241. 主人公は僕だった
《ネタバレ》 予告編で「私好みの面白そうなコメディだ!」と確信して観に行きましたが、感想はどこかイマイチな感があり。序盤の腕時計ストーリーテリング(?)の部分は結構面白かったんですが。アイデアは良いんですが後半は展開が混沌としすぎて辛かったです。あと、ダスティン・ホフマンの役割はヒドい。あれだけ手を貸していたのに最後の最後で「君が死んでこそ最高傑作の小説が完成するから、君を救うことはできない」ってアンタ(笑)。 [映画館(字幕)] 6点(2007-07-08 21:17:43) |
242. プルーフ・オブ・マイ・ライフ
キャサリンにあんまり感情移入できなかった。精神に異常をきたして亡くなった父親の娘であり、父の影響を色濃く受けた数学者でもある点から、証明の件のいざこさの他にも常に様々な場面でストレスとプレッシャーに悩まされていたのは分かるんですが・・・終始ヒス気味で当たり散らしていた印象が否めません。それだけグゥイネスの演技が迫真のものだったということは分かるんですが。ただ、父親の遺した詩は良かったかな。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-18 22:54:08) |
243. 隣のヒットマン
《ネタバレ》 クスリと笑えるクライム+コメディムービーってとこでしょうか。主人公のテンパリ具合が面白かったです。マイケル・クラーク・ダンカンが最後撃ち殺されちゃうのはなんか勿体なかったなぁ。 [地上波(字幕)] 6点(2007-03-18 22:48:38)(良:1票) |
244. ゆれる
う~む、これは私にとっては一度観ただけでは半分ぐらいしか理解できないような映画でした。香川照之とオダギリジョーのギラついた演技力に観ていて呑まれてしまった感じ。ストーリーを追うのに精一杯で、兄弟の感情の機微や真実については与えられた映像を観ていて「え?え?」みたいな(笑)。これはもう一度観直さなければ。とりあえず6点つけときます。 [DVD(邦画)] 6点(2007-03-18 22:35:40) |
245. メリーに首ったけ
初っ端の下ネタがきっつい(笑)。ストーカースレスレ一歩手前の純愛モノだとは思うのですが、見終わって数々の下ネタが真っ先に蘇ってくるのはなぜなんでしょうか・・・。 [地上波(吹替)] 6点(2006-11-23 22:33:45) |
246. 不倫の残り香
病魔に冒されたと知った夫が、若者に金渡して「妻を誘惑してくれ」ってお願いして彼が成功したら「お前は俺の妻と寝たんだ!」と激昂して(変な部下と一緒に)ボコボコにするあたりは観ていて唖然。そして元々なぜ夫が妻の愛を疑い出したのか、そのきっかけが描かれていなかったのにも気になりました。展開はスピーディーなので観ていて飽きさせませんが、登場人物の描写にどうも深みがなく物足りなかったです。 [地上波(吹替)] 6点(2006-11-23 22:25:30) |
247. アメリカ,家族のいる風景
この監督の作品を観るのは初めてですが、なぜか作品全体を通じて「懐かしい」匂いがしました。田舎の一本道を走る車、ロングショットで映し出される古びた町の風景がそう思わせるのか、老いた主人公の視点で観ていたからなのか。静かに流れるストーリーと併せて、少しの郷愁と、爽やかな後味を残した作品でした。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-23 22:17:28) |
248. ナチョ・リブレ/覆面の神様
う~ん、これはジャック・ブラックを愛でるための映画ですね(笑)。JBファンの私としてはコミカルな演技や、相変わらず身軽な身のこなし、歌も歌ってしまいにはダイブまでと、お腹一杯の内容ではあるのですが、ストーリー自体は薄味というか。でもまあ、ナチョの純粋さや、大金を手にしても変に色気づいたりしないでちゃんと目的のために使うあたりの誠実さには頭が下がりました。 [映画館(字幕)] 6点(2006-11-05 16:45:10) |
249. 評決のとき
《ネタバレ》 最後はどんな理論よりも感情が陪審員達の心を動かした・・・というのがやや唐突な感じ。最終的に判決を取りまとめる人達の心情の移り変わりも描いて欲しかった気が。サザーランド親子は互いにソックリ過ぎて一緒に画面に出さなくて正解。しかしあのミッキーマウス男の正体は結局不明でしたね。「敵の中にも味方はいる」ってメッセージかな? [地上波(吹替)] 6点(2006-11-05 16:38:19) |
250. ロンゲスト・ヤード(2005)
《ネタバレ》 刑務所モノだからか結構残酷シーンが多くて序盤の時点で「ゲッ?」と思ってしまいました。まあ選手集め→看守と試合という後半のカタルシスへの助走だと思えばいいんでしょうが。オリジナル版は未見なのでクリス・ロックがいきなり爆死した時はさすがにびっくり。哀しみや八百長を乗り越えてチームが一つになっていく試合の終盤ではこちらも手に汗握り、最後は爽快に試合終了。113分と割とサンドラー作品では長めですが、最後まで飽きることなく楽しめました。ところで、90年代以降のそうそうたるスポーツスター達と共演するとさすがのバート・レイノルズもちびっちゃく見えてしまいましたが、最後に美味しいところを持っていってくれたのにはニヤリ。ただ、試合終了直後いきなりエンドロールに突入したのは私も不満・・・。 [DVD(吹替)] 6点(2006-10-29 21:35:17) |
251. カポーティ
