241. イルカに逢える日
《ネタバレ》 小笠原に行くのは、何年も前からのオレの夢だったんだよね。切符まで取って、明日出発というときに身内に不幸があってやむなく取り止めたこともあるぐらい。だから、この作品を見るのはとても楽しみだった。心の中で「天国にいちばん近い島」に似たものを期待していたのかもしれない。でも、始まってすぐコンサートをめぐるゴタゴタや暴走少女団、ペースメーカーをつけた女性の病気、果てはヒロインが溺れる等やはり失敗だったかと悔やんだ。ただ、ここであきらめちゃいけないんだな。ここから最後へ向ってだんだん卒なくまとめていくのがこの映画。最終的には平均点を越えた評価になったのは、イルカが取り持つベタな恋やところどころにみえる小笠原の風景などがちゃんと撮られていたから。これを見て小笠原へ行きたくなったとかそんなんじゃないけれど、見て良かったと思う。ただ、エンディングで水族館の映像使っちゃダメでしょ(笑)。それと小笠原は飛行便がないので自衛隊に依頼して来てもらうんだけれど、それが航空自衛隊でなくて海上自衛隊が水上ジェット機みたいのを飛ばしてきたのはびっくりした。きっと滑走路がそれほど長くないために陸上へ着陸するのは無理なんだろう。誰を見ていないことを良いことに、勝手なことをしゃべりまくってスイマセン^^; 6点(2004-08-18 19:00:00) |
242. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 冒頭から「スナッチ」に似たものを感じた。「スナッチ」同様、この映画が高い得点なのに衝撃を受けた。テンポのいい奇想天外なストーリー、自分が気がつかないものを気づかせてくれた等々賞賛の声があるのは分かる。でも、9.11で何を学んだというのだろう。最後にビルが崩れ落ちていく場面で、現実の悪夢を思い出した。映画は、人々に夢を与えるもの。現実逃避ではなく、明日からまた生きていくことのできる、明るい希望を与えてくれるものと信じて疑わない。二度と見たくない映画。 3点(2004-08-18 13:07:53)(良:1票) |
243. 北斗の拳(1995)
どうにもまいったね、こりゃ。っていうか、北斗の拳を実写化しちゃダメでしょ。そこからすでに間違っている。頑張っているのは分かるけど。バットを殺しちゃいかんでしょ。師匠を殺したのはシンじゃないし。あの北斗百列拳はなんてこった。いいマッサージになりそうな按配じゃねえか。ユリア役の鷲尾いさ子の美しさと、ケンシロウ役の人が頑張ってアクションしていたことにのみ1点ずつ献上。 2点(2004-08-17 18:55:45)(笑:1票) (良:1票) |
244. グリーンマイル
もう少し感動するのかとも思ったが、見終わってもぐっとくるものはなかった。長いし、一度見たら充分という作品。でも、俳優の演技や作品全体の出来から見ても5点は付けるべきだと感じた。勧善懲悪、宗教の匂い、死刑制度等いろいろ議論のあるのは納得。 5点(2004-08-17 09:32:17) |
245. 毎日が夏休み
まず、佐伯日菜子のしゃべり方はなんとかならんもんでしょうか。慣れたらさほど気にならなかったものの、最初はなんじゃあこりゃあ状態でした。佐野史郎も暗い。頼みは風吹ジュン(若!)のみであったが、彼女も不幸のどん底へ落ちていくかのごとく、周りを気にしてどんどん落ちていく。途中はだめだなあコレと思いながら見ていた。爽やかコメディものと思ったら、ぜんぜんスッキリ爽快じゃないじゃない。でも、最後はうまくまとまっていて、ほっとしました。皆さんおっしゃっているように、ところどころでいい味出している映画です。でも、私には一度見れば充分でした。 4点(2004-08-16 13:51:36) |
246. マトリックス
最初観たときはやはり衝撃が走りました。しかし、難解です。途中はグロいし。 6点(2004-08-06 21:30:31) |
247. 父の祈りを
《ネタバレ》 ものすごく出来はいい作品。しかし、15年という重さを受け止められるかというと、それもまた難しい。「ショーシャンクの空へ」と似たような展開だと思ったけれど、最後になってやっと冤罪が晴れるなんてね。救われない。重い気分になるだけ。自分が理想とする映画は、何度も見られて、気分がすっきりする映画なんで、こういう映画はどうしても点数が低くなってしまう。でも、6点以下にすることはできない。それほどリアリティに満ちている。演技が迫真に迫っている。実話がベースなんだよね、これ。自分としては、燃やした紙が舞うシーンよりも、テープを引きちぎって人格が壊れるシーンが頭に焼き付いている。 6点(2004-07-28 00:19:28)(良:1票) |
248. Coo/遠い海から来たクー
かなりつまらん。いわゆる癒し系かと思って見たのが間違いの元だった。中身は、どうでもいいようなシリアスな展開ばかり。原作を読んでいないので、題材自体がダメなのかよく分からないが、この映画はたぶんもう二度と見ないだろう。 3点(2004-07-21 16:18:25) |
249. いとこのビニー
46【きょうか】さん、43【きりひと】さんの意見とまったく同じですね。最後は笑えて爽快でした。6点と7点の間といったところでしょうか。 6点(2004-07-18 22:55:17) |
250. フリー・ウィリー
