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風小僧さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 261
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自己紹介 現在の技術で作られた映画を観る目線で過去の映画を見下すようなことは邪道と思っている。できるだけ製作当時の目線で鑑賞するよう心掛けている。

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241.  舞踏会の手帖
あの頃出会ったあの人はどんな人生を送ったのだろうか、という思いが時々頭をよぎる。若いころに舞踏会で踊った相手の消息を訪ね歩くヒロインも、歳を重ね未亡人ということもあり、そんな感傷を抱いたのか?相手もひとつひとつの人生を送っている。中には犯罪者もおり、十人十色、栄枯盛衰、人生いろいろ、山あり谷あり・・・さまざまな言葉が思い浮かぶ。人生の意味を深く問いかけるような映画だった。だいぶ前にテレビで一度見たきりなので、また観たい映画の代表格。この映画の監督J・デュヴィヴィエ、F・キャプラ、木下恵介は何か相通じるものを感じる。3人とも巨匠として評価されているけど、私としてはトップクラスで名前を挙げたい監督だね。
[地上波(字幕)] 10点(2013-06-23 21:59:11)
242.  シベールの日曜日
孤独な少女と、インドシナ戦争で心に傷を負った元兵士との交流・純愛は、初めて観たとき(日曜洋画劇場)衝撃的だった。白黒の映像美が見事だが、特に凍った池の畔で遊ぶ二人の姿が印象深い。クリスマスプレゼントに自分の名前「シベール」を教えた少女。P・ゴッジが名演、H・クリューガーも素晴らしい。テレビ初放送時の、江守徹の吹き替えもよかった。山形県銘菓の会社名は、この映画に感動した経営者が名づけたそうな。
[地上波(吹替)] 9点(2013-03-10 18:24:14)
243.  カプリコン・1
「アポロ11号の月着陸はねつ造」説の元ネタのひとつ。前半は快調で、テンポよく進み面白いのだが、後半は意外性のない展開で、残念な結果だった。ちなみに、アポロのねつ造説は、”この映画を真似て月着陸シーンを製作した”とされているが、もしこの説が正しいのなら、ねつ造そのものよりすごい「世紀の発見」ですよ。なぜって、この映画の製作は1970年代、アポロ11号の月着陸は1960年代ですからねえ・・・。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-10 18:14:32)
244.  キューポラのある街
1975年頃、横浜放送映画専門学院の生徒が合宿で某県に来たとき、ある映画館で観た。その後、生徒とともに淀川長治さんの講演を聞いた。映画を観る場合、基本的に製作当時の目線で鑑賞を心掛けているが、この映画の場合は例外だ。劇中で在日朝鮮人が帰国事業で祖国へ帰る話が盛り込まれ、重要なテーマであるが、今となってはナンじゃいな、てな感じである。当時も半島情勢に警告した人はいるはず。それを無視した進歩的文化人がこの映画を製作したのかな?主演の吉永小百合が草むらにかけてゆき、しゃがんで感嘆(?)の表情を見せるが、監督はあのシーンを強調したかったのでは?
[映画館(邦画)] 1点(2013-03-10 18:13:18)
245.  第十七捕虜収容所
これこそマイ・ベスト・ムービーだ。初めて観たとき、ドイツ軍の捕虜収容所長に対して捕虜みんなが一歩ずつ前進して抵抗を示す場面に感動した。その後何回も観て、主人公セフトンの、ドライだが憎めない生き方は自分の人生にも投影している。「ジョニーが凱旋するとき」は、多くの映画で使われているが、この映画が一番効果的に使われており、いまでも時々口ずさむ私の愛唱曲である。ラストシーンで、収容所に残った捕虜がセフトンの脱走した理由を問われ、NHK-BSの日本語訳では「工具を盗みたかったんだろ」と訳されていたが、初めて観たゴールデン洋画劇場版「また商売がしたかったんだろ」の方がピッタリくる。余談だが、ドイツのスパイ役P・グレーヴスのテレビ番組「スパイ大作戦」のエピソードで、この映画と同じような情報交換のシーンがあったことを思い出す。彼もこの映画に愛着をもっていたのでは? 
