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アラジン2014さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 678
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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221.  13時間 ベンガジの秘密の兵士
レビューが少ないので驚きました。単純に言ってしまうと、実話を基にした戦争映画なので地味な部分もあると思います。しかし私の場合はブラックホーク・ダウンより見やすくて熱中できました。 現場の混乱もよく描かれていますが、全体的に立てこもって戦うという前提で敵味方の方向性がハッキリしていたのが良かったと思います。(全体の流れとしてはわかりやすいほう) 難しい哲学などもなく、、ただ守るだけ。戦う意味や理由はあまり述べられません。おかげで2時間半超えも気にならず一気に見てしまいました。  映画に華があるか?という意味ではブラックホーク・ダウンのほうに軍配が上がるような気がしますが、リアルなグロ描写や判りやすい戦闘など、もっともっと人気が出ても良さそうな映画です。ラストもスマートで良かったです。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-04-01 12:18:51)
222.  許されざる者(1992) 《ネタバレ》 
非常に良い。リアル志向の西部劇って意外と少ないんですよね。しかもイーストウッドが主役!そういう意味でもなかなか貴重な映画だと思います。俳優陣各自とも掛け合いが非常に素晴らしく、思わず見入ってしまいます。やはり本物はワンランク違います。  「人殺し」という重たいテーマですが、暗くなりすぎず適度にエンタメしている点が素晴らしいです。やはり映画はあまり重過ぎないほうが楽しめます。最初からずっと主人公が弱そうで、酒場で殴られて風邪引いて「ああもういい加減にしろよ!」状態ですが、、男スイッチが入るラストは畳み掛ける渋みと凄み!正しく暴力のオンパレード。  ハッタリ(マジ脅しか?)の使い方が渋くて、往年のイーストウッドを思い出すカッコよさでした。ただ、無条件でウッド無双になるのはチト違和感を感じましたし、大オチで「どこかで大成功」も”ナイ”ですかねぇ。。 まあ、ソフト購入しても良いレベルの映画ではありますが、微妙っちゃ微妙な作品。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-03-20 13:19:10)
223.  アップサイドダウン 重力の恋人
恋愛物としてもSF物としても十分なクオリティだったと思います。巷に溢れるCGありきの駄作の数々と比較しても、十二分に満足できる作品です。(この映画もCGありきの作品ですが、とても上品かつ上手に組み込まれています)個人的にはビルのヘリ(裏側)で一休みしているシーンや、海に飛び込んだ主人公が重りを脱ぎ、そして上へ落下していくシーンは素晴らしいものでした。  ストーリーが浅くてショボイという意見が散見されますが、純粋に二人の恋愛を応援し、そして上と下の世界の共存(幸せ)を願うシンプルな映画だと思います。また、ストーリー以外の部分でも、燃えたり燃えなかったり、落ちたり上がったり、、重力の働き方なども突っ込もうと思えばツッコミどころ満載ですが、この映画に限ってはそういった粗探しは野暮だと感じます。美しい映像を堪能し、そして若くて美しい二人の素朴な恋愛を応援したい映画です。  終わり良ければ全て良し、幸せな気持ちでエンドロールを迎えることができる素晴らしい映画だったと思います!別の物語もありそうな感じなので、できれば次は重力と半重力のピンクパウダーと、それらの開発に的を絞って続編を作ってもらいたいですね!限りなく8点に近い7点。
[インターネット(字幕)] 7点(2017-01-23 11:59:57)
224.  メン・イン・ブラック3
一作目=まあ新しい感覚が良かったと思ふ。二作目=ほとんど思い出せないくらいに、、全く面白くなかった。三作目(今作)=期待値が低かったせいか、コレがなかなか面白かったです!前半から伏線の張り方も面白いし、次へ次へと見せていく絵の力強さも申し分なし。ネタバレするので詳しくは書けませんが、ラストでの伏線の全回収は素晴らしい。不覚にも感動すら・・  ストーリーは極めて陳腐ですが全くそう感じなかったのは、やはりグリフィン(マイケル・スタールバーグ)の使い方がウマかったこと、主人公二人の感動の過去が判明することなど、極上の装飾が施されていたことがあると思います。タイムトラベル物の映画でよく話題に上がる「未来と過去の二人が出会うとパラドックスがおこる」という、冷静に考えたら??な設定が無かった点も良かったです。おかげで悪役がダブルで登場するという面白さもありました。  最後に、皆さん触れていますが若き日のエージェントK(ジョシュ・ブローリン)も非常に良かった。映画に熱中しているせいもありますが、まるで若い時のトミー・リー・ジョーンズと錯覚してしまうほど。。このシリーズ最高の出来栄えだったと思います!
