241. アンロック 陰謀のコード
《ネタバレ》 二転三転するジェットコースタームービー。 …のはずなんだけど、手に汗握り切れない。 驚きはあるけど、それが映画の面白さに繋がらないもどかしさがある。 生物兵器を事故とはいえ子供に感染させちゃダメだよ。それはご法度。 ノオミ・ラパスは相変わらず戦う女感全開でその点満足。 脇を固める俳優陣も流石の存在感。 マルコビッチのそれは、正直マイケル・ダグラスの比ではなかった。 そしてトニー・コレットの超ショートカットに加点。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-12 02:40:43) |
242. MAMA(2013)
《ネタバレ》 設定の発想が普通ではない。 小泉八雲の「飴を買う幽霊」の話を思い出した。 日本びいきのギレルモ監督のことだから、きっとこの怪談を知っていたに違いない。 それにしても、人間が四つ足で歩くだけでこんなに恐怖を覚えるものかと、演出に脱帽。 怖いだけで終わらせない、異常ではあるけれど、人間の情を描く脚本は嫌いじゃない。 そしてジェシカ・チャステイン。 ボディラインも母性を感じさせて、つい見入ってしまった。 好きなタイプの女優さんじゃなかったんだが、観る本数を重ねるとどんどん魅力的になって来た。 そこに加点。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-11 02:55:03) |
243. モテキ
《ネタバレ》 いいなあ、森山。に尽きる映画。 登場する女優さんはみんな魅力的だが、長澤まさみの脚はほとんどCGのレベルで、逆に魅力が半減。 やっぱり久美子様の熱演に加点。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-01-05 19:16:46) |
244. ラッキー(2017)
《ネタバレ》 映画を観て、自分の人生と重ね合わせてみることは多いけど、この映画もそういう一本。 死を意識した時に、いろんなことをありのまま受け入れることができるようになるのかな。 私には少し観るのが早過ぎたかも。 でも、80越えてこの映画観たら凹んじゃうかなあ。 凹まないように、素直を心がけたくなる一本。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-03 23:47:04) |
245. ドリームハウス
ナオミ・ワッツとレイチェル・ワイズの共演? そんなの観ないわけにいかないじゃないか。 おーっと、そう来るか。 え、違うの? いや、そんなことって。 って感じで楽しめる。 しかもナオミとレイチェル。美の共演。 おまけにサラ・ガトンまで出てたの? いや、わかんなかった。 誰だよ、シンディって。 もう一回観なきゃならんじゃないか。 で、3人の美女に加点。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-12-31 01:26:48) |
246. ローズの秘密の頁(ページ)
時代が交錯しながら、切ないラストに辿り着く。 年老いたローズが愛しいくらいに切ない。 ルーニー・マーラの美しさは、幸せになれないタイプの美しさなんだよな。 見応えのあるドラマであり、ロマンスだった。 いや、佳作。 [DVD(字幕)] 8点(2019-12-31 01:10:38) |
247. 君に届け
純粋に面白かった。ちょっと長いが。 三浦くんは本当に爽やかで出来ている感じで、ほんと好感が持てる。 ヤンキー蓮佛ハマってたなあ。 そして無敵の富田靖子。 若者よ、頑張れ。 背中を押してやりたくなる映画。 [インターネット(邦画)] 7点(2019-12-30 19:15:53) |
248. 殺人の告白
《ネタバレ》 予備知識無しに鑑賞。 予想外に面白かった。 宮部みゆきの模倣犯を思い出したけど、あれは最初から犯人わかってるからね。 こっちのは、まんまと騙された感じ。 まじか!ってグイグイ引き込まれた。 しかし、韓国映画は容赦ないなあ。 つらいもんなあ。 でも、面白い映画だった。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-12-30 15:18:49) |
249. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
少年少女たちは、この映画を観て、ドキドキワクワクしただろうか。 フォースの共にあらんことを、と意味もなく一人でつぶやいたりするだろうか。 スターウォーズという映画の持つ世界観に、どっぷりハマることができただろうか。 自分がいったい何の映画を観ているのか、途中でわからなくなってしまった。 いろんなものが詰め込まれ過ぎている感じがして、消化不良気味で映画館を後にした。 シンプルな宇宙活劇が観たかったなあ。 スターウォーズよ、どこへ行く。 ジョージ・ルーカスに敬意を評して加点。 追加。 ふと思い立って吹き替え版を改めて鑑賞。 これが予想外に良かった。 母国語で観ないと、どこか響かない部分があるのかもなあと、何だか狐につままれたような気分になった。 ストーリーが頭に入ってる分、細部の作り込みも発見できたし、安心して観ることができた。 3度目観に行ったら、もっと良くなりそうな予感。 というわけで、JJエイブラムス監督にも敬意を表したい。 [映画館(字幕)] 7点(2019-12-25 01:10:53)(良:2票) |
250. 凍える牙