[地上波(吹替)] 10点(2013-03-03 19:10:30)(良:2票)
246.  戦場にかける橋
いくら自分たちが汗水たらして作ったものだからといって、橋を守るのは理解不能だ。戦争中ですよ。敵を利するものだから破壊して当然のはず。橋を守ろうとしたA・ギネスはおかしいよ。オスカーは彼よりも、橋を破壊しようとしたW・ホールデンの方がふさわしいのでは?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2013-02-03 18:07:05)
247.  さらば友よ
これぞ男!という感じの傑作。冒頭のブロンソンとドロンの出会いから快調で、金庫破りを図る描写も丁寧だし、ラストの、別れ際の二人の無言の会話も素晴らしい。オープニングの音楽は名曲、スリリングな物語の展開を予感させる。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-01-03 13:25:27)
248.  第三の男
カメラワークが素晴らしい。光と影、角度を変えた画面構成、ラストの絵画的なシーンの印象深さ等々。最初はサスペンス映画と思って観たが、人生を深く考えさせられる社会派の映画という感じだった。いつの世も戦争後のどさくさに紛れて大儲けする奴はいるもんだ。終盤、追い詰められたハリー・ライムが下水溝から手を伸ばし、地上に這い上がろうとするが果たせず、その姿が彼の人生を象徴していたように思う。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-01-03 13:24:55)
249.  おもいでの夏
映画雑誌「スクリーン」読者の評判を読み、映画館で観た。少年時代の甘酸っぱい記憶が詩情豊かに描かれており、深く感動した。音楽も心に残る。思えば回想形式の映画には多くの名作があるが、人はこの種の映画に魅かれる傾向があるのではないか。「スタンド・バイ・ミー」もよかったが、詩情性の点でこちらが上だ。後年、音楽を担当したM・ルグランが言っていた。「センチメンタル、大いに結構じゃないか。」
[映画館(字幕)] 8点(2013-01-01 12:14:55)
250.  荒野の1ドル銀貨 《ネタバレ》 
何といってもG・ジェンマの魅力に尽きる映画だが、アイディアもなかなかいい。銃弾が胸に当たって、たまたまポケットに入れていた硬貨に当たり命拾いした・・・。現実にも似たような話は結構あるようで、数年前にも「発砲されたが、胸の手帳に銃弾が当たり、生命が助かった」というニュースがあった。即座にこの映画を思い出したが、インターネットでは話題にならなかったような気がする。主人公ゲーリー・オハラ、いい名前ですねえ。
[地上波(吹替)] 8点(2012-12-31 22:11:08)
251.  ニュー・シネマ・パラダイス
うーん、いいね。いいんだけど、映画人の自己満足的というか、自慰というか、そんな感じがしたなあ。また観たい、とはあまり思わない。
[地上波(吹替)] 4点(2012-12-29 09:50:20)
252.  卒業(1967)
1970年代にリバイバル上映で観た。クライマックスの花嫁略奪シーンは胸のすくような感動で新鮮だった。花婿の立場はどうなるの?なんて考えもせず…。いい映画だが、A・バンクロフトは、どう見ても若者が誘惑されるほど魅力的じゃない。D・ホフマンもいいけど好みじゃない。二人の役を別の俳優でやれば(具体的には思い浮かばないが)、もっと感動しただろう。晩年、A・バンクロフトは「卒業」のことばかり聞かれることに不満だったとか。私としても彼女は「奇跡の人」の方がよかった。
[映画館(字幕)] 7点(2012-12-28 23:48:37)
253.  アトランティスのこころ
後味は悪くないんだけど、どう見ても「スタンド・バイ・ミー」の二番煎じって感じ。個人的にはブロンコ・ナグルスキーが有名な人だってことがわかってうれしかった。てっきりプロレスだけの人と思ってたら、フットボール選手として有名だったとは知らなんだ。まあ、アーニー・ラッド他の例もあることだし…。彼はテリー・ファンクにとってもヒーローだったな。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-12-24 18:34:13)
254.  渚にて
核戦争後の世界を描き、核の怖さを声高にではなく、淡々と描いている。人生に先が見えてきたとき、人は何をすべきか?深く考えさせられる。全編に流れる「ワルチング・マチルダ」の音楽が印象深い。例のコカ・コーラのモールス信号打電シーンは名場面だ。このシーンで終わってもよかったのでは?
