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オオカミさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1070
性別 男性
ホームページ http://vvolf.exblog.jp/5301623
年齢 22歳
自己紹介     <2016年03月03日21時58分JST版>68

1) レビューに関して:
☆ 4点以下は評価対象外、平均点は7と考えてます。
☆ 未見の映画については、基本的に余計な情報を入れないために他の御方のレビューを拝見せずレビューを書くため意見の重複などもあると思いますが、本人はオリジナルレビューのつもりでおります。

2) 観る・観ない映画のジャンル:
好きなのは、戦争映画、アクション、歴史もの、コメディ、SF、ファンタジー、動物もの、ホラー、アニメなどなど。最近の邦画実写もの、芸術色の強い(といわれる)ものなどはあまり観ません。

3) ひとこと:(2016-03-03)
星戦争は好いぞ!

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261.  飛べ、バージル/プロジェクトX
「ショート・サーキット」のお猿さん版といった感じでしょうか。軍事訓練されたチンパンジーを空軍基地から逃がそうとする話です。「とにかく無事に逃げてくれ!」と応援したくなります。動物の演技ってとにかく人間以上に人間的で、すごいですね。 <2003年12月15日追記>動物を戦争に使うのは、有史以来ずっと行われていたことで、カルタゴのハンニバルはローマを攻めるためにゾウでアルプスを越えようとしたし、20世紀以降に限ってみても、第二次世界大戦中にはたくさんの動物たちが兵器として使用され犠牲になりました。21世紀のアメリカだけの"特権”ではないことを強調しておきます。
8点(2003-12-15 01:56:40)
262.  呪怨 (2003) 《ネタバレ》 
なんだったんだろう、あの白塗り小僧は。これだったら、宮迫の"呪怨くん”の方がよっぽど面白い・・・って、コメディじゃないんだよね(笑)。それに、↓の皆さんのコメントを読んで初めて、伽椰子が鍵を握っているんだと知りました(笑)。徳永勝也が嫁さんを見つけたシーンでは”とっとと電話しろよ”とか、奥菜恵のシャワーシーンで”もっと下にパンしろ”とか、遠山が警察で観ていたビデオのシーンでは”早く消せよ”とか、そんなことばかり突っ込んで観ていました(笑)。
5点(2003-12-15 01:30:19)
263.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 《ネタバレ》 
ちょっと甘いかもしれませんが、シリーズの2作目ものとしては成功した部類に入ると思います。戦闘シーンの迫力や雄大な景色の俯瞰は大画面で観た方がいいですね。原作ものの宿命は、その作品を読んだ人達が持っているイメージを、どうやって映画になじませていくかにあると思うのですが、私の場合はかなりの程度納得しました。もちろんストーリーのディティールを全部描写するのは無理なので、どこをいちばん強く訴えるかという問題だったと思いますが、今回のパートではパーティーが3つに別れてしまったことが効果的に作用したと思います。内面の苦悩や葛藤をメインに打ち出したフロドのパーティー、戦闘シーンをメインに受け持つアラゴルンのパーティー、そして、争いには消極的だったにもかかわらず自分の意志とは無関係に巻き込まれていくメリーのパーティー。それぞれのパートが次の第三部に向けて持ち味をよく出していると思いました。それにしても(←口癖(笑))レゴラスの格好良さが目立ちましたね。馬に乗るシーンは「そんな馬鹿な!」と思いつつ喝采してしまいました(笑)。それから、今回のジョン・リス・デーヴィスはお笑いキャラを一心に引き受けたようでしたね。またエンディング・クレジットで彼の名前がもう一つ別の役で出てきたのに注目してください(微笑)。全体の印象としてスターウォーズ3をふと連想しました。苦悩するルーク・スカイウォーカー、エンドアで戦うハン・ソロのチームや巻き込まれるイウォーク達。別々の場所でそれぞれを描きながら最後にまとめていく感じですね。この手の手法は失敗すると訳の分からないことになりますが、まずます成功した部類ではないでしょうか? でも第1作を観て、登場人物の名前と顔を一致させておく必要はあるかな。ところで、ストーリーに引き込まれ、戦闘シーンの描写に圧倒されるのですが、映画館のイスに3時間は身体が保ちませんでした(苦笑)。大画面で観たいけれどお尻を鍛えないとダメですね(笑)。最後に、皆さんの中にはガンダルフが美味しいところを持って行ったという御意見もありますが、私の場合はサム・ワイズマンが好印象です。ラスト近くでおとぎ話を語るようなナレーションをダブらせて、バラバラになったパーティーのそれぞれを描写するシーンにはグッと来るものがあります。ホントに、こういう物語は子供の時にはわからないものです。<031214一部修正>