[地上波(字幕)] 7点(2016-11-28 10:51:44)(良:1票)
225.  ザ・ウォーク
前情報なしで鑑賞しましたが予想外に良かったです。8割がCGだそうですがそういった違和感は感じませんでした。特典で見る限り主演のジョセフ・G・レヴィットは綱渡りを習得し、実際にワイヤーウォークしているようでした。(風景はCGだが)  自伝的にならず人生の一部だけを切り取った形で映画が構成されていますが、、それが功を奏して話に集中することができました。人生を端折ってきた割に、綱渡り前夜からやたら丁寧なのも監督ロバート・ゼメキスの手腕を感じます。(ある意味、ワイヤーウォークはオマケ的な)  大画面で鑑賞できる方は3D・2D問わずエンタメ作品として気軽な気持ちで鑑賞なさったら良いと思います。なかなかお勧めの映画!
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-09-16 14:33:24)
226.  プリデスティネーション
ネタバレしますので内容には触れませんが、皆さんおっしゃるようにイーサン・ホークとサラ・スヌークの演技が素晴らしいです。また、導入部・引き込み部も非常にスムーズ、そしてタイムトラベルの方法、山高帽、キャンパスでの驚き、同じライターを使っていたことなど小道具も含めて素晴らしいシーンてんこ盛りになっています。「お前の人生を壊した男を目の前に差し出してやると言ったらお前はどうする?」この文句は超絶に素晴らしく、、ワクワク度もMAXに。しかし、、日本で流行らなかった理由も何となく判るような気もしますので、悩みぬいてのこの点数です。  まず全体像がつかみづらい。後々考えてもパラドックスばかりが気になって、映画の筋書き通りに収まる気がしません。冷静に考えれば辻褄が合うような気もしますが、やっぱり合わないような気もしてくる(笑) 原作は読んでいませんが、こういった物語は活字だからこそ良い場合も多いですねやはり。(とはいえ、よくぞここまで映像化したもんだと感心しますが)  文句は書きましたが、この雰囲気と甘美な映像、見終わった後のインナーSF特有の余韻は非常に心地よい。繰り返しになりますが、もう少し観客にわかりやすい仕上がりでしたらもっと売れたような気がします。あと、爆弾魔の一件がちと消化不良をおこしている点も少し気になりましたし、総合的に考えて名作にあと一歩及ばない、非常に惜しい作品です。 ※ちなみに公式サイトのほぼ全文がネタバレしていますので、映画をまだ見ていない方は絶対にアクセスしないことをお勧めします。。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-05-05 10:38:56)(良:1票)
227.  デイブレイカー 《ネタバレ》 
予想外に良かった。とにかく世界観と着眼点が素晴らしい映画です。バンパイアは死なないので人類との人口比率がこのような状態になるのは必然的で、そして血液不足になるのも当然の結果です。血液不足のことをTVニュースでさも食料危機や戦争危機のように報じているのも監督のセンスが感じられて素晴らしかったです。 太陽が上がっている時のバンパイアの生活の仕方がとても良かった、いいアイデアです。そして人間への戻し方(副作用も合わせて)も素晴らしいアイデアです。それらを含めての、、終盤に主要人物が発する「人類は逃げなくてイイ・・」というセリフは感動的ですらありました。  名作になれなかった原因としては、、やはりラスト付近に押さえきれずにやりたい放題になったからでしょうね。ラストのウィリアム・デフォーの再登場の仕方もあまりにも低俗すぎて興ざめするほど(今の時代に じゃじゃーん! 的な登場はどうかと 笑) そして終わり方がもっとヒドイ、火の鳥の描かれた車(トランザムか?)は映画の内容と合っていて素晴らしいが、まるで安っぽいヒーロー物のようにその車で去っていくのはダサい、ダサすぎる。(今後のこととか他にもっと大切な話あるだろ?) ラスト15分、社長の娘の一件をきちんと絡ませた上でシックに仕上げてくれていたら9点くらい行きそうな映画です。辛口でしたが多少幼稚な部分も含めても見て損のない映画と思います!興味がある方はぜひ一度お試しください。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-01-31 16:28:15)(良:1票)
