221. ファイヤーフォックス
《ネタバレ》 当時は東西冷戦時だったので、初見の時と同様に今鑑賞してもファイヤーフォックスを盗むまではハラハラドキドキでした。 盗むまでの段取りをしてくれた仲間達が朽ち果てる寸前(格納庫にて防具姿で淡々とファイヤーフォックスに乗り込もうと歩いているシーンや、野原からファイヤーフォックスが飛び去るのを見届けるシーン)が印象深かったです。 盗んでからは、それまでのスパイアクションからガラッと印象が変わりSFアクション風に・・・ここが何とも蛇足な感じで(ここからが好きという方もいるでしょうが)、個人的には盗むまででお腹いっぱい満足しました。 よく言えば、一粒で二度おいしいって感じの映画でしょうかね~。 [インターネット(字幕)] 7点(2012-09-22 10:47:12) |
222. 哀しい気分でジョーク
《ネタバレ》 “北野武”ではなく“ビートたけし”出演なのです。 まんま、たけしなところが良い。 『グリーングリーン』も、この映画にマッチしており、個人的にも幼少の頃を思い出す曲なので、ちょっとノスタルジー・・・ 余談ですが『グリーングリーン』の日本語詞は、原曲そのままの翻訳ではなく“片岡輝”氏の独自の作詞で、原曲ではパパは一切登場せずママのみらしいです。 [DVD(邦画)] 6点(2012-09-17 17:07:40) |
223. 八日目の蝉
《ネタバレ》 開始早々の裁判での実母の証言は尤もだし、 実母の立場に立ったら、こんな酷い出来事はないと思う。 が、希和子もまた誘拐犯でありながらも確かに母親でした。 (だからこそ余計に実母にとっては遣る瀬無い・・・) そして、実父や恵理菜(薫)の不倫相手の岸田の身勝手さに同じ男であることに情けなくなり、実母や希和子、そして恵理菜(薫)を見て優れた母性愛の映画だなと思いました。 終盤の船着場での希和子の行動や言動、皮肉にも誘拐犯の疑似母である希和子の母性愛を思い出し、薫が母親になる決意のラストまで私は嗚咽しっぱなしでした。 どう解釈していいのか、どんな意味があるのか、いまいち把握出来ていないとこもあるのですが『八日目の蝉』というタイトルも秀逸だなと、今まだ一生懸命鳴いている蝉の鳴き声を聴きつつ、このレビューを書いています。 [DVD(邦画)] 8点(2012-09-14 15:17:33) |
224. 着信アリ
《ネタバレ》 無駄に長い。 1時間位の短編にして十分な感じ。 終盤の廃墟病院は、お化け屋敷体験が出来て面白かったけど・・・ [インターネット(字幕)] 4点(2012-09-05 15:41:15) |
225. 幸福(1981)
《ネタバレ》 親子や家庭の在り方、男と女、ミステリー・・・どれも平均点は取れてても傑出しているとは思えなかったです。 キャスト(中原理恵が良かった)や描かれている街並みが、なんとも昭和な感じで懐かしい想いにさせられましたが・・・ [DVD(邦画)] 5点(2012-09-02 14:51:05) |
226. スチューデント
《ネタバレ》 なんてことない恋愛物語なんですけど、ソフィーが好きなもんで・・・(そう低い点数つけられません) しかし相手の男は、あっちこっちの女に手を出して日本だとドロドロになり、奥様方大スキな昼ドラになりそうな感じが、お国柄なのか物凄くライトな感じだよなぁ~。 あと電話が来るのを待ったり待たせたりなんてのは、自分の若い頃を振り返り携帯がない時代の苦労を思い出しました。 何か携帯電話の出現で、恋愛の仕方というかパターンそのものも変わったよなぁ~(大袈裟だけど)・・・以上、オッチャンの戯言でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-09-02 03:02:17) |
227. 月光ノ仮面