9点(2003-12-14 23:22:53)
264.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 
オカマが出て来ないから、芸術祭賞を取れたという皮肉(笑)。おバカ路線の「オトナ帝国」で選んでこそ、観る目があるというんじゃないんですかい? ま、本作は本格時代劇ということで、一種「戦国自衛隊」を彷彿させる”ひろし”運転の車のシーンなど、なかなか楽しめる作品ですね。「武士道というのはどういうものか子供たちは意味がわかるのだろうか?」などという疑問は必要ないでしょう。思いだしてもみてください。自分たちが子供の頃、「鞍馬天狗」、「仮面の忍者赤影」、「どろろ」、「サスケ」を観ていて、わからないでつまらなかったですか? きっとそれと同じだと思います。しんのすけだって、井尻又兵衛が撃たれたシーンで涙し、ラストではきっちり男の子から一歩成長したではありませんか。 ところで、余談ですが、個人的に”ぶりぶりざえもん”が大好きなので(他人事とは思えない(笑))、どこかに出したかったと思ったのですが、塩沢兼人さんがいないので残念です。他の声では成り立たないキャラだと思うんで。
8点(2003-12-14 09:54:15)
265.  タイム・アフター・タイム
タイム・マシーンものって、たいていは"現代"の人間が過去や未来にトリップしてというのが多いんだけど、これはその逆で、過去の人間が”現代"に来るという発想がいいですね。ロンドンの切り裂きジャック(デビッド・ワーナー)が現代のアメリカ(サンフランシスコだっけ?)に現れるというのは、位置関係がおかしいんじゃないか?という疑問もありますが、まあアメリカ映画だから仕方ないですね(笑)。その彼が”着任”早々、犯罪多発の社会を見て、「気に入った」と言うのはニヤリとします。メアリー・スティーンバージェンが追いつめられるクライマックスはドキドキですね。
8点(2003-12-14 00:30:08)
266.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 《ネタバレ》 
ラストシーンでドクがジェニファーに伝える、「未来は自分たちの手で変えられる」というメッセージに感動しませんか? わたし的にはシリーズ最高傑作の評価を与えたいと思います。銃による決着をつけるのではなく、相手を殺さないマーティーらしさが嬉しいし、そこで登場するイーストウッドの根多も楽しいし(「荒野の用心棒」を必見ですよ。エンディング・クレジットに名前が出るね)、西部の雰囲気がとても楽しいので、何度でも観返したくなります。現代に戻るときのハラハラドキドキも”1”と変わらずにあるしね(微笑)。ちょっとした想い出の映画なので、かなり点数甘いですが、まっ、いいか(笑)。 <2003年12月14日微修正>
10点(2003-12-14 00:08:45)(良:1票)
267.  ブラックホーク・ダウン
自分たちの都合で勝手に他国に軍事介入したアメリカの行動を正当化するという、とんでもない内容なわけですが、極限状況に置ける人間ドラマとしては多少は見る価値もあるかも知れません。空撮の絵が出ますが、位置関係がわかりにくく、どこで何が起きているのかを把握するのが難しいので、地図でも見ながら確認しないといけないかもしれませんね。 <2003年12月13日追記>イラク戦争のクラスター爆弾での死者推計が1000人というレポートがありましたね。ソマリアにアメリカが軍事介入したのは、本来虐待されていた少数民族を"解放"し、民主主義的な政治を樹立するためだったわけでしょう。今回のイラク戦争にしても、戦争中よりも戦後の方がアメリカ軍の死傷者が多いわけだし、それに巻き込まれた他国の死者もたくさんいるわけです。自分で引き金を引いたからは、責任を持って最後まで対処して欲しいものです。このソマリアのように途中で放棄するのではなく。「我々は不正と戦うために、こうやって血を流していろいろとやっていますよ」というアピールのために映画が利用されるのはうんざりですね。ということで、1点減点します。
5点(2003-12-13 23:58:58)(良:1票)
268.  スターリングラード(2001)