228.  ワイルド・スピード
なんだかんだいってもパート1が一番面白いかな。で、ジョーダナ・ブリュースター(ミア)が超絶可愛い(ホの字 死語) 下品な車のオンパレードだけどアメリカで見るとカッコいいから不思議ですね。まあでも自分で乗りたいとは微塵も思いませんが車への熱い情熱は少し理解できます。(俺の場合は途中で出てたフェラーリ以外は要りませんが)
[インターネット(字幕)] 7点(2015-10-22 22:47:03)
229.  ワイルド・スピード/EURO MISSION 《ネタバレ》 
ミッションインポッシブルと被るしハゲばっかりで一瞬誰が誰だか・・ しかしながら金が掛かっているだけあってアクションは大いに楽しめます。アトラクション映画と割り切ればMIシリーズよりずっと面白いかもしれません。公道レースとか厨二病シーン満載かと思いきや、出てくる車はシブメで通好みだったりもしますし、なかなか侮れない。  ラストはご都合主義で終ると思いきや、最強ハゲが出てきてカッコいい終わり方をします。なんだかんだいっても結構面白い映画です。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-10-16 11:05:08)
230.  ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT 《ネタバレ》 
ツッコミどころ満載で、、どこから手をつけていいのか呆れるほど。しかしネタ映画としてはかなりの高得点ですよコレ。  千葉真一を筆頭にカメオ出演の役者が無駄にリッチなのがとても素晴らしい。カメオ探しは純日本人にしかできない楽しみ方です。面白いのはこれほどリッチなカメオ出演に反してメインキャストに日本人が全くいないというのがある意味凄いデス(笑) 結果、東京の話なのに英語とカタコトの日本語のみでストーリーが進む異常事態に。(日本語が一番上手な人が千葉真一というね・・)  そして日本ではありえないアメリカンな”ノリ”(底辺)のダンスフロアのシーンに、下品なだけの立体駐車場のレースシーン。極めつけは通行人がわんさかいる狭い路地裏のパチンコ店にド派手なパフォーマンス仕様の車が路駐し、その後銭湯のKONISHIKIパートへ。  映像的にはシッカリと日本を記録していますが、何から何までコレジャナイ感満載の「TOKYO」映画。ここまで凄いとネタとして友人にお勧めできるレベルです。ラストのドミニクが出てきて初めてハリウッドらしいオーラを感じますが、2秒で映画は終了。いろんな意味で素晴らしい作品でした!
[インターネット(字幕)] 7点(2015-10-03 15:26:31)(良:1票)
231.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 《ネタバレ》 
インディ・ジョーンズのシリーズの中では一番面白いです。やはりショーン・コネリーとリバー・フェニックスが出ているのが大きいかもしれませんね。過去二作品と比較すると一捻りも二捻りもあって、、ニヤリとさせられるシーンが多いです。特にリバー・フェニックスのシーン(インディのコスチュームのルーツが判明するくだり)は最高に素晴らしかったです。  前作と比べるとコント的なシーンは少なくなっていますが、暖炉がクルクル回るシーン、パパジョーンズが尾翼を撃ってしまうシーンは最高でした。これらのシーンは下手をするとドリフのコントに成り下がってしまいますが不思議なくらい馴染んでいて面白い(笑) あと、手帳にヒトラーのサインを貰うシーンは映画史上屈指のジョークだと思われます。  若干ストーリーを詰め込みすぎた感じはありますが、それでもとてもスッキリまとまっていてとっ散らかった印象は全く受けません。最初から飛ばしすぎてチョット疲れるくらいですが、シリーズ四作品中では文句なしに一番の面白さでしょう!