ソン・ガンホが出ていると、それだけでまあ外さないだろうなという安心感で観てしまう。 本作も外しはしないんだけど、話が少し複雑で、登場人物の名前が覚え切れない…。 邦画の「黄金の犬」を何故だか思い出しつつ鑑賞。 動物が絡むとリアリティを出すのが難しいが、そこはなんとか及第点じゃないかな。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-12-22 00:59:36) |
251. ウインド・リバー
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を思い出しながら観た。 マンチェスターは海。 ウインド・リバーは雪山。 透明感のある背景が、悲しみを一層透徹させている。 動と静が明確で、満足感の高い時間を過ごせる。 そんな、いい映画。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-12-18 00:25:31) |
252. 鍵泥棒のメソッド
評価が高かったのに釣られて鑑賞。 広末涼子の眼鏡に釣られて鑑賞。 堺雅人はあんま好きじゃないけど、香川照之に釣られて鑑賞。 大正解。 役者も揃ってるし、最後までどうなるかワクワクしながら楽しめた。 広末涼子は、年齢を重ねてますます魅力的になってきたなあ、で加点。 [インターネット(邦画)] 8点(2019-12-15 23:21:14) |
253. ドリーム
久しぶりにカッコいいケビン・コスナーを観た。 そういうのが観たかったんだよ、俺は。 イカすぜ、ケビン・コスナー! いや、いい映画。 [映画館(字幕)] 8点(2019-12-07 11:11:04) |
254. トレイン・ミッション
最初の複雑さを我慢したら、あとは安定の面白さ。 いやー、リーアム・ニーソンは外さないね、やっぱり。 胸熱シーンとコメディ担当もちゃんと配置されていて、バランスがいい。 それにしても、リーアム・ニーソンはスーツが似合う。 スーツが似合う哀愁のダンディズムにも加点。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-07 11:05:58) |
255. ゾンビランド:ダブルタップ
遊び心満載。 撮ってる方も楽しかっただろうなあ。 ゾンビが苦手な人でも多分許容範囲なゾンビたち。 だって面白いもん。 しかし、しかしだよ。 半分はエマとアビゲイルを観に行ったようなものなのに。 確かにリトル・ミス・サンシャインの頃からその片鱗はあったけど。 なぜだ、なぜなんだ。 なぜなんだ、アビゲイル… [映画館(字幕)] 9点(2019-12-03 01:26:51)(笑:2票) |
256. 否定と肯定
《ネタバレ》 2016年にこの映画を撮った意味とは何かを考えてみると、やはりラストシーンでのレイチェルのセリフに凝縮されているのかなと。 表現の自由は保障されるべきだが、それにはもちろん条件がある。 それがないがしろにされ、表現の自由だけが叫ばれるような世の中の風潮というか、世界の流れは、黙って見過ごせる状況ではもはやない、ということだろうか。 あなたたちは記憶される、というセリフのなんと美しいことか。 名優たちが脇を固めて、レイチェルの暴走を止める、という構図も素晴らしい。 扱いの難しいテーマを落とすべきところに落としているなという印象。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-12-03 01:19:53) |
257. コロンビアーナ
リュック・ベッソンという名前は、今更ながら一つのブランドになっているということを再確認した。 それはスピルバーグと同じように、製作に絡んで名前が挙がっていれば、かなりの面白さが保証されると期待されるということになる。 少し、期待しすぎた。 カトレアの見事な格闘術に加点。 [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-01 01:27:26) |
258. ブライトバーン/恐怖の拡散者
《ネタバレ》 悪が悪として恐怖を与えるためには、悪を働く明確な理由が必要。 なんとなく怖そうな雰囲気、では恐怖は拡散しない。 子どもに何もさせずとも、観るものを恐怖のどん底に叩き込んだオーメンはやはり偉大、と改めて感じる映画。 そして少年のマント姿を見ると、どうしてもパーマンが思い浮かんでしまうのは私だけ? ひょっとすると、そこが恐怖を感じられなかった最大の理由かも。 [映画館(字幕)] 6点(2019-12-01 01:03:25) |
259. アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング
予告編を見て、これは観たいなって思った映画。 いとしのローズマリーの本人勘違い版って感じかな。定石通りの展開だけど、そういうのが観たい時もある。 ミシェル・ウイリアムズの変幻自在ぶりに脱帽。 [インターネット(字幕)] 6点(2019-11-25 00:07:38) |
260. ターミネーター:ニュー・フェイト
《ネタバレ》 新シリーズのスターウォーズで鳥肌が立つのは、やはりファルコン号の中でハン・ソロが登場するシーン。 ならば、ターミネーターの新シリーズで鳥肌が立つのは、サラ・コナーの登場シーンに決まってる。 やっぱりそうきたか! 最高にイカした60歳だぜ! 完璧に仕上げてきたサラとは対照的に、すっかりくたびれたシュワちゃんは、残念ながら登場のさせ方がいただけない。 そりゃないぜ、鳥肌立てたくて待ってたのに! でも、のっけから息もつかせぬ攻防に釘付けになること間違いなし。 あの二人のどんぱちが観られるなら、それだけで満足。 ただ、新しいターミネーターの性能の説明くらいはして欲しかったぜ! [映画館(字幕)] 8点(2019-11-23 02:13:09)(良:1票) |