<またまた書いていなかったもの発見>"鼠の戦争”といわれたスターリンの街での戦闘を描いた作品ですね。冒頭の渡河作戦で描かれた、ソ連軍の人海戦術と赤軍将校の非人道的行為がとても印象に残る場面ですね。実際のところ、第2次世界大戦でのソ連の死者は1000万人と言われているわけですが、そのかなりの部分が、このような無駄死にであったのはあまり知られていないのかもしれませんね。共産党のプロパガンダとして英雄に祭り上げられたひとりの青年(ジュード・ロウ)と、彼をやっつけることで逆にナチスのプロパガンダを訴える目的で送り込まれた、老練なスナイパー(エド・ハリス)との対決がメインなわけですが、脇を固める俳優にも個性派がいて渋い演技をしていましたね。たとえば、ジュード・ロウの上官になるロン・パールマン(アノー監督の常連だね)。ドイツでもソ連でも邪険にされた彼のエピソードは、なかなか考えさせられるものがあります。使われる兵器の描写はけっこう秀逸なモノがあり、冒頭のスツーカは恐怖感をあおるのに一役買っているし、III号戦車はかなりディティールもよくできていて、さすがアノー監督のこだわりだなと感じます。しかしながら、あの爆撃機はいただけないね。いかに制空権を得ているといっても、あんな低空で爆撃するわけがない。リアルさを追求するなら、これはマイナスポイントです。また、話しの根幹に関わることだけど、モシン・ナガンにしてもモーゼルにしても、あんなに命中精度はよかったのかね?(笑)  J・J・アノー監督は、リアルな描写と再現を信条としているけれど、どうしても妙になまめかしいエッチシーンを入れたがるのが玉に瑕です(苦笑)。さすがに「子熊物語」ではなかったけどね(笑)。
7点(2003-12-13 22:54:35)(良:1票)
269.  だいじょうぶマイフレンド
ピーター・フォンダがこんな日本映画に出てしまったという感慨がありますね。たしかこの映画、ウチのガッコで撮影したんじゃなかったっけな。
5点(2003-12-13 09:27:42)
270.  ゴジラ×メカゴジラ 《ネタバレ》 
やっとビデオを観終わりました。ゴジラ映画っていうのは、ゴジラが主役じゃないといけないでしょ。主役というのは、厳かに登場して、観客の視線を釘付けにして、傍若無人に暴れ回って静かに去っていくというのが王道ではないのでしょうか。オリジナルはそういう段取りでした(笑)。これは何? 怪獣相撲や怪獣プロレスを観たいんじゃないんだよ。ゴジラがどれだけ凶暴に破壊をするかを観たいんですよ。そもそもメカゴジラが登場したのは、金星人に操られた悪の化身だったわけでしょ。破壊をしなければいかんのですよ。え?暴走して八景島を破壊したって?ダメです。自然に止まっちゃったじゃないですか。ゴジラなら誰にも止められないほど暴れないといけないんです(笑)。”機龍”についても注文がありすぎます。まず、なんであんなフォルムなの? ゴジラの遺伝子を使ったとしても、シッポや背ビレ、目や口がある必要はどこにもないでしょ。それに、移動するとき(後にあれだけ飛び回れるんだったら)自力で飛べ! だいたい、直立二足歩行というのは、不安定極まりないフォームなんですよ。そんなものを戦闘用に選ぶ必然性も合理性もない! 人間対ゴジラという様式を確立するなら、もっと戦い方を考えないとね。それから、もっとも突っ込みたいことは、特自という存在が暴走してるじゃないですか! シビリアン・コントロールが大原則なんだから、下っ端の制服野郎が総理に直訴するなんて、百万年早い! それに、病院などの施設の電源を落とすことを即断するな! 映画の終わり方に関して、最後にゴジラを見送ったところで終われ!あとは蛇足もいいところです。
5点(2003-12-13 09:25:58)(良:1票)
271.  ウンベルトD 《ネタバレ》 
<ストーリー> ユーロコミュニズムの隆盛はまだ数年後のことであるが、年金値上げを求めるデモ隊の中にウンベルト(カルロ・バティスティ)はいた。永年勤めた公務員を首になり、その年金だけでは生活が苦しく、今もまさに家賃滞納で部屋を追い出されようとしていた。もとが手に職を持っているわけでもなく、70過ぎの老人には退職後の仕事も何もない。唯一の記念品である金時計を売ろうとするが、友人連中を回っても、相手にしてもらえない。飼い犬のフランクや、数少ない顔見知りの女性マリアと無頼を慰め合うのがせめてもの救いだが、彼女も妊娠した挙げ句男に捨てられた身の上である。家賃の取り立てをせまる業突張りの大家は、彼が体調を壊して慈善病院に入院したのをいいことに、勝手に部屋を改造し、愛犬を追い出していた。鬼気迫る表情で大家に迫り、犬を探し回るウンベルト。