《ネタバレ》 ドクター中松がタイムスリッパ―だってことは解ったのですが・・・ これが一番解らないシーンでもありました。 [DVD(邦画)] 1点(2012-08-24 18:10:25) |
228. フェーム
《ネタバレ》 現実は甘くないんだけど、それ以上に夢や希望に満ち溢れた若い世代が美しく、そして素晴らしく、悩んだり不安になったりしながらも一直線な姿が羨ましく思える映画でした。 自分の若かりし頃なんかも思い返しつつ、改めて若いって、いいよなぁ~と(しみじみ) [DVD(字幕)] 6点(2012-08-19 18:58:03) |
229. ウォリアーズ(1979)
《ネタバレ》 初見はガキんちょの頃で、暴力描写に豪く刺激された覚えがある(今観ると然程でもないが・・・) 中でも、お気に入りは顔面ペイントの野球チームで、無表情でバット持って追っかけて来るのが、当時はハラハラドキドキで怖かった(意外とあっさりウォリアーズにやられますが・・・) まぁ~ただの追いかけっこなんだけど、最高の追いかっけこです。 [DVD(字幕)] 7点(2012-08-13 15:20:42) |
230. ハルフウェイ
《ネタバレ》 なんじゃ、こりゃ~って映画。 わかる人は余程のピュアな方なんでしょうね・・・羨ましい。 私は最初の手ブレからダメダメモード(中盤、美しい場面も幾多かあっただけに残念)。 そして起承転結の起承くらいで終わる感じ・・・正にHalfwayでした。 [インターネット(字幕)] 3点(2012-07-31 18:15:44) |
231. 北京原人 Who are you?
《ネタバレ》 どうせなら、ムツゴロウさんを出演させてあげれば良かったのに・・・ ムツゴロウさんなら、何も裸にならんでも直ぐに北京原人とウパ~。 マンモスだって手懐けるはず・・・ [DVD(邦画)] 2点(2012-07-31 15:27:55) |
232. 宇宙人ポール
《ネタバレ》 普通に楽しめたんだけど、いまいち乗りきれずに置いて行かれちゃった感もありました。 制作者側の映画愛は感じましたけどね~。 息の合った名コンビの主人公2人に愛着ある人や、より映画の小ネタがわかっている人は楽しめるのでは・・・ しかし、ポールのキャラは凄く良く面白かったです。 大人版・E.T.って感じですかね。 [DVD(字幕)] 6点(2012-07-22 05:43:30) |
233. 野獣暁に死す
《ネタバレ》 なかなかの珍味。 誇り高き名優・仲代達矢氏も、こんな仕事してたんだなぁ~・・・って感慨深くなる映画。 意図していないんだろうけど、仲代達矢氏の一人芝居(鉈を振りかざす場面など)が、 ショートコントのようで個人的にツボでした。 バックの音楽にも力が抜けてしまい、復讐劇としては全く緊張感なしなのですけど、 何故か最後まで見届けたくなる(ホンマか?)不思議な映画。 怖いもの?観たさの方、是非ご覧あれ~。 [インターネット(字幕)] 5点(2012-07-22 05:23:24) |
234. 街の灯(1931)
《ネタバレ》 ひとつの作品の中に喜怒哀楽がふんだんに盛り込まれ、しかも表情や動作だけで伝え、尚且つ面白い。 今更だけど、チャップリンって本当に凄いと思う。 思いきり笑わせて楽しませてくれての、あのラストシーンの余韻は何とも言えない。 このワンシーンだけで人間の持つあらゆる心情が含まれていると思う(女は現実的で、男の方がロマンチストに見えました) 切ないんだけど、何故か心温まる・・・そんな作品です。 [DVD(字幕)] 10点(2012-07-15 17:07:35) |
235. モテキ