《ネタバレ》 「冷血」は未読で鑑賞。最初は小説のネタとして近づいただけのはずが、次第に自分との共通点を見出して死刑囚に情が移り、しかしその一方では彼が死ななければ小説は完成しない。だから早く刑が執行されてくれ・・・という、二つの思いが板挟みとなって狂っていくカポーティ。しかしそんなジレンマに悩まされながらも、結局は彼は「友」よりも「小説」を優先させたのではないだろうか?(最高裁での弁護士だかを選んでくれと囚人に頼まれても放棄していたし)心を病み、恋人や親友からも見放されて孤独に堕ちていくカポーティを見事に熱演したフィリップ・シーモア・ホフマンに拍手。 [映画館(字幕)] 6点(2006-10-29 21:24:06) |
252. さらば冬のかもめ
《ネタバレ》 不良中年に促されて自立していく、青年の姿を描いた良作ロードムービー。ラスト近くの世にも切ない手旗信号に涙。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-10-08 00:21:52) |
253. 8月のクリスマス(2005)
ある意味、最初からラストが分かってしまう映画な上に、物語は特に大きな起伏もなく淡々と展開していくので、退屈な点がないわけでもないです。「オジサン」と呼ばれてしまってもどこか少年っぽい山崎まさよしの透明感のある演技が画面を引っ張っている感じ・・・でしょうか。私もまさよしファンなので点数は甘めで(笑)。 [DVD(邦画)] 6点(2006-10-02 22:29:26) |
254. 子ぎつねヘレン
この手の映画はなるべく観ないように心がけていた(最後絶対泣きそうだから)のですが、レンタル屋に1枚だけ借りられていないDVDがあったので衝動的に借りてきてしまいました。少年が耳と目に障害を持ち、命の残り少ない子ギツネに捧げる「ヘレンの母」としての愛情は、実の母親に半ば放任的に育てられた、寂しさの裏返しなんでしょうね。「今を精一杯生きる」。奇麗事かもしれませんが、その言葉にはちょっとハッとさせられました。ラストは悲しい涙を流すというよりも、ほっこりと暖かい気持ちになれる映画でした。西村由紀江のピアノの劇伴、レミオロメンの主題歌もこの映画の「優しさ」に通じるものがあって非常にマッチしていました。 [DVD(邦画)] 6点(2006-10-02 21:39:48) |
255. コップランド
確か、この映画は公開当時に「あの肉体派のスタローンが体重をウン十キロ増やした中年体型で臨んだ意欲作」とかの煽りがありませんでしたっけ。よって、アクションは最初から期待していませんでした(笑)。サスペンスとしてはそれなりのデキなのでは。見所は警官だらけのコミュニティで犯罪率も他と比べて低いけれども実は・・・という、警察社会の暗部をテーマにしたところと、超豪華なオッサン俳優達の共演でしょうかね(多少画面がクドすぎるとは感じましたが)。レイ・リオッタはちょっと見直した(笑) [地上波(吹替)] 6点(2006-10-02 21:21:50) |
256. ファイナル・カット(2004)
久々にロビン・ウィリアムス主演の映画が日本上陸した!と喜び勇んで観に行った年の瀬の映画館。ゾーイチップを介して人生を覗き見ることができる、というアイデアは面白いと思うんだけど、それに対する人の尊厳、倫理性の関しての葛藤とかはあまり描写されていなかったのが気になった。観た後で鑑賞者に何か心に引っかかりを残す作品であることは間違いないと思う。 [映画館(字幕)] 6点(2006-09-09 17:48:33) |
257. ディック&ジェーン 復讐は最高!
「復讐は最高!」って、どっかで聞いたようなタイトルなのは故意犯なのでしょう。でも、復讐しているっていう感じはしなかったというか・・・生活苦に陥っていくあたりとか、ラストのオチとかも、どこかコメディとしての爽快感が欠けていた気もしますね。 [DVD(吹替)] 6点(2006-09-09 17:38:27) |
258. ディープ・ブルー(1999)
《ネタバレ》 適度に怖いホラームービーといったところでしょうか。主要キャスト(例:サミュエル)が中盤でいきなりパックンチョされてしまうのには絶句。最後の最後で犬死にしちゃう女博士の扱いは良かったのか悪かったのか。コックのプリーチャーが最後まで生き残ったのは嬉しかったです。 [地上波(吹替)] 6点(2006-09-09 17:07:04) |
259. トレインスポッティング
《ネタバレ》 短い上映時間でテンポ良く繰り広げられるジャンキー達の物語・・・って書くと聞こえはいい(良くない?)けど、レントンの意志の弱さにはちょっとガッカリ。「キレイさっぱりクスリから足を洗おう!」と希望に満ちたエンディングで掴んだ意志を持続してもらいたいものです。 [地上波(字幕)] 6点(2006-09-09 17:00:10) |
260. ショウタイム
一見見飽きたバディームービーを、マスメディアを交えることによって少しだけ新鮮に描いています。もっとテレビ局の演出家があれこれちょっかい出せばストーリーがコメディックに仕上がったかもしれませんが。しかしエディはホントにこういう性格の役柄多いですよね~。デ・ニーロは「ミート・ザ・ペアレンツ」を観たばかりなので最近私の中のイメージではコメディ俳優化しつつあります(笑)。余談ですが、テレビ局の指図でカラフルにされたデ・ニーロの部屋を見て「大門団長の家かよ!」とツッコミ入れたのは私だけ?! [地上波(吹替)] 6点(2006-09-09 16:33:20) |