ようやく探し当てたフランクを抱きしめ、今後のことに思いをはせる彼。職もなく住処も追い出された老人は、物乞いをしてみることを考えるが、妙なプライドがあってそれを許せない。仕方なく愛犬フランクが芸をしてみせるのだが、金にはならない。そして、いよいよ意を決した彼は、鉄道の線路に立ち自殺を図ろうとする。しかし、愛犬が彼の腕から逃げ出し一命を取り留める。そして・・・。 <感想>なんとも暗い雰囲気の映画ですが、半世紀以上経った今、非常に現実的な内容を持った傑作だと思います。主人公のカルロ・バティスティは本物の大学教授だった素人で、演技の経験はないはずなのですが、ウンベルトを熱演しています。また犬のフランクがとっても可愛い。後半、追い出されたウンベルトの足元で芸を魅せる健気な姿には、思わず涙を禁じ得ません。年金問題が日本でも議論され、誰もが将来に漠然とした不安を持っています。女性が強くなったとは言え、マリアのように妊娠して捨てられれば困ってしまうのは事実でしょう。孤独な老人が自殺を考えるというのも、あんな状態になったらわからないでもありません。50年以上前にこんなに鋭い問題提起をした映画があったことは凄いことだと思います。今だからこそ、観るべき作品なのではないでしょうか。
9点(2003-12-13 09:10:08)(良:1票)
272.  ブルーベルベット
”Blue Velvet”の歌があまりにもメロディアスでいい雰囲気なだけに、映画の内容とかけ離れているんだけれど、逆に妙に印象に残る作品です。内容は、麻薬犯罪・警察内部の腐敗・年上の女性との恋・のぞき見趣味といった具合で、リンチの得意とする分野に持って行ってしまいましたが、思ったよりは理解しやすい演出でしたね。冒頭の耳のドアップは皆さんお書きの通り印象的で、"つかみはオッケー!”といった感じでしょうか(笑)。イザベラ・ロッセリーニはこのころはまだ今よりも痩せていてきれいだったね(最近の彼女を観たらガッカリしました)。ところで、酸素吸入をするデニス・ホッパーの真似、したことあるでしょ?ないとは言わせません。私がしましたから(笑)。←って、犯罪者とか変態じゃないからね(汗)。
7点(2003-12-12 08:53:30)
273.  タキシード(2002) 《ネタバレ》 
私は楽しめました。変に悲壮感を漂わせることもなく、お気楽に観るのは好いんじゃないかな。身体を張ったアクションを過度に期待するのは、彼に対して危険を冒せと言っているのではないでしょうか?冒頭のタクシー乗り場でのアクションシーンはノースタントでしょう?あれだって簡単に見えてけっこう危険だよ。ただ、私もあのプールを上から映すシーンでは、ジャッキーのダイブがあるのかと期待してしまったのですが(汗)。「パトリオット」で憎々しげなイギリス士官を好演したジェイソン・アイザックスは、トトさんもお書きの通り、ジェームス・ボンドが似合いそうだね。彼がボンドだったら私は観てみたいな。終盤のアメンボが、なんか「エイリアン」を彷彿とさせるんだけど、いかんせん、アメンボだよ(笑)。いかにマザーアメンボでも迫力不足だったなあ。あれがもっと凄い奴だったら8点献上します。お気に入りのシーンは、最初の場面で「中国人が皆ブルース・リーなわけじゃない」というような台詞をいいますね。あの場面です。ここでジャッキーは、今までのような肉体を酷使したカンフー映画とは決別を宣言したのかとも、私は受け取りました。
7点(2003-12-11 09:30:01)
274.  鉄道員(ぽっぽや)(1999) 《ネタバレ》 
あざといとか、泣かせるために作ったからこそ泣けないとか、様々な意見はあるでしょうが、こういう映画はある程度、世代を選ぶと思うのです。すべての年代に受け入れられる作品など皆無です。必ず、理解できない、納得できない部分があるから。私の場合、父親の背中を見ていて、かなりの部分この映画の主人公健さんと重なるモノを感じています。太平洋戦争の敗戦後、どん底だった日本の世の中を立て直すために働いた人達がいたから、今の日本があるわけですし、それは正当に評価しなければいけないと思うのです。高度経済成長時代、誰もが仕事に精を出し家庭を顧みないで、自分の果たすべき役割に専念した人は多かったでしょう。その影でつらい思いをした家族は可哀想ですし、家庭人としての健さんは、その事に対して責任があるでしょう。しかし、実際のところ、そうやって自分を犠牲にしてまで世の中のために働いてきた人がいたからこそ、私たちは何らかの恩恵を被ることができたとを忘れてはいけません。不器用な男の人生を、笑ったり否定したりするのは簡単でしょう。しかし、その背景にある崇高な精神や、自己犠牲の気持ちを踏みにじるようなことは、人としてどうかなと感じます。この映画で健さんは、社会的に自分の果たすべき役割を立派に果たしたが、家庭的には役割を果たせなかった。それを非難するのではなく、許すために広末は出てきたのでしょう。いわば天使のような役割でしょうね。あれで健さんの心にわだかまっていたモノがなくなり、解放されたのを見て、私は安堵と感動を禁じ得ません。
