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221.  史上最大の作戦
オールキャストだが、一人一人の個性を生かした演出が施されている訳ではない。これはこの作品がセミ・ドキュメンタリーを銘打っているためで、映画としての期待をしてはいけないのだろう。ノルマンディー作戦と言えば「プライベート・ライアン」を思い出す。勿論、スピルバーグは本作を意識して、「~ライアン」を製作したはずであるが、映画としては月とスッポンって気がした。本作はあくまで勝者としての見方でしか描いておらず、当時の強いリーダー=アメリカ的思想が招いた映画と言うだけ。戦争は人類にとって一番の犯罪と言った観点はここには無い。その象徴たるが主演のジョン・ウェインだ。この映画で唯一良かったと思うシーンは、ドイツ兵が連合軍なんか来ないとタカを括っていたところへ、水平線一杯に艦隊が現れて青ざめるシーンくらいか?青ざめると言っても、モノクロだから想像だけど・・・。因みに日本では62年、63年と2年連続配給1位を記録している。しかも63年は「アラビアのロレンス」「大脱走」「クレオパトラ」「北京の55日」「シャレード」を押えての1位・・・信じられない。
6点(2001-02-08 00:48:40)(良:1票)
222.  ミラクル・ワールド/ブッシュマン
当時、話題になり日本でも大ヒットした。今思えば話題になっただけで、大したコメディとは思わない。普段からドキュメンタリーでアフリカの人たちの生活なんてのを見てる訳だし。まあ「クロコダイル・ダンディ」の素人版って感じか・・・
6点(2001-02-07 00:34:49)
223.  スプラッシュ
アンデルセンの“人魚姫”って、可愛い人魚が王子様を好きになって、美しい声の代わりに足をもらって・・・夢があるものだと・・・この作品ではそれを“ケバい”ダリル・ハンナがやったところで失敗だと思うんだけど・・・
6点(2001-02-07 00:33:32)
224.  キリング・フィールド
大島渚監督がこの映画のことをボロクソに言ってたのを記憶している。まああの人は普通の感覚ではないから別に参考にはならないが、確かに手放しで信じて良いのか疑問の残る作品ではある。純粋にこの作品を見た場合、単にポル・ポト派を非難するだけの映画に映ってしまう。勿論、個人的にもポル・ポト派を正当化する訳ではないが、この映画の背景にある“アメリカの自己弁護”と言う要素を忘れてはならない。ここで描かれている戦乱は、一体誰が持ち込んだものなのか? 最近、NHKでこの映画を放映していた。NHKと言えばベトナム戦争時、他の民放が「解放戦線」と呼称を改めても、尚、差別的「ベトコン」と呼び続けた。「ホーチミン市」ではなく、「サイゴン」と言う呼称についても同様である。また本作と同時期、隣のカンボジアで内戦が続いている最中、海外支局の局長が赴任した時、空前の盛大なパーティを開いて、要人を招待したのも有名な話である。勿論、受信料と言う経費を使って。本作の主人公はマスコミ(ニューヨーク・タイムズ)。彼は戦乱に残したプランをよそに、母国でピューリッツァー賞を獲得する。ここでも主人公は“自己弁護”を繰り返す。何だか作る視点を間違えてはいないだろうか? まあどこのマスコミも無神経なのが多いから・・・
6点(2001-02-05 23:24:34)(良:2票)
225.  もののけ姫
アシタカと言う青年、余り思想と言うものを持っているとは思えない。如何にも無菌潔白的存在であり、かつての宮崎作品「風の谷のナウシカ」のように体から溢れ出る優しさと言ったものは見受けられない。彼の右腕は毒で犯されて行く。このため彼は自然を大事にするべきだと訴える。自然を大事にしないと自分のように呪いにかけられてしまうからだと。どうも説得力に欠ける。これに対し、コムラは生きるために森を切り開くことは致し方ないと訴える。主人公は自然と人間が一緒に生きていく方法もあるはずだと反論。従来の宮崎作品を反復するだけのテーマであり、スケールも結末も今までと大して代わり映えしない。サンもアシタカもこれと言った個性が発揮されていないため、見ている方もあまり感情移入できなかった(素人声優陣にも責任はあるが)。個人的には宮崎アニメのファンなので残念だった。本当にこの作品は宮崎監督の引退を飾るに相応しい作品だったのだろうか?
