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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552

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221.  カタクリ家の幸福
今日の日本映画界には無い新風を入れつつある三池監督による異色ホラー・コメディー。出演者は豪華ですが、丹波哲郎の存在感がもの凄く大きい。要所でトボけた味を出していて、たっぷり笑わせてくれる。一方で忌野清志郎は狙いすぎかなと私的な意見ですが思いました。意味不明なシーンもありますが、「皆さんも歌って踊って人生楽しく過ごしましょう」ということで頭を空っぽにして楽しみましょう。
8点(2002-02-15 00:54:25)
222.  風花(2000)
少し平均点を上げましょう。この映画は一つ一つのシーンを大切にしていて、なかなか好感が持てます。今の日本映画界には無いと言ってもいいくらい、「正に映画」というくらい1シーンごとの演出がもの凄く丁寧です。確かにストーリー自体は、さほど面白いものではなく全体的に間延びはしているけど、今の映画界の中ではこんなシンプルな映画は貴重だと思う。それだけに監督の急死が惜しまれる。
8点(2002-02-11 14:08:47)(良:1票)
223.  俺たちは天使じゃない(1955)
色々とご都合主義な展開だけれども、そのご都合主義ゆえ成り立つ、クラシック映画ならではの愉快な一作。主演3人の魅力はもとより、オールセットによる雑貨屋の撮影は秀逸。残念ながらこの時代を代表する作品というわけではないが、終始話しのテンポが良く、それに加えてボギー渾身の芝居ではないだろうか。
8点(2002-02-11 12:53:54)
224.  ゲット・ア・チャンス!
粗はたくさんある作品で、これといったヒネリもないけど、なんだか憎めない映画。いやポール・ニューマン自体が“憎めない爺さん”みたいなキャラに見えたから、憎めないという印象を受けたのかもしれない。終始テンポのいい(決して早いわけではないが)展開で、88分という短さにこの映画の面白さが詰まっている。この映画をご都合主義と言うのは野暮だぜ。
8点(2002-02-08 10:14:38)
225.  グッドモーニング,ベトナム
酷評するほどは悪くない作品。やはり同時期の「レインマン」もそうだが明らかにバリー・レビンソンはこの時期が一番ノッていたと思う。R・ウィリアムスもナンダカンダ言って、この映画での熱演は心に直接的に訴えてくるものがあると思う。だが話しの中身そのものは、重箱の隅をつつくようなマネをして申し訳ないのだが、何故使用禁止のレコードがDJの目の前にあるのかという疑問が数多くある。しかしこの映画に関しては、そんなことよりも“勢い”を楽しむべき作品かと。
8点(2002-02-06 20:53:32)
226.  フルメタル・ジャケット
凄まじいまでのリアリズムに基づいた作品。時に人は、目の前にある現実を目の当たりにすると恐怖をおぼえる時があると言うが、正にこの映画が表現したのはそういうコト。ただ前半の執拗な軍部での演出に比べ、後半の戦地での演出が弱い。残念ながら戦地での演出にかけては、キューブリック以上のものを演出できるディレクターがいるので、前半の訓練のシーンで全編押し通してしまえば良かったのにという口惜しさを感じている。
8点(2002-02-05 19:18:27)
227.  ファイト・クラブ
たいへんよく出来た映画だとは思うけれども、この手の映画としては、あまりに遊びすぎてテーマが散漫になってしまい、残念ながら革命的な映画にはなっていないと思う。B・ピット、E・ノートン、H・ボナム・カーターの3人は申し分の無いキレっぷりで、特に終盤の芝居は目を見張るものがあった。だが、どうでもいいんだが少し中盤が冗長。
8点(2002-01-29 21:15:05)
228.  ダンサー・イン・ザ・ダーク
個人的に不愉快な映画だったといえば、確かにそれは否定できないが、てんでダメな映画でもなければ、駄作というわけではなく、むしろ映画としては優れていると感じたのでこれくらいの点数を付けざるを得ない映画。『奇跡の海』が素晴らしかったラース・フォン・トリアーだったが、いささかこの映画ではやり過ぎの感も。ビョークの大熱演があまり称えられなかったのは、残念。
8点(2002-01-27 14:53:20)
229.  シングルス(1992)
確かに完成度が高い映画とは言えないけど、キャメロン・クロウの映画としてはこれが一番好きだ。等身大の若者たちを「結婚」という一つの壁に当たるというコトを通じて、瑞々しくも崩れ易い精神状態を上手く表現している。まっ、ヒロインがブリッジト・フォンダだから尚更のコトなのかもしれないが(笑)。確かに登場シーンは少ないですね、ブリジット。
8点(2002-01-15 18:21:08)
230.  ザ・コンテンダー
まぁ悪くはないのだが、何だか今一つという感も確かにある。だが割りと脚本がしっかりとしているせいか、観ていて安心できる話しの作りになっていてJ・アレン、G・オールドマン、J・ブリッジス、C・スレーターの演技も大変見応えがある。“結局アメリカ万歳みたいなラストが嫌”という意見も見かけるが、このような形で終わらせるのはあくまでアメリカで作られた映画なので、当たり前と言われれば当たり前であり、妥当な終わり方だと思った。ただ少し点数は高めに設定しました。それは今どき、こんな硬派な政治映画で勝負してきた新進気鋭の監督への期待を込めてということで。
8点(2002-01-08 17:15:11)
231.  白い刻印