[DVD(字幕)] 7点(2015-09-08 10:17:08)(良:1票)
232.  ウォーリー 《ネタバレ》 
人類が見捨てた29世紀の地球で、700年もの間一人ぼっちで働き続けるゴミ処理ロボットのウォーリー。そんな彼の一番の夢は「いつか誰かと手をつなぐこと」。ある日、突然現れた真っ白でピカピカのロボット「イヴ」と出会い、初めての恋に落ちる。宝物を見せた途端に動かなくなったイヴ、そして何も言わず宇宙船に連れ去られるイヴ。彼女を救うため未知なる世界へ旅立つウォーリーの行く末と人類の未来とは・・  書いちゃえば感動的で素晴らしい映画です。でもなぜか手放しで高得点がつけられない感じがありました。イイ線いってるんですけど、後半のドタバタコメディが残念でした。前半の渋いトーンで最後までいけば大好きな映画になりましたのでホント惜しい。しかしながら、ロボット同士が名前を呼び合うだけでウルウルさせるピクサーの手腕は素晴らしいとしかいいようがないです。一度は観ておかないと損な映画です!  他の方もおっしゃっているように、ウォーリーの日常やイヴとの生活をもっと観たいですね。(ちなみに、日本語版でも最低限しか吹き替えていませんので原語の雰囲気は損ねておらず、看板などが日本語になっているので非常に見やすいです!)
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-05-02 18:37:37)
233.  フローズン・タイム 《ネタバレ》 
再鑑賞・再評価・再レビューです。ファッション雑誌の写真家が監督なだけあって素敵な雰囲気を醸し出しています。神経質な画家志望の青年が主人公で、更には時間が止まるという謎設定のおかげで時間の進み方が少々遅く退屈する部分もありますが、女性を綺麗に見せる術を知っている写真家の監督が記録する映像は全ての場面がとても美しい。  時間を止めることが出来るということ自体がありえない設定ですが、その他は全てにおいてリアルな設定です。よって、どうして時間を止めることができるのか?と終始悩んでしまうのが唯一惜しい点です。店長のパートは全体的に無くても良いレベルですが、スパイスとしてはきちんと機能していたと思います。個人的には主人公の子供時代の話が全体的に面白くて好きでした。  レジ係の女性が後半に行くにつれどんどん美しくなっていくのは素敵だし伏線としてもきちんと機能しています。ラストの破局-個展-愛を確かめる流れはベタですが綺麗に決まっていて嫌いじゃないです。ちょっと男目線的なエロ妄想が多いので人にはお勧めしにくい映画ですが、落ち着いた作風で素敵な雰囲気の大人向けミニシアター系作品です。なかなか良い映画。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-11-07 11:18:27)
234.  28週後... 《ネタバレ》 
オープニングはシックで素晴らしい。特に妻を見捨てて全速力で船に逃げるシーンは名シーンです。このシーンは本当に素晴らしかった、怖すぎでしょコレ。  28日後の続編ですが、前作のような情緒的な風景や心の機微といった部分はかなり薄れてしまいました。しかしそのおかげで映画としてのまとまりが良く、エンターティメントとして素晴らしい仕上がりになったと思います。全体的にいちいちバカばっかりが集まっていて事態が悪くなる一方ですが、現実にこのような事件が起こったらこんな風になるんだろうなと感じます。前作同様軍隊が幅を利かせますが、前作よりは軍隊の描かれ方は正常です。そもそもコードレッドだと確実に軍隊が必要ですし。  マニアックなレビューも多く見られますが、テンポが良いのでライト層にもオススメできる映画です(でもかなりグロいです) 個人的にはパパさんが地下鉄まで追いかけてこなかったら名作認定しましたが、変異したにもかかわらずパパさんだけが子供を追ってくる違和感はいただけません。せっかくのこの映画のエグさ&終末感に水を差してしまっていますね。  前作もそうでしたが、終盤に不要なパートをねじ込んできちゃうダニー・ボイルとアレックス・ガーランドらのセンスのなさが名作にならない原因だと思われます。前作同様にホント残念な作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2014-09-23 16:35:22)(良:1票)
235.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