6点(2001-02-05 06:18:27)
226.  平成狸合戦ぽんぽこ
どうも高畑勲監督の作品は好きになれない。こんなことを思っているのは自分だけだろうか?「火垂るの墓」「おもいでぽろぽろ」は結構良いと思った。しかし本作は何だろう?テーマは東京にも狸はいて一生懸命生きているって。そこまでは良い。しかしそれ以降のくどい自然保護を訴える展開にはウンザリした。そんなことをアニメ監督に言われなくても、自然が大事なのは良く分かっている。狸の目から人間界を批判するのだが、結局ここでやっていることはテロ行為の何ものでもない。その理由を本作では、人間と言う生き物が敵だからと訴える。狸の生息する場所が無くなったのは誰の責任か? あるTV番組のプロモーションで、小さな子供がこの映画を見た感想を聞かれたときその返答に困っていた。ただ「たぬきが可愛そう・・・」だって。“可愛そうな狸の責任”は、こんな小さな子供にもあると言いたいのだろうか? その背景には、公共事業の名を借りて行われる無益な開発にもあるのでは?そう言った深層部分まで踏み込まず、ただ製作者側のエゴイズムで作られたお陰で、この作品の登場が反対に狸を悪役にしてしまった気がした。更に本作では古典落語家を声優に使い、重たかったはずのテーマをオチャらけさしてしまってもいる。高畑氏は宮崎監督と旧友で、かつて学生運動にも参加したことを自慢している。思想家なのは良い。いつまでも信念を貫くのも良いが、どうもこの監督の“時代錯誤”には呆れてしまう。
6点(2001-02-05 06:13:01)(良:1票)
227.  007/ゴールデンアイ
オープニングからド派手な登場。しかし見せ場はここだけだったかも・・・
6点(2001-02-03 23:23:39)
228.  ベスト・キッド3/最後の挑戦
何とも年を取り過ぎたラルフ・マッチオ。しかもちょっぴり太り気味。こっ、このおっさんに高校生を演じさせるなんて・・・。しかもどう見ても素人のラルフ・マッチオに空手の試合なんか。髭生やした小汚いおっさん、そう、あんたや!ふざけてんで、もうちょっと教えたれよ!って思ってたら・・・なあにい?何と主人公はシード権を持ってて、予選は戦わなくても良いだってえ?いきなり決勝からのスタート。しかも決勝の相手はわざと負けてやってポイントを献上し、お人よしにも延長に持ち込んじゃう。そしてラストは・・・なっ、な、何と日本舞踊?すっ、すっ凄い!こんな必殺裏技を隠していたなんて?・・・んな、あほな!
6点(2001-02-03 23:19:25)
229.  スクリーム2
「続編で何が面白い?」って議論するシーン好きだな。そう僕も「ゴッド・ファーザーPart2」は傑作って思った。「じゃあターミネーター2は?」「御前がサラか?バゴーン!」それに1作目を越えた「帝国の逆襲」が続編じゃなくって、実は3部作の一つだって言うのも。ふ~ん、そう来たか。で、君は?「ガバリン」ハテナ?・・・ってホラーなんだからこんなシーン要らねえよ!って思って見てる内にだんだん腹が立ってきた。くどい。しかもラストはネタ切れ?あれが主犯格だなんて?どこかの続編バーゲンセールの「××日の×曜日」の結末みたいで。まあ、ホラーじゃなくなってるから、どうでも良いって言えばどうでも良いけど・・・
6点(2001-02-03 23:17:51)
230.  マイ・ライフ(1993)
日本では当時、NO.1ヒットを記録した(因みに週間記録)。その背景には、時同じくして逸見政孝元フジTVアナウンサーが癌告知を受け、それを記者会見で公表した時期とタイミング良く一致した背景がある。しかしこの作品には癌告知をするシーンがない。その辺は既に、「自分の死に様は自分で決める」という考えが主流な先進国らしい作品と言えるのだろう。日本の映画界には珍しく、映画の内容が合致していなくとも、話をすり替え、PRに結び付けた戦略の上手さを感じた。つまり故逸見政孝氏を映画化した訳ではなかったのである。そう言った先入観があった所為か、この映画を見て感動はしなかった。
6点(2001-02-03 23:16:51)
231.  ペギー・スーの結婚