《ネタバレ》 少年と、シャチの心温まる友情は素晴らしいものがある。ラストあたりでのシーンも、ありえないと分かっていながらグッとくるものがある。しかーし。子供向けということで、どうしても感情移入できない部分も。たとえば、ショー当日でのシーン。子供が窓を叩きまくってシャチが脅える、なんて下手過ぎでは。海へ逃がすシーンも車が道から外れたりして冗長。もう少し少年の成長とか友情等丁寧に描いて欲しかった。どうでもいいが、ドラマ「ビーチボーイズ特別編」でイルカを海へ戻すシーンがあるが、どうしてもそれと比べてしまった。 5点(2004-07-15 14:12:02) |
251. スリーピー・ホロウ
こういうホラー・ミステリーというジャンル自体が嫌いとはいえ、この映画から学ぶべきことはほとんど無かった。薄暗い村の雰囲気の中で、雷鳴だけがやたらおどろおどろしく、雷光も光まくる。中身は人間関係が複雑でわかりにくいし、暗い。雰囲気というか、演出面ではそうとう評価できるが、それ以外では点数はあげられない作品だと感じた。 3点(2004-07-04 12:24:24) |
252. Shall we ダンス?(1995)
さえない中年オヤジが、ダンスに夢中になるというストーリーの着眼点がまずいい。それに加えて、ときどきにいちいち笑いを誘うコメディチックなところもよい。 7点(2004-06-27 14:40:57) |
253. 酔拳2
《ネタバレ》 いや、面白いよこれ。普通のアクションだったら7点の作品なんだけど、酒飲んでからの暴れっぷりがたまらないんだなあ。敵の背中の上で酒を飲んじゃうシーンなんか、可笑しくて涙が出る。人の背中をテーブル代わりにするなっての。最後の敵と戦うシーンで飲んでるのは、工業用アルコール?そりゃ火も出るわな。よい子は決して真似しないでね。途中で銃に打たれて絶命する老格闘家もよい。アニタ・ムイ演じる母親の変幻自在っぷりも印象に残る作品。泡吹いて終わり?玉璽は取り戻さなくていいのか、ジャッキー!? 8点(2004-06-23 08:26:46) |
254. G.I.ジェーン
《ネタバレ》 女性から見ると、主人公は男勝りでかっこいい、となるのかもしれないが、個人的には剃髪シーンやしごき等々女性が散々な目にあうような映画は好きではない。ましてや、「ゴースト」ヒロインのイメージが定着しているデミ・ムーアの、男勝りの振る舞いなど見ていたくない。体を張ったことは評価に値するが。 3点(2004-06-18 17:10:27) |
255. 交渉人(1998)
カネのために人を殺し、人が殺されるような映画はもう沢山。主役二人の交渉シーンがたくさんあるのかと思って期待していたが、それも前半だけで、最後まで消化不良だった。何も真相を突き止めるために自分が人質を取ることないっしょ、という思いでずっと観ていた。期待していたが、残念。 3点(2004-06-13 23:04:49) |
256. レオン(1994)
私にとってはただの普通な映画。というより、無闇に銃殺シーンが多くて引いた。275【ひよこた】さんのおっしゃる通り、殺し屋に対しては感情移入も難しい。ナタリーとの友情(愛情?)も分からないではないけれど、観ていて面白くは無かった。ストーリーの中身というより、ナタリーの可愛さ、スティングの主題歌と、ゲイリー・オールドマンのラリってる姿でずいぶん点数を上げている作品のように感じた。 3点(2004-06-11 21:37:39) |
257. プライベート・ライアン
私の評価はたいていのところ、自分がいかにその映画に共感できたか、どれほど楽しめたか、また観たいかという点にしかないのでこの映画の評価は、はっきりいって下すことが出来ない。なので、皆さんの評価の平均である7点献上。中身は素晴らしいとしかいいようがないけれど、また積極的に観たい映画ではない。(特に最初の30分は)実際の戦争よりもリアルな映像だと思った。 7点(2004-06-07 10:26:16) |
258. コン・エアー
いろいろてんこもりのアクション映画で、飛行機が車つけて飛ばすとか、ここまでやるの?みたいなシーン続出。それでも、無闇に人に銃を向け、無闇に人を殺すのはやめなさい。っていっても無理か(笑)。ブシェミが存在感があり加点。そのキャラを生かして活躍してくれたら評価が高くなったのに。 5点(2004-06-06 21:31:57) |
259. ホーム・アローン2
私はこっちのほうが1より好きですね。ホテルでのマシンガン等爆笑シーンあり、鳩のおばさんのほろりと温かくさせるシーンありで、よくできたコメディだと思います。今改めてみると、多少飽きてきていますが、何度みても面白いところは面白い!よくみると、今回はカルキン君がホテルにいて悪戯する時間のほうが長いんですね。皆さんおっしゃる通り「っていうか、やりすぎ。死ぬだろ、普通」という場面が多いですが、私は嫌いではないです(笑)。 8点(2004-06-04 14:07:16) |
260. ライアー ライアー
とりあえずジム・キャリーのワルノリでしつこすぎる演技が目に付きましたが、最後のほうはしっかりまとまっていたし、良かったんではないでしょうか。70【かんたーた】さんに同じ。嘘がつけなくなると、人間どういう風になるか、特に今まで嘘をつきまくっていた人にとっては、リアリティを持ってそれを見ることができる貴重な作品です。 6点(2004-05-28 22:40:21) |