【ネタバレ注意です!】映画未見でここをウロウロしているそこのあなた、前情報無しで観ることをお勧めします。急げ!!  思いっきりネタバレしますが、単純に頭の中のことをこのような見せ方で表現したのは大正解だったと思います。マジで素晴らしかった!最初はサスペンスに関連する各ピースがバラバラに見せられて、観客側は全く意味が判りませんが、早い段階から殺人が起き、そしてオカルト物へと変貌してゆきます。 そして、オカルト物かと思えば護送犯が現れてサスペンスかオカルトかハッキリしない流れは素晴らしい。?連発の観客心理を知ってか中盤早々にネタバラシされますが、そこで冷めてしまうか頑張れるかで評価が変わってくると思います。私は頑張れましたのでなかなかの高評価です。エド(ジョン・キューザック)もハマリ役でとても良かったと思います。  個人的にはラストの子供シーンは無くても良かったような気がします。あそこは刃物か何かが彼女の前に出てきて終わりだともっと渋かったような気がします。自分でも監督やってみたいと思わせる素敵な映画でした(笑)
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-09-22 00:07:25)(良:1票)
236.  クイックシルバー(1985)
全体的な流れはベッタベタな青春物といった安易な感じです。時代背景も中途半端に古さを感じさせる80年代中盤、ラスト付近のサスペンス風な流れも安易すぎて安っぽさに拍車がかかってしまっていると感じます。そんな微妙な感じの映画ですが実は自転車好きには密かに人気が高かった映画でした。  自転車がメインの映画でこんだけマニアックなのって他にありましたっけ?自転車関係の描写や会話はかなりマニアックなのにほぼ説明がありません。固定ギアでブレーキレバーが無いハンドルの描写があったかと思えば走っているシーンではブレーキレバーがあったりと矛盾もありますが、ピストバイクとかあの手の自転車が好きな人にはたまらない映画です。(私も影響されて自転車やウェアなど揃えました) ライバルの黒人さんも印象深かったのですが、今見たらモーフィアス(ラリー・フィッシュバーン=ローレンス・フィッシュバーン)じゃありませんかー!印象深いハズだ。。青臭い青春映画なので広くお勧めするつもりはありませんが、ラストも綺麗にまとまっていますし自転車好きな人はハマっちゃう映画です。
[映画館(字幕)] 7点(2014-09-05 15:52:29)
237.  座頭市(1989)
89年の本作が本家版「座頭市」としてはラストになります。今見ても豪華キャストに驚きますが、他の方もおっしゃっているようにこの作品では群を抜いて勝新の貫禄が凄いことになっています。  ただし、勝新太郎ご本人が監督と主演をやっているせいでかなり荒削りな作品に仕上がっています。制作裏話なども広くTV放送されており、全く行き当たりばったりだった勝新の無能ぶりが広く知られています。突然樋口加奈子と風呂に入ったり、実の息子(雄大)が親分だったり、まあ、やりたい放題といった感じですが(笑)、このやりたい放題感が功を奏したのか、いかさま賭博、夜道のちょうちん、三木のり平との一件、僧侶との切り合い、用心棒(緒形拳)との一騎打ち、、とまあ、挙げればキリがないくらいメジャーなシーンのてんこ盛りとなっています。おそらく観客が観たいであろう有名なシーンのオンパレードで、まさに集大成とはコレのことです。実際私もこれが見たかった!といった印象を持ちましたし、不思議とラストには綺麗に収まっているのです。 あと、何気に勝新監督の映画ということで八州取締役(陣内孝則)、赤兵衛一家の親分(内田裕也)、浪人(緒形拳)などもかなり気合が入った演技を見せており、見どころの一つになっています。(鶴:片岡鶴太郎とのほのぼのしたやり取りもきちんと入っています)  エンディングで英語の歌が流れ始めた時には正直腰が抜けましたが、、リマスターDVDは大切に保存しております。作品としては6点程度ですが勝新の心意気に+1点です。余談ですが海外ではブルーレイ化されていますが日本国内ではブルーレイ化されておらず、利権の闇に飲み込まれている不運な作品。
[DVD(邦画)] 7点(2014-09-04 16:59:01)
238.  海の上のピアニスト
当時仲が良かったピアニストに勧められて見た映画です。最初は乗り気じゃなかったのですが、トランペッター(マックス=プルート・テイラー・ヴィンス)の導入部が素晴らしくて一気に物語に引き込まれました。嵐の中ピアノと踊るシーンはファンタジー過ぎますが、その後の展開は悪くないです。ピアノ対決ももちろん素晴らしかったのですが、一番には1900ナインティーン・ハンドレッド(ティム・ロス)の心の葛藤がなかなか奥深くて味わいがありました。 単純に、、ナインティーン・ハンドレッドは船を降りる度胸が無かっただけだと思われますが、この構図は普通の人が巣立つ(大人になる・独立する)という単純な図式にも当てはまります。個人的には何となく彼の心境も理解できました。