「バック・トュ・ザ・フューチャー」のビデオ発売の際、遊びで付けた“To Be Continued(続く)”。その遊び心で付けた文字が大きな反響を呼び、スピルバーグ自ら「さあ続編を作るぞ」とマイケルら出演者を募った同じ時期、本作「ペギー・スーの結婚」が製作された。このタイムスリップ作品の上映によって、「バック・~」の続編は延期されたと聞く。まあかぶったとしても恐らく問題は無かっただろう。それ程、この作品が名作だとは考えにくい。ただ“タイムスリップ”と言うネタに頼り切っているだけの作品としか思えなかったが・・・。それにニコラス・ケイジやキャスリン・ターナーの高校生役にはかなり無理がある。高校生が大人の役をやるのは良いが、中年が高校生役をやっていることが明らかな場合、観客は感情移入しにくい。こんな役でアカデミー賞にノミネートされるなんて・・・
6点(2001-02-03 23:14:29)
232.  ホット・ショット2
「1作目を越えた!」と言う宣伝コピー。確かに1作目を越えたことは認めよう。しかしなあ、別に1作目がレベル高い訳じゃないし・・・勿論、ストーリーは崩壊しているが、分かり易いパロディとベタギャグの連続は「吉本喜劇」を見ているようで、関西人である自分には馴染めたが・・・?
6点(2001-02-03 23:08:28)
233.  リバー・ランズ・スルー・イット
流石エリート・レッドフォード印の作品。ただ地方で生まれ育った人にとっては、都会に出て生まれ故郷に憧れる雰囲気は共感できるのであろうが、自分の場合“逆”なのであまり共鳴する所は無かった。ただおかたいって印象だけが・・・
6点(2001-02-03 23:07:42)
234.  M:I-2
まあ良いと言う人、悪いと言う人、皆さんと同意見です。皆さん当ってると思います・・・で、このシリーズ、トム君がプロデューサー権を持っているそうで、毎回監督を変えて、毎回違った雰囲気の作品にするそうです。3作目の監督って誰を指名するのか?まさか自分?なんて言わないよなあ、トム君・・・おい、にいちゃん、悪いことは言わないから、俺にやらせろ!
6点(2001-02-02 00:22:16)(笑:1票)
235.  暗殺者
暗殺者二人が争い、対決すると言うストーリー。通常、この手の映画でヒットする傾向として、主人公より相手の方が強いと言うのが多い。しかしこの作品では、どう見ても主人公であるスタローンの方が断然強く感じる。軽快な動きで、危機を脱するバンデラスの方を応援していたのは自分だけであろうか?ありきたりな内容でかつての超人的なスタローンのアクションは無いものの、最後まで楽しませてもらった。しかしバンデラスは最高だがスタローンはどうしたものか。ラズベリー賞を授賞しただけのことはある、かなりの大根。無言の役には貫禄があったが、今回のような年老いた、しかも相手は芸達者なバンデラスとあってかなり見劣りしてしまった。アクションスターの価値が下がっていくハリウッド映画界で、その存在がますます薄くなっていくスタローンの後ろ姿が何とも寂しそうに見えた。
6点(2001-02-02 00:14:56)
236.  GODZILLA ゴジラ(1998)
とにかく凄い。迫力満点。「インデペンス・デイ」を上回るスピード感と迫力に釘付けになった。恐竜物(怪獣?)としては「ジュラシック・パーク」シリーズが代表的であろう。この作品はそれを上回るスケールと迫力がある。後半には孵化したゴジラの幼獣が200匹も一斉に襲ってくるのだから、ラプトルが2匹で襲ってくるのとは訳が違う。しかしジュラシック・パークとは全く作品的に違うような気がした。見終わった後の空しさは何だろうか?この決定的違いは科学的説明に乏しい点である。「ジュラシック~」の方は、科学的根拠に基づき、こう言った遺伝子操作が現代の科学で可能だと言うこと、それに対する警鐘を鳴らしていた。ここには多少の悪人もいたが、決して悪者はおらず、人類が自然とどう向き合うかがテーマであった。言わば大人の映画だ。