戦のシーンなどはいかにも「ワイヤーで吊られています」的な動きで非常にお粗末。キャラの超人ぶりを見せなければならない場面でも、戦いが盛り上がりだしたところで痛み分けみたいに終わったりして中途半端。キャラ描写も深みがない。例えば組織のNO.2は、目立たなくても実はすごい使い手だったりするのが「お約束」。この映画ではそのままのヘタレキャラで拍子抜け。
3点(2003-07-04 21:36:02)
231.  U.M.A レイク・プラシッド 《ネタバレ》 
意外と悪くない。最初は各キャラの性格が癇に障るが、それも見ているうちに気にならなくなる。友情が芽生える後半の伏線みたいなもの(笑)。演出に関しても、熊が湖に一瞬にして引きずり込まれる衝撃シーンなどにセンスを感じる。ラストシーンで老婆が子ワニにエサをやるのも、ブラックな中に優しさを感じてイイ。
5点(2003-07-03 21:38:45)
232.  フード 《ネタバレ》 
DVDを買ってしまった。それくらい魅力的。  ちょっと単調かな、と思う部分もあるけど、あのシュヴァンクマイエル監督の醸し出す独創的な世界観は最高。  彼の「食べ物」に対する執着的な視点は、チェコの政治体制下におけるストレスや食糧事情によるものなのだろう。  特に印象的なのは、お互いが食べ物の自動販売機(?)になる作品。結局、食べた物をお互いで食べ合ってるなんて、色々と深読みが出来る。
[DVD(字幕)] 9点(2003-07-03 03:05:16)
233.  パズル(1999) 《ネタバレ》 
動機不明のテロリストの話。犯人の愉快犯程度の感覚は現代人の病理を表しているつもりかも知れないが、こと映画になると、やはりそれだけでは面白味も説得力もない。展開もたるいし、途中のおもちゃのレーザー銃のシーンは本当に寒々しい。どうせ監督は「現実と非現実の区別がつかないゲーム世代」を象徴しているつもりだろう。まったく…。
1点(2003-07-02 16:59:28)(良:1票)
234.  隣人は静かに笑う 《ネタバレ》 
一般的には高評価だけど、個人的には受け付けなかった。  「どーも隣人はテロリストのような気がする」と疑ってしまった男の悲劇というのは分かるけど、何かひねりがあるんだろうと思ってたら、ほんとにテロリストでしたっていうオチってどうなの?いくらなんでもストレートすぎるでしょ。うまく警察やプロの探偵にでも協力を頼めばいいのに、素人が下手に首を突っ込むもんだから、最終的には殺されてしまうという、救いようのない、非常に後味の悪い終わり方。  【ゼロ】さんも書いているように、結果的にサスペンスやミステリーとしての謎も意外性も無い展開なので、ひたすらオチの悲劇性や無力感のみがクローズアップされているだけ。  こういう個人の努力や勇気が報われない事や無力感を味わう「現実的な恐怖」ってのは、ホラーやミステリーとしての「楽しめる恐怖」とは違う。  確かにアメリカ的な「正義は勝つ」という単純な話ではないのは評価できるけど、リアルなら良いってもんじゃない。逆に「しょせん正直者がバカを見るんだよ。怪しいやつは放っておけばいいじゃん」というような無気力感や悪しき個人主義を煽る危険性すらある。  好きな人には申し訳ないけど、あまりにも高評価なのでこの点数で。
[ビデオ(字幕)] 1点(2003-07-02 16:48:28)
235.  スクリーム(1996) 《ネタバレ》 
最後の最後まで犯人が分からないスピード感のある作り。とにかくストーリー性よりも、娯楽サスペンス映画として見ている人にハラハラドキドキしてもらおうという製作サイドの意気込みを評価したい。  確かに突っ込みどころは多々あるが、ここまで「フーダニット」という一点に徹底してくれれば、特に言う事はない。  ただ、この手のやり方は初回だけだから許されるという側面もあると思う。事実、シリーズ化するごとにワンパターンになるし、見ている側にも耐性がついてしまう。見るならこの1作目だけで十分。
[ビデオ(吹替)] 7点(2003-07-02 16:35:11)
236.  ディープ・ブルー(1999)