8点(2003-12-11 02:00:04)(良:2票)
275.  ピースメーカー
いやはや、前提は面白そうだったんですけどね。衛星追跡システムとか、けっこうワクワクの演出も出てくるんですけどねえ。脚本は「クリムゾン・タイド」のマイケル・シファーなんですけどねえ。ロシアの核管理が甘いというのはありがちな話ですし、核をアメリカに持ち込まれるというのもアメリカ人の好きな設定ですしねえ。でも、何か物足りないんだよなあ。「トータル・フィアーズ」のように実際にアメリカ国内で爆発させろとはいわないけれど、解決結果が今ひとつでしたね。もうひとひねり欲しかったです。
6点(2003-12-08 21:29:31)
276.  ワイルド・ブラック/少年の黒い馬 《ネタバレ》 
嵐で遭難した船に乗っていた少年を青鹿毛の馬が助けます。無人島に流れ着いた少年アレックと馬は、やがて強い友情で結ばれます。ブラックと名付けられた馬と少年は、しばらく経って漁船に保護され、アメリカに帰ります。ところが、都会で馬を飼える敷地もなく、ブラックは郊外の引退した調教師に預けられます。やがて、彼らは競馬のレースに挑戦することになります。「ベイブ」と同じで結果は見え見えですし、レースシーンなどは”そんなのありかよ!”と突っ込みたくなる設定があるのですが、私は素直に楽しみました。フランシス・フォード・コッポラが製作総指揮をした、決してお子ちゃま向けではない現代のファンタジーです。単なる荒馬が少年と心を通わせる過程は、ジーンときますし、海の中から仰角で映した、馬の泳ぐ姿が幻想的です。こういうのもたまには好いよね。
8点(2003-12-08 06:04:58)
277.  スカイ・ハイ(1975)
名曲だよなあ、"スカイ・ハイ”。この映画って、実はカンフーアクションを使った、刑事映画だったんだよねえ(笑)。もうストーリーから何からすべての内容が飛んでしまって(←うまい掛詞でしょう?(笑))、ハンググライダーのシーンと曲しか頭に残らないんだよねえ(苦笑)。ところで、香港とオーストラリアって、意外に関係が深いみたいだね。イギリス連邦の名残でしょうか。でもなあ、さすがのレイモンド・チョウもこんな作品作ってどうするつもりだったんだろう? ま、曲がヒットしたことで印象に残ったからいいか・・・って、映画の内容はほとんど印象にない!(笑)
5点(2003-12-08 05:01:45)(良:1票)
278.  バッドボーイズ(1995)
こういう刑事物は、やっぱり人種が違った方が面白いですね。どちらも黒人では、わたし的には似たり寄ったりに感じてしまいました。ローレンスはもっとハジケタ役かと思ったら、意外にまともなので、期待はずれだし、スミスももっと型破りになって欲しかったです。残念。
5点(2003-12-08 02:59:40)
279.  三匹荒野を行く
「奇蹟の旅」のオリジナルですね。これまた、あつむさんお先に失礼(汗)。以下に特撮技術が発展しようとも、動物の演技自体は変わらないわけで、本作は、主人を追いかけて旅に出る三匹を、とても感動的に描いていると思います。最近のディズニーはアニメに走っているけれど、この手の実写モノは、わたし的にはアニメよりも数段上だと感じています。人間よりも顔の筋肉が少ないから表情を作るのは大変なはずなのに、彼らの演技を観ていると、とても表情豊かに感じます。こういう丁寧な実写の映画を、ディズニーには、もっといろいろな作品で作って欲しいと思うのは私だけでしょうか?
8点(2003-12-08 02:34:50)(良:1票)
280.  犬夜叉 鏡の中の夢幻城
あつむさん、お先に失礼します(汗)。前作の劇場版よりは、私はこちらの方が好きですね。まあ、いきなり最初っから奈落との死闘がはじまってしまうので、テレビシリーズを知らない人は人物把握がむずかしいかも知れませんが。原田美枝子の神久夜は、絵よりも老けた声に感じるので、ちょっと違和感がありますが、「乱」の恐ろしい姫や「夢」の雪女なんかを考えると、役的にはあっているのでしょうか。富士五湖にあんなモノがあったなんて、ぜひ観てみたいものです(笑)。
7点(2003-12-08 02:29:48)
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