しかし「ゴジラ」は題材から無理があり、それをどう現代のニューヨークに登場させるかについて、全く科学的に説明しようとせず、いきなり大都会に登場させ、暴れさせ、揚げ句には子供まで生ませて、どたばたと大の大人が走り回るだけの作品にしてしまった。この空しさを表現するのに、良い論評が一般誌に載っていたので紹介したい。”日本のオリジナル「ゴジラ」においては、結局自衛隊の力ではゴジラを倒すことはできず、最後は海水の酸素を無くすことでゴジラをせん滅する。しかしこの選択肢は人類にとって多大な犠牲を払う結果を生む。この原因を作った核実験に対し抗議をするとともに、ゴジラも同じ生物であったものを人類の手で絶滅させてしまっていいのか?と言う問題を投げかけて映画は終わる。しかしこれをアメリカが作ると、被爆国である日本とは違って、米強しとし、軍による鎮圧で幕を閉じる。これがアメリカ人の好きな考え方なのだろう(by asahi)”以上。
6点(2001-01-29 23:21:26)
237.  バットマン(1989)
当時、浜村淳が“おもしろくない”って言ってたから、見に行かなかったのを覚えている。たまには信用するのも良いものだ。全く面白くないとは言わないが・・・オプションに頼りすぎていて、ストーリーは希薄だったような。ティム・バートンの独特の暗さは光っているのだが・・・
6点(2001-01-29 12:20:24)
238.  髪結いの亭主
フランス映画らしく味わいのある作品だった。個人的には良いが・・・あれ?見終わって冷静に考えて見ると、子供の頃からの将来の夢が“散髪屋の女主人と結婚すること”何て奴いるかあ?・・・ほとほと夢の無い奴やなあ!
6点(2001-01-26 23:51:12)
239.  マイケル・コリンズ
テロリストを正当化する作品と言った印象を受けた。主人公「マイケル・コリンズ」が、それほどいいことをしたとは思えない。31才の生涯の内(因みにこの主人公は31才で亡くなったそうだが、主役のリーアム・ニーソンは、どう見ても30代には見えない)、晩年は人殺しを否定するようになり、戦争を避けたと言うことだが、決して英雄扱いしていいとは思えない。この作品はベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞している。賞を与えたベネチアとはイタリアのことであり、かつてファシズムにより世界に脅威を与えた国のはず。難しい政治の世界を映画に持ち込む気はないが・・・ぅ~ん、複雑な心境だ。
6点(2001-01-26 23:50:32)
240.  追跡者(1998)
前作は、逃げる方が素人で追う方はプロだった。とにかく逃げる方がスリル満点ですり抜けて行くため、どうしても逃げる方を応援して見ていた。しかし今回の設定では逃げる方はプロ。当然、トミー・リー・ジョーンズを応援するための映画であるはず・・・なのだがそうではない。逃げる方は変装などをして、あの手この手で逃げるのかと思っていたが、案外そう言ったアイデアは登場しない。強いて言えば宣伝でも見飽きてしまった”ビルから飛び降り、電車に飛び乗るシーン”くらいだ。追う方は、あまり周りの協力を得ることができず、孤独な戦いを強いられるのか?いやいやそうでもない。この映画にはそう言った緊迫感や、追い詰められて危機を脱するようなシーンはない。決定的欠如は、追われる側がハリソン・フォードでないことに尽きる。普通に楽しめもした。が、オスカーを獲得した前作の“怪演再び”って期待してたのに、見終わっていつものマンネリにつき合わされたと言う空しさしか残らなかった。
6点(2001-01-24 12:24:43)(良:1票)
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1102.65%
2184.77%
3195.04%
4379.81%
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74812.73%
85314.06%
94411.67%
10318.22%

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