派手さは無く、地味ィ~な風格で引っ張り続ける作品だが、巧みに構成されたシナリオと着想点の良い題材、それに役者陣の熱演が何とも素晴らしい。「タクシー・ドライバー」のポール・シュレイダーの数少ない監督作だが、基本的にP・シュレイダーの映画は人間のエゴを描くものが多く、この作品も例外になることなく、雪原の田舎町に渦巻く人間関係を見事に描ききっている。あまり注目されなかったけど、傑作です。まぁラストは賛否両論になるとは思うが、、、。
8点(2002-01-06 23:31:59)
232.  スネーク・アイズ(1998)
この映画、結構よく出来てる。確かにミステリー・サスペンス系統の作品で、謎解きを要するような作品を期待してると、冒頭から意味ありげなシークエンスの連続で真犯人が判ってしまい、つまらなく思えるかもしれないが、私はデ・パルマはそんな事を狙って製作した作品とは思えない。この映画はデ・パルマがマジシャンのように手の内を明かして、順を追って一つの国防長官暗殺事件の経過と結末を見せていったにすぎない。ほとんど謎解きなどする必要も無く、ニコジーが事件を解明していってくれるし、確かにインパクトに欠ける作品かもしれないが、ある意味あまり話しをドンデン返しにさせないで正攻法で勝負してきた作品と言えるでしょう。冒頭の長回しも驚異的だが、シニーズがケージをボードウォークまで追いつめていくシーンあたりまでは傑作の風格すら感じさせられた。でも…オチが...やはりこの映画のそれまでのよく出来ていたプロットを台無しにしたと言っても過言じゃない気がしますが...まっ、これがデ・パルマなのでしょう。
8点(2001-12-30 13:02:05)
233.  フローレス
なかなかよく出来た映画だったように思う。やはりデ・ニーロにP・S・ホフマンは好演で、観ていて見応えがある。ベッドでのデ・ニーロと恋人とのやり取りで「あら、そんなコト言ってくれるなんて、よっぽど素敵な女性ね」(恋人)、「何で女性とわかった?」(デ・ニーロ)、「あら女性じゃないの? 男性?」(恋人)という会話があったように、所々にニヤリとさせられる演出が巧さを感じた。ただ、少しだけ物語の焦点ボケは否めないが...。
8点(2001-12-28 14:34:34)
234.  評決のとき
陪審員制度の盲点を鋭く突いてきた映画。私は同時に日本の裁判制度の盲点についても深く考えさせられたような気がする。この映画で称えられるべきは、やはりデビュー作となったマシュー・マコノヒーの驚くべき演技力と存在感で、特にラストの弁論にはやはり素晴らしい。それとジョエル・シューマカーの芸域の広さには脱帽です、よくぞここまで見せてくれました。
8点(2001-12-15 00:10:51)
235.  リプリー
近年増えてるリメーク(名匠は色々ありますが、敢えてコレで統一)の中では出色の出来ではないでしょうか? 確かにアンソニー・ミンゲラの映画にしては珍しく脚本に甘さが目立ち、判りづらいプロットがあったり、説明不足だったり、それでいて説明し過ぎの感もありといった感じでしたが、オリジナル版の『太陽がいっぱい』と見比べても、そう悪くはないと思います。意外や意外、マット・デイモンのある意味サイコな演技は必見でマジ怖ッ。
8点(2001-12-13 22:51:02)
236.  太陽がいっぱい
確かに秀でた作品であるコトは認めるけど、名作と謳われる割りには、私の中ではそれほどの作品とはならなかった。役者陣は全員ホントに輝いていて、「美しい」の一言に尽きる。殊にアラン・ドロンの若き野心溢れる感情表現には驚かさせられるもので、見事なまでのハマリ役。そしてラストの在り方があまりにも素晴らしい。
8点(2001-12-12 21:14:11)
237.  カンゾー先生
チョット僕には“開業医は足だ”というシークエンスが伝わったこなかった。おそらく役者陣がこの映画の特筆すべき事項になると思うが、もっともっと柄本明には走って欲しかった。そしてもっとダイナミックに荒々しくカンゾー先生が走る光景を撮影して欲しかった。ただ今村監督のエネルギッシュな語り口だけで十分魅力あふれる作品になっていることは事実のようだ。
8点(2001-12-03 19:16:25)
238.  スパイキッズ
なんかこの映画に関してはいろんなコト言われそうだな(苦笑)。“子供向け映画”とか言われそうな勢いだけど、そ、それが...楽しくて、楽しくて私はしょうがなかったです。何よりあくまで子供たちが主役であって、それを支える大人たちの演技も良かったと思うし、それに何よりこの映画は間の取り方が巧い。ベタなギャグばかりなんだけど、何故か私の感覚が鈍いせいか、私の中では全然すべったギャグは無かった。自分はいつまで経っても、この映画を楽しめる心はとっておきたいと感じた。
8点(2001-11-21 00:21:48)
239.  ザ・セル
予想以上に皆さんが辛口で驚きました。斬新な映像センスで、大胆な演出を施した作品であり、もっともっと評価されても良かったと思っている。脳内世界の描写もなかなかのもので、美術的センスでは抜群の光を発している。ただ、確かに指摘されている通り、話し自体はそんなに面白くないかな。
8点(2001-11-17 16:51:58)
240.  スリーピー・ホロウ
ええっと、この映画は悪くないですね。ホントにオスカーのノミネート&受賞結果に表れているように撮影・美術関係が本当に素晴らしいです。特にモノトーン調に徹した撮影は素晴らしく、物語の秘めたる不気味さという感覚の恐怖演出の助長に一役かっていたと思う。ただ個人的には「Planet Of The Apes/猿の惑星」で見られたような、バートン的遊び心が少なくて寂しい気もしなくない。
8点(2001-11-16 00:14:15)
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