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-24 09:49:33)(良:1票)
255.  気狂いピエロ
期待して観たが、大したことはなかった。訳のわからない詩がやたらと流れたり、ラストのダイナマイトを体に巻きつけてつぶやくシーンなど、どうでもいい感じ。ゴダール作品としては「勝手にしやがれ」の方がよかった。
[ビデオ(字幕)] 1点(2012-12-24 09:19:10)
256.  クライマーズ・ハイ(2008)
カメラワークの落ち着きのなさがどうにも不快で、この監督の特徴とわかっていてもダメでした。前作「突入せよ!あさま山荘事件」の方がよかった。
[地上波(邦画)] 0点(2012-12-22 23:25:53)
257.  バグダッド・カフェ
主人公の女性に魅力を感じなかった。別な女優さんで適役の人がいなかったかなあ。特に絵のモデルのシーンは思い出したくない。カフェの女主人もヒステリックな描写がどぎつすぎる。唯一、J・パランスの存在が多少救いかな。
[CS・衛星(字幕)] 0点(2012-12-22 23:12:28)
258.  フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)
不死身の心臓を持つフランケンシュタイン、その戦争への利用は極めて今日的なテーマであり、彼の成長過程を描く場面もリアルな怖さ、悲しみが伝わってくる。フランケン、バラゴン双方が身長20m台であまり大きくない点も特撮の腕の見せ所であり、特にアパートの水野久美とフランケンシュタインの遭遇場面などハッとする出来栄えである。全怪獣の中でバラゴンの造形が一番好きだ。フランケンシュタインのメークもピッタリで、両方とも活き活きとした動きである。初公開の頃、フランケンがバラゴンを両手で持ち上げるポーズのポスターが印象的だった。後年、怪獣映画のボディリフト(相手を仰向けに持ち上げる)と、プロレスのボディリフト(相手をうつ伏せに持ち上げる)の違いに気づいた。大好きな高橋紀子もちょっと出演。大ダコが出てくるアメリカ公開版はいただけない。山火事の中で地中に沈む日本版がいい。
[映画館(邦画)] 9点(2012-12-22 21:07:11)
259.  アンダルシアの犬
映画史的には高い評価を得ているようだが、何を言いたいのか?史上初の残酷描写?シュルレアリズム?でもおかしいよね。シュルレアリズムといえば筋書きにつじつまが合わなくても許されて高い評価が得られ、B級娯楽作といわれると、ちょっとでも現実離れした場面や理屈に合わないシーンがあると駄作のレッテルを張られる。B級といわれるものにもいいものはたくさんあるし、逆に名作・傑作と評価されていても見るほどの価値のないものは多い。
[ビデオ(字幕)] 0点(2012-12-16 17:21:01)
260.  さよならをもう一度
A・パーキンスは大好きなのだが、どう見てもこの映画ではストーカー的にしか見えないよ。カンヌ映画祭で男優賞受賞とのことだが、欧州映画人のセンスってこんなもんかねえ。音楽はいい。何十年か前に小森和子さんのラジオ番組で、この映画が製作された当時のE・モンタン、E・バーグマンとトニパキ3人が和気あいあいとパーティを楽しんでいる様子を放送したことが思い出される。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-16 17:07:16)
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