ニートや引きこもりといってしまうと言葉は悪いのですが、やりたいことだけをやり続けられる人生というのも、ある意味幸せなのではないかと感じます。私も事情が許されるのであれば、出来ればあのような生き方をしてみたいと思ったりもします。  通常版とイタリア完全版を比較しましたが、どちらかというと長尺版のほうが全体的に丁寧な印象でした。ファンタジーなわりに生まれから丁寧に描かれていて、もしかしたら「真実なのかもしれない」と思わせるような演出は素晴らしいです。ただ、ファンタジーすぎて随所にシラケるようなシーンも挟まっているので若干点数を落としてしまいましたが、映画としては素敵な作品です。後に見た同監督の「ニュー・シネマ・パラダイス」と比較するとかなり好きなタイプの映画だったといえます。
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-09-04 16:45:16)
239.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 
サスペンス・エンタメとしての完成度は一級品でありながら取り扱うテーマが冤罪や死刑制度なので派手に宣伝できない社会派な雰囲気が漂いまくっている不運な作品。出演陣もかなり見栄えが良く、主人公で死刑囚のデビッド・ゲイルにケヴィン・スペイシー、それを取材する新聞記者ビッツィーにケイト・ウィンスレット、レイプされたとされるゲイルの同僚コンスタンスにローラ・リニー等、かなり豪華な顔ぶれです。  とにかく冤罪や死刑、性犯罪をテーマにした作品ですのであまり派手に演出できない点がイタイですが、そのハンデをものともせず「セブン」「ユージュアル・サスペクツ」のケビン・スペイシーを主役に持ってきた点は凄い攻めようです。普通ならスペイシーが主役だと誰でも疑いたくなりますが、その上であえてこのラストを見せ切ったのはもの凄い勝負だったと思います。監督と制作陣に拍手を送りたいレベルです。 この映画の凄いところは、ストーリーをきちんと理解していない人がラストシーンを見てもネタバレしない点です。ストーリーを理解していない人にはなぜスペイシーがビデオに出てきたのか意味が判らないからです。学生とのセックスもそうですが、主人公はいつだって何も悪いことはしていません。色んな意味で深く考えさせられる素晴らしい映画だったと思います。  全体的なトーンは暗めですが見た人それぞれにそれなりの考察を誘発させる作りは素晴らしい。個人的にはラストのケイト・ウィンスレットの演技、そしてこのストーリーの落とし方がとても素敵でした。万人にお勧めできる完成度の高い作品。
[DVD(字幕)] 7点(2014-09-03 17:23:34)(笑:1票)
240.  マトリックス リローデッド
続編を渇望した映画といえば、今作マトリックスシリーズとBTTF、マッドマックス2、ボーンシリーズくらいです。全世界の期待を背負って公開された続編がまさかの2と3の同時撮影&分割公開というBTTF方式で、マトリックスという名作の続編が既に完結編まで撮り終えていると聞いて歓喜したものです。 満を持して公開された本作(2作目)でしたが、評判が二分しており世の中的には微妙な空気でした。私自身も確かに続編としては微妙だなと感じましたが、続編としなければかなり大きなスケールで描かれていて悪くはありませんでした。  個人的な意見ですが、スミスの扱いがよくないと思います。相手をコピーして増殖する設定は面白いものの、無限増殖するせいで映画が子供っぽくなってしまったと思います。ネオと対になった反勢力としてプログラムに触れるだけで相手を殺せる設定のみでも十分面白くなったと思います。この辺をもう少し重厚かつ哲学的に扱って欲しかったところです。  大きな流れとしてザイオン決戦へ持っていかなければならないのは理解しますが、そもそもそのメインストーリー自体が浅く・・ ザイオン決戦ありきのご都合主義的流れになってしまっています。一作目で船のオペレーターが「ザイオンという場所があるらしい」的な話をしていましたが、アレは何だったのか。。 高く評価できる部分としてはフランス人が関係するパート(双子も含め)は、全体的に素晴らしい仕上がりだったと思います。メロヴィンジアンと妻(モニカ)とのやり取りも面白く、彼らは哲学をよく理解しており、ウィットに富んだ会話が多かったように思います。  総合的には良い部分と悪い部分が混在しており、相互に打ち消し合ってしまったような気もしますが、まあ裏を返せばコレがウォシャウスキー兄弟の作風なのかもしれません。個人的には名作の続編としては何とか及第点には達していると思います。
[DVD(字幕)] 7点(2014-09-03 14:18:12)
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