《ネタバレ》 結構、面白く観れました。 “セカンド童貞”とか“テンガ”って言葉を、この映画で初めて知りネットで調べて成る程と・・・ ならば、最近ちょっとセカンド童貞気味で、いい年してテンガに興味津々の私です。 それでもって何気に、名シーン&名セリフ盛り沢山な映画でして・・・ 留未子(麻生久美子)を振るシーンは、最近観た映画の中では一番印象に残るシーンでした。 上司・墨田(リリー・フランキー)の『彼氏がいないってことは世界中がライバルなんだよ。でもな、彼氏がいるってことはライバルはたった一人なんだ』に、ふむふむ。 みゆき(長澤まさみ)が幸世(森山未來)を振るシーンの『あなたとじゃ成長できない』って言葉は嫌いって言われるよりズシンとくるよなぁ~。 まぁ、ハッピーエンド?にする必要はなかった気もしないでもないですが・・・ 私みたいに、もうがむしゃらに恋愛に突っ走る年代じゃない(チャンスありゃ、まだイキますけどね・・・)人にも、元気を貰える映画でした。 [DVD(邦画)] 7点(2012-07-15 17:04:23)(良:1票) |
236. 海外特派員
《ネタバレ》 全く飽きさせずに展開するストーリーと印象深いシーンの連続で、ヒッチコックの作品の中では、かなり好きな作品の一つです。 スリルありアクションありでハラハラドキドキさせつつ、所々ユーモアもあるアイデア満載の隠れた名作だと思います。 [DVD(字幕)] 9点(2012-07-11 19:09:32) |
237. メゾン・ド・ヒミコ
《ネタバレ》 面白く観れたし結構好きです。 柴咲コウって、こんなにイケてない娘だっけ? もっと可愛い娘だったよなぁ~と思っていたら、ブス設定だったんですね・・・だとしたら役作り上手い女優さんだなと思いました(ダンスホールのバスガイドのコスプレは可愛かったけど) 他に、この映画の素晴らしい所を知りたいですか? 知りたければ“ピキピキピッキー”って唱えてみて下さいね。 [インターネット(字幕)] 6点(2012-07-10 13:14:30) |
238. 課外授業
《ネタバレ》 思春期の性への目覚め、年上の女性への憧れなどが描かれているので、思春期の頃に観ていたら登場人物等に感情移入出来たり、共鳴出来る部分もあるのだろうけど・・・ 今、普通に冷静に観れてしまうのは、つくづくオッチャンになったのだな・・・と身に染みて感じました。 どちらかと言うと、主人公の父親の息子を思う気持ちの方がビンゴでした。 が、私だって・・・ まだまだ、青い果実のレオノーラ・ファニ&熟れた果実のキャロル・ベイカー・・・ どちらも美味しく、いただきたいとこですよ・・・出来ることなら(希望) [インターネット(字幕)] 6点(2012-07-09 14:34:02) |
239. 病院へ行こう
《ネタバレ》 先ずは序盤にサラッと通り過ぎてしまったけど、病院に行くきっかけになった 真田広之氏の階段落ちは何気に凄いシーンです。 髪型がバブリーな感じで懐かしい研修医役の薬師丸ひろ子の『大丈夫ですよぉ~~』が全然、大丈夫じゃなさげでツボでした。 大地康雄のキャラも良かったし、他の入院患者もなかなかの個性派揃いで・・・ そう思いきり笑えはしないが、クスクス出来る映画だと思いますので、未見の方は是非とも鑑賞してみては?『お・ね・が・い・・・』 終盤、麻痺している手で鶴を折るシーンはグッときました。 [DVD(邦画)] 7点(2012-07-07 18:14:09) |
240. 悪魔の追跡
《ネタバレ》 初見の頃から結構なトラウマになった作品。 もう邪教集団のしつこさったら、ありゃしない・・・ どこに逃げても仲間がおるし・・・ アメリカの田舎町では実際にありそうなのが怖い・・・ おかげでアメリカには行ったことはないが、物騒な都会よりも田舎の方が嫌なイメージを植えつけられた(“田舎に泊まろう”なんて以ての外ね) バッドエンドなのが、更に作品として良かったと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2012-07-07 13:44:57) |