生き残る人間が意外すぎ(笑)。その意外性にポイント。  ストーリー展開や演出面はそれなりに丁寧だし、閉鎖空間でのパニック物としては面白くなる基本条件を一通り備えているので、見ている間はそれなりに楽しめる。ただ、何度も見れるほどの内容ではない。もう少し「高い知能を持ったサメとの駆け引き」のような部分を突っ込んでくれていれば面白くなったはず。惜しい。  ゆえに3点以下の駄作ではないが、8点以上付けられるような傑作でもない。可もなく不可もなしという意味で、点数的にはこの辺が一番妥当でしょう。
[ビデオ(字幕)] 5点(2003-07-02 00:52:47)
237.  発狂する唇
荒唐無稽なストーリーに無茶苦茶な人物設定。まあ、これが監督の意識した上での脚本だとしても、やはりこういう「上っ面だけの滅茶苦茶さ」を「前衛的」などと評価することは、足で描いたラクガキを「芸術」と評価する行為と同じだろう。この手の方法論は、金を取らない自主制作映画だけに止めておいて欲しい。金を取っていい内容ではない。この作品や「キル・ビル」の評価でもそうだが、普段、映画だけでなく、優れた漫画やアニメの持つ本当の刺激に接していない人ほど、ちょっと奇抜で過激な演出に「これはスゴイ!」と過剰反応してしまうような気がする。何でもメチャクチャやりゃあ良いってもんじゃない。
0点(2003-07-01 17:17:08)(良:3票)
238.  ハロウィンH20
なんか見てて悲しくなってくる。古き良き時代の「殺人鬼モノ」の抜け殻を見せられているような気分。展開は相変わらず、ただの「鬼ごっこ」、演出は「ビックリ箱」で、見ていて退屈極まりない。最早この手の演出は単なる「手抜き」であり、「恐怖演出の思考停止状態」でしかない。ストーリーもあって無いようなもの。見た後に何も残らない。
1点(2003-06-23 14:07:13)
239.  ホーンティング
ここまで怖くないホラーは、ある意味スゴい。シナリオの出来以前に、CGを使って「何を見せるか」、「どう演出するか」という部分において、あまりにも考えが無い。CGが使える事がよほど嬉しかったのか、無意味に幽霊や怪奇現象を視覚化したりするから、想像の余地が奪われている。「どうしてここまで怖くないのか」を考察するための、反面教師的な価値しか無い。   CG技術の向上が「表現の多様性」と共に「表現の堕落」をも齎した事を象徴する作品と言える。やはり表現に限らず大事なことは、目的と手段を取り違えることなく、何を最も優先させるべきかを見極めるセンスだろう。  
[ビデオ(字幕)] 1点(2003-06-23 10:04:24)(良:1票)
240.  初恋のきた道
自分のように齢も30を越えると、さすがに中学生のような「恋に恋する」恋愛物語に純粋な気持ちで向き合うことは難しい。この作品は「感動のシナリオ」をあからさまに提示し過ぎていて、「感動の押し売り」という印象で、見ていて冷めることがしばしば(毎日、学校に声を聞きに行ったり、高熱があるのに先生を迎えに行ったり)。恋愛の「キレイな部分」しか描かれておらず、人間ドラマに深みを持たせるはずの、お互いの心のすれ違いや葛藤という要素が完全に100%欠落している。そのため、どうしてそんなに惹かれるのかも分からず、あまりにも直情的・盲目的な彼女の行動に引いてしまう。第一印象だけで、その人間の何が分かると言うのだろう?本当の人間関係は、お互いの心の葛藤やトラブルを超えた先にあるものではないのか。純粋であることは、時に罪悪ですらある。純粋さゆえに、他人を傷つけている自覚が無いからだ。 また現在をモノクロ、過去をカラーという撮り方には、過去ばかりが美しいもので、まるで現在は終わったものとして否定しているような印象がある。年老いるまでお互い深く愛し合い、子供も立派に成長しているんだから、うらやましいほど素晴らしい人生じゃないか。悲しいのは分かるが、モノクロの世界でひたすら嘆いているだけの年老いた彼女を見ていると、違う意味で悲しくなってしまう。オレなら笑顔で送ってほしい。「人の死は決して物語の終わりじゃない」。それが証拠に、無償で棺を担ぎに来てくれたかつての生徒たちが大勢いるじゃないか。それは先生の心が生徒たちの心の中に、今も息づいている証拠じゃないか。
3点(2003-06-18 08:52